早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

老いていくその先...!(最終回)

2016年07月10日 04時35分43秒 | 読書







 老いていくその先、

老残のいきつくところは

あくまで死であって、

人間は老いるから死んでいく。

いや死ぬために老いていくのです。


そう覚ればあまりじたばたしても

仕方ないのは明白のことだが。

しかしまた人間が死を恐れるのは

老いるという有無をいわなさぬ変化を

自分の身の上に見るからに違いない。


だからこそ、その人生の原理の上に

お釈迦様の説いたこの世の唯一の心理は

「色即是空、空即是色」

つまりいかなるものごとも

すべて変化に晒されていて

一瞬たりと止まることはないということなのだ、

という教えが生きてくるのです。


最終回


  「老いてこそ人生」
          石原 慎太郎 著
     









 老いていくその先は...?

そんな哲学を考えてみても

納得いく真理は持ち合わせてはいないけど

人とは人の数だけ存在する

神様だと僕は思っている


僕自身もれっきとした出来の悪い神様の一人

どんな生き方をしてどんな死に方をするのか

知る由もない


でも神々の世

僕より出来の悪い神様も居たようだし

神様なのだから

老いも死も神様の神様頼りである

考えたところで仕方がない

と思うようにして今を生きている


80数年の人生、生き方死に方...!

不安、恐れは尽きないけれど

宇宙の営みから考えれば

瞬きにも値しないまさに一瞬のできごと

形あるもの、形なきもの

この世に存在するのはすべて「空」

生きるということも

死ぬということも

あってないようなもの


いろいろと考えること自体バカバカしい

さあ、出来の悪い神様ではあるが今日を

元気に明るく顔晴ろう...!



本日をもってこのネタ

「老いてこそ人生」は完了

また明日からは別のネタでお付き合いください

ありがとうございました。


     早起き鳥




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