マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

2010-11-07 11:58:50 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

あなたになりたい!マックィーン!

Steve Mcqueen
1930年3月24日 アメリカ・インディアナ州出身
1980年11月7日 中皮腫の癌・メキシコにて死去。
50年の生涯。

勝手なフィルモグラフィー
*上記のフィルモグラフィーをクリックすれば、ここに掲載してある映画が分かります。

没後25年。
偶然にも命日と同じ日にichは、映画館で「大脱走」を見た。

これは、運命的な出会いと思い彼の出演作を見まくった。

彼の何処が好きか

まずは、あのブルーアイ。綺麗なんだ。
ふと見せる笑顔が子供っぽくて良いし、キスもいいし、食べてる姿も大好き。
どんな仕草さもかっこいい。
バイク乗ってる姿は楽しそうで一番好きだ。(もの凄いスピード狂らしいが)
出演作をみれば見るほど、惚れていってしまう自分。

知人のマックィーンおたくさんに言われたが、
女性が彼を好きだというのは珍しいそうだ。
それに、マニアだそうだ。
まあ、彼の作品は女性が好んで見るような作品じゃないし、西部劇出身だし、それにアクションとかだしさあ、甘い恋愛ものってあまりないような気がする。(何作かはあるが、今現在見れない作品が多い)

役柄もあるが、彼はいつも自分の中の孤独や不安と戦っているように思える。
影があるといえばいいだろうか。
そこも好きなんだが。
彼自身が誰も自分の事を分かってくれてないと思い込んでいるのでないか、と感じてしょうがない。(自ら他人との垣根を作ってしまっている感じと言えば分かるかな?)
実は、ich自信もそんな思いに掻き立てられる時があるからだ。
一緒にすると失礼かもしれないし、違っているかもしれないけど、そう感じる。

一人でいられる強さって、もの凄く憧れるし、かっこいいと思う。

だから、ichは、あなたになりたい!

最近つくずく思う。

彼が話した言葉かどうか忘れたが、あるファンのページに書かれてあった言葉。
『自分に正直であれ。
自分を失わないで、しかも環境に順応する努力を怠らない事』

こうとも言ってる。
『人を信じる事』

身にしみる..。(苦笑)


初回掲載日 H18.11.10

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「スティーヴ・マックィーン ラスト・イヤーズ」

2010-11-07 08:05:56 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

*上記画像は、バーバラさんの出版した写真集です。

2010年 11月1日放送 NHK BShi にて 

ディレクター 関田秀宣 
語り 濱中博久 
主演 スティーヴ・マックィーン バーバラ・マックィーン(旧姓 バーバラ・ミンティ)

ドキュメンタリー内容 -NHK番組紹介から引用-
番組は、亡くなるまでの3年間を過ごした最後の妻バーバラが撮影した写真と証言を中心に、亡くなる半年前に公開された『トム・ホーン』に賭けた映画への情熱などその知られざる晩年に迫る 。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
沈黙を破ってという訳ではないだろうけども、晩年、亡くなるまでの彼を語ったドキュメンタリーは初めてだったんじゃないだろうか。
バーバラさんが撮り貯めた写真を元に、現在の彼女のインタビューを中心に語られていた。

写真嫌いと言われた彼だったが、彼女の趣味がカメラだったから許したのかも。

まずは、バーバラさんとは。
旧姓バーバラ・ミンティ。

NYのトップモデルとして活躍していた彼女は、映画出演の話が来ているという事で、マネージャーからオーディションを受けるようにと指示された。
当初から女優にはまるっきり興味がなかった彼女だが、それでも行くと、会場(ホテルの1室)で出会ったのが、長髪で髭面のマックィーンだった。
彼女は終わった後、マネージャーに宣言したそうだ。
「私はあの人と結婚する!」
後に夫となった彼に、なんで、自分を呼んだのか聞いてみた所、映画出演うんぬんよりも彼女に会って見たかったという返事だったそうだ。

(まあ、お茶目)
彼女が24歳、マックィーン47歳の時だった。

印象的だったのは、
バーバラさんがむっちゃ嬉しそうに1枚の写真を見せながら言った一言。
「可愛いでしょ!この中年男!」
彼の笑顔の写真だった。

バーバラさんには、映画スターではない彼だったんだとつくづく感じた瞬間だった。

マックィーンが力を入れた作品「トム・ホーン」。
当初は3時間に及ぶものだったが、費用などを考えて半分に断念。

彼は実在の人物トム・ホーンと自分を重ねていたらしい。
映画を見れば納得。

なんだか切なかったなあ。

そして、闘病生活。

中皮腫の癌と診断される。
これは吸い込んだアスベストによって引き起こされる病気で吸ってもすぐではなく30年~40年経過して発病すると言われている。

よく彼が好きだったレースのモータースーツに使用されていたからとも言われているが、何処でどう吸ったのかは、未だに不明のようだ。
(よく肺癌の一種と説明する人がいるが、肺ではなく胸膜にできるものである。by ウィッキぺディア中皮腫
マックィーンは診断が下された時に奥さんに相談というか聞いたそうだ。
「ゆっくり死を待って過すか、闘うか」
奥さんはもち「闘って」と言ったそうだ。

