マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「NCIS~ネイビー犯罪捜査班 シーズン18-第7話」

2021-09-30 09:28:41 | NCIS ネイビー犯罪捜査班

原題「Navy NCIS: Naval Criminal Investigative Service」 2021年に放送された作品

第7話「初日」 (シーズン18第7話)
Season18 Episode7 「The First Day(直訳=最初の日)」(2021.2.9放送)

出演 
マーク・ハーモン(リロイ・ジェスロ・ギブス 特別捜査官現場対応チーム 主任)
ショーン・マーレイ(ティモシー・マクギー 特別捜査官現場対応チーム 上級捜査官)
エミリー・ウィッカーシャム(エレノア・“エリー”・ビショップ 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
ウィルマー・バルデラマ(ニコラス・“ニック”・トーレス 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
デビッド・マッカラム(ドナルド・“ダッキー”・マラード 博士 NCIS歴史家) 
ブライアン・ディーツェン(ジミー・パーマー 検視官)
ディオナ・リーズンオーヴァー(ケイシー・ハインズ 科学捜査分析官)
マリア・ベロ(ジャック・スローン 犯罪心理学者主任)
ロッキー・キャロル ( レオン・ヴァンス 局長)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
夜中に車の修理に向かった女性整備士。車を発見するも運転手は死亡していた。
現在、コロナ感染予防で、NCISでもマスク、手の消毒は必須でエレベーターには3人しか乗れない状態だった。パーマーは、出勤してきたマクギー達に強力な消毒液を配っていた。
そこへ、死体発見の連絡が入る。
路上に止められた車内で海軍二等兵曹デヴィッド・アヴィラの射殺死体が発見されたのだ。同乗者は出所したばかりの元受刑者ルイス・カーターと判明。
身代わりに二等兵曹が殺されたとし保護したが、彼が弁護士にかけていたという電話は嘘だと分かるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
ルイスを保護したトーレスとのやり取りも、なんだか心ここにあらずのスローンの様子も気になるが、今回は、どうしても、彼の事だけを書きたいので、嫌な人はスルーしてくれ。

彼とは、お気に入りのジミー・パーマーの事。
消毒液をみんなに配ったり、他の部署の検視を請け負ったり、足腰が痛いのと言ったり・・・。無償に明るく振る舞う彼。
でもそれは、彼に、悲しい出来事があったから。
話が始まってすぐ、現在と出てくる。
何故?と思ったら、物語の時間と視聴者の今を一緒にしていたからだった。
パーマー君の妻、ブリーナは、コロナ感染で死亡した。
だから、彼は見舞いにも行けず、お葬式も出せない。日本みたいにお骨になれば会えるのだろうけども、当時の米国はそれもままならない状況だったのかもしれない。(あくまでも憶測)
きっと多くの人々がそうだったように、実感がなかったのだろう。
否認・怒り・取引・抑うつ・受容、5段階のどれもまだ彼には起きていないし、気持ちの整理も出来ていない。
そんな彼を見るのはすっごく辛かった。
涙、涙でした。
せっかく大好きなパーマ君がたくさん出演してくれたのに、こんな悲しいお話なんて・・・。(>_<)
ダッキーとリモートしてたときは、嬉しそうでちょっと安心したけども。
最後の妻への手紙で少しは悲しみも癒えたかな。
ガンバレ!!パーマー君。

そういう演出をさら~としてしまうこのドラマの凄さを感じた1話でした。

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「NCIS~ネイビー犯罪捜査班 シーズン18-第6話」

2021-09-29 09:15:38 | NCIS ネイビー犯罪捜査班

原題「Navy NCIS: Naval Criminal Investigative Service」 2021年に放送された作品

第6話「1ミリ」 (シーズン18第6話)
Season18 Episode6 「1mm(直訳=1ミリ)」(2021.1.26放送)

