マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「ドニー・ダーコ」

2006-07-23 10:34:50 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

Donnie Darko 2001年 アメリカ作品

監督 リチャード・ケリー
主演 ジェイク・ギレンホール ノア・ワイリー ドリュー・バリモア パトリック・スウェイジ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ドニー・ダーコは、夢遊病者であり少し精神を病んでいる17歳。
ある日、飛行機のエンジンが彼の部屋に落ちてきたが、幸いにも病気のお陰で命拾いをする。それ以来、フランクというウサギと話をするようになった。精神科のサーマン先生に話しても何も良くならない中、学校に転校生が来る。転校生の彼女グレッチェン・ロスと仲良くなった.ドニー。ハロウィンの夜、彼女がドニーの家を訪ねるて来たのだがなんだか様子が変なことに気がつくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
出たよ!映画「メメント」系。(笑)
本当の所はねえ~という映画が終わってからなんとも後味悪さに悩まされる作品!
最近多いんだよ、この手の映画。
見終わった後何回も劇場に足を運んで欲しいから、1回見ただけじゃなんだか分らないという関係の作品。
監督もそういう策略で作っているのはいいが、ついていけない自分がそこにいるので、分りたいとも思わん!とさじを投げるのである。どうでも解釈していいなら、勝手にするよ!という感じ。

辛かった。早く終わってくれ~という感じで見た。

主役どうこうの問題ではないのだ。好き嫌いではないかと。
監督の上記のような策略もわかってくると、さらに頭に来る。

そんな映画じゃなくてもいい映画は何回も見たくなるもんだ!!

さて、毒吐きはこのへんで終わりにして。(^^ゞ

目的は最近のスウェイジの出演作品と言うこと。
彼は、この町に住むセミナーの先生ジム・カミング。
セミナーの案内ビデオの出演からうさんくさい講師を熱演。
出た瞬間からうさんくせ~この講師。と笑ってしまった。やけに似合うし、へんな感じが。上手いというべきか、出来すぎというべきか。(笑)
なにしろ、
何故に上半身裸で泣いてるかな~君~と大いに突っ込みさせていただきました。(爆)
主役のギレンホール君や、ノア・ワイリー(TVドラマ「ER」のカーター先生)、ドリュー・バリモアなど、そうそうたるメンバーが出ているこの作品。
まあ、そういう俳優人を見れたのだけでも、特にワイリーの映画作品を見れただけでも、少々許そうか?とも思ったよ。

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「ボイスレター」

2006-07-22 14:27:09 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

Letters from Killer 1998年 アメリカ作品

監督 デビット・カーソン
主演 パトリック・スウェイジ ジア・カルデス ロジャー・E・モスリー エリザベス・ラジオ キム・マイヤー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
妻殺しの罪で刑務所にいる死刑因のレイスは、4人の女性と手紙を交換していた。手紙と言っても声が録音されたボイスレター。ある日、刑務官がいたずらでテープを交換して送ってしまった。それ以来、彼の元には差出人不明の脅迫テープが送られて来てしまう。レイスの死刑執行日が決まった。しかし、突然無実が証明され、釈放される。はれて自由の身となったレイスは、脅迫テープの送り主を探し始める。そんな中、自分の妻が殺されたのと同じような状況で文通相手の一人が殺される。彼は再び指名手配されてしまう。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
見事に騙されました!というのが終わった瞬間の感想。
「24」のようだと、後で思ったのに見ていたときはとんと気がつかなかった。
くっそ~、複線いっぱいはってあったのに~気がつかなかったよ~。

そこでこの文通相手4人を紹介。
グロリアは、正直に事情を話したら、許してくれた。
ステフは、釈放されマスコミに囲まれた彼を助けてくれた。
リタは、とてもやさしい女性だった。
ジュデスは、正直に話したら、怒ってしまった。
さて、誰が犯人でしょう!!(笑)

4人がめっちゃくちゃタイプの違う女性達で、まんまと騙されてしまったのだ。

さて、スウェイジはというともちろん、死刑因のレイス。もてる男でした。
が、いきなりオールバックはやめてくれ~と思ったくらい、ちょっと容姿が好みでなかった。違和感が、というか、歳食った感じが。
これまた、定番というかの好青年というか、まじめないい人でしたけど。
サービス?的にちらっと踊ってもくれるのだ。ほんの一瞬なのだが、上手い!一人、きっちりリズムを捕らえていたよ。(笑)

サスペンスで緊迫したムードだったが、ワンシーンだけ妙に突っ込みたい!
それは、逃走シーン。
農場だったかな?文通相手を探しにいって、警察に追われた時に、馬に乗って逃走するのだ!おい、馬かよ~。馬乗っていくのかよ~。と妙に自分は笑えたのだ。
しかし、どうも、これで落馬事故を起こし、足を折ったようなのだ。かなり重症だったみたいだし。
気をつけて欲しいよなあ、まじで。本当に。
歳もあるんだから。(笑)

