マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

【勝手なお願い47】 年末・年始編

2012-12-31 20:45:55 | ちと、あいさつ

本日は、お忙しいこの年越しの日に、ご訪問頂き誠にありがとうございます。<(_ _)>

毎年、長いような、短いような、と感じております。いよいよ、2012年もあと数時間となりました。

今年も幸いな事に、
いろんな作品に出会い、
いろんな俳優に出会い、
いろんな事を知り、
いろんな貴重なコメントを頂きました。

常連様も新規様も、少しずつですが、嬉しい事に、訪問者数が増えております。(゜▽゜*)
これもひとえに、皆様が遊びに来て下さっているおかげであります。

来年も、
マニアック根性のマニアック目線の勝手な感想日記を書いていきますので、どうか懲りずに遊びに来てください。

そして、
見てみたいな~と思った作品を遠慮なくご鑑賞してみて下さい。
そして、
ご自分なりのご感想をご遠慮なく、こちらへ一言残していって下さいませ。

さて、2013年の記事更新は、1月8日になります。

お休みの間でも、コメント&TBは随時受け付けています。その際は、必ずここのルールをお読みになってください。

それでは、皆様良いお年をお迎えください。

2012年、ありがとうございました。<(_ _)>

2013年、また、宜しくお願いいたします。<(_ _)>

takbout

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2012年のまとめ

2012-12-29 06:51:51 | まにあの想い

この1年間に新しく鑑賞した映画&ドラマ(レンタル・TV放映・友人から借りた・劇場公開・海外DVD・など)の本数。 ドラマは、スペシャル版は1本と数え、シリーズものは、1シリーズ1本と数えた。

2012/12/25 現在まで 【159本】

(2006年125本)→(2007年187本)→(2008年140本)→(2009年118本)→(2010年167本)→(2011年135本)

ブログを初めて、ベスト3の数字をたたき出した。(^_^)v
2日~3日に1本は見ている計算になる。なかなか、がんばったんじゃないかな?
目標は、月に20本鑑賞だが、今年も、月に(平均)13本止まり。
ちと不味い。( ̄。 ̄;)

昔見た映画を見直したのが10本。(上記の数に含まれてはいません)
めっちゃ多い。

映画館へ見に行ったのは6本(3Dは1本のみ)。
うち、2本は都会。
ドイツ映画じゃないのが残念だけども。

それでは、この中で、年間のベスト1Kino(=Movie)はといいますと。

「007/スカイフォール」
である。(感想日記はこちら


マニアと言いながら、ベタな選択で申し訳ないが、迷ったあげくにこの作品にさせてもらった。

ずば抜けてこれ!という作品にはお目にかかれなかったというか、いい作品が目白押しで、決めかねての苦肉の選択といった方が正しいと思う。
まあ、
オリンピックの開会式にもボンドは参加してくれていたので、オリンピックイヤーだったという事で、ご勘弁を。


さて、
いつもながら、先行して、先月までの月ごとベスト3を掲載していますので、気になる方はこちらまで→
今年見た映画の中で

例年通り、
「アラーム・フォー・コブラ11」(厳密に言うと、エルドゥアン・アタライ)に夢中になってもいたのだが、後半は、「The Mentalist~メンタリストの捜査ファイル~」にはまってしまい、海外ドラマに行きそうになる所をなんとか踏ん張った感じになった。
注目したい&気になる俳優も増えたし、その分、映画鑑賞の本数も増えた形になっているので、
やっぱり、好みの俳優を発見しないとダメだと実感。

なので、
2013年は、毎年目標にしている、月平均20本の映画鑑賞を目差し、
なるべく選り好みをせず作品を見て、好みの俳優を捜し、鑑賞本数を増やしたいと思っております。
そして、
もうちょっとドイツ映画が公開されるよう、なんとか出来る事を考えて行こうとも思っております。
(個人的になので、そんな大げさな事は出来ませんけども)

さらに、
これまた例年通り、出来るだけドイツ語勉強に時間を注ぐようにしていきたいと思っております。
ドイツ語も今年はがんばった方でもあると思うけども、まだまだ、初心者から脱出できないので、さらなる進歩を目指していく決意であります。

また大きく出ちゃったけども。( ̄。 ̄;)

とにかく、
今年も皆様に読んでもらって、コメントも頂いて、楽しい、嬉しい、幸せな一時を過ごす事ができました。

心から~
「Vielen Dank!=どうもありがとうございます!」

明日以降は、好きな&気になる&注目したい俳優の2013年1月~3月迄の、公開&DVDリリースを紹介できたらと思ってします。

年末で忙しいですが、どうか、休憩の時にでも覗いて見て下さい。

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「Maximum Speed - Renn' um dein Leben!」

2012-12-28 06:51:22 | ドイツ映画&ドラマ

Maximum Speed - Renn' um dein Leben! (直訳=最大のスピード-あなたの人生の為のレース) 2002年 ドイツTVスペシャル(日本未公開

監督 Sigi Rothemund(ジギー・ロゼムント)
アクション監督  Hermann Joha(ヘルマン・ヨハ) Alexander Stahl

出演 Erdogan Atalay(エルドゥアン・アタライ) Bojana Golenac(ボヤナ・ゴレナック) Guntbert Warns(グントベルト・ヴァルンス) Ann Pollmann 

勝手なあらすじ(actionconcept社のホームページに掲載してあるあらすじを機械翻訳にかけ、観賞した後の印象から)  
駐車場で二人の男に襲われるビジネスマン二人。
そのうちの一人は携帯から会社の留守電に掛け、脅された内容を録音した。
34歳のメッセンジャー、Markus Schneider(マルコス・シュナイダー)は、ローラーブレードを履き、颯爽とベルリンの街を駆け抜けていた。
本日も教会への配達を終え、お得意先へと向かった、マルコス。
そこで、一人のビジネスマンから、封筒を一つ手渡されるのだった。
その夜、恋人のLaura Marks(ラウラ・マーカス)と友人宅でのパーティーを楽しんでいると会社の社長からお得意先へ早朝に向かうよう携帯に連絡が入る。
そして翌朝。
マルコスがお得意先へ行くと、ビジネスマンが二人、覆面を被った二人組の男に射殺される現場に出くわしてしまう。
さらに、男達に襲われ意識がもうろうとしている間に、拳銃を握らされ、殺人犯にされてしまった。
なんとかその場を逃げ出したマルコスだが、彼はこのまま殺人犯として逮捕されてしまうのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年最後は、一番大好きな俳優、エルドゥアン・アタライが主役のスペシャルドラマを紹介しようと思う。
(日本版を切実に願う意味も込めて)
ドイツでもまだDVD化されてない貴重なドラマ
新しく出来たRTL社の再放送サイトで先月放送してくれたのだ!!(danke!danke!)

