Vera-Die Frau des Sizilaners 2005年 ドイツTVスペシャル(ARD①)
監督 ヨゼフ・フィルスマイヤー
出演 ララ=ヨイ・ケルナー ギュンター・ジリアン マリオ・アドルフ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1961年、ドイツ。
スーパーに働くヴェラは、ジェラード店の息子のイタリア人、ガエターノと恋に落ちた。二人は周囲の反対を押し切って婚約パーティーを開くもその場で祖父が急死してしまう。実はヴェラは、母親に捨てられ、この祖父母に育てられていたのだ。そして、ガエターノも、両親と喧嘩別れし、友人のトニーとバーを始めてしまう。経営は順調に見えたが、ギャングとの争いになり、トニーを庇ったガエターノは刑務所へ入ってしまうのだった。
そして、4ヵ月後。
ようやく出所したガエターノと共に、ヴェラは彼の故郷シチリアに移住する。慣れない土地で子育てをしながら、毎日を過ごしていた彼女の元へ、ガエターノの妹がトニーと駆け落ちをしてやってくるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
長い。人の人生だから、ひたすら長い。長くても面白ければいいが、どっかでみたような物語だったので、先読みが出来て、展開の遅さにイライラしっぱなしだった。(――;)
後半どうでもいいよ~なんて感じだったし、睡魔には何度も負けたし・・・。
日本でいう「極道の妻たち」(見たことないが)みたいなものだと思う。
惚れた男がたまたまギャングで~ならいいが、彼ってそうじゃなかったと思うのだ。
悪いのはこの友人トニーだったからだ。
でも、男の人ってそういう友人が切り捨てられないというか、妙な律儀さがあるというかで、どんどん人がいいガエターノは巻き込まれていっちゃうのだ。
どうしても、そこが男の友情のいいところであり、悪いところでもあってねえ。( ̄。 ̄;)
こんな男と別れれば!と何度となく思った事は言うまでもない。
まあ、母親に捨てられたヴェラだから、愛に飢えていたってのは、分かるけどもね。
そうそう、
こういうギャングのすっごいボスっていうのは、すっごく理解力がある方なんだよね。
あの車いすのご老人はむっちゃかっこよく見えちゃった。
本物ってあんなだろうなあ~って。
それが分かってくれりゃ~ガエターノの為にヴェラがあんな事しなくてもよかったのにねえ。
ところで、シチリアってそんなにギャングだらけの場所じゃないよなあ。
「ゴッドファーザー」も元はここから移住してきた人々だった気がするが。(^_^;)
大まか多かったって話だよね。
(最近、シチリアを舞台にした映画を見たからなんとなくどんな所かは分かってきたが)
いや~はっきり言って合わなかった。
くだらないと感じてしまった。
個人的には駄作だな。(毒吐く)
最近、個人的にドイツ制作のヒット作に巡り会えない。
勘が鈍ってきてるのかな?(>_<)