そこからがもう涙、涙のich。
マックィーンは相手の望む彼になると聞いた後だったからだ。
愛する彼女の為に闘ったと思うと・・・(>_<)。

以前ニールさんのインタビューで、

「手術を受けさせようとしたが、もう体力がないと言われて」
というのを聞いていたので、手術は受けてないかと思ったら、
11月6日に癌の摘出手術を受けたと知った。
その晩は持ち堪えたものの、7日になって急変、午前3時50分に息を引き取った。
最後の最後まで闘ったのだと思うと、もう、胸が熱くなって、涙が止まらなくなってしまった。
(今も思い出すと瞳がウルウルになってしまう)

晩年、やっとマックィーン自身が好きなマックィーンに慣れて、自分の為に生きた感じの、彼。
病気になっていなかったとしても、スクリーンからは遠ざかっていたかもしれないと思った。
よっぽど全速力で走ってきていたんだろうなあ。

永遠の憧れのヒーロー、マックィーン。

やっぱり未だに彼になりたいと思う自分なのだった。(^_^)V 

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「想い出のスティーヴ・マックィーン」

2010-11-06 08:05:18 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Man On The Edge 1986年 アメリカTVスペシャル・ドキュメンタリー 

映画「パピヨン」DVD 没後30年特別愛蔵版に収録

ディレクター Gene Feldman
語り ジェームズ・コバーン
主演 スティーヴ・マックィーン ニール・アダムス チャド・マックィーン ノーマン・ジェイソン チャック・ノリス

ドキュメンタリー内容 -オープニングの語りから引用-
孤独な非行少年から成り上がった男。
男はすべてライバル。
女は永遠に解けない謎。
心を許せるのは子供だけ。
無謀に生きた男。
反抗的で扱いにくい、一匹狼。
だが、スクリーンでの輝きは絶対だ。
一時期を築いた、本物のスター。
彼の名は『スティーヴ・マックィーン』

勝手な感想(自分の思い込み多々)
亡くなって5年の時にでも制作されたのではないかと思われる。
(米国でビデオになったのは90年みたいだけど)
なので、
今まで見た中で、一番インタビューされている側が若かった!(爆)
ニールさんなんて特に。(^◇^;)
話し方や声は変わらないのだけどね。

最初の奥様ニール・アダムスさんとは、出会って速攻で結婚したとは聞いていたが、4ヵ月だったとは!
子供の時の境遇が似ていたのだそうだ。
母親は若くして自分達の親になり、マックィーンは御存じの通り父親に捨てられ、彼女は父親を知らないのだという。
それにしても、情熱的だなあ~。お二人は。

お葬式に3人の奥さんが揃ったというのは、凄い。

ニールさんも、最後のバーバラさんも彼の事を話す時はむっちゃ嬉しそうなんだけど、2番目の奥さんのインタビューは見たことがないなあ~。

彼は、かなりの気分屋さんで、エージェントはかなり苦労した様子。
納得すればいいのだが、するまでが大変だったみたい。

そんな彼でもやっぱりモータースポーツをしていた時が一番彼らしかったとか。

このドキュメンタリーにも晩年の事は少し触れただけで終わっていた。
30年目にしてってことだったのかも?

明日は命日。
なので、

その晩年のドキュメンタリーの感想を掲載するので、お楽しみに♪

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「スティーヴ・マックィーン:男の神髄」

2010-11-05 08:05:20 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Steve McQueen The Essence of Cool (スティーヴ・マックィーンのすべて) 2005年 アメリカTVスペシャル・ドキュメンタリー 

映画「ブリット」DVD特別版に収録

監督 ミミ・フリードマン

主演 スティーヴ・マックィーン ニール・アダムス チャド・マックィーン リチャード・アッテンポロー ロバート・ヴォーン

ドキュメンタリー内容
The Essence of Cool (クールなスター)
マックィーン「演じるのは楽しいね」
EL Bandido (悪党)

The New kid in Town (新しいスター誕生)
The Movie Star (映画スター)
マックィーン「テレビのおかげで。映画に感謝している。運がよかった」
The Everyman (普通の人)

マックィーン「映画スターだと自覚したことはない」
The King of Cool (世界で一番クール)
The Thrill Seeker (スリルを求めて)
マックィーン「人の挑戦しない事に挑むが、勇敢だとは思ってない。臆病だから自分を試すんだ」
The Comeback kid (復活)
The Recluse (世捨て人) 
The Quiet man (静かな男)
The Legend (伝説)