ゼミル以外の彼の演技が見れてすっごくうれしかった~。
全編ドイツ語なので、詳細は不明だが、それでも十分楽しめる内容だった。

それでは、長文ですが最後までお付き合いの程を。(^◇^;)

アタライは、主人公のメッセンジャー、マルコスを演じているのだ。
ローラーブレードのシーンはほとんどアタライ本人が演じている。
というのも、
ローラーブレードのプロフェッショナルBlade Marcという方の指導を受け撮影へと挑んだ、彼。
ある程度のスタントシーンもこなしたとか。
なので、彼の得意なスポーツの中にローラーブレードも入っているのだ。
何気なくこなす仕草にほれぼれ。(*^-^*) 見入ってしまうシーンがわんさか。

そんな中、
恋人とのいちゃつきシーンもなかなか可愛らしかった。
ラウラとの泡風呂シーンはお茶目で・・・。
でも、一瞬苦しそうだったのは内緒にしておこうかな。(泡風呂にふざけっこしながら沈められていたので)

それにしてもモテ男は辛いねえ。
どうも、元カノもパーティーに来ていたらしくモーションかけられてしまうのだ。
その場面を見られちゃってラウラと大げんか!誤解を解けなくて悔しそうにしているマルコスがじ~んと来てしまった。

失意の中、事件へと巻き込まれてしまうのだが、必死に逃げる姿が、もう、ハラハラどきどきもの。
ちっこい体を一生懸命動かして駆け抜けていくシーンはむっちゃ格好良かったけど、むっちゃ力も入ってしまった。


そして、拳銃を握らされても、撃たない彼。
なんかすごく普通な感じが新鮮で素敵だったのだ。

何しろ、
重傷を負い、病院のベッドの中で犯人に脅されるシーンが涙もの。
点滴の管を抜き、病室の電話で会話をしながら窓の外を見る彼。
ラウラが人質に取られ、必死に病院を抜け出さなければならず、警備をしていた警官に「ごめん!」と銃を向けるマルコス。
あ~思い出すだけでジーンと来ちゃうよ~。(>_<)

それでは、
気を取り直して、他の配役さんの紹介。
恋人のラウラを演じたのは、「アウトバーン・コップ」での暴走車の運転手スザンネを演じたボヤナ・ゴレナック。
可愛い感じの人だったので、歳の離れた恋人?と思ったのだが。(^◇^;)

マルコスの無実を唯一信じてくれる警官ハートマンに、「スクランブル」に出演していた俳優グントベルト・ヴァルンス。

そして、当時はアタライの奥さんだった(恋人だったかも)Ann Pollmannがお得意先の会社の受付嬢で出演していた。
彼女との絡みのシーンが少しあって、なんか楽しそうだったなあ。
(一番端にいるブルーのブラウスを着た女性。彼の元奥様)

事件の内容など、ネタバレ日記は「Semirマニアの洒落事」に掲載してあるので、興味がある方はそちらも読んでくれ。
(Maximum Speed - Renn' um dein Leben! ネタバレ日記

ゼミル以外の彼の演技が見れて本当にうれしかった。
車や塀をローラーブレードで跳び越えたりしていたアタライは、本当に運動神経抜群なんだ~と改めて惚れ直してしまった。(^_^)v


まったくゼミルを感じず、事件に巻き込まれた男を好演していた。
演技は抜群に上手いんだと確信。
益々、他の役柄も見たくなって来てしまったが、他は脇役しかないんだよなあ。
せめて、
ドイツ版でいいからこの作品のDVDが欲しい。
ていうか、お願いどこかで発売して~。

そして、
もう少し、ゼミル以外の彼の演技も見させておくれよ~。
頼むよ、アタラ~イ。

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「暗い日曜日」

2012-12-27 12:29:59 | ドイツ映画&ドラマ

Gloomy Sunday - Ein Lied von Liebe und Tod  1999年 ドイツ・ハンガリー作品

監督 ロルフ・シューベル
出演 エリカ・マロジャーン ステファノ・ディオニジ ヨアヒム・クロール ベン・ベッカー セバスチャン・コッホ ドルカ・グリルシュ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

レストラン・サボーで、ハンス氏の80歳の誕生日会が開かれていた。だが、ありき日の女性の写真を見た彼は、その瞬間心臓発作で倒れてしまうのだった。
第二次世界大戦直前のハンガリー、ブタペスト。
レストラン・サボーの経営者ラズロは、恋人で一緒にレストランを切り盛りしているイロナと共に、店でピアノを弾いてくれるピアニストの面接をしていた。時間外に現れたアンディを採用したイロナ。店の経営が上手くいく中、3人の微妙な関係が始まる。
そんな中、客の一人ドイツ人のハンスが、イロナにプロポーズをするも断られ、橋から川へ飛び降り自殺をした。ちょうどアンディがイロナとの関係を持った事を知ったラズロが、偶然その場に居合わせ、彼を川から助け出す。
そして、月日は流れ。ハンスは、ドイツ軍上官となって、店に再び現れた。
一方、イロナの誕生日にアンディが贈った曲が注目され大ヒットするのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
いや~そういうオチとは、予測がつかなかった。上手い感じでだまされたって印象。見事な演出だ!
昨日の作品とは逆で、ラストですっごく好印象になった。

なんたって、注目すべきは、ラズロ役のヨアヒムさん!意外とモテ男役が多いのだ。
今回はむちゃくちゃいい奴で、もう、泣けてくるぐらい男気だった。
というのも・・・。
イロナがアンディとも仲良くなってしまい、すごい事にこの彼女、何気に二人と堂々とつきあってしまうのだ。
今日はアンディ、明日はラズロという風に。愛のかたちが違うと言われても、翻弄されるよね、男性としては。
で、
ラズロがイロナに言う一言がむちゃくちゃ切ないのだ。
「君は愛が2倍だけど、僕達(アンディと自分)は、半分だ。」
独占したくともできないもどかしさ。相手の男もいい奴だと分かっているし、愛しているからこそ、自由にもさせてあげたい。
なんか複雑な心境が伝わってきたのだ。

そして、この時代に意地悪なドイツ人。
そういえば、珍しくセバスチャン・コッホが嫌な役柄だった。ドイツ軍の仲間でユダヤ人大嫌い軍人だった。
見るたび、いい人だったから以外で驚いた。

