・・・青年
対人関係の悩みは、
常に他者からの承認を
必要としながら生きている。
相手が憎らしい「敵」ではないからこそ、
その人からの承認が欲しいのです。
そう、私は両親から認めて欲しいのですよ。
・・・哲人
わかりました。今のお話について、
アドラー心理学の大前提をお話ししましょう。
アドラー心理学では、
他者からの承認を求めることを否定します。
・・・青年
承認欲求を否定する?
・・・哲人
他者からの承認される必要などありません。
むしろ承認を求めてはいけない。
ここは強く言っておかねばなりません。
他者から褒められることは、確かに嬉しいでしょう。
しかし、承認されることが絶対に必要なのかと言うと、
それは違います。
そもそも、どうして承認を求めるのでしょう?
もっと端的に言えば、
なぜ他者から褒められたいと思うのでしょう。
嫌われる勇気
岸見 一郎、古賀 史賀 著
「なぜ他人から褒められたいの?」
とアドラーから問われ
なんと答えるだろう
僕も青年とまさしく同じ
人から褒められることが
生きているモチベーション
人から褒められないなど、
そんな無意味なことだと思ってしまう
でも、トイレの掃除、履物を揃える・・・
こう言うことは確かに褒められたいけど、
次に使う人が気持ちよく使ってもらえるため
褒められたいからでははい、
ボランティア活動、
これは何かを期待してやるものだろうか
いや決してそうではない
なんからの報酬を期待してやるもでも
ないことは明らかだ
一番難しい対人関係
一番難しいからこそ、期待してはいけない、
褒めてもらおうなどと思うこと自体
歪曲した人間関係なのかもしれない
常に相手を思い、相手本位で接する
これすなわち無償の愛なのかもしれない
親子関係、親が子供に抱く気持ちこそ無償の愛
他人から褒めてもらわずとも
おのれ自らが褒めてあげれば良いではないか・・・
早起き鳥
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