出演 
マーク・ハーモン(リロイ・ジェスロ・ギブス 特別捜査官現場対応チーム 主任)
ショーン・マーレイ(ティモシー・マクギー 特別捜査官現場対応チーム 上級捜査官)
エミリー・ウィッカーシャム(エレノア・“エリー”・ビショップ 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
ウィルマー・バルデラマ(ニコラス・“ニック”・トーレス 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
デビッド・マッカラム(ドナルド・“ダッキー”・マラード 博士 NCIS歴史家) 
ブライアン・ディーツェン(ジミー・パーマー 検視官)
ディオナ・リーズンオーヴァー(ケイシー・ハインズ 科学捜査分析官)
マリア・ベロ(ジャック・スローン 犯罪心理学者主任)
ロッキー・キャロル ( レオン・ヴァンス 局長)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
ギブスがマクギーに撃った弾丸があと1ミリずれていれば命取りだった。そのことで、悩むギブス。
一方、トーレスとビショップは山道で迷い、古い保安官事務所で道を聞こうと立ち寄っていた。
そんな時、ギブスは、捜査に出たトーレスとビショップが帰って来ないことを心配する。ケイシーやパーマーに協力を求めるも、彼らも2人がどこへ捜査にいったのかは分からなかった。そして、マクギーは退院したがまだ職場復帰はしていなかった。
その頃、ビショップ達は、ダンカン兄弟が事務所に現れ銃撃戦の末、1人は負傷させたが、2人とも地下牢に閉じ込められてしまっていた。
さらに、なんとかこじ開けたドアに爆発物がしかけられており、ビショップはその爆発を食い止めようとその仕掛けの上に足を置いて身動きが取れない状態になってしまっていたのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
助ける為とはいえ、あと少しでなんて聞かされればマクギーだって悩むし、ギブスだって後悔する。
救いは、マクギーが言ってた、トーレスの言葉。
「ピンチは、人を駆り立てる。」=(意志に反して、ある行動をするように、無理に追いやる、し向ける。)
良いこと言ってくれるね、ニック~。(*^^)v

さて、そのトーレスとビショップ。
極度の心配性みたいに彼女から言われているトーレス。
それって言うのはさあ~と言い訳したくなるが、ビショップはあえてそう言っているようにも思える。
まあ、いいようにして下さいなあ~と、個人的には半分どっちでもいいのが本音。( ̄。 ̄;)

それでは、お気に入りのパーマー君はと言いますと。
模様替えで、命のはかなさを忘れられる?らしい。
ケイシーは迷惑そうでしたが、何かあたのか?というのは、次回分かります。
(ここに、フリがあったなんて~)

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「NCIS~ネイビー犯罪捜査班 シーズン18-第5話」

2021-09-28 09:06:33 | NCIS ネイビー犯罪捜査班

原題「Navy NCIS: Naval Criminal Investigative Service」 2021年に放送された作品

第5話「息の根」 (シーズン18第5話)
Season18 Episode5 「Head of the Snake(直訳=ヘビの頭)」(2021.1.19放送)

出演 
マーク・ハーモン(リロイ・ジェスロ・ギブス 特別捜査官現場対応チーム 主任)
ショーン・マーレイ(ティモシー・マクギー 特別捜査官現場対応チーム 上級捜査官)
エミリー・ウィッカーシャム(エレノア・“エリー”・ビショップ 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
ウィルマー・バルデラマ(ニコラス・“ニック”・トーレス 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
デビッド・マッカラム(ドナルド・“ダッキー”・マラード 博士 NCIS歴史家) 
ブライアン・ディーツェン(ジミー・パーマー 検視官)
ディオナ・リーズンオーヴァー(ケイシー・ハインズ 科学捜査分析官)
マリア・ベロ(ジャック・スローン 犯罪心理学者主任)
ロッキー・キャロル ( レオン・ヴァンス 局長)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
フォーネルの行方が分からなくなってから3ヶ月が経過していた。ギブスは手がかりとしてある空港へいく。するとフォーネルに襲われるのだった。
戻ったギブスはヴォンス局長に、フォーネルは生きていて手がかりを渡されたと報告するも、捜査はNCISが資料を見直し72時間後にDEA(麻薬取締局)に渡されると聞かされてしまう。
ギブスは、早速マクギー達に報告し改めて捜査が始まる。
海軍の中での売人を発見するも、死体となっていた。検視をしたパーマーによると、今まで出回っていたクスリと違い今度のクスリは毒薬で、1回の使用で死に至るのだという。
ギブスは、フォーネルがよこしたピンボケの写真に写っていたメリウェザーをテロリストとして追うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
今週は、このドラマの続きの5~8話を掲載します。

やっとここで、フォーネルの娘が関わってしまった、クスリの事件が解決すると同時に、第1話のオープニングの意味が分かる。
そうかあ、そういう意味でギブスはマクギーを撃ったのかと。
でも、その後がねぇ・・・。(意味深)

ネタバレになってしまうが、
あの必死さはやっぱ想いがあるよね、トーレス。
そして、
彼の名を叫んで抱きついたビショップ。

ギブスの銃弾に倒れたマクギー。以外と重傷だったとわ。
狙いは良かったはずなんですけども・・・。

それでは、お気に入りのパーマー君はと言いますと。
死体があれば彼の出番。でもちょっとだけでした。その解説が格好良かったなあ。

これで、
フォーネル家の父娘の戦いが終わった訳だけど、このままハッピーエンドには・・・。(意味深2)