「暗い日曜日」というのは、
アンディがイロナに贈った曲名。のちに歌詞もつくのだけども、実際に存在した曲なのだそうだ。
そして、物語の中でも言われている通り、聞きながら自殺する人が数人出てしまったのだ。
曲うんぬんではなく、時代背景がそうさせたという結論らしいが、作曲した本人にしてみれば、なんか複雑な気分にはなるよなあ。
特に、アンディのような繊細なタイプは。

ハンス役の人がどこかで?と思ったら、フォーゲルの映画「バグラーズ 最後の賭け」の強引な兄ちゃん役を演じたベン・ベッカーだった。
今回もあまりいい役柄ではなかったけども。

イロナ役の女優さんが綺麗な方だったので、三角関係は許せたけども、でも、あれってちょっとわがまま女だよなあ。 (^◇^;)

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「白いリボン」

2012-12-26 09:28:28 | ドイツ映画&ドラマ

Das weiße Band - Eine deutsche Kindergeschichte 2009年 ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア作品

監督 ミヒャエル・ハネケ
出演 クリスティアン・フリーデル レオニー・ベネシュ ウルリッヒ・トゥクール フィオン・ムーテント

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

ふと昔のあの時の事を思い出す男。「すべてを話しておくべきだ。」
彼は若いとき、北ドイツの小さな村に教師として勤務していた。
ある日。村で唯一の医師が落馬事故に遭い重傷を負った。何者かが彼の帰宅路に針金を仕掛けたのだ。その後、小作人の妻が作業場で死亡。小作人の雇い主の男爵の息子が行方不明になり、数日後、お尻をたたかれ木に逆さ吊りにされているのを発見された。
村には異様な雰囲気が漂うようになる。
そんな中、牧師は夕飯に遅れてきた娘と息子に白いリボンをつけさせる。それは純真無垢を取り戻すという意味があった。
一方、教師は男爵家の双子を世話していたベビーシッターが気になっていた。あの事件依頼、男爵の妻は子供をつれて出て行ってしまっていた。彼女は解雇され自分の田舎へと帰っていた。
教師は暇を見つけ彼女に会いに行くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
不可解な事件が起きるが、犯人が誰なのか?という推理サスペンス風に見ていくと肩すかしを食らう。
第一次世界大戦前の、ドイツの片田舎の人々の生活風景だ!という感じで見るとそれなりに納得できると思う。
それほど、ちょっと難しい作品だった。

全編白黒という演出は、きっと暗い時代という事を象徴するものだったのでは?と見終わって思った。
大概、田舎町で一人の権力者がいて~となると、独裁的になるので、なんらかのひずみが生じてくる。
それはほとんど、妙な方向へと行ってしまうものだから、パターンと言えばパターンな感じだったと思う。
何せ、人の区別が白黒だからしにくく、登場人物とその子供達を覚えるだけで手一杯だったのだ。

重傷だった医師があんなにも身勝手な人物だったとは。
まあ、医師も人間だから出来た人ばかりでないのは分かるが、妙に頭にきたのだ。
それに、医者だったら分かるだろう!!と怒り心頭になるような行為もしていた。この男腐ってるわ。(`ヘ´) プンプン。

逆にステレオタイプの牧師。
宗教うんぬんで人々を統一しようとするのは納得だが、子供にそれを強制するのがどうもダメだったのだ。
案の序、子供はあ~いう行動をとってしまったし・・・。( ̄。 ̄;)


文芸作品すぎて、ついて行けなかった。個人的に後味がすこぶる悪い印象。
人間模様がリアルすぎるのだと思う。
元来ドキュメンタリーなどが苦手な自分だから、受け入れがたかったのかもしれない。
人間はそれほど醜い面も持ち合わせているのは、分かるのだが。

今年も外国映画賞にノミネートされている、この監督さん。
次回はパスだなきっと。

賛否両論分かれるというこの作品。
参考までに、いつもドイツ関係でお世話になっているありちゅんさんのブログを紹介しておく。

「こういう作品こそがドイツ映画です!」
と言われると、やっぱちょっと引くなあ。(^◇^;) 

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「小さなバイキング ビッケ」

2012-12-25 12:58:31 | ドイツ映画&ドラマ

Wickie und die starken Männer   2009年 ドイツ作品

監督 ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
出演 ヨナス・ハンメルレ ワルデマ・コブス ニック・ロンム クリスティアン・コッホ ユルゲン・フォーゲル 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
森でオオカミに追いかけられながらも何とかチッチの人形を取り返したビッケ。
1095年、北の国にはバイキングが住んでいた。
ビッケの父親はバイキングのリーダー、ハルバルなのだが、女の子と遊んでばかりで、オオカミも怖がってしまう息子が少し悩みだった。
そんなある日。
戦利品を持って帰宅したハルバル達が祝杯を挙げ、寝入っている翌朝。ビッケがチッチの為に空を飛ぶ道具を考えついたその時、海から悪魔のような敵のバイキングが現れ、子供達をすべて連れ去ってしまった。
幸い、木に引っかかっていたビッケだけは無事だったのだが、ハルバル達は急いでその幽霊船に乗っているであろう、悪魔のバイキング達を追う為に船出した。
ビッケもチッチを救うために隠れて乗り込む事に。
そして、それらしき幽霊船に出会ったハルバル達は奇襲攻撃をしかけるのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
個人的には懐かしいアニメ「小さなバイキング ビッケ」
自分より少し若い人達は知らないだろうが、幼い時に好んでこのアニメ見ていた自分には、すげ~うれしくってやっと日本版になった!と飛びついた作品。
しかし、悲しいかな、英語吹き替えだったので、仕方なく日本語吹き替えで鑑賞。(言語はドイツ語です)

なんたって、アニメからそのまんま出てきた俳優陣が楽しかったのだ。
ビッケもそうだが、海賊のメンバーが本当変わりなく、むっちゃうれしくてたまらなかったのだ。
そして、ふと、
「あれ?これって日本のアニメじゃない?著作権とかは?」とよぎって調べたら、実は初めはドイツで放送されていたと分かったのだ。

こちらのウィッキペディアによると、
スウェーデンのこの物語をZDF局(日本のNHKみたいな局だったと思う)がアニメーションにする時、日本のアニメ制作会社瑞鷹(ズイヨー:アルプスの少女ハイジなどを制作した会社)に頼んで制作してもらい、ドイツで放送されたとの事だった。
それを、日本でも放送したとの事。

お~!!
知らなかったとはいえ、こんな時からドイツに縁があったなんて~と個人的にむっちゃ興奮したのだ。
(もしかしたら、アタライも見たのかな?ってね)

物語は、単純明快。
この物語ってアニメで見たのかな?記憶がさらさらないが。
でもあのひらめいた!のCG使いもなんか好きだったなあ。

実は、ユルゲン・フォーゲル の最新作という事でこの作品を知ったのだ。
その後、すっかりどうなったか忘れてしまっていたけども。(^_^;)
ちなみに、彼は敵の海賊の一人。
アニメキャラでいたような?