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「ブラック・ドック」

2006-07-21 09:28:03 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

Black Dog 1998年 アメリカ作品

監督 ケヴィン・フックス
主演 パトリック・スウェイジ ミート・ローフ ランディ・トラヴィス スティーブン・トボロスキー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
車の修理工場に勤めるジャック・クルーズは、突然会社の上司に呼び出され多額の金を払うから1台のトラックを運転してくれと頼まれる。しかし、彼は2年前に交通事故を起こし刑務所に入っていたのだった。それに今は仮出所の身、当然免許もない。だが、家族が多額の借金を抱えている事を知り、意を決してその仕事を請けることにする。当日、自分が運転するトラックに1台ガードとして車が付くというのだ。それに、同乗者もつけるという。不信に思いながらも走り出したトラック。すると何者かがジャックのトラックを襲って来たのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
以前にも話したと思うが、スウェイジは大事故を起こし生死をさまよったという話がある。(自分は未だに確かめられてはいないが)その事故後の復帰第一作がこの映画らしい。

スウェイジの役はジャック。
まあ、好青年ではないが、いい人ではあった。
前科ものだが、それは仕事熱心だったあまりにという事での交通事故という事らしい。
「ブラック・ドック」というのが、深夜走行の時に訪れる幻の犬という事らしいのだ。
目の前が真っ暗になるということのようだ。それって眠気が襲うということだと思うが。間違っていたらごめんよ。(笑)
さて、復帰という事の為か、彼は運転するのみ。少々肉弾戦はあるものの少々です。
それでも、面白い。
トラック同士のカーチェイスなどは、迫力があってよかったよ。ラストの追跡劇は余計な感じはしたけれども。
他のキャラも良かったよ。同乗者のアールが歌好きっていうのがポイントか?いい味は出ていたよ。
そういえば、また、ミートさんは悪役でした。「ケミカル51」とそう変わらない役柄だったような?
ちょっとお腹出てるかな?という感じの体型のスウェイジ。そこから、今の体型に戻したのか?凄いよなあ。

単純にカーアクションが楽しめる作品だ。ストーリーも意外と面白かったよ。

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「シティ・オブ・ジョイ」

2006-07-20 09:27:22 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

City of Joy 1992年 アメリカ作品

監督 ローランド・ジョフィ
主演 パトリック・スウェイジ ボーリン・コリンズ オーム・プリー ジャバナ・アズミ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
貧しい村に住んでいたハザフの家族は、金を稼ぐ為にカルカッタの街に来た。だが、そう簡単に職が見つからない。そんなある日、外国人相手の少女売春に巻き込まれ傷を負ったアメリカ人のマックスを助ける。彼は医師だったが、ある事情で辞めていた。治療をしてくれたイギリス人の女医に医師ならばここの仕事を手伝っくれと頼まれるのだが、断り続けるマックス。しかし、ハザフや彼の家族、そしてその土地の人々とのふれあいの中で彼は再び医師としての自信と使命を取り戻すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
昨日話した映画とはまるっきり正反対の作品。社会派ドラマというべきか。
定番の“好青年”を熱演している。
だが、今までリーダー的な頼れる男を演じてきた彼にとって情けない普通の人っぽい役柄は珍しいかもしれない。それに、“演技派”としての顔が窺える。

公開当初からこの映画は知っていたが、どうしても重いテーマの為に避けていた。

シティ・オブ・ジョイ=歓喜の街 という意味なのだそうだ。

路上で暮らす人々。裸足で人力車を引っ張り、車が行き来する道路も平気で渡っていく。そんな貧しい人々の中、青年医師が彼らを出来る限り助ける。街の権力者の容赦ない嫌がらせ。物資不足。もろもろ、悲しい出来事が次から次へと襲いかかってくる。見てるだけで、心苦しくなる。

スウェイジの役は心に傷を持つ青年医師マックス。
自分一人の力ではどうにもならないもどかしさや、それでも希望を捨てないように皆に話しかける姿など、いままで以上に人間らしいというか身近な感じの男を熱演している。かっこいいし、渋いのだ。意外なというか、演技派という感じを受ける。本当に上手いよなあ。
ラスト、ハザフが自分の娘の為にパーティーを開くのだ。嬉しい場面なのだが、もの凄く心打たれる。子を思う親の気持ちがひしひしと感じられる。

彼はあの後どうなったのだろうか?マックスがきっちり治療してくれたのだろうか?

この映画、避けてきたと話したが、どうも見たことはあったようだ。(苦笑)
何故か覚えているシーンがいくつもあった。
また始まったか?記憶の欠落。それとも、あまりにも重い映画で辛すぎて記憶から追い出したか?
ともあれ、考えさせられる映画だ。自分のようにちょっとなあ~と思う人は避けた方がいいが、渋くてかっこいい彼を見るなら必見!

