仏教は「仏の教え」であり、
「仏」とはブッダを指します。
ブッダのことを「お釈迦様」とも言います。
古代インドにはバラモン教という宗教があり、
ブッダも、もともとはバラモン教徒でした。
このバラモン教から
仏教とヒンズー教が生まれます。
だから仏教とヒンズー教は
実は親戚のような関係です。
仏教の基本的な考え方である
「輪廻」の思想もバラモン教の影響を受けているし
ヒンズー教にも輪廻の思想は存在します。
輪廻とは死んでもふたたび生まれ変わり
いつまでもそれを繰り返すサイクルのことです。
ただしヒンズー教の場合はカースト制度という
非常に厳しい身分制度があって、
生まれ変わっても同じ身分で
生まれてくるという考え方です。
だからヒンズー教はインドだけの宗教になり
世界宗教にはなりませんでした。
おとなの教養 池上 彰 著
ゴッドの世界から次は
ブッダの世界へ話は飛んでいく
インドをベースに広まったアジアの宗教
日本も仏教国、ブッダというお釈迦様のことは
誰の心にも宿っている
基本的なことは何も知らないけど
仏様に手を合わせるということは
物心ついた時から何とはなしに
お寺に参った時には手を合わせていた
それから先祖代々の亡くなった
自分の血筋の仏様にも
同時に手を合わせているのだが、
ブッダに対してなのか
先祖代々に対してなのか
いまいちよくわからない
なにぶん宗教心に乏しく、
仏教のことなど
十分理解しているともいえない無教養
さてインドにのみ留まったヒンズー教と
日本にまで広まっていった仏教
誰でも善行を積んで生まれ変わるときは
高いステージで
生まれることができるということだろう
前世がどうだったなどと考えたこともないが
苦しい身の上で暮らしている人々には
素晴らしい救いの教えだったことだろう
早起き鳥
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