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「キラー・セッション」

2021-09-24 09:45:00 | フランス映画&ドラマ

Le serpent aux mille coupures 2017年 フランス作品

監督 エリック・ヴァレット
出演 トメル・シスレー テレンス・イン パスカル・グレゴリー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
針金が張り巡られている畑。その畑の近くの家では、黒人の主人がライフルを準備していた。
妻は、再び地元の彼らに襲われるのではないかと恐れていたのだった。
その頃、警察では、指名手配犯の写真が公開される。その人物はケガを負っているものの、銃を持っているというのだ。
そして、各道路に検問がしかれていった。
その検問にイライラする連中がいた。取引に遅れそうだったからだ。
一方、取引に向かうハビエルを乗せた車は、待ち合わせた場所まで迷いながらも、ようやく到着していた。一服すると、人が倒れていたのに気がつく。
助けようとした時、倒れていた男は殺し屋で、そのままハビエル達を射殺するのだった。だが、ケガを負ってしまい、黒人の家に入り込む。
そして、主人を地下に閉じ込め・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
簡単に言えば、組織を抜けだそうと、その組織の大きな取引を横取りした殺し屋が、ケガを負って民家に逃げ込み~というお話。

フランスの片田舎って今でも黒人差別が強いのかな?
地元の住民が襲ってくるのだけども、ご主人がすっごくいい人に見えたからなんでだろうと。
まあ、そのお陰でいろいろと都合良く展開していくのですが。

そうそう、あの警官の上司、いい人だったなあ。ラストも良かったわ~。

それでは、トメル・シスレーはと言いますと、この組織を抜けようと取引を横取りした殺し屋でした。役名、忘れてしまったけど。(すみません)
坊主頭の姿で、むっちゃかっこよかったし、渋かった~。やっぱり、アクションのキレとかバツグンなんだよね、彼。
次回は、殺し屋じゃなくて、敏腕刑事をしてもらいたいなあ。

何度も言ってますが、「殺し屋を殺しに来る殺し屋は、殺される」が定番であります。
今回も多分におもれずでした。
しかし、追ってきた殺し屋がサイコキラーのアジア人だとはびっくりしたなあ。( ̄。 ̄;)


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「マリア」

2021-09-23 09:38:01 | 2000~2010年代 映画

The Nativity Story 2006年 アメリカ作品



監督 キャサリン・ハードウィック
出演 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ オスカー・アイザック ヒアム・アッパス トメル・シスレー 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
24年前。ユダの国はヘロデ王が支配し、その上にローマ帝国があり30年間、平和は保たれていた。
だが、1人の預言者が彼を悩ませた。

主はいわれた「私がダビデのために正しい若枝を起こす」
王は世を治め栄え、この国に正義と恵みの業を行う。彼の代にユダは救われイスラエルは安らかに住む。
-旧約聖書エレミア書 第3章-

へデロ王は幼い男の子を次々と殺して行っていた。
それは、さかのぼる事1年前。
エルサレムの宮殿でザカリアは妻に男の子が出来、産まれた赤ん坊にはヨハネと名付けろとの神の声を聞いた。信じなければ声を奪うとして、彼は声を失ってしまう。
一方、ザレ地区のマリアは、ヨセフとの結婚を控える中、ザカリアの妻エリザベトが高齢で出産する為に手助けにやってくる。
そこで、彼女自身が妊娠し神の声を聞くのだった。
だが、家に戻ると皆が冷たい目線で見つめ、真実を話しても信じてもらえなかった。
夫のヨセフも最初は信じなかったが、神の声を聞き、マリアを守ると誓うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
最初に弁解しておくが、まったく宗教のことが分からず、あらすじを書いておきながらまったく理解していない。
DVDの宣伝文句で少しは理解出来た。
「これはイエス・キリスト誕生までの信じあう夫婦の物語。」
その一文につきます。(^◇^;)

王様が男の子を殺しまくっていたので、マリアは逃げながらの出産になって、有名なあの場所でということになるみたい。

あの天文学者の3人の登場は面白かった。王にどこまで話をするのかとハラハラもしたけれど。

神様のお告げとはいえ、夫のヨセフがむちゃくちゃいい人で、普通にヨセフとマリアの子でもよかったんじゃないの?と思うのは、いけないことかな。(^◇^;)

それでは、この作品のどこに?というトメル・シスレーはと言いますと。ローマ人兵士。
伝達係みたいでした。
意外と、時代物の衣装も似合ってましたよ。脇の脇なので、発見出来てラッキーって感じかな。(^◇^;)

なかなかこういう作品は紹介出来なかったので、今回紹介出来てよかったです。

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「バルタザール 法医学者捜査ファイル」 シーズン2

2021-09-22 14:10:04 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランスTVドラマ

AXNミステリー サイト


*他のシリーズはこちらを参照

掲載エピソード

第1話「死のマーチ」(Saison 2 Épisode1「Marche funèbre」) 感想日記


第2話「幽霊屋敷の秘密」(Saison 2 Épisode 2「Dernière demeure」) 感想日記

第3話「避難小屋の真実」(Saison 2 Épisode 3「Sang froid」) 感想日記

第4話「不運な出会い」(Saison 2 Épisode 4「Mauvaise rencontre」) 感想日記

第5話「生死の境」(Saison 2 Épisode 5「Face à la Mort」) 感想日記

第6話「死者への恩返し」(Saison 2 Épisode 6「La dette」) 感想日記

第7話「危険なゲーム」(Saison 2 Épisode 7「Tableau de chasse」) 感想日記

第8話「あり得ない殺人」(Saison 2 Épisode 8「Permis de tuer」) 感想日記

第9話「最も強い者の法則」(Saison 2 Épisode 9「La loi du plus fort」) 感想日記

第10話「せん妄」(Saison 2 Épisode 10「Delirium」) 感想日記



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「バルタザール 法医学者捜査ファイル シーズン2」 第10話

2021-09-22 09:58:57 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。



第10話(最終話)「せん妄」(Saison 2 Épisode 10「Delirium」)

出演 
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
犯人から送られて来た、妻リーズの殺害動画を見ているパルタザール。バック警部に渡してあるが、その後何も分からなかった。
その頃、署では、ベルガドが血だらけの顔をした人物に話しかけられていた。その人物は母を守りかったと告げ、髪の毛が着いた頭皮を頭から脱いだのだった。
呼び出されたバルタザールは、署に来てその人物を診察する。名前しか聞き出せず焦るバック警部。
バルタザールは身体の様子を診て、精神病院に問い合わせてはとうかと提案する。
そして、バック警部と共に病院を訪ねるが、その時から、今まで検視していた遺体の人物達がバルタザールに話しかけてくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
検視をする度にその遺体の人物がバルタザールに話しかけてきていたのは承知だったけども、あそこまで出てくると、実在する人物かどうか、こっちまで迷ってしまって、大変だった。(^◇^;)
なので、駐車場の車を~と言われた時に、バック警部が、この人が話しかけてるけど~には、彼と一緒に、ちょっとびっくりしてしまった。
カメラアングルも上手いので、すっかり騙されましたよ。

原題=邦題でもある「せん妄」とは?
『突然発生して変動する精神機能の障害で、通常は回復可能。症状には、睡眠障害、幻覚・妄想、見当識障害、情動・気分の障害、神経症状があります。』とのこと。
まさしく、バルタザールの状態だったわけですが・・・。
実は、個人的にせん妄になった高齢者に遭遇したことがあり、バルタザールは高齢者じゃないのになんで?と思ってググったら、上記の記事が出てきて一人納得したのでした~。

もとい。

今回の事件の犯人が分かった時、そういえばそういう映画もあったな~と。
オチまでには気がつきませんでしたが。(~_~;)

それでは、バルタザールはと言いますと。
エンディングのシーンに戸惑ったのだ。実在する人物だと思っていたから。検視の時にしか出て来ないと思っていたからさ。(意味深)
あ~もう~シーズン3での解決を望みます!!

なので、AXNミステリー様、続きのシーズン3の放送をよろしくお願いいたします。

残りの2日間は、トメル・シスレーの出演作品を紹介します。

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「バルタザール 法医学者捜査ファイル シーズン2」 第9話

2021-09-21 09:52:34 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。



第9話「最も強い者の法則」(Saison 2 Épisode 9「La loi du plus fort」)

出演 
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
バルタザールは、マヤを心配し別れ話を持ちかける。しかし、彼女は、大丈夫だからと、妻の事件を知った今でも側にいてくれるのだった。
一方、バック警部は、友人で元上司のメイエル警部と再会していた。前の署で彼女も一緒に捜査した、妹殺しの兄、ヴァンサン・デルクールの裁判がこちらで行われることになり来ていたのだ。
バック警部は、メイエル警部との夕食を約束し別れた。
その後、彼女は、池で遺体が発見されたとデルガドと共に現場へやってくる。池に浮いているその遺体を見た時、バック警部は、それが、メイエル警部だと確信する。
バルタザールも現場に駆けつけ検視をすると、バック警部と別れた直後に殺されたと判明した。
バック警部は今行われている裁判になんらかの関係があると推理しその事件を調べ直すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
男装の令嬢?メイエル警部。バック警部とも違う魅力的な警部さんでした。
赤い靴は、アンバランスのようで、オシャレに見えて格好良かったなあ。バック警部の服装もステキなんだけども。