歳を重ねた今、このような映画に再び出演してもらい気がするichなのだった。

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「パパと呼ばれて大迷惑!?」

2006-07-19 09:15:22 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

Fatherhood  1993年 アメリカ作品

監督 ダレル・ジェームズ・ルート
主演 パトリック・スウェイジ ハル・ベリー サブリナ・ロイド ブラウン・ボンリール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ジャックは刑務所から出てきた。娘のケリーと息子のエディが彼を温かく迎える。
数ヶ月前。まだケリーは青少年の保護施設にいた。しかし、こっそり抜け出しチンピラ家業の父親ジャックのもとへ助けを求めに来る。弟のエディも施設でひどい目に合っているので助けて欲しいと彼に訴えるが今の彼にはどうする事も出来ない。逆に迷惑がられる始末。それでもと、ケリーはジャックを施設へ連れて行く。すると、手錠でつながれたエディを発見!施設の嘘に気づいたジャックはエディを施設のバスから助け出すのだった。が、それが誘拐事件と発展し彼は父親なのに誘拐犯にされてしまう。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
好青年の役柄が多い彼にとってこのファミリー向けコメディに出ているのは以外かも。まあ、コメディ自体が珍しい出演作品。

このチンピラ家業の父親ジャックがスウェイジの役柄。
やけに派手なシャツなどが妙に似合う。見た目でもろ“チンピラ”が出ていて、意外とかっこよくもあった。
まあ、髪型はおいといて。(^^ゞ
このパパ。なんだ、かんだと娘や息子に言われながらも父親らしく?なっていく。世話をやいてくれるといのか、味方になってくれるというか。
ファミリーコメディのわりには意外とアクションもあるのだ。当時半分アクション俳優的な感じのスウェイジだったからかも知れないが、子供の乗っている車に飛び乗るというシーンがあった。それに、ボートの追跡劇とか、銃撃戦?とかも。車も爆発してたしね。意外と面白く楽しめたぞ。
気がついたが、あのボート(ヨットかも)の中って普通に生活できるようになんでも揃ってるんだね。食事もやけに豪華だったけど。金持ちさんの所有物だったのかな?

そういえば、
先日この映画を見た友人が教えてくれたが、ジョシュ・ルーカスが出演していたとの事だった。娘のボーイフレンドとの事。彼女は父親との旅の終点でボーイフレンドに会うのだ。同じ施設にいた青年だった気がするが。ジョシュファンが見ればすぐ分るのだとか。自分は、彼を知る前だったので気がつかなったが。
ハル・ベリーはジャックと仲良くなる新聞記者。
意外と彼女は映画に出ていたことに気づかされる。カートの映画にも出てたしね。

この映画もラストはほんわかする。だから自分は大好き。
意外なスウェイジの一面も見れるので必見かも。
でも今回は服を脱ぐシーンがないのでそれはちょっと寂しいかもね。(爆) 

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「裸足の女」

2006-07-17 10:31:48 | 好きな俳優 ティル・シュヴァイガー

Barfuss 2005年 ドイツ作品 ドイツ映画祭2006上映作品

監督 ティル・シュヴァイガー

脚本 ティル・シュヴァイガー
編集 ティル・シュヴァイガー
出演 ティル・シュヴァイガー ヨハンナ・ヴォカレック シュテファン・ヴィンク ミヒャエル・メンドル マーク・ケラー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
失業中のニック・ケラーは、なんとか職安に職を紹介してもらう。職員に言われた通り、正装していくと精神病院の清掃係りの仕事だった。ちょっと拍子抜けするニック。
それでも、仕事を始めるが、手ごわい患者を相手に即刻クビ!それに、偶然にも自殺を助けた女性患者ライラに家までついてこられてしまう。
母親との約束で弟の結婚式に主席しなければならない彼。
側を離れないと言い張るライラ。
ニックは仕方なく彼女をつれて行くことにする。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ語のみのDVDをそれでも6回くらい見ていた自分。こういうお話は大好きだから。
なので、今回字幕が付いた事により、細かい設定、セリフまわし、複線などが分って大いに嬉しかった。
残念ながら、再び感動という気持ちというか新鮮な感じはなかったが(すでに6回も見てれば少ないだろう)逆にこんなにも彼が作った映画を観客が素直に受け止めてくれているという嬉しさを実感した。
別に自分が作った訳でもなんでもないのだが、
なんとなく、ティル君が試写会の後に舞台の上でほろりと流した涙の訳が分ったような気持ちになった。
(一応念のために。ティル君の役は、主人公のニックである)

思った通りにみんなが分ってくれる。感じてくれる。笑ってくれる。
いろいろ苦労はあったけど、こんなにも皆が賛同してくれるとは。
自信がなかったわけでもないが不安がいっぱいだったその気持ちが映画を見た人々の顔を見て拍手をもらいすっごい嬉しかったのと感謝の気持ちでいっぱいだったのではないかと。
ふと、妙に思いを巡らせてしまって、勝手に「ダンケシェ~ン」と見た人みんなに感謝していたのだ。

なんとも不思議なひと時を過ごしたよ。

あ~ここまで来たら一般公開して欲しい!いや、するべきだって!!
見た人みんなティル君をしらなくてもいい映画だって言ってくれてるようだし。
買ったドイツ映画祭の本も彼を一番に推薦していた。たくさんの人に見てもらいたい!知的で繊細な彼の才能をみんなに認めて欲しいなあ。めちゃくちゃいい映画だよ。