勝手な感想(自分の思い込み多々)
久しぶりにこのドキュメタリーを鑑賞。改めてマックィーンの生涯を確認した、ich。
上記には書いてないが、所々、主演映画の裏話も紹介されているのだ。
メイキング等、裏話が大好きな自分にはすっごく勉強になった1本だった。

死因は肺癌ではなく、中皮腫の癌という事。
微妙に違うらしいこの病気。詳しくは、最期までの数年間を追ったドキュメンタリー「ラスト・イヤーズ」(NHK制作)の感想を書いた時にでもお話しするので、もう少し待っていてくれ。

まさしく悪ガキそのものだったマックィーン。
最初の奥さん(ニール・アダムス)とは1週間デートをした後に、彼女の家に上がり込んだというのだ。(お茶目~)

プロポーズも「俺の女房にしてやるよ」と電話で言ったんだとか。(^◇^;)

そんな強気の彼も本当はすべてを演じていたという感じだったらしい。
映画の中ではもちろん、プライベートでも相手の望むマックィーン像を感じて演じていたらしい。
ちょっと切ないというか、悲しいというか。(>_<)
なので、

本当の彼の姿はレースでの様子のようだ。無心になって挑むレースはプロよりも腕が良かったとか。
ケガして運転しても入賞しちゃったらしいから。(凄い)

ラストにマックィーンの肉声が流れるがその言葉がじ~んと来た。
「肉体は衰えたが魂は健在。心は壊れていない」

ニールさんには、「きっと長生きしない」と宣言していたという彼。

モータースポーツのように駆け抜けた人生だったのかもなあ。

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「The Blob」

2010-11-04 08:05:30 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

The Blob (スティーヴ・マックィーンの絶対の危機《ピンチ》)(人喰いアメーバーの恐怖) 1958年 アメリカ作品 

監督 アーヴィン・シューテス・イヤワース・Jr
主演 スティーヴ・マックィーン アール・ロウ オーリン・ハウリン アニタ・コルシオ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
小さな田舎町に住むスティーブは、恋人のジェーンと星空の下でのデートを楽しんでいた。そして、二人は空から隕石が落ちてくるのを目撃するのだった。
一方、その隕石が家の近くに落ちた老人は飼っている犬が異常に吼えるのを制止ながら、隕石の中の透明な塊(Blob)を見つける。すると、その塊は、彼の手を包み込み、彼を苦しめ始めた。
ちょうど通り掛かったスティーブ達は、苦しむ老人を医者へ連れて行く。見たこともない症状に戸惑う医師。そして、彼が治療を始めようとした矢先に・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
これも、某サイトで発見し鑑賞。もち、日本語字幕なし。
日本でも発売されているので、購入しようと思ったら、すでに売れ切れていた。(@_@)
マックィーンファンということでもなく、ホラー映画ではカリスマ的人気を誇るようなのだ。
特撮ホラーの先駆けという事らしい。
のちに続編も作られ、リメイクもされている様子。
元来ホラーは苦手なのでよく分からないけども。

この時代にしては、頑張った特撮ではないだろうか。
だが、叫び声を上げるほど恐ろしくは感じなかったぞ。(^^ゞ


少しあらすじの補足を。
この塊(かたまり)は、人間を飲み込むにつれて巨大化していくのだ。
先ずは老人、次に看護婦、そして、医師。大きくなった塊は、人間を求めてさまよう。
この異常に気がついたのが、スティーブと恋人のジェーン。
知り合いの警察官にその話をするが、信用してもらえず、彼は友人達に話す。友人達も最初は信じてくれないのだが、彼の様子が尋常ではないのを察して、いっしょにその塊を探してくれる。
すると、スティーブとジェーンは、開きっぱなしのスーパーマーケットで奴を発見する。
襲われそうになる二人。必死に逃げた先は、冷蔵庫。そこで・・・。

それでは、
マックィーンはと言いますと、主人公のスティーブだった。
いきなりキスシーンから始まるこの物語。

狼少年のように大人に扱われてしまうが、それでもけなげに訴える姿は可愛く感じた。
そして、何気にアクションを披露。
商品が陳列されている棚から飛び降りてくるのだから、かっこいい!(^_^)V
さらに、お店(軽食屋さんみたい)のカウンターもひょいっとかる~く飛び越え、襲ってくる奴に必死に対向するのだ。
彼女を守る為とはいえ、むっちゃ素敵だったぞ。

で、その塊の退治方法。

へぇ~そうくるのか~と感心してしまった。
だって、家ごと人間を飲み込もうとするぐらい巨大化してしまったのを退治するのだからさ。
さらに、エンディング。
いや~続偏つくれるわ。(爆)

どうしても、昔の手作り感溢れる作品なので突っ込み所が多いのは仕方ないが、それが逆に面白かった。
だって~、叫んでいる間に全力で走ればどうにかなるんじゃないかと思ったからだ。(爆)