今まで移動に車だったのですが、今回は、ヘリコプター!!地理がわからないけど、そんなに遠い勤務先だったとは。
それに、ヘリVSジープという、アクション満載な展開でした。
というか、
ヘリからって、バルタザール、法医学者じゃなくて、いっそ刑事さんになったら?と思ったのでした。銃の扱い方も上手い感じだったので。
しかし、付き合わされるベルガドが・・・。
いつもながら、お気の毒な彼。

それでは、ヘリを操縦していた、バルタザールはと言いますと。
そうなるのは、分かるけども、度が過ぎて・・・。安定剤を飲んでも、そんな感じだと周りが疲れちゃうよ。
ということで、可愛そうですが、マヤとねえ~。
個人的には、別れて正解!と意地悪目線でしたが。

いやそれより、エンディング!
何だ?あの動画。
誰だ?送りつけた奴!

次回、解決してくれることを願います。

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「ドクター・フー」 第91話 (ニュー・ジェネレーション3-8)

2021-09-18 10:24:44 | イギリス映画&ドラマ

Amazon Prime (吹替え)https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08HSMDZZV/ref=atv_wl_hom_c_unkc_1_21

角川海外TVシリーズ https://kadokawa-d.jp/series/doctor-who/


イギリス・BBC製作ドラマ 2013年にイギリスで放送された作品。

原題「Doctor Who」
第91話 (Season 7-7) 「時の女王」

原題「The Rings of Akhaten」(直訳:時の女王)」(2013年4月6日放送)

演出 Farren Blackburn 脚本 Neil Cross

出演 マット・スミス(ドクター 声:川島得愛) ジェナ=ルイーズ・コールマン(クララ・オズワルド 声:原島梢)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1981年のコミックを読みながらある男を観察しているドクター。
その男は地図を見ながら歩いていると紅葉した1枚の木の葉が顔面めがけて落ちてきた。その事で彼が車に引かれそうになるのを助けた女性がいた。二人はそのまま結婚。
生まれた子供がクララだった。
彼女の成長を見に行っていたドクター。ありえないと思いながらも・・・。
ドクターは、今のクララを迎えに行き、彼女が「凄いものが見たい。」という願いを叶える為に、赤色巨星と7つの惑星と無数の微惑星からなる惑星系アカテンの輪に連れて行く。
そこで、クララは時の女王という一人の少女と出会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
気まぐれに鑑賞したので、きまぐれに。(^◇^;)

出会いの木の葉を以前なめて、なんかよくわからんことを言っていたドクター。そのフリがここで証明される?

かなわなかった未来と今までの過去。
ドクターの過去はたくさんなのは分かる。
未来もたくさんなのは分かる。
未来が無限というのも分かる。

今回はそれがメッセージだったかなあ~。

いろんな種族(エイリアン?)がいたけど、全て二足歩行でした。虫からハ虫類からいろんな顔があったけど、あの食べ物は何?果物って・・・。( ̄。 ̄;)

歌は素晴らしかったなあ。オペラっぽかったなあ。

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「バルタザール 法医学者捜査ファイル シーズン2」 第8話

2021-09-17 10:03:38 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。



第8話「あり得ない殺人」(Saison 2 Épisode 8「Permis de tuer」)

出演 
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
妻の事件の容疑者とされるチャールズ・ダザンの家へ来たバルタザール。本人は、ベッドの上で白骨化していた。
事件は振り出しに戻ってしまい、失望した彼は取り乱すのだった。
そんな時、バック警部に新たな殺人事件の連絡が入る。彼女はバルタザールになんとか冷静さを取り戻させ仕事をさせようと説得し、ベルガドと共に新たな現場へと急いだ。
現場には、ギレム・ロッサント、18歳、イネス・ティサンディエ、17歳、サシャ・レノー、18歳の遺体があった。怪物に襲われたような3人だったが、互いを殺し合い死亡したと判明した。
幼馴染みで仲が良かった3人に一体何が起ったというのだろうか。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
あらすじの補足ですが、
妻の事件の犯人=連続殺人鬼は、10年以上も前にこの人物を殺し、もし追っ手が来たら、この人物にたどり着くように細工していたのだ。
簡単に言えば、この人物になりすまして殺人を繰り返していた。バルタザール達は、殺人鬼の手のひらの中で踊らされていたということになる。
バルタザールは、そのことを知って落ち込むし、失望するし、その怒りを側にいたベルガドに向けてしまった。
しかし、ベルガドがむちゃ良い奴で、彼の悲しみも怒りも分かるって感じで、許してくれていた。
バック警部は、諦めないと。違う視点からまた洗い直すと。
頼もしいなあ~。