DVDを見たときの細かい感想はここで

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「Maennerpension」

2006-07-16 23:11:13 | 好きな俳優 ティル・シュヴァイガー

Männerpension (直訳=男の刑務所) 1996年 ドイツ作品 (日本未公開作品

監督 Detlev Buck (デットレフ・ブック)
出演 Detlev Buck (デットレフ・ブック)  Til Shweiger (ティル・シュヴァイガー) Marie Bäumer (マリー・ボイマー) Heike Makatsch (ハイケ・マカッチ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
服役中のシュタインボック(Stainbock)とハマー・ゲァト(Hammer Gerd)は、刑務所内での手押し車レースで優勝する。
すると所長のファツェティからシュタインボックは、看護師のエミリアとの対面を優遇される。彼は偶然にも彼女の事をおじいさんから教えられていたのだった。
仮出所した二人。
ハマーは街で出会ったマーレンという歌手の卵と恋に落ちそのまま彼女の家へ。
シュタインボックもエミリアと恋に落ちるのだが。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
またまた、性懲りもなくドイツで買ったDVD。 ティル・シュヴァイガー主演作品。
なので、これもドイツ語だけ。根性と愛情と感覚で鑑賞!!あらすじはまったくのイメージで。なので細かい事は聞かないで~。

これまた、コメディ。ラブコメという感じかな。
彼って本国ではアイドルなのだが、出演作品はこんな感じのコメディが多い。
得意分野か?(笑)
これで、“アイドル”の座を不動にしたと思うが。いや、人気だったかな?(苦笑)

ティル君はシュタインボック。
ちょっとおちゃめなかわいい感じの青年。女の事で頭はいっぱいらしいけど。なんで服役してるか分らないが、彼女を口説け!とおじいさんから以来されてるから詐欺師だと思う。う~ん分らん。
ハマーは監督もしているデットレフ・ブック。
彼は殺人罪ではないかと思う。思いっきり恋人の為に一人殺してたから。(^^ゞ

シュタインボックが仮出所で出てくる姿がすこぶるかっこいい。何故か制服。それもパイロットらしい。そして、車の運転。ノリのいい音楽と共に、踊りながら運転するのだ。
それもオープンカーを。
それが、楽しいそうったらありゃしない。微妙にノリがおかしい感じがこれまた面白いのだ。それに、彼女と口論になってウインドウに突進してみたり、キスしようとして、レンジで火傷したり、極め付けは納屋でなにですからねえ。

ティル君見るには最高に楽しい作品なのだ。

幸いにもインタビューなど収録されているが、なにせドイツ語なのでさっぱりわからない。(T_T)

これも出来れば日本語DVDを出していただきたい!
これドイツでヒットした作品だし。
何故に彼のコメディは入って来ないのか?強面だからか?ハリウッドでチョイ役が多いからか?

どっちにしろ、
トーマス・クレッチマンとティル君の主演ドイツ映画ぐらい買い付けて来いよ~映画業界さ~ん!!
お願いだ~(叫ぶ!!)

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「Der Eisbaer」

2006-07-16 00:54:39 | 好きな俳優 ティル・シュヴァイガー

Der Eisbär (直訳=北極熊) 1998年 ドイツ作品  (日本未公開作品

監督 Til Shweiger (ティル・シュヴァイガー) Granz Henman (グランツ・ヘンマン)
出演 Til Shweiger (ティル・シュヴァイガー) Benno Fürmann (ベンノ・フュアマン) Karina Krawczyk (カリーナ・クラフチック) Florian Lukas (フロリアン・ルーカス) Ralph Herforth(ラルフ・ハーフォース)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ある人物を殺す為に車に爆弾が仕掛けられた。それを運ぶ事になった殺し屋のニコ(Nico)は、タバコが切れた為に小さな店屋に入る。
すると、少年二人に車を盗まれてしまう。
一方、プロの殺し屋の北極熊(Eisbär)ことレオ(Leo)は、間違って客の仲間を殺してしまい命を狙われる事になってしまった。
ふと立ち寄ったバーで偶然にもレオとニコが出会いそのまま恋に落ちる。
しかし、互いの依頼人が黙っていなかった。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
性懲りもなくドイツで買ったDVD。 ティル・シュヴァイガー主演、初監督作品。
ドイツ語のみ。
まったくドイツ語が分らないから雰囲気と愛情で見たぞ!
なので、おおよそこんな感じかな?というあらずじ。細かいことは聞かないでくれ。(笑)

アクション・ミステリーとかいてあったと思ったが、コメディーです。面白かった
ティル君は主役の殺し屋通称北極熊。(名前はレオ)
ライターの図柄もそうだったし、幼い頃?のおはなし?の中にもこの言葉を連呼していた。まあ、名前の由来を話していたんだと思うのだが。
何しろコメディなので、意味が分らなくともクスっと笑えるのだ。
忙しい時にママから携帯に掛かってくるし。いざ殺しに行きましょ~と思った時にも携帯が鳴り間違い電話。だけど、なんだかしんみりお話を聞いたてあげたりして。
極めつけというか、あ~ここで恋に落ちてる訳ね~と納得してしまったのは、「ゴースト」で掛かっていた曲「UNCHAIND MELODY」がバックに流れた時。ベタ~だよティル君!!と突っ込んでしまった!