懐かしい方の為に、オープニングの日本版とドイツ版を紹介する。

日本版


ドイツ版


ドイツだとビッケじゃなくて、ヴィッキーだそうです。
なんかすっごく雰囲気が違う感じ。
あ~ドイツ語で見たかった。

昨年、続編が3Dで公開されたとの事。出来れば、また日本に来てほしいなあ。
そのまま連ドラになってもいいけどなあ。

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「The Mentalist -メンタリストの捜査ファイル- 第16話」

2012-12-21 06:00:59 | 鑑賞した 海外ドラマ

原題「The Mentalist」 アメリカにて2009年に放送された作品。


16話「血眼」 (原題Bloodshot」)
Season 1 Episode 16 2009317日放送)


 監督 クリス・ロング 脚本 ゲイリー・グラスベルク


出演 

サイモン・ベイカー(パトリック・ジェーン CBI捜査コンサルタント 声:郷田ほづみ)

ロビン・タニー(テレサ・リズボン CBI捜査チーム主任 上級捜査官 声:加納千秋)

ティム・カン(キンブル・チョウ CBI捜査チーム 捜査官 声:喜山茂雄)

オーウェン・イオマン(ウェイン・リグスビー CBI捜査チーム 捜査官 声:江川央生)

アマンダ・リゲッティ(グレース・ヴァンペルト CBI捜査チーム 新人捜査官 声:斉藤佑圭)


Mentalist-
メンタリスト(名詞)

Someone who uses mental acuity, hypnosis and /or suggestion.人の心を読み暗示にかける者

A master manipulator of thoughts and behavior.思考と行動を操作する者の事である


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
CBIの本部に出勤したジェーンの携帯に、爆弾予告のメールが送られてくる。署員が全員避難する中、ジェーンは自分への挑戦状だとして周辺の駐車場で爆弾を探し始める。幸いワゴンにあった爆弾を発見する事は出来た。
しかし、時間がなく、爆発してしまう。ジェーンは、爆風で飛ばされ軽い脳しんとうになり一時的に視力を失った。
リズボン達は被害者の証券ディーラー、ジェームズ・メディーナとジェーンの接点を探る。
すると、ジェーンがまだ霊媒師だった頃の顧客にたどり着くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)  
実はシリーズの中でこの回が一番大好きで、すでに3回ぐらいは見ている、ich
というのも、
ジェーンの過去も分かるし、彼の最大の危機だし、リグスピーとヴァンぺルトの仲も急接近するからだ。

さて、視力を失ってしまった、ジェーン。
治るからと言われてもそこはそれ、ひねくれジェーンは素直に受け止めない。医者にはたてつくし、みんなに少しずつイライラを表しちゃう。
それでも、みんなはジェーンを大切にする。そんなメンバーの心遣いも素敵なんだよね。
ジェーンの過去は、インチキ霊媒師。
本当に救われた人もいるだろうが、その回想シーンがどうみても、紳士的だけどもうさんくさい。
そして、
辛い過去というか、自分への罪意識というか、脳しんとうの後遺症か、ジェーンは署で倒れてしまう。
意外と無理していたんだと分かるシーンで、なんかすっごく切なくなってしまったのだ。
意外と繊細なんだよね、ジェーンて。
だけど、あのお茶のシーンは爆笑だった。
みんな逃げちゃうし、入れてくれたリグスピーには文句言うし。( ̄。 ̄;)
それにしても、その入れ方ってイギリス式の本格的な紅茶の入れ方な感じがするんだけど。

大変な事件の中、ヴァンぺルトは幸せ気分。
リグスピーじゃないけど、それって誰?って感じ。
その彼がわざわざジェーンに聞いてくれというのが面白かった。
でも、恋人が現れた時はちゃんと自分で話そうとしたのは、むっちゃ格好良かったね。
本当に彼女の事を大切に思っているんだなあ~って。
さらにラスト。涙目じゃなかったかな?リグスピー。
あ~いい雰囲気だったんだが・・・。彼の片思いが実る時は来るのかな?(いろんな意味で) 

そうそう、ジェーンとリズボンのやりとりも楽しかった。
それを見かけたリグスピーの反応が最高に楽しかったのはここだけの話。(爆) 

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「The Mentalist -メンタリストの捜査ファイル- 第15話」

2012-12-20 06:06:39 | 鑑賞した 海外ドラマ

原題「The Mentalist」 アメリカにて2009年に放送された作品。


15話「口紅のメッセージ」 (原題Scarlett Fever」)
Season 1 Episode 15 2009215日放送)


 監督 ポール・ホラハル 脚本 ユリカ・グリーン・スワフォード


出演 

サイモン・ベイカー(パトリック・ジェーン CBI捜査コンサルタント 声:郷田ほづみ)

ロビン・タニー(テレサ・リズボン CBI捜査チーム主任 上級捜査官 声:加納千秋)

ティム・カン(キンブル・チョウ CBI捜査チーム 捜査官 声:喜山茂雄)

オーウェン・イオマン(ウェイン・リグスビー CBI捜査チーム 捜査官 声:江川央生)

アマンダ・リゲッティ(グレース・ヴァンペルト CBI捜査チーム 新人捜査官 声:斉藤佑圭)


Mentalist-
メンタリスト(名詞)

Someone who uses mental acuity, hypnosis and /or suggestion.人の心を読み暗示にかける者

A master manipulator of thoughts and behavior.思考と行動を操作する者の事である


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 

ホームパーティーの最中にホストの女性が2階から転落して死亡した。
被害者のスカーレット・マルケサは、何者かに毒を盛られた様子だった。ジェーンは、スカーレットの様子から、毒を飲んでしまったのはバスルームだと推理した。そこには、飲みかけのお酒と口紅で書かれた「これでおあいこ」というメッセージがあった。
ジェーンは、リグスピーと共に、カントリークラブの婦人会に事情を聞きに出向いた。
だが、メンバーの話はどれもちぐはぐで、信憑性には欠けていた。
そんな中、スカーレットがジュエリーを仕入れているという場所で、クスリが取引されている事が判明するのだった。


勝手な感想(自分の思い込み多々) 

前回まったくモテ男になりそうもなかったリグスピーがなぜかモテモテだった今回。
それも年上のご婦人方。もしかして、年上キラー?(爆)

そんな中での
チョウとの会話が最高に面白かった。
リグスピーが「年上の女性ってどう?」というと、「おばさんは嫌だ」ときっぱり。
だが、妙に年上を勧める(?)リグスピーに、「俺を誰かと一緒にしたいのか?」という返しは最高に楽しかったぞ。
いや~リグスピー君。
実際にデートしちゃうとは恐れ入りました。(一筋じゃなかったのか?)