そして、今回の事件もちょっと複雑だった。犯人の親が、とんでもない職業で・・・。( ̄。 ̄;)
申し訳ないけど、今回の犯人の動機には同情出来ない。
一緒に~と思ったのは分かるけど、そこは幼馴染みだったわけだから・・・。

今回もまた、助手達が活躍してくれていた。まあ、エディの女性問題はご愛敬として。(^◇^;)
そのエディは、毒物専門として説明してくれてました。
そうかあ、先住民も使う毒だったのかあ。

最後に、バルタザールの事を。
やけにマヤが彼と自分の手を見比べてる思ったらのエンディングの展開!
ろうそくをあんなに並べて、ロマンチックな演出とはいえ、何も知らないとは言え、バルタザールが彼女の元で泣き崩れるのが辛かった。
いったい、マヤって何者なん?
とちょっとイラっとしましたとさ。

来週も掲載します。

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「バルタザール 法医学者捜査ファイル シーズン2」 第7話

2021-09-16 09:46:31 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。



第7話「危険なゲーム」(Saison 2 Épisode 7「Tableau de chasse」)

出演 
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
男と格闘をしている、バルタザール。
48時間前。
現場へ来たバルタザールは、バック警部から平底船で遺体が発見されたと告げられる。遺体を見に行くと、服装は白雪姫風だったが、身元が分からなかった。
彼が検視をすると、死亡時刻は6時間前、ライフルで撃たれた傷があり、生き埋めにされたと分かった。
その後、被害者マリリン・シャベール46歳と分かり、彼女の娘に話を聞いた。
すると、兄が突然探さないでと言い残し行方不明になってしまったからではないかと言い出すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
妻の事件が急激に進展した!
宝石店の店長さん!なんで隠してたかな?まあ、いいけども。
手首がそんなにたくさん!! 誰もそこはスルーだったんですが、あれって作り物だからか。
容疑者がやっと発見出来たかと思ったら・・・。
再びの振り出し。
いつになったら、本当の犯人にたどり着けるのだろうか・・・。

それでは、今回のパルタザールはと言いますと。
並の運動神経じゃないのは分かっているが、どこでそんなに鍛えていたの?バルタザール。(^◇^;)
格闘シーンは、格好良かったし、いいんだけどもさあ。シスレー自身がアクション出来るのは知っているからいいけど、役柄的にそんなそぶりありましたっけ?
腕っ節に自信がなければ、囮とは言え登録しないとは思いますけども。
そうそう、何気に恋人が出来たからって仕事辞めたいって言ってたなあ。辞めて欲しくないんですけど。

今回も、幼い時に受けたうんぬんでした。
だけど、そっち側に行ってしまうのもどうかと思うけど。
解決するには、本当に難しい問題だなあ。

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「バルタザール 法医学者捜査ファイル シーズン2」 第6話

2021-09-15 09:40:09 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。



第6話「死者への恩返し」(Saison 2 Épisode 6「La dette」)

出演 
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
バルタザールは、恋人のマヤを連れて警察本部のメダル授与式へ出席する。バック警部も夫と一緒に出席していた。ベルガドが勤務20年でメダルを授与されるのだ。
式が始まってまもなく、バック警部は呼び出される。
何者かに連れ去られる中、
ローラ・ブリュネル、18歳から助けを求める通報が入ったからだった。場所を特定し、バック警部は、ベルガドとバルタザールと共に、現場へ向かった。
そこには、彼女の姿はなく、車だけで、その車のトランクからは、数匹のヘビが発見されるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
授与式出席の互いのパートナーとの挨拶がぎこちなく思えたのは、自分だけだろうか?何気に式が始まると、互いのパートナーを置いて二人っきりになる、バルタザールとバック警部。
だったら、なんで連れて来た~と言いたくなったけども。(^◇^;)
大概、会場で1人にしないでというと、1人になるんだけどねえ。(フリは分かりすぎでした)

今回の事件は、ちょっとだけ複雑。
ヒントは、キメラ
ギリシャ神話のキマイラが語源だそうで、映画とかドラマに時折出てくるのだよね。
何度も調べちゃったよ。
同一個体の中に異なる遺伝子情報を持つ者。
ある被害者が、臓器移植などのドナーだったことから、犯人が分かっていくのだけども・・・。

