・・・哲人
定年退職した途端に
元気をなくしてしまう人がいます。
会社という共同体から切り離され、
肩書きを失い、名刺を失い、
名もない「ただの人」になること、
すなわち「普通」
になることが受け入れられず、
一気に老け込んでしまう。
でもこれは単に会社という共同体から
切り離されただけに過ぎません。
誰だって別の共同体に属しているのです。
何と言っても、われわれの全てが
地球という共同体に属し、
宇宙という共同体に属しているのですから。
・・・青年
唐突に「あなたは宇宙に所属している」と言われても、
いったい何の所属感をもたらしますか!
・・・哲人
確かにいきなり宇宙は想像できないでしょう。
しかし、目の前の共同体だけに縛られず、
自分がそれとは別の共同体
もっと大きな共同体、
例えば、国や地域社会に属し、
そこにおいてもなんらかの貢献ができている
という気づきを得て欲しいのです。
嫌われる勇気
岸見 一郎、古賀 史賀 著
定年退職して久しい、
背広を着ることがほとんどなく、
人と会っても名刺を必要としない
名実ともにただの人・・・
現役時代は良かったな...!
なんて思ったことは一度もない
Tシャツにジーンズで過ごす暮らしが
手に入りこんな幸せはない
今、自分にとって
人様に対して何ができるのか
会社組織への貢献から解放されて
もっと違う人たちへの貢献・・・
具体的なことは考えたこともないけれど、
朝のウオーキングで出会う人に心からのご挨拶
毎日参拝する境内で手を合わす
みんなが平和でありますように...!
そして今、
こうして生きていることに感謝して・・・
もっとお金が欲しい、もっとたくさんの
便利快適な暮らしが欲しいと
欲望は限りないけれど、
誰かに喜んでもらえるようなことができたらと
今日もこの投稿に心を込めて・・・
早起き鳥
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