それでは、
ご婦人達の争いを見事に見抜いたジェーンはと言いますと。

身につけているもので、見抜いちゃうなんてすごいよ。怒りを感じたには、やっぱプロだねえ。


まあ、皆さんあきれていましたが、間違いなく、女性は情報が筒抜けですよ。(^^;)
「絶対誰にも言わないで。」なんて言われれば言われるほど、しゃべっちゃうもんだもんなあ。
メンバーのやりとりには嫌気がしてきたね。
集団女の腹黒が目白押しだもの。
まあ、女性の集まりって大概そういう感じだけどね。だから、集団の女達は大嫌いなんだよ。
(自分も♀ですが、つるむのが本当苦手)


母親を亡くした子供を励まして、じゃれ合うシーンは好きだったなあ。
なんか、
子供とジェーンて似合うんだよなあ。
ベイカー自信が子持ちって事もあるのかもしれないけどね。(^_-) 

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「The Mentalist -メンタリストの捜査ファイル- 第14話」

2012-12-19 14:13:34 | 鑑賞した 海外ドラマ

原題「The Mentalist」 アメリカにて2009年に放送された作品。


14話「深紅の情熱」 (原題Crimson Casanova」)
Season 1 Episode 14 200928日放送)


 監督 レスリー・リンカ・グラッター 脚本 ケン・ウッドラフ


出演 

サイモン・ベイカー(パトリック・ジェーン CBI捜査コンサルタント 声:郷田ほづみ)

ロビン・タニー(テレサ・リズボン CBI捜査チーム主任 上級捜査官 声:加納千秋)

ティム・カン(キンブル・チョウ CBI捜査チーム 捜査官 声:喜山茂雄)

オーウェン・イオマン(ウェイン・リグスビー CBI捜査チーム 捜査官 声:江川央生)

アマンダ・リゲッティ(グレース・ヴァンペルト CBI捜査チーム 新人捜査官 声:斉藤佑圭)


Mentalist-
メンタリスト(名詞)

Someone who uses mental acuity, hypnosis and /or suggestion.人の心を読み暗示にかける者

A master manipulator of thoughts and behavior.思考と行動を操作する者の事である


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 

カリストガ・キャニオン。リゾート&スパの一室で銃声3発が鳴り響く。
クレア・ウォルコットがベッドの中で射殺死体となって発見された。夫が権力者で知事と友人だった為にCBIが内密に捜査することに。ジェーンは現場を見て、愛人と一緒だったと推理し、別の部屋で別の女性と一緒にいた男性フリックを発見する。
案の序、彼はクレアと一緒だったが、彼女の死体を見て逃げ出して来たと供述した。
そして、自分の職業をナンパ師だと言って、事件後もリゾートに来る女性を口説いていた。
一方、クレアの夫ウォルコット氏は、愛人がいたことを知らないと言いながらも彼女がフリックに渡した小切手を無効していた事が判明するのだった。


勝手な感想(自分の思い込み多々) 
「ジゴロ」とは違うのか?「ナンパ師」て。(°°;)
その日だけの姉ちゃんを求め毎日を過ごしてるってある意味すごい!
男性の究極的な理想の生き方なのかもしれない。(ひもの極め?)

さて、
そんなモテモテ君の行動に興味津々なのが、モテない男、リグスピー。(すんません)
「俺はマシーンじゃなくていい」ってヴァンぺルトだけにモテたいって事なんだよね。
けなげだ~。
しかし、実際に試さなくてもいいて~の。そのシーンはお茶目で爆笑だったぞ。
そういう純粋なガキんちょぶりが大好きなんだよなあ。大丈夫、十分魅力的だよ、リグスピー!!

そんな彼を尻目に、ジェーンが選んだ、フリック対抗のナンパ野郎が、チョウ!!(^_^)v
これが、どうして、様になっててかっこいいの何のって!
ジェーンが選んだのか?あのスーツ。
いや~かっこよすぎ。
意外とモテるのも納得だったよ。

それでは、本気を出せば、モテモテになりそうなジェーンはと言いますと。
フリックのナンパテクニックを聞いてる顔がいかにも、「嘘っぽいよこいつ」って感じで面白かった。
とはいえ、「女性はボタンがいっぱいあってアコーディオンの用だ。」は、褒め言葉には思えません。
そういう、ちょっと鈍感というかズレてる感覚が好きなんだよねえ。
そして、妻を亡くして起きながら、談笑している夫に切れる彼が最高にかっこよかった。
鼻ピン!はそれでもやっちゃダメだよ。

ラスト。
指輪を見せながらは泣きそうになったよ。(>_<) 

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「The Mentalist -メンタリストの捜査ファイル- 第13話」

2012-12-18 18:39:59 | 鑑賞した 海外ドラマ

原題「The Mentalist」 アメリカにて2009年に放送された作品。

第13話「に塗られた絵画」 (原題「Paint It Red」)
Season 1 Episode 13 2009年1月16日放送)

 監督 デヴィッド・M・バレット 脚本 ヨーガン・マホニー

出演 
サイモン・ベイカー(パトリック・ジェーン CBI捜査コンサルタント 声:郷田ほづみ)
ロビン・タニー(テレサ・リズボン CBI捜査チーム主任 上級捜査官 声:加納千秋)
ティム・カン(キンブル・チョウ CBI捜査チーム 捜査官 声:喜山茂雄)
オーウェン・イオマン(ウェイン・リグスビー CBI捜査チーム 捜査官 声:江川央生)
アマンダ・リゲッティ(グレース・ヴァンペルト CBI捜査チーム 新人捜査官 声:斉藤佑圭)

Mentalist-メンタリスト(名詞)
Someone who uses mental acuity, hypnosis and /or suggestion.(人の心を読み暗示にかける者
A master manipulator of thoughts and behavior.(思考と行動を操作する者の事である