相変わらず、女優さんの叫び声が苦手な、ich。
ホラーがダメなのはスプラッター云々というよりも、この女性の叫び声だったりするのだよ。(^◇^;) 

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「Love with The Proper Stranger」

2010-11-03 08:05:21 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Love with The Proper Stranger (邦題「マンハッタン物語」) 1963年 アメリカ作品

監督 ロバート・マリガン
主演 ナタリー・ウッド スティーヴ・マックィーン エディ・アダムス

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ロッキーは突然目の前に現れた女性から子供が出来たと告白される。そして、家族に内緒で子供を堕したいから一緒に病院を探してくれと言われてしまうのだった。
彼女はデパートの店員アンジー。ロッキーとは一夜限りの関係だった。
ロッキーは戸惑いながらも承諾し彼女と病院を探し始める。ちょうど良い病院があると男から紹介されるも先立つものはお金。ロッキーは両親を騙してお金を手に入れた。そして、いよいよその病院へ。
だが、ロッキーは医者だという連中を見て、とっさにアンジーを連れ逃げ出すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
某有名所の動画サイトで字幕なしだが全編掲載されていたので鑑賞した作品。
いや~嬉しかったなあ~。
ず~と、マックィーンのラブコメというか、アクション以外を見てみたかったからさ。


なので、
英語も皆無な自分にはちょっとストーリー的に間違った部分があるかもしれないが、大目に見てくれ。
さらに、細かい事は聞かないでくれ~。(^^ゞ

マックィーンの役は、このプレイボーイなロッキー。
しかし、一夜限りの関係とはいえ、きちんと彼女の要求を聞くところは、誠実な感じがうかがえる。

さらに、もぐりの医者(英語が分からなくても雰囲気は怪しい)から彼女を連れ去ってしまうのは、物凄くかっこよかったぞ(^_^)V
だけども、本来はプレイボーイ。
告白されて困った彼が相談するのは、女友達(娼婦っぽい)。
ついでに、その場所にアンジーをかくまってしまうのだ。
女友達が機嫌悪いのに気がつかないロッキー。
お茶目過ぎる。(爆)
突然、心変わりしてみたり、そっとキスしたり。

(彼のキスシーンは好きだ!)

そうそう、お茶目といえば、ラストシーン。
こればっかりはネタバレだけど、言わせてくれ!
「Better wed than Dead」=「死ぬより結婚する方がましだ」
という看板を彼女の勤めているデパートの前で、持って立っているのだ。

道行く人の人だかり。
NYの街が舞台だが、本当にロケで行った様子。
もしかしたら、カメラは引きだったかも?

アンジー役のナタリー・ウッドがどっかで見た人だな~と思ったら「ウェストサイド物語」のマリアだった。

いや~びっくりしたなあって、
女優を覚えな過ぎかな?(爆)

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「華麗なる週末」

2010-11-02 08:05:17 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

The Reivers 1969年 アメリカ作品

監督 マーク・ライデル
主演 スティーヴ・マックィーン ミッチ・ボーゲル シャロン・ファレル ウィル・ギア

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1905年、とある日曜日。
ちょうど、両親も祖父も葬式で留守なのをいいことに、11歳の少年ルシアスは、祖父が買った車に乗り込み、使用人で親友でもあるブーンと共にメンフィスへ出掛けた。他の使用人には嘘で信用させたが、何故か、ネッドだけは二人に付いて来るのだった。
ビンフォードの家で宿泊する事にしたルシアスとブーン。
そこには、ブーンの恋人で娼婦のコリーが働いていた。そこへ突然、何を思ったのかネッドが祖父の車と競走馬を交換してきてしまった。
困ったブーンは、ルシアスを騎手に草競馬へ出場する事を決意するのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は7日の命日で没後30周年を迎える、スティーヴ・マックィーンのまだ掲載してなかった映画を紹介しようと思う。

先ずは、これから。


日本でもレンタルされているこの作品。
なんで、「華麗なる~」という邦題が付いているのかよく分からないけども。(^_^;)

物語は少年の特別な週末というべきかな。
不良な大人と純だけどちょっと冒険心が旺盛な少年とのロードムービーってところだろうか。

コミカルなマックィーンを見るには必見な1本だった。

それでは、

お目当てのマックィーンはと言いますと、少年と旅をする使用人、ブーンだった。
お泊まりの場所がそういう大人の場所で、おいおい、こんな所に少年を連れ込むなよ~とちょっと困った感じの男だったのだ。

半分親心で見てしまったから、ハラハラしてしまったが、まあ、マックィーンなら~という感じで許せる範囲でもあった。
というか、彼だから許せたかな?(爆)
あのシャツもお似合いだし、ちょっとパーマかかりすぎと違う?みたいな髪形もいい感じ。(*^_^*)
嬉しそうに車を運転する姿とか、子供と同等みたいな感覚がガキぽくって好きだったのだ。
アクションで渋いマックィーンもいいけど、こんなコミカルな彼も素敵だよねえ。


