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仏教とヒンズー教

2017年08月27日 04時31分16秒 | 読書




 仏教は「仏の教え」であり、

「仏」とはブッダを指します。

ブッダのことを「お釈迦様」とも言います。


古代インドにはバラモン教という宗教があり、

ブッダも、もともとはバラモン教徒でした。

このバラモン教から

仏教とヒンズー教が生まれます。

だから仏教とヒンズー教は

実は親戚のような関係です。


仏教の基本的な考え方である

「輪廻」の思想もバラモン教の影響を受けているし

ヒンズー教にも輪廻の思想は存在します。

輪廻とは死んでもふたたび生まれ変わり

いつまでもそれを繰り返すサイクルのことです。

ただしヒンズー教の場合はカースト制度という

非常に厳しい身分制度があって、

生まれ変わっても同じ身分で

生まれてくるという考え方です。

だからヒンズー教はインドだけの宗教になり

世界宗教にはなりませんでした。



   おとなの教養  池上 彰 著



     







 ゴッドの世界から次は

ブッダの世界へ話は飛んでいく

インドをベースに広まったアジアの宗教

日本も仏教国、ブッダというお釈迦様のことは

誰の心にも宿っている

基本的なことは何も知らないけど

仏様に手を合わせるということは

物心ついた時から何とはなしに

お寺に参った時には手を合わせていた


それから先祖代々の亡くなった

自分の血筋の仏様にも

同時に手を合わせているのだが、

ブッダに対してなのか

先祖代々に対してなのか

いまいちよくわからない

なにぶん宗教心に乏しく、

仏教のことなど

十分理解しているともいえない無教養


さてインドにのみ留まったヒンズー教と

日本にまで広まっていった仏教

誰でも善行を積んで生まれ変わるときは

高いステージで

生まれることができるということだろう

前世がどうだったなどと考えたこともないが

苦しい身の上で暮らしている人々には

素晴らしい救いの教えだったことだろう


       早起き鳥




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