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
警備責任者のフランクと受付嬢の女性が、極秘で社長室に入り楽しもうとした所、死体を発見してしまう。
被害者は、A・P・ケイド石油社長の娘婿ハリー・ラシェリーで、社長室に飾られていた一番高い絵画も盗まれていた。
ジェーンは、盗みが目的で彼は偶然居合わせ殺されたと推理した。さらに、フランクが極秘で入った事をごまかそうとして死体を移動したことも言い当てた。
ハリーの妻で社長の娘ケイドは夫が亡くなった事に動揺していたが、社長は盗まれた絵画に動揺している様子だった。
ジェーンは、ヴァンペルトが調べたハリーの美術品関係の支払い先を彼女と共に訪ねる。
そこで、盗まれた絵そっくりな贋作が発見されるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
絵画にも精通しているジェーン。
もとインチキ霊媒師だけありそういう知識は持ち合わせているのかな?
とはいえ、彼じゃないとあの贋作の見分け方は出来ない。
というか、
あの画家さんがすごいんだけどね。
ラストのあの絵はどっちだったんだろう?
もしかして本物だったりして。(^◇^;)

なにせ、悪ガキトリオが最高に楽しかったのだ。
ジェーンが、絵を盗み出すのに協力するチョウとリグスピーがさ。
ヴァンぺルトの嘘はバレバレでしたけどね。
それにしても、二人の中を知らない人はいないってどんだけ、目立つんだよ署の中であの二人は。(@_@)

冷蔵庫の物、全部飲みそうな勢いのリグスピーがかわいかったなあ。
ジェーンが欠かさずそこへつけ込むのもね。

それでは、
「娘がいました」と何気に告白したジェーンはと言いますと。
半分楽しんでない?ジェーン。という感じのあの田舎の画廊での場面。
生真面目なヴァンぺルトが困った様子がかわいかった。
それにしてもあの警察バッチって、首からつるせるようになったりすんだね。
どこの国も同じなのかな?

いや~盗み出すシーンはハラハラしたよ。
あんなにあっさり盗み出しちゃうなんてね。
わかったらぶっ殺されると思うけども。(^◇^;)

とにかく、うれしそうに帰ってくるジェーンがお茶目でしたよ~。 

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「007/スカイフォール」

2012-12-15 09:04:04 | 2000~2010年代 映画

Skyfall (007/スカイフォール) 2012年 イギリス・アメリカ作品



監督 サム・メンデス
出演 ダニエル・クレイグ ジュディ・デンチ ハビエル・バルデム レイフ・ファインズ ベン・ウィショー ナオミ・ハリス

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
トルコ、イスタンブール。
殺しのライセンスを持つ英国諜報員ジェームズ・ボンドは、仲間のイヴと共に、ある物を探していた。それは、NATOが世界各国へ送り込んでいる諜報部員(スパイ)のリストだった。
一足遅くハードディスクを盗まれたボンドは、盗んだ相手バトリスをあと一歩のところまで追い詰める。だが、Mから犯人射殺の命令を受けたイヴが誤射してしまい、ボンドは高架橋から転落してしまうのだった。
Mが007の追悼文を作成してから数ヶ月後。
彼女のPCが何者かにハッキングされ、MI6本部が彼女の目の前で爆破された。
一方、人里離れた海岸で女と酒におぼれた生活をしているボンドは、そのニュースを聞きつけロンドンのMの自宅へと戻ってくる。
諜報部員を5人殺すという脅迫文が送られて来ている現在、職務へ復帰したボンドは、犯人の手がかりを突き止めようと、逃がしてしまったバトリスを再び追跡する為、中国、上海へと向かうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
待望の007最新作。やっとの思いで見に行ったのだ。大好きダニエル・ボンド!!

前作が終わってから、次回作が本当の勝負どころと個人的にはにらんでいたので、すっごく期待大だったのだ。
その為、事前の情報は一切入れず、一応のまっさらのまま観賞したのだ。(なるべく予告編も見ないようにした。最近は良い場面集のようになっているのが多いので)

それでは、
大好き、ダニエル(ジェームズ)・ボンドはと言いますと。
いきなりの、切れのいいアクション後の、あの、やさぐれ具合。(*^-^*) きゃ~渋くてかっこいい!
女と酒におぼれるなんて、にくいねえ。
そして、彼の過去。
孤児というのは、「007/ゴールデン・アイ」で告白していたので知ってはいたのだが、スコットランドの出身なんて知らなかったのだ。
うわ~といつも以上にうれしくなったよ~。
肉弾戦も車の運転も、バイクアクションも最高に様になるボンド。もう、何も文句なし。
そうそう、若いQになってぼそっと「世代交代かあ」はなんか好きだったなあ。

そのQですが、なんか妙に生意気で。
それでも、「万年筆が爆弾のほうがいいですか?」にはクスと笑えた。
そうそう、決め台詞も言っておりましたなあ。
「壊さずに・・・」
大概無理ですが。(^◇^;)

そして、Mとの攻防戦、の前のあの車での会話。
どう見てもあのボタンはあの時のボタン。
Mが言う一言もうれしかった。
「助手席は・・・」
それしたら、ボンド逆に殺されるわさ。(爆)

忘れてならないのが、今回の悪役シルヴァ事、ハビエルさん。
いや~金髪が~と思っていたらの妖艶な頭の切れる役で、彼ならではじゃなかったかな。
展開は少しだけわかっちゃったけども。

今までのながれでどうしても、なんか企んでる?なんて思ってしまった、Mの天敵マロリー事、レイフ・ファインズ。(^_^;) 
そんな事はいっさいなかったが、ラストは感激してしまった。

そして、それ以上に感激したのが、イヴを演じたナオミ・ハリス。
どこかで?と思ったらキリアン君主演の映画「28日後…」のセリーナだったのだ。
美しく年を重ね、相変わらずのスタイルでアクションもかっこよく、もう一人のボンドガールより断然好きだ~とおもった矢先のラスト。
もう、たまらなくうれしかったのだ。

ある意味、観賞した皆々様がおっしゃている通り、続きを感じるラスト。
うん、もしできればメンバーは今回と同じで願いたい。

長文だが、もう少しおつきあいを。
エンドロールの最後の方に「長崎市軍艦島」と出てきたのを知っている方はいらっしゃるだろうか。
あ~やっぱりあのシーンはあそこだったんだ~と思ったのは自分だけだろうけども。
撮影クルーしか訪れなかったらしいが、なんかうれしかったのだ。
いろんな映画での舞台で使われているが、一番最近見て覚えていたのが、
真田広之さん&千葉真一さん主演の映画「冒険者カミカゼ」のシーン。(以前真田さん祭りをひっそり開催していたので)
独特な土地なので何となく覚えてしまう場所。(詳しくはこちらのウィキぺディアで)

今までは007に何も思入れもなく見てきたが、今回約全作品見てから鑑賞したので、今まで以上に妙に思入れができてしまった。(こだわりはないので、別段素直に観賞は出来た。)

やっぱこのボンドが最高に好きだと実感。
舞台も、いきなりトルコだし、ラストは大好きなスコットランドだったし。

次回も是非期待して待ちたい。

え~っと何年後だったかな? 