そうそう、何気に差別も訴えているようにも感じたが、自分の思い過ごしかな。

そういえば、
ラストに祖父が言った言葉がじ~んと来たというか、身につまされた思いだった。
「自分の行った行動に騙されていたとはいえ、責任を取りなさい」 

う~反省(>_

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「戦う翼」

2006-11-10 09:10:23 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

The War Lover 1962年 イギリス作品

監督 フィリップ・リーコック
主演 スティーヴ・マックィーン ロバート・ワグナー シャーリー・アン・フィールド マイケル・クロフォード

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1943年、第二次世界大戦下のイギリス。アメリカ空軍のリクソン大尉とボーラン中尉は同じ飛行機に乗り込む仲間だった。だが、ボーランドは、彼の戦い方に疑問を抱いていた。まるで戦争を楽しんでいるかのようなリクソンをボーランドは理解出来ないでいた。ある日、ダフニーというイギリス人女性に出会うボーランド。彼女はリクソンの事を危ない人間だとボーランドに忠告するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
マックィーンの戦争映画。
実は苦手なのだったりする。

いつもの彼と変わらない役柄なんだろうけども、どうにも理解しがたくなる。
他人を犠牲にしてしまう上司になってしまうからだ
まあ、戦争映画自体好きじゃないっていうのもあるかもしれないのだが。

それでも寝起きのシーンとかは好きだったなあ。
可愛らしい感じだったから。(夜遊びしすぎて起きれなかったという理由だったけどね)

マックィーンはバズ・リクソン大尉。
戦争がたとえ終結したとしても帰る場所がない孤独な男。それにちょっと傲慢ぎみ。

ダフニーにちょっかいだしちゃうんだよねえ。思いっきり振られちゃうんだけど。
孤独感が切ない感じなのだが、
どうもじ~んとは来なかったのだ。何故だろう?む、む。(・・?
ラストもいつもの事ながら壮絶。


う~辛いなあ。

そういえば、ダフニーをソファーへ突き飛ばすシーンがあったが、あれはいつもながら思いっきりやったんじゃないかと推測する。物凄い勢いだったし、彼って女だろうが手加減しないようだから。(苦笑)

舞台の上で女優からビンタをもらったら反射てきに殴り返しちゃったらしいからね。
習慣なのかなんなのか。
怖いというかお茶目というか。(^_^;)

それでもなんだかんだとマックィーンは最高に好き。
しつこいくらいに言うが、彼に会いたいなあ。

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「傷だらけの栄光」

2006-11-09 08:18:41 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Somebody up There Like me 1956年 アメリカ作品

監督 ロバート・ワイズ
主演 ポール・ニューマン ビア・アンジェリ アイリーン・ヘッカート スティーヴ・マックィーン 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ロッキーは、何度となく教護員から逃げ出し仲間と盗みや喧嘩をくりかえすふだつきの悪だった。最終的には刑務所まで送られてしまう始末。しかし、どうにか出所するものの今度は軍に入隊する事になる。だが、規則ずくめの生活が嫌になりまたもや逃げ出すロッキー。最終的には上司を殴り懲戒処分になってしまう。それでも彼にはボクシングの素質があった。始めは金目当ての彼だったが、少しずつ実力を発揮しチャンピオンに挑戦するまでに成長するのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
マックィーンのスクリーンデビュー作品。

なので、脇も脇、ちょい役なのだ。
一応役名は、ファインデルというロッキーの不良仲間の一人。
セリフも少々あるが、あまり出演シーンがない。それに、まだ荒削りの演技。


「マックィーンの真髄」
というビデオの中に(DVD「ブリット」の中の特典映像)彼の登場シーンが入っていて見たことがあるから彼だとわかるが、そうでなければ見逃してしまうであろうぐらいの役。
でも、
よ~く見ると例のごとく細かな演技はしている。いい感じなのだ。マックィーン!!(笑)
ちなみにファインデルは最終的には殺されてしまったとの事。仲間の中で一番喧嘩っ早そうだったものねえ。(^_^;)

この物語も実話だそうです。
ロッキー・グラジアーノという方の自伝。
なので主役を演じたポール・ニューマンは、ボクシングのトレーニングをし、本人にもあって似せたとの事だった。

なんとなくマックィーンの方が雰囲気合うような気がしたが、当時の彼の演技では断然無理な話だろう。
(彼の最初の奥さんも言ってました。演技が下手でねえ~と)

そういえば、スターローンの「ロッキー」はこの人物の名前を使わせてもらったんだとか。

ロッキーが好んでいくソーダー屋の主人の話がジーンと来た。
「俺はずっとこの店の中でソーダーを売って来たが、外の世界も同じなんだと思う。俺は、客の注文を受けて品物を出す。そして代金をもらう。外の世界もこれと変わりないんじゃないのか?」と、ロッキーに説教したのだ。
いいよなあ、そうだよなあ、となんとなく納得してしまったichだったのだ。

