早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

人間は絶望と向かい合う!

2012年05月08日 03時24分05秒 | 読書



宗教というものは、

人間が絶望することから

始まるものである。

自分に誇らしげな者に

宗教は無用である。

無宗教の人は

自分以外に頼るものを持たず、

ただ「自分」だけが

最後の拠り所と信じているから、

自己について謙虚であるわけがない。

 人間存在には可能性として

「絶望」が潜んでいるのである。

いわば人間は

絶望することができる存在であり

それが人間の本質だというわけである。

  「生き方。死に方。」 著 西村 惠信


     






どんな宗教でも

人々は死を恐れて助けをもとめ

何かにすがりつきたくなる

死という避けて通れない忌まわしきもの

その恐怖におののく絶望感

悲惨としか言いようがない


でも誰でもが通る道、早いか遅いか

それぞれ各人の個性

それを絶望と感じるのもまた滑稽

といえば身も蓋もない


死を恐れぬと言えば、

ひんしゅくをかうが、

いつか死ぬ時が来れば、

それに従うだけ


自ら命を断つ不幸だけは

ごめんこうむりたい

でも、事故に遇う

重い病に倒れる、

それは避けようのないこと

受け入れなくてはなるまい

それが絶望とは思いたくない

     早起き鳥





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