車を盗んだ二人の少年も面白い。

フロリアン・ルーカスは、あの「グッバイ・レーニン!」でいっしょにTVを作ってくれた人。ロバート・カーライル似の彼。彼がまたドジな役柄で。(^^ゞ
そうだ!
彼らが話す中で片言の日本語が聞ける。画面もそんな感じになるが、日本をなめくさってる感が漂うなあと思うのは自分だけか?(笑)
ラストはなんとなくしんみり。
でも自分は少々しりきれとんぼ気味に思えた。う~いまいち分らんぞ。
とにかく総合的には好きな作品になった。

なにしろ、めがね姿と華麗な銃さばきのティル君がみれるから。


チラッとでいいから、日本語版のDVDだして欲しいなあ。細かい内容知りたいよう~。
二人の会話の内容が知りたいなあ~。♪

ベンノ・フユルマン偏はこちら

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「ラヴェンダーの咲く庭で」

2006-07-15 13:35:41 | イギリス映画&ドラマ

Ladies in Lavender  2004年 イギリス作品

監督 チャールズ・ダンス

主演 ジュディ・デンチ マギー・スミス ダニエル・ブリュール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1936年。アーシュラーとジャネットの老姉妹は静かに島で生活していた。
嵐が去った朝、いつものように外を見ると海岸に一人の青年が倒れているのを発見する。医者を呼び彼を看病する二人。ほどなく彼は意識を取り戻したが、自分達の言葉が分らない様子だった。
実は彼はドイツ語しか話せずにいた。アーシュラーは片言のドイツ語で話しかけてみた。
すると、彼はアンドレアという名前のポーランド人だと答えてきたのだった。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
なんとなくの流れで、ダニエル君出演の映画を。(笑)

とっても可愛らしいお話だ。
なんたって、このベテラン女優二人の名演技!!見ていてこちらまで胸のときめきを感じるようだった。若いときの初恋のような、ちょっと甘い香りのする雰囲気というか。

ダニエル君がこれまた、好感がもてる素直な青年で、やけに彼に合っていた。ドイツ語しかしゃべれないのも魅力的だったよ。

このアンドレアが彼の役。
実は、彼は才能豊かなバイオリニストという役柄。なので、ちらっと弾いてくれてるが、うま~くごまかしているような感じを受けた。(もし本当に弾いてたらごめんなさい)

ジュディが演じたジャネットが、ものすごく可愛らしく見えてくるのだ。

あ~いくつになってもこんな可愛らしい人でありたいなあと思った。
ラストがイギリス映画らしくってすっごく好きなんだけど、なんとなく切ないなあ~とも感じた。そうするしかなかったんだけどさあ。

それよりも。アンドレアの事にちょっかいを出すドイツ人だという女性。
ただ普通に彼の為だと思うのだが、なんとなくムカついた。というか、憎らしく思えてしまった。普通考えれば老婆よりも若い姉ちゃんがいいというのは分るのだが、気がつくとジャネット達といっしょになって彼女を睨んでたもんな~自分。(笑)

精神的にめいいっぱい落ち込んでいる時にみたので、泣きながらの鑑賞だった。
泣くような場面はないが、人とは違う所で泣くので泣いた場面は内緒にしておこう。(苦笑)

やさしい気持ちになれる作品なので、よかったら見てほしいなあ。
王子様的存在のダニエル君も必見ですぞ。(爆)

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「青い棘」

2006-07-14 08:47:32 | ドイツ映画&ドラマ

Was Nutzt die Liebe in Gerdanken 2004年 ドイツ作品

監督 アヒム・フォンボリエス
主演 ダニエル・ブリュール アウグスト・ディール アンナ・マリア・ミューエ トウ・レ・リントハート

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1927年6月28日。ギムナジウムの寄宿学校に通っていたパウル・クランツは刑務所に居た。友人を銃で殺した容疑で。彼を取り調べる刑事が彼に聞く。自殺クラブは本当に存在したのか?何故、君だけ生きているのか?クランツは、3日前の出来事をゆっくりと話始める。
クランツは親友で金持ちのギュンター・ジェラーと彼の別荘へ週末に遊びに行った。そこで、彼の妹のヒルデと出会うクランツ。彼女にはハンスというボーイフレンドがいた。ギュンターはその妹のボーイフレンドの事で頭を悩ましていた。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
青春の1ページという感じの映画だ。ちょっとほろ苦い感じがするかな?。

ヒルデがちょっと困った妹なのだ。そこらへんの男とですねえ、という感じ。
始めは、おいおい(^^ゞと兄の苦悩にも同感したが、本当の理由は違っていた。
まあ、勘が良い方はそこまで言わなくても分ると思いますが、ワインセラーのシーンまでまったく分らなかった自分としては、びっくりだった。そっちの話かよ~と。

さて、ダニエル君。彼はクランツという役。
頭がいい生徒の役柄。
親友に誘われて別荘にきた理由は、この可愛い妹が目当て。この妹も知ってか知らずか彼に色目を使うのだ。彼女自体そういやらしい感じはしないが。
まあ、彼女と対照的に彼に近づいてくる女の子が可愛くない。心は可愛いんだけどさあ。何故に男は外見に惑わされるかなと言う感じ。
今回も彼は苦悩な表情でした。
ついでに、ぽっちゃり!!気を抜くと太るのか?それともドイツ人独特の体系か?ビールのせい?(笑)

ともかく、
いつも思うことだが、愛しすぎてその人物を殺してしまう。という心理はどうにも自分には理解出来るような出来ないような世界。
自分だったら、好きな人は殺さないなあ、とだけ言っておこうかな?