サクセスストリーだが、パターンじゃないのが好感がもてる理由かも。
それとも監督さんが「砲艦サンパブロ」や「サウンド・オブ・ミュージック」という自分が好きな作品を撮っている人だったからかもしれない。

気がついてのは、見終わってからなんだけどね。(笑)

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「セントルイス銀行強盗」

2006-11-08 11:36:01 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

The Great St.Louis Bank Robbery 1959年 アメリカ作品

監督 チャールズ・グッゲンハイム ジョン・スティックス
主演 スティーヴ・マックィーン クラハン・デントン デヴィット・クラーク

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ジョージ・フォウラーは、ジノという男に連れられ、タワー・グローヴパークに来る。そこで、二人の男に会わされる。彼らの名はジョンとウィリー。彼らはジノと3人で銀行を襲う計画を立てていたのだ。運転手として連れてこられたジョージ。経験がないという彼に疑問を抱くジョンだったが、ジノは裁判の日が迫っていた為、早急に大金が欲しかった。どうにか、ジノはジョンを言いくるめジョージを仲間に入れさせた。そして、実行日を決めるべく下準備に取り掛かるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
若い!マックィーン。

彼は、主人公のジョージ・フォウラー
なのだが、まだ学生という雰囲気だった。

彼は大学を中退したらしい。
中退した理由は定かでないが、なにしろ大金をもらって人生をリセットしたかったという理由で彼がこの仕事に関わったようなのだ。
1度だけで辞めると宣言してたから。

DVDの内容紹介では、このジノの妹アンに恋すると書いてある。
しかし、恋するのではなく“元恋人”という関係のようだった。
当座の資金が必要で彼女に出してもらうように言いに行くのが彼だった。
だから、きっとこの犯罪にクビを突っ込んだのはこのアンの関係でジノが彼を知っていたからだと推測するのだが。
で、この彼女がイラつくのだ。
犯罪に手を染めて欲しくないと銀行の窓ガラスにいたずら書きをしてしまう!
おい、おい、忠告する所が違わないか!
ジョージを説得するのが筋でないのかな?
そこらへんめっちゃ疑問を感じたが。

マックィーンの役柄には珍しくちょっとひ弱な感じの青年ジョージだった。
銀行を襲った時に「悪魔!」と呼ばれて「悪魔じゃないよ!」と珍しく言い訳してたっけ。
犯罪者になるつもりはなかったのに~という感じだった。銃撃も怖がっていたし。
演技も初期の頃なのでちょっと模索中な感じでもあった。
役柄が固まっているようないないような?

この話は事実に基づいて、との事。
彼が証言したんだろうなあ~という事はラストはお分かりでしょ♪

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「ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦」

2006-11-07 09:12:27 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Junior Bonner 1972年 アメリカ作品

監督 サム・ペッキンパー
主演 スティーヴ・マックィーン ロバート・プレストン アイダ・ルピノ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
カウボーイのJ.Rボナーは、サンシャインと言う名の牛のロデオに失敗する。かつては、名の知れた彼だったが、やはり体力の衰えはぬぐえなかった。
故郷でのロデオ大会に出場するように、久しぶりに帰ってきたボナー。彼の父親エースもかつてはカウボーイだった。彼は父親と共に出場出来るように申し込み、そして父親に会いに行くのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
マックィーン自身が好きな作品とあげているこの映画。

なので、DVD購入し鑑賞。

サム・ペッキンパー監督には珍しく、銃撃と死体がないとの評判の作品だが、本当になかった。
さらに、マックィーンには珍しく家族愛がテーマ。
彼自身が“父親”という存在に憧れているから、役の上とはいえ彼に父親がいるから好きなのかもしれない。(あくまでも憶測)

マックィーンは主人公のジュニア・ボナー。
かつては名手だった彼も今では落ち目。そこん所、ちょっと切ないのだが。

しかし、
なんと言ってもあのカウボーイ姿は似合う。かっこいい!!
馬を扱う感じも手馴れた雰囲気で良いのだ。


だが・・・。
どうも何か足りない気がしてならない作品。

ジェームス・ディーン(詳しく見たことはないが)ではないのだから、家族の中にいても一人取り残されている雰囲気の彼を見てもしっくり来ないのだ。
アウトロー的なイメージが強いからかもしれないからだが。
それに、取って付けたようなラブシーンもいらない!何で必要だったんだろう?後に何も絡んでこなかったのに。

カウボーイの世界を知るにはいい映画だと思う。
自分もそういう生活をしている人達がいるんだ~と関心したからだ。
彼の違う一面を見るのにもいいかもね。

と、ここで思いっきり話は飛ぶが・・・。

本日は、スティーヴ・マックィーンの命日
彼は肺気腫でこの世を去り、はや26年。未だに彼は愛されてる映画俳優だ。
だって、生き方自体がかっこよかったもの。憧れるよ彼の哲学に。
男だったらあ~かっこよく生きたい!まじで。