 

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「007/ダイ・アナザー・デイ」

2012-12-14 12:33:40 | 2000~2010年代 映画

Die Another Day  2002年 イギリス・アメリカ作品



監督 リー・タマホリ
主演 ピアース・ブロスナン ハル・ベリー トビー・スティーブンス リック・ユーン ロザムンド・パイク ジュディ・デンチ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
北朝鮮、パクチョン海岸。ジェームズ・ボンドは仲間の二人と共に、海からの進入に成功する。そして、取引相手のビョーグとすり替わり、ムーン大佐のいる、非武装地帯へと向かった。だが、正体がばれてしまい、監禁されてしまう。
そして、14ヶ月後。
北朝鮮側のザオとの交換条件でボンドはやっと自由の身となった。
だが、Mは彼が拷問によって口を割った結果、米国のスパイが殺されたと思い込んでいた。その為に、殺しのライセンスを剥奪されてしまう。
しかし、ボンドには身に覚えがない事だった。そこで、真実を突き止めようと単独でザオの行方を追い始める。
そして、キューバへと向かったボンドは、一人の女性ジンクスと出会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
40周年の記念作品でありピアース・ボンドのラスト作品。
なかなか、面白かったぞ。

というのも、
記念作品だけあり、過去作品へのオマージュというか、思い出させてくれるうれしいシーンがたくさんあったからだ。
いや~歴代を見といてよかったよ。
マニアックなおもしろさがあるとないとではちょっと楽しさが違うからね。

今回はなんたって、ハル・ベリー=ジンクスの活躍だろう。
なにせ、海岸から登場するシーンは、まさしく、歴代の中で一番セクシーとされるボンドガールの登場と同じだったからだ。
うわ~とうれしくなったのは言うまでもない。

それと、あの車。
透明になるなんてすごい!と思ったら、昨日TV番組でもそれに近い車があると紹介されていた。
いや~ボンドってやっぱ最先端行ってるよなあ。

特撮は申し訳ないが、現在見てしまうと丸わかりになってしまっていた。
CG技術もいいけれど、実は年月が経過するとアラがわかってしまうのがちょっと残念なところなのだ。
その点、CGがなかった時代の工夫しての特撮技術はあまりわからないから残念なことはないんだけども。

何気に主題歌を歌っていたマドンナが登場していた。おいしすぎる役どころだった。

そして、もう一人のボンドガール、フロスト。
演じるロザムンド・パイクがどこかで?と思ったら、先日観賞した「タイタンの逆襲」に出演している女優さんだった。
あ~だから、なんか剣持って戦う姿が様になっていたのかあ~と納得だった。(いや、作品前後してますけども)

さあ、これで007シリーズを制覇したわけだが、
やっぱり個人的には、ダニエル・ボンドが好みで、次はショーン・ボンドだと確信した。
そして、
最新作「007/スカイフォール」はなるべく全作品見直してから行くことをお薦めしたいと。

50周年記念作品だけあって、この作品同様、歴代のボンドを少しかじってないとクスっと笑えないところがあるからだ。
そんなマニアックな笑いは入らないという方は、無視しても差し支えはないけども。( ̄。 ̄;) 

なぜここまで007シリーズが愛されて来たかは十分にわかった。
そして、
これからも時代を反映しながら、ボンドが活躍してくれること祈るばかりである。 

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「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」

2012-12-13 10:03:55 | 1980~1990年代 映画

Tomorrow Never Dies  1997年 イギリス作品

監督 ロジャー・スポティスウッド
主演 ピアース・ブロスナン ミシェル・ヨー ジョナサン・プライス ゲッツ・オットー ジュディ・リンチ テリー・ハッチャー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ロシア国境、武器取引場所。潜入捜査官のカメラを通して、イギリス諜報部MI6とロシア当局は合同で監視を行っていた。
全世界のテロリストが集結しているのを確認すると、その場所へミサイルを発射。だが、そこには核魚雷もあったと後に気がつく。
とっさに、潜入捜査官に連絡するMI6。潜入捜査官ホワイト事、ジェームズ・ボンドはなんとか核魚雷の爆発だけを避ける事が出来たのだった。
一方、南シナ海の「公海上」を航行していたイギリス海軍「デヴォンシャー」が、中国空軍のミグ戦闘機による領海侵犯の警告を受けた後に撃沈された。同時にミグ戦闘機も撃墜された上に、その後脱出した乗組員も皆殺しにされていた。
それをいち早く報道したのは、イギリスの新聞社「トゥモロー」だった。
中国とイギリスが緊張状態になった今、報道に不振を抱いたMは、48時間以内に真相を突き止めるよう、ボンドに、「カーヴァー・メディア・インターナショナル」の総帥でメディア王のエリオット・カーヴァーを探るよう依頼する。
そこには、ボンドの昔の恋人パリスがいた。彼女は、カーヴァーの妻になっていたが、再会したボンドに、協力しようとする。
だが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
これは、昔TV放映を見ていた。ミシェル・ヨーがボンドガールというのを聞いたからだ。
彼女は中国側の捜査官ウェイ・リンを好演しているのだが、いや~かっこいい!!
こんなにかっこいいボンドガールは彼女だけだよ。
知的だし、アクションの切れもいいし、色っぽい。
最高だね。
なので、ボンドも、タジタジって感じ。
女ったらしの~には、大賛同でしたよ。(^_^)v

またもや舞台がドイツで、あれ?悪役ドイツ語話してる?とおもったら、スタンバーが、ドイツ人俳優、ゲッツ・オットーだった!
TV放映の時はまるきいりドイツ作品なのて見た事がなかったから、この人誰?状態だったが、あの顔にあの背丈だと納得の悪役だった。
というか、彼は悪役多いなあ。