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「アクセルの災難」

2006-07-13 10:49:05 | 好きな俳優 ティル・シュヴァイガー

Der Bewegte Mann (=直訳 心を動かす男)1994年 ドイツ作品 1995年・第8回東京国際映画祭上映作品・日本未公開

監督 Sönke Wortmann(ゼンケ・ヴォルトマン)

出演 Til Schweiger(ティル・シュヴァイガー) Katja Riemann(カーチャ・リーマン)Joachim Król (ヨハヒム・クロール)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ダンスバーでアルバイトをしているアクセル(Axel )。今日も仕事中なのに魅惑的な女性と、トイレでいっときの情事。
しかし、同棲中の恋人ドゴ(Doro)に見つかり、部屋を追い出される。ガールフレンドの家を訪ねるがことごとく断られ、仕方なく男友達を訪ねる。
友人の友人宅に泊めてもらう約束をし、アクセルはその男の所へ。
でも、実はその彼はゲイだった。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
始めに鑑賞したのは、友人がドイツから取り寄せたDVDを貸してもらって。(ダンケ!)後にやっぱり自分も欲しくなり同じくドイツから取り寄せた。
映画祭で上映されているのだから、日本語字幕付のフィルムが何処かに保管されていると思うのだが、お目にかかれない。
なので、全編ドイツ語だけでの鑑賞なので細かい内容は勘弁ということにしてくれ。(笑)


ドイツでは爆発的に売れたこの映画。

これでティル君はアイドルの座を確保したのだ。(苦笑)
お陰で本人は大変だったらしい。最近見つけたインタビュー記事にそんな感じの事が書かれてあった。

物語りの本質はコメディ。原作が漫画との事。
彼の定番か?プレイボーイ
しかし、どうも“軽~い男”という感じだ。
だって、ガールフレンドが皆怒ってるからねえ。
女好きの彼が男好きの男の部屋に転がり込む。彼自身男性にそんな目でみられているのに気がつかず、思いっきり脱いだりする。そこが面白い所というのかな。
しかし、ラストはほんわかするんだよ。(っていったいどんな映画だって!笑)

ティル君はアクセル。
いや~若いし、おちゃめだし、かっこいい!!それに、演技上手いと思うけど。
まあ、部屋を貸してくれる男の人がこれまた上手い!だから、面白さが増すのだけど。
今のティル君じゃとうていやってくれそうもない全裸でのあの格好!!見た人は分るが、上手すぎなのである。それに、浮気した時あの彼女に噴きかけられてたあれって・・・?

とにかく、日本語字幕付のフィルムが見たい!どこに持ってんだ~もう一度公開しろよ~。言葉が分らなくとも大変楽しく見れたのだから。

さて、彼の恋人役だった彼女は映画「バンデッツ」のドラム担当をした女優さん。昨年のドイツ映画祭の「アグネスと彼の兄弟」でもおめに掛かったが、歳食ってたぞ。
そう考えるとティル君て凄い!(笑)

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「ヒトラー~最期の12日間~」

2006-07-12 10:19:43 | ドイツ映画&ドラマ

Der Unterganag  2004年 ドイツ作品

監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
主演 ブルーノ・ガンツ アレクサンドラ・マリア・ラーラ ユリアーネ・ケーラー トーマス・クレッチマン ハイノ・フェルヒ クリスチャン・ベルケル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1945年4月20日。本日はヒトラーの誕生日だった。第二次世界大戦も終盤を迎えていたこの日、ヒトラー本人は地下に潜っていた。トラウドゥルは、新しい彼の女性秘書の座に合格し彼のすぐ側で手伝う事になる。しかし、ドイツの戦況は悪化の一途をたどる。彼の側近達は彼に逃亡を進めるが、彼は絶対に戦況は逆転すると言い続け、逃げようとはしなかった。逆に逃げるくらいなら自らの命を絶つと言い出すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
映画を見終わって、そういえば、この監督さんは映画「ES」の監督さんだったよなあと思い出した。
それほど作風がちょっと違っていた。
後者は劇的に話は展開していくのだが、これは最後まで淡々と語られる。
どこかでヒトラーを賞賛していると聞いたが、なんのなんのそんな所は微塵もない。本当に真実を述べているだけだ。美化もしてないし、こけ下ろしてる訳でもない。
見た人にどう写るのかという感じ。簡単に言えば、監督からは何も語っていないという印象をうける。

そのヒトラーを演じたガンツ。
上手い!というか写真でしかヒトラーは見たことにないが似ている感じ。
彼の自殺は他の国の人からは理解しにくいのかも知れないが、日本人だったら分るのではないか?と思った。
「辱めをうけるくらいなら日本人としての誇りを持ち自殺しろ」という精神論。
命よりも立場をプライドを重視した結果ではないかと。表現はちょっと変かもしれないが、変なプライドを持っていたということだ。プライドなんかより命だよ。と他国(特に米兵)は思うのだろうけど。そういう所をさりげなく説明している印象にも受けた。

ヒトラーの遺体って火葬されたんだ。
どこかで生きてる説はやっぱり空想の世界って事なのかな?