タイムマシーンがあったら、真っ先に彼が生きていた時代に行く!
彼に会いたいよう~!  (願い)

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「ハンター」

2006-05-01 23:46:59 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

The Hanter 1980年 アメリカ作品

監督 バス・キューリック
出演 スティーヴ・マックィーン ベン・ジョンソン キャサリン・ハロルド

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
賞金稼ぎのラルフ・“パパ”・ソーソンは、今日も保釈中に失踪した逃亡者を捕まえていた。家に戻れば恋人がいて、今は出産準備中。捕まえた逃亡者達からは“パパ”と呼ばれているにも関わらず、実際の“パパ”になる事に抵抗を感じているラルフ。そんなある日、彼宛に不信な電話がかかってくる。復讐心に萌える男が彼を逆恨みして狙っているのだ。しかし、彼はそんな脅しに従わず、いつもどおりに仕事をこなしていくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)

彼の遺作。

この映画の撮影後入院し帰らぬ人となってしまったのだ。

でも、彼らしい作品。(笑)

撮影中にすでに息が苦しかったであろうのに、頑張ってアクションしている。
脱帽です。
走る姿はなんとなく苦しそうだった。
年を取ってるにも関わらず、魅力的な彼。
彼女とのじゃれあうシーンとか、老眼掛けながら、古いブリキのおもちゃを手入れしている姿は、可愛らしいよ。


そうそう、
車の運転がもの凄く下手くそってのが愛らしい。オープニング笑っちゃったよ!
彼女が強引に誘ったラマーズ法の講習会に戸惑いながら参加して、実際のお産になったら・・・。

ラストに普通の人間(まあ、賞金稼ぎという職業柄、普通じゃないけど)を演じたマックィーン。
もうちょっと彼の作品が見たかったと思うのは、ichだけかな?

生きていれば75歳くらい?
味のあるいいお爺さんを演じられている気がしてならない。

この映画で着ていたジャンバーは息子のチャド・マックィーンが持っているんだとか。(彼も役者さん)
息子さんは、奥さんの方に似ているきがするんだけど。

マックィーンは、
自分にとっての永遠の憧れ。
最高の俳優だ。

でも、マックィーンに憧れる女っておかしいかな?

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「トム・ホーン」

2006-05-01 23:41:14 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Tom Horn 1980年 アメリカ作品

監督 ウィリアム・ウィアード
製作総指揮 スティーヴ・マックィーン
出演 スティーヴ・マックィーン リンダ・エバンス リチャード・ファンズ・ワース

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
インディアンのジェロニモを捕虜にして一躍名をはせたトム・ホーン。あれから年を取っているものの、彼の腕はまだ健在だった。偶然、ワイオミングに来たトム。牛泥棒に悩まされていたジョン・コーブルは、他の牧場主達と共に、彼を雇う事にする。彼の働きで次々と泥棒は退治されていくが、容赦ない彼の仕事振りは、他人からは残虐だと思われるようになる。そんなある日、羊を見張っていた少年が何者かに撃ち殺される。証拠もないのに、司法執行官のジョー・ベルは、犯人が彼だと決めつけ、彼は刑務所に入れられてしまう。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
時代に乗り遅れた、昔気質の男。
年取ったマックィーンと重なって、なんとも切ない感じの映画だ。

彼の最後の西部劇。

彼は、西部劇の中の殺し屋役か何かでスターになった経歴の持ち主だから、ファンとしては、いろいろな思いが重なって見てしまったからかもしれない。

トム・ホーン(実在の人物だった)のやり方は、
西部開拓時代のやり方だから“食うか食われるか”の世界。相手を殺さなければ生きていけなかった訳だ。しかし、今は“法”というものが出来、それが世間を支配している。彼のやり方が残忍な行為と捉えられても無理もないのだが、何かそこら辺の時代の流れというかがもの凄く切ない。
彼らのような人間がいたから、今があるのに、そんな事を忘れて彼を裁こうとする。
いつもの彼のキャラクターだから言い訳もしないし、逆に「殺したいんだろ。だったら、殺せばいい」と言い張るんだ。
それでも、途中で牢獄を抜け出すのだけれど、
ichには、“死にたくない”からというより“自由になりたい”から彼が脱獄したんだと感じてしまった。
山に戻りたいと願い窓から見つめる眼差しがなんとも物悲しげで。