それでは、バルタザールはと言いますと。
妻の事件は、行き詰まっていたらしい。あの死体が届いても、古くて自分の所では分からなかった。
しかし、特別な所に出すと、やっと、いろんな意味で手がかりがつかめた!!黄金比率なるものは、よく、美形とか容姿で聞いてはいたんだけども、そこもあるとは知らなかった。
ある種、容姿だからねあるのかあ。
やっぱり、連続殺人犯でした。
そうと分かれば、その黄金比をどこで犯人は発見したのかったことになるのだけど。
この事件、解決となればいいけれど・・・。(意味深)


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「バルタザール 法医学者捜査ファイル シーズン2」 第5話

2021-09-14 09:19:04 | フランス映画&ドラマ

原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。



第5話「生死の境」(Saison 2 Épisode 5「Face à la Mort」)

出演 
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
バルタザールが、マヤと仲良くしていると携帯が鳴った。
「おもちゃの宮殿」という店に来た、彼は、警部補のナジェット・エロリミから、ジル・ファルケ、42歳の死体の検死を頼まれるのだった。助手のファティムとエディも現場へ駆けつけると、ドア越しにバルタザールから叫ばれ、「致死的バクテリア、発生中」との紙を見せられるのだった。
店の周辺は厳重に隔離され、特殊部隊や専門チーム、そして、バック警部とデルガドも駆けつけた。
バルタザールはバック警部との電話で大丈夫だと告げるも、専門家には、深刻な状態で早く解毒薬を見つけないと、警部補と共に自分も命がないと告げるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は、助手の2人を大いに褒めたい!いつも冷静なファティムとむっちゃ人柄が良いエディを。
エディは、毒物学者だったんだね。彼の機転は危なかったけど、的確でした。そうかあ、熱が出るというのはそういうことなのかあ。
そして、冷静なファティム。直になんて、度胸が良すぎです。(^◇^;)
まあ、この上司にこの部下だから分からない訳でもないけども。

そして、意味深なバック警部の涙。デルガドの指摘ではないけど、それは、恋してる状態ですよ!

それでは、死の淵に立たされたバルタザールはと言いますと。
映画「ゴーストニューヨークの幻」でもそうだけど、一筋の光が導くのだよね。(日本のように三途の川はないけども。)
でも、その光が、TVや映画用のライトだとは思わなかったなあ。(^◇^;)
そして、万国共通、先に死んでる人が帰りなさいもしくは、戻りなさいと。言われても帰りたくないくらい、その光は気持ちいいらしい。(映画を数本見ている中での感想です。)

ネタバレするが、犯人は、悪ふざけの被害者だった。
悪ふざけ=イジメ。
イジメも悪質だけど、悪ふざけは周りがその人物を見て笑うからタチが悪い。
今回は、犯人の過度の思い込みもあるが、いじめられた側は、ぐじぐじして治りきらない傷となり一生残るのは間違いない。
それが、悪化して再発するか、少しは良くなって再発するかの違いだと思う。
どんなに今はいい人でもそこはちょっと説得に賭けると思ったなあ。間違った人をという説得は理解出来きるけども。

ともあれ、一番ドキドキした回だった。
シリーズが続いているから助かるのは分かってはいるんだけどね。 (^_-)

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2000~2010年代映画 や~よ

2021-09-11 11:55:30 | 2000~2010年代 映画

*邦題の50音順に掲載しています。(原題の場合はカタカナ読み)
*日付けは掲載日ですので検索にご活用下さい。題名でも出来ます。
*カテゴリと書かれている場合は、その中に記事が掲載してあり、こちらにはありません。
*括弧の名前の俳優は、カテゴリ:気になる&注目したい&ちょっとだけいいかも俳優に掲載されています。


「ヤング・ブラッド」 20073.1



「U-571」 2007.5.29 (トーマス・クレッチマン)

「ユナイテッド93」 2021.9.11
「U-ボート 最後の決断」 2006.4.19 カテゴリ:ティル・シュヴァイガー (トーマス・クレッチマン) 

「夢駆ける馬ドリーマー」 2006.6.10 カテゴリ:カート・ラッセル


「42~世界を変えた男~」 2015.11.5 カテゴリ:ハリソン・フォード

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「ユナイテッド93」

2021-09-11 11:25:30 | 2000~2010年代 映画

初期掲載日 H19.11.4→ 再掲載2021.9.11

完全にネタバレです。
もし、まだ映画を見ていなくて、見たいと思っている方は、どうか映画を見てから読んでください。見た方や、見る予定がなくネタバレも大丈夫な方はよろしかったら読んでください。
あくまでも自分の個人的な考えのもとでの感想です。思いこみはいつも以上にあります。
意見の食い違いがあってもそうそう怒らないように・・・。

