人間が他人との関わりの中で
自分をしっかりと捉えながら生きていく、
自分を失わずに生きていくために
必要なことは、耐える、
耐えられるということに違いない。
耐え性のない人間は
結局どんな戦いどんな競争にも
負けてしまう。
だから老いるということに関しても
同じことです。
老いるということに耐えられなければ
そのまま無気力に堕して、
ボロボロに老いていくだけです。
つまり耐えるということは
耐えることで
それに慣れていくということです。
「老いてこそ人生」
石原 慎太郎 著
ボケるという状態は
ボケたいと思った瞬間から
ボケると言われるが
まさにそのとおりだと思う
ひとりぼっちで寂しく
一日なにもすることがなくなったら
ボケてこの瞬間さえもわからなくなりたい
などとそんな風に
思いたいのもわからないではない
結局、置かれている今の境遇に
耐えることができない
でも時間だけは誰にも公平に流れていく
認知症と言われる老人たちは
そのわからなくなった状態に満足して
世を捨て、
生きることを捨てた状態ではないかな
逆に、いくら年をとっても
老いを受け入れ耐えている人は
心が鍛えられ、
ボケるということを恐怖に感じている
なにやら、今朝は脈絡のないコメントでごめんなさい
早起き鳥
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