企業は、あらかじめ予算を立てて、
それでオーケーがでなければ仕事して進められない。
だから、俺は経費や金型をつくるノウハウも含めて一千万円だと思ったら、
企業側に「三千万円かかる。」と伝える。
俺と担当者には信頼関係があるから、
担当者はその額で予算を取ってくれる。
でも結果的には三千万円よりも安く収まる。
そうすれば、担当者としてもいい話だし、
一番よくないのは予算をオーバーすることだからね。
人間、「仕事というのは安くやっちゃだめ」なんだ。
そのかわり、「人にできないこと」をやらないといけない。
人のできなものをやると、必ず自分で値段がつけられる。
「仕事がおもしろくなる発想法」
岡野 雅行著
予算要求という作業は我々サラリーマンにとって
一番いやな仕事でもあり、
一番やりがいのある仕事でもある。
必要性、緊急性、政策的重要度…。
と要求する目的はいろいろあるけれど、
やはり最後は、予算査定担当者との人間関係にいきつく。
あいつのためたら、何とかしてやろうと思ってくれるし、
あいつのために見事な査定実績を残こさせてやろう。
とそう思う。
昔のように好き嫌いの人間関係で
予算を思いどうりにできる世の中ではなくなったけれど、
深い人間関係があるだけに真剣な予算要求、
そして厳格な予算査定が行われる。
その結果いい仕事ができるというもの!
安っぽい要求などできようはずはない…!
早起き鳥
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