ものすごく長い文章です。



United93 2006年 アメリカ作品



監督 ポール・グリーングラス
出演 ハリド・アブダラット デヴィッド・アラン・ブッシュ ポリー・アダムス トリシュ・ゲイツ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2001年9月11日。早朝。ホテルの1室で祈りを捧げる4人がいた。
いつものように乗客を乗せる、ユナイテッド航空機93便、サンフランシスコ行き。その中にはあの祈りを捧げていた4人も乗り込んでいた。
朝の空港ラッシュに巻き込まれ、いつもより少々遅れぎみに離陸した旅客機。それでも順調に飛行を続ければ目的地までは予定時刻に到着するはずだった。
あの4人がテロリストでなかったら・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々
ドキュメンタリーとも再現フィルムとも、ましてや、いつものハリウッド作品とも違うこの映画をどう自分の中で消化してよいのか悩んだ。

ハイジャックされた飛行機の中でこの1機だけは犯人の目的地に墜落しなかった。
それは、乗客や乗務員の方々の勇気と、この遅れて離陸したという偶然の出来事だったのではないかと推測されるらしい。もし、通常の時刻で飛び立ったのだったら、乗客は、貿易センターへ旅客機が墜落したことを知らなかっただろう。
自分達が乗り合わせたこの機の目的がなんだったのかも。

乗客の方々は、家族や管制塔に連絡する中で、この飛行機の外で起きている出来事を知り、そして、今現在ここにいる自分達が今出来るすべてを行おうと行動に移した。
その姿は、(軽率かもしれないが)見ているこちらに勇気を与えてくれていると感じた。
そして、涙を流さずにはいられなかった。
乗っ取られた飛行機を自分達で取り戻そう。そう考えた乗客達が、自分の出来る事を始めた姿に。

この映画の中では、亡くなられた乗客達を変にヒーロー像に作り上げるでもなく、変に涙を誘う感じでもなく、かと言ってたんたんと真実を伝えているでもなく、上手く演出されている。
乗っていたすべての人達が亡くなっているから本当に機内はこの様な葛藤や恐怖が漂っていたかどうかも定かではない。
しかし、これを見るとそうだったかもしれない、そうだったに違いないと思わせてくれるのだ。

テロの後、偶然にもテレビでこの航空機や遺族の話やらを特集番組で見た自分は、映画が制作されたと聞き、複雑な思いに掻き立てられた。
映画にしてもいいものかと。
そして、映画館へ行こうとは思ったのだが、どうしても辛くて見られないだろうとちょっと敬遠していた。(その番組を見た時も泣きながらだったから)しかし、最初に映し出された人物が乗り込む前のテロリスト達の様子だったために、もしかすると自分の考えていた映画の感じと違うのではないかと思った瞬間から、すんなりこの映画にのめりこんでいけた。
監督は、このテロ集団が絶対的に悪いともしていなかったからだ。

特典に入っていたインタビューの中で、遺族の方のお一人がこんな事を話していたのが印象に残る。ある記者に首謀者を殺したいと思うかと質問された時、その方は、こう答えたそうだ。
「見知らぬ誰かを殺そうとは思わない。思ってしまったら犯人達と同じ人間になってしまう。私自身は、なぜに未然にこの出来事を防げなかったのかという事の方に怒りを感じる。なぜ、そういう行動に走らせてしまったのかその事の方に憎しみを感じる」と。

事件から5年後にこの映画が作られた訳だが、ある遺族はインタビューの中でこれで前を向けると元気な笑顔を見せていた。
誰だって亡くなった状況が知りたかったに違いない。でも、どう考えても納得がいくような感じには自分の中で処理出来なかったであろう。
どんな感じだったのか本当の出来事とは違っているかも知れないが、きっとこんな感じではなかったのかと思わせる様子だったから、自分の中でも処理出来て、前を向けるようになったのではないのだろうかと。
辛い現実だが、受けとめる事が出来たのではないかと思ったのだ。そんな遺族の気持ちが分かるような気がした。

短い映画の中で、こんなにも臨場感にあふれ、まるで同じ飛行機に自分も乗っているような感覚になったのは初めてだった。物語の中の誰それになってではない。
自分自身が乗り合わせているのだ。
自分だったらどうするか。自分だったらどうなるか。考えずにはいられなかった。

 

今もテロとの戦いをと勢い込んでいるアメリカ。
遺族の方の言葉ではないが、実行した犯人達がどうしてそこまで追い詰められなければならなかったかという事実を解明して欲しいし、考えて欲しい。
武力で制圧するのではなくて。

何度も言うが、自分には、勇気をくれた作品だった。前向きにがんばれと言われている感じがして、ありがとうという気持ちでいっぱいになった。
この日に亡くなられた方々に追悼の意を込めて。
合掌。 


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