彼が死んじゃった後も淡々と語られる。
側近達の話もいろいろ。
その中にトーマス・クレッチマンが演じたヘルマンという軍人がいる。
彼はまったく普通の人間らしかった。戦況が危なくなると逃げ出すのだ。それに女の人も抱いてたし。(勝手に硬派な印象を抱いていたので、ラブシーンがあった事に驚いた)裏切り者として殺されちゃったけど、こういう人もドイツ人の中に居たのかと逆にほっとした感じだった。

で、余談だが。

彼を見かけるたびに軍服なんだよね。だからそれ以外のものを着ていると気がつかないんだよ。
SFでもない戦争映画でもないごくごく普通の物語のクレッチマンってないのかな?(^^ゞ 

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「ベルリン、僕らの革命」

2006-07-11 13:01:42 | ドイツ映画&ドラマ

Dis Fetten Jahre sind vorbei  2003年 ドイツ・オーストリア映画

監督 ハンス・ワインガルトナー
主演 ダニエル・ブリュール ジュリアン・ジェンチ スタイプ・エルツエッグ ブルクハルト・クラウスナー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
世間を騒がすエディケーターズ(=教育者)。
奴らは裕福な家の留守中に忍び込み何も盗まないが家具の配置を変え「贅沢は良くない」と一言紙を添えて行く。
その正体は二人の若者、ヤンとピーター。
ある日、ピーターの恋人コールが住んでいたアパートを追い出され、ピーターの部屋に来る。ピーターが旅行に出かけている最中にヤンは思わず、自分達がエディケーターズだと告白してしまう。
それを知ったコールは、どうしても忍び込みたい家があるからとヤンを説き伏せ計画じゃない家に侵入することに。
コールとヤンはその家に無事侵入出来たが、突然家主が戻って来てしまい・・・。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ人俳優の中で気になる存在になっているのが、この“ダニエル・ブリュール”君。
雰囲気が昔の(若い頃)ユアンに似た感じがするからだ。あくまでも自分の思い込みなのだけど。彼を始め「グッバイ!レーニン」のポスターで見かけた時はてっきり女性だと思い込んでいたich。
よく見りゃりっぱな自分好みのごっつい顔立ちの青年なのにねえ。(笑)

このコールがトラブルの種をまくのだよ。
勝手にヤンと共にエディケーターズとして侵入する。余計な事をするから、時間が掛かって、これまた、余計な物を置いていくから、発見されちゃう。もう、イライラするし、ハラハラする。私欲で侵入すれば何かどうかトラブルはついてきちゃうんだから。
ベタだけど、イラついちゃったよ。


ブリュール君はヤン。
一風変わった青年という役柄らしいが、自分が感じた印象は、理想に燃え「俺一人だって世の中を変えてやる~」と思っている典型的な真面目な青年と見た。
せつなさそうな顔は天下一品!しかし、笑顔の方が飛び切り好きだ。ちょっと少ない感じをいつも受けるが。

さて発見された二人はどうするのか?
そう来るか~と思ってそこらへんは予想外で面白かった。詳しく話すと面白くないと思うので控えるが、若い頃の理想と現実のギャップという感じだと言っておこう。
ついでに、「レボルーション6」の時もそうだったが、資本主義はよくない!(貧富の差という事だと思うけど)と思う若者がドイツにはいまだに居るという事も。

ラストは大人の醜い一幕を見せてもらえる。なんとなく、ちょっと嫌悪感があるが、やっぱり大人としてはそう態度を取るべきでしょう!とは思う。一応彼らは犯罪者なのだし。
でも、それがいい感じだと思った。
そこで、ハッピーエンドだったら、なんかちょっとなあと思っていたかもしれない。
なんとなく好印象の面白い映画だった。

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「ベルンの奇蹟」

2006-07-10 11:08:52 | ドイツ映画&ドラマ

Das Wunder Von Bern  2003年 ドイツ作品

監督 ゼンケ・ヴォルトマン
主演 ペーター・ローマイヤー ルイス・クラムロード ヨハンナ・ガストドルフ ミルコ・ラング

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1954年、西ドイツ、ルール地方。11歳のマティアスはこの土地のサッカーチームのエース、ボスことラーンの荷物持ちをしていた。家族は兄と姉とバーを経営している母との4人暮らし。父親は戦争が終わった今でもまだ帰ってきていなかった。この年スイスで行われるワールドカップに出場を果たした西ドイツチーム。地元のボスも選抜選手に選ばれ喜ばしい最中、マティアスの父親が戻ってくる。マティアスは嬉しい反面戸惑う。なぜなら、父親が戦争に行っている間に生まれた子供だったからだ。そして、家族もすっかり雰囲気の変わった父親に戸惑うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年(2006)のワールドカップドイツ大会も今朝終わってしまったばかり。
今回の優勝はイタリアだった。
フランスのジダンの最後がレッドカードで退場というのがびっくりしたが、なんとも複雑な幕切れだった。
でも、ドイツが健闘し3位だったし、ラストは大好きなゴールキーパー“カーン”が活躍してくれたから、個人的には嬉しかったで終わった大会だったよ。

お~と。サッカー解説じゃなかったよね。(笑)

