托鉢とはお坊さんが
お鉢をもっていろいろな家を回り、
お経を唱えて、
お布施をいただく行為のことです。
お釈迦様はお弟子さんたちに
托鉢は裕福な家ではなく
貧しい家を回るように言われたそうです。
なぜかというと、貧しい人たちは
自分たちのことを貧しいと思っているので
他人に施しをしてきませんでした(できなかった)。
逆に、そのせいで
貧しさから抜け出せないでいるからです。
托鉢で、貧しい人たちから
お布施をいただくことは
貧しさから救ってあげることでもあるのだ、
とお釈迦様はいうのです。
貧しい人がなぜ貧しいのかというと、
自分のことを貧しく、
不幸だとおもっているので
なかなか自分以外のためには
お金を使えないからです。
「一生お金に困らない生き方」
心屋 仁之助 著
「托鉢、貧しい家を回れ」
なんとも衝撃的な話し
托鉢とは修行僧のもっとも辛い修行
寒い雪の日に
お寺周辺の家を回りお布施をいただく
できるだけたくさんお布施を集めることが
修行だと思っていたけれど
貧しい家のために
貧しさから救ってあげるために
托鉢があるのだということを初めて知った
そして托鉢することで修行僧も貧しい家も
両者ともに豊かになっていく
というのが托鉢の
本当の意味だったのかもしれない
つまりお金は先に出すことによって
豊かさが巡ってくるということを
お釈迦様は教えようとしているのだろうか
自分には「ない」という現実に陥っているのに
出せるわけがない
でもなんとかして出す
そこにはもう「ない」ではなく
「なくてもそれでも出す」
と意識が逆転してしまっている
お金がないからといって
やらない、出さないと
勝手に何もかも諦めていたのでは
豊かさなど到底手にできそうもない
なにかそんな気もしてきた...!
早起き鳥
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