ラスト、嬉しいそうに思えたのはichだけかな?
自由に慣れるんだ!と喜んでいたように思えた。

コメント (2)
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「タワーリング・インフェルノ」

2006-05-01 23:35:08 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

The Towering Inferno 1974年 アメリカ作品

監督 ジョン・ギラーミン
出演 ポール・ニューマン スティーヴ・マックィーン フェイ・ダナウェイ ウイリム・ホールデン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ダンカン建設が設計建築した超高層ビル、その名も“グラス・タワー”。今日は最上階の138階で落成式が行なわれている。設計者のダグは、より安全で完璧な設計をしたはずだった。だが、ダンカン社長の娘婿が予算を削られた為に当初の設計とは違う材料で電気配線をした。その為に、熱を持った配管はショートし、81階の倉庫から火が上がる。初めは小火だと思われたが、その火はだんだんとビル全体を覆っていく。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
幼き頃これを見て「パニック映画」というジャンルが嫌いになった記憶がある。(笑)
今回は、大好きなマックィーンが出演していると知ったので頑張って見てみた。


すると・・・。
大人になったからか、いろんな映画を見慣れた為か、“怖い”という印象から“面白い”という印象に変わった。
怖いと思っていたのは、火だるまの人間や、高層ビルから木の葉のように落ちていく人間、あからさまに自分だけ助かろうと群がる人々だったと思う。今見てもその点は怖い。(^^ゞ

主役の設計者の役はニューマン。

火を消しに来る消防のチーフ役がマックィーン。
どちらがヒーロー?というと断然消防士!
マックィーン自身も脚本を読んだ時にそれに気がつき、こちらの役をすると言ったそうだ。

前半まったく姿を表さないのだが、火を消しに現われた時は、当時の観客から歓声が上がったとか。
自分も拍手を送ってしまった一人だ。(笑)
苦悩するマイク・オハラハン(マックィーンの役名)はいい感じだ。
宙吊りになったエレベーターをやっとの思いで下ろした彼が、けが人の列の中に紛れている姿がなんとも可愛らしい。
ラスト、大規模な消火活動をする事になり誰が行くかという話し合いで「俺が?」という表情も好き。
ちょっと中年太り気味な体系も彼なら許せる。

自分の頭の中で薄っすら残っている記憶をたどりながら見る映画も意外と楽しいものだ!

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「パピヨン」

2006-05-01 23:30:49 | 永遠の俳優 スティーヴ・マックィーン

Papillon 1973年 フランス・アメリカ作品

監督 フランクリン・J・シャフナー
出演 スティーヴ・マックィーン ダスティン・ホフマン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
無実の罪で刑務所に入っているパピヨン。(彼の胸の刺青の蝶が彼の名前の由来だが)フランス政府が管理している南米ギニアにある終身刑務所に送られる事になった。そこは、孤島で潮が渦巻き近くに島もない。脱出は不可能とされている場所だ。行きの船の中でルイ・ドガというニセ証券を作成し捕まってる人物に出会う。彼の持っている金でそこから脱出を図ろうとする、パピヨン。この刑務所から無事脱出できるのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
全体的に重い感じの映画。「大脱走」のような感じを想像していると辛い。
Ichはかなり頑張って見た。
まず、ギロチンの場面で綺麗に首が落とされる。
ハンセン病患者の顔はグロテスク。
ムカデが出てきて・・・。
一つ、一つのシーンが短いから我慢できたが。(笑)

このお話は実話

特典映像にはご本人が出てくる。
彼は最終的に無実という事を得たそうだが、こんな所を脱出したなんて、もの凄い根性の持ち主だと関心させられる。
それに、なんとなくマックイーンに似ていた。ビックリした。

これは、珍しく“役者”マックィーンが見られる作品
まあ、共演がホフマンなので、やはりその点は演技派の彼の方が上だが、負けず劣らずの演技をしているのではないかと思う。

やっぱり目を奪われるのはマックィーンの方だし、作りすぎてホフマンはちょっとなあという感想だ。

ラスト、あの人影がなければ、DVD買ってもいいんだけど・・・。(^^ゞ
ふと、見せるスーツ姿のマックィーンは紳士な感じで好きだ!
だが、フランス映画という雰囲気も漂っていて、ちょっと受け入れがたい時もしばしばだった。(苦笑)

ここで裏話。
この撮影の後オファーを受けていたのは「地獄の黙示録」。
だが、彼は、難癖をつけたとの事。マーチン・シーンの役を頼まれていた彼は、その役ではなく、マーロン・ブランドの役に変えてくれと言い、撮影期間も3週間という条件だったとか。
結局は、スタジオ撮影が多かった「タワーリング・インフェルノ」の方に出演したのだが。
難癖をつけた理由は、この撮影がかなりきつく過酷だったとも、家族と一緒に過ごしたかったとも言われてる。後者の理由がかなり大きかったらしい。なぜなら、再婚したばっかりだったかな?(笑)お茶目というか、なんというか。(^^ゞ
本当に自分に正直な人だ。

おまけに。
最近買ったこのパンフ。
DVDより高かった!4000円ちかい値段だったよ。
でもパンフは貴重品。

なんか手に入ってすっごく嬉しかったのだ。

コメント (4)
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