この映画はこの年優勝を飾った西ドイツチームの大会期間中の勝ち方というか奇蹟と共に、このマティアスの家族が父親との絆を取り戻すまでの軌跡の物語。

借りた当初は今期のワールドカップ開催期間中という事で、ドイツの優勝を願っての観賞だった。
単純なサッカーのサクセスストリーかと思っていたが。

戦争の痛手を負った父親。
それを気遣いながらも、戸惑う家族の様子。
みていて悲しくなった。戦争って本当に人の感情を変えてしまうものだと思った。戦場に行った本人もそうだけど、残された家族もかと。それぞれのズレが生じてしまうのだ。一方は時間が止まって一方は動いている。なんか切ないよ。

それから、もう一つの物語、サッカーチームの事も忘れてはならない。
この地元のエースが、なかなか出さしてもらえないからお茶目な事をするのだよ。だけども、監督もチームのキャプテンもそんな彼が好きだったりして。ラストのシュートシーンもいい感じなんだよ。こういう時の監督って、負ければ野次だし勝てば神様扱い。なかなかこりゃ辛いねえと思ってしまった。今回のドイツの監督もこんなではなかったか?と思ってしまった。
ラストは、やっぱり良かった。泣けちゃったし。
上手く実話(事実)と寓話(物語)が合わさった感じで良い映画だと思った。

好きなシーンはやっぱり父親が童心に帰ってサッカーボールで一人遊ぶ場面。
これまたスーツ姿なのにこれまたウマいんだよサッカーが。それにその時の父親の表情がいいんだよ。
ドイツ国民みんなサッカー上手いのか?と思いきや、監督がサッカーも出来て、芝居もできる役者を探したんですと。代表チームの面々も当時の彼らに似た俳優を探したんですと。どうりでみんな、動きが良かったわけだ。
まったく違和感がなかったもの。
違和感がないといえば、この親子。本当の親子共演だったんですと。そこんとこもいいよねえ。

そいえば。
ドイツってウサギを食べる習慣があるの?
お母さんの誕生日だからと、ウサギを食べていた。まあ、いろんな事情が絡むので詳しくはいえないが。さばかれたウサギもさることながら、その事実にショックを受けた、ichでした。
本当に、あれはびっくりした。(途中で察しはついたけどさあ)

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「24」番外編

2006-07-08 16:55:42 | 鑑賞した 海外ドラマ

これが「24」の舞台裏! シーズン4を観る前に

某レンタル屋でタダだったので、借りてきた。
見た人も居ると思うが、“舞台裏”という言葉に吊られた。マニア心をくすぐる言葉なのだ。(笑)

まず、
40分間のドラマを作るのに、約1ヶ月を費やすという。脚本から何からということらしい。その間にスタッフが200人、撮影15日間、1日12時間労働だそうだ。
今回見れたのは、シーズン2のラスト24話の撮影の裏側。
ジャック=キーファーが必死に格闘シーンを練習していたよ。娘のキムも大統領のパーマーも大統領の妻シェリーもインタビューに答えていたっけ。
え?肝心な人がいない?
そう、トニー=カルロスはホンの数分でした。セリフ回しで監督と話し合ったシーンだけだった。

このDVDじゃなくここで彼のインタビューがたっぷり聞けた。
カルロス・バーナードは、シーズン2の撮影前に足を複雑骨折してしまったらしい。(あくまでもプライベートで)仕事の電話を掛かったときは思わず撮影までにはなんとかなると言ってしまったとか。なので、トニーはジャックと格闘し、足を負傷してしばらくイスに座っている。あの足を引きずった演技は事実だったということである。

こういうことは、よくTVドラマでは聞く事というか、知っていた。
「ER」で時たま女医役の方や、看護師役の方が妊婦というシーンがある。実は、プライベートで本当に妊婦なんだと聞いたことがあったからだ。

そして、このDVDの中にシーズン3のラストちかくに登場する戦闘機の撮影風景が収められていた。
申し訳ないが、それを見るまで、「よく出来たCGだねえ~」と一人合成だと思い込んでいたのだ!
本当に戦闘機を使うとは。
というか、貸してくれるというか、なんというか・・・。映画ならまだしも、TVドラマですからねえ。恐れ入ります。
なんか、昔の「西部警察」の撮影風景をおもいだしちゃったよ。軍隊は出なかったけど、必ず爆破のシーンとか、役者にぎりぎりまでさせてたし、車なんか何台もおっしゃかにしてたもんなあ。いまじゃあ、規制がありすぎて、銀座の街に戦車なんかはしらせられねえやねえ。(苦笑)

そういえば。
一人最近驚いた事がある。
パーマー大統領は昔プードゥー教の信者だったって事だ。
まあ、役柄でということではあるのだが。あの映画「メジャーリーグ」のチームメイトで大きな体格の黒人のバッターだった人なのだ!声を聞いたら思い出した!いつも吹き替えで見てたから気がつかなかったが。
あんな、ぎろぎろした人が、こんなに落ち着いた感じの人を演じられるなんて、スッゴク驚いた!

次のシーズンは大統領を見る目が違ってきちゃうな~というか彼は出演してたっけ?(笑)

コメント (2)
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