そして、以外と悪役が多いと気がついたのは、大物カーヴァーを演じた、ジョナサン・プライスだ!
彼のイメージはマクキッドが脇役で出演していた映画「五線譜のラブレター」での優しそうな演出家で、すっごく歌がうまい方。
今回も歌ってくれそう~なんてふとよぎってしまったが、あの堂々たる感じはすばらしい悪役だったよ。

そういえば、ステルス戦艦が登場したが、ステルスという飛行機があったのは知っていたけど、海にもあったなんて驚きだった。
海中ほど、ステルスって困るよね。
飛行機はなんとか肉眼で確認できるけども、海って限界があると思うから。

この次は
「007/ワールド・イズノット・イナフ」
になるが、それは以前に掲載してあるので、そちらを読んでください。


「007/カジノ・ロワイヤル」「007/慰めの報酬」もすでに掲載しているので、
明日がラストの1作品になります。

ここまでの道のり、以外と長かったなあ~。(^◇^;) 

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「007/ゴールデンアイ」

2012-12-12 21:17:45 | 1980~1990年代 映画

GoldenEye  1995年 イギリス・アメリカ作品



監督 マーティン・キャンベル

主演 ピアース・ブロスナン イザベラ・スコルプソ ショーン・ビーン アラン・カミング ロビー・コルトレーン ファムケ・ヤンセン チェッキー・カリョ ゴット・フリートジョン ジュディ・デンチ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

巨大なダムに飛び込む、ジェームス・ボンド。ダムの底にはソ連の秘密工場があった。先に潜入していた006こと、親友のアレックスと合流したボンドは、この工場の爆破計画を遂行する。だが、006が敵のウルモフに捕らえられ、彼の目の前で射殺されてしまった。
それでも、ボンドは、爆破の作戦を成功させる。
そして、9年後。
ボンドは、Mがよこした調査班の女性を乗せ、山道を猛スピードで走行していた。ちょうど、同じように自分の車と平行して走っている女性ドライバーの車と競争になり、ボンドが競り勝つ。
その後、フランス海軍が誇るNATOの最新鋭機タイガー・ヘリコプターのお披露目に参加した彼は、その時の女性ドライバーと9年前に006を殺したウルモフがヘリコプターを奪い去るのを目撃する。さらに、彼らが、北極圏にあるロシアの監視基地を襲い、「ゴールデンアイ」を使い、その基地を爆破したことを知った。
ボンドは、国際犯罪組織ヤヌスに属しているとわかったあの女性ドライバー、オナトップを追って、一路ロシアへと向かうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
以前観賞したことさえも忘れていたこの作品。(@@;)
お友達の好きな俳優が出演しているからと薦められ鑑賞してあった事を、作品が始まって思い出したのだ。
が、
結末が曖昧な記憶でしかなく、再鑑賞して思い出したのだった。

5代目ピアース・ボンド。
個人的には、ロジャー・ボンドの雰囲気を醸し出すタイプに思え、ちょっとなぁ~( ̄。 ̄;)的な存在。
男気というか、色気が先に来るタイプ。
まあ、運動神経は良さそうだけども。

この時からMはジュディだったんだね。
冷たい感じはず~とだったんだとやっとわかった。(ダニエル・ボンドだけに冷たいと思っていたから)

最初に観賞したのは、カミング氏が出演していたから。
いつものちょっと妖艶などこかつかみ所がない感じが彼らしい雰囲気そのものだった。

それと、アレックス事、ショーン・ビーン。
彼は大作の悪役が多いが、今回もそうだった。
しかし、似合っているのだ。
よっぽど、ボンドより好きだったけどなあ。
かっこよかったし。

まあ、なにせ、見知ってる俳優陣が目白押しで、一気に現代になったなあ~なんて思ってしまった。

特にびっくりしたのが、チェッキー・カリョ。
あれ?普通の役なんだ~というのもびっくりした要素の一つ。

そうそう、ウルモフ役の俳優さんがドイツ人の方で。
この方もよく見かける俳優さんだったのですっごく楽しく見てしまった。

そういえば、ボンドカーがBMWになっていた。
うれしかったなあ。

なんとなくですけどもね。

コメント (2)
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「007/消されたライセンス」

2012-12-11 14:32:00 | 1980~1990年代 映画

License to Kill  1989年 イギリス作品



監督 ジョン・グレン

主演 ティモシー・ダルトン キャリー・ローウェル ロバート・タヴィ ベネチオ・デル・トロ デヴィッド・へディソン 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

親友でありCIAのエージェントでもあるフィリックスと共に、彼の結婚式へと向かうボンド。
だが、麻薬取締局に呼び止められ、麻薬王サンチェスの逮捕へとかり出される。二人は見事にサンチェスを逮捕し、少し遅れたが、フィリックスは、愛する女性との結婚式を無事すませた。
だが、サンチェスはすぐに警察官を買収し、脱獄に成功。
そして、フィリックス夫婦を襲い、妻は殺害、フィリックス自信は重傷を負わされてしまうのだった。
ボンドは、フィリックスの無残な状況を目の当たりにし、サンチェスへの復讐を誓う。
しかし、駆けつけたMがボンドを止めに入った。
ボンドは、Mの言葉に耳を貸さず、自ら情報部員としての権利を破棄し、サンチェスを追い始めてしまう・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
愛する人を亡くし、重傷を負った親友の為だけに、大物犯罪者へ立ち向かうボンド。
わお!いい感じではないか!
ベタで単純といえば、そうなんだけど、あのボンドが~と思うと、特別に感じてしまったのだ。
国家も大切だが、自分の身近な人間も大切だ!という彼がすげ~素敵で、かっこよく思えたのだ。

きっと、ボンドは、フィリックスに自分を重ねてしまったのかもしれない。
妻を宿敵に殺された事があるボンドだからこそって感じではないだろうか?(「女王陛下の007」より

そんなシリアスな展開に、すっごく和んだのが、Qの存在。
「あ、だめ、触っちゃ~」
ってのがすげ~楽しかった。
なんか一言多いのもいいんだよなあ。(嫌味というか、ブラックというか)

そして、びっくりしたのが、ベネチオ・デル・トロの事。
悪役2番手でありながら、意外とすごい役をしていた。
若いなあ~とつくづく感じてしまったが。

ふと気がついたが、
ボンド映画には、なにげに忘れた頃、再登場するものがある。
パラシュートもそうだが、海が絡むと必ずサメが出てくるのだ。今回もそうだった。サメにやられたのは、今回初めてかな。

メイキングで言っていたが、ラストのタンクローリーで追跡劇の道には、何かがいたらしいとの事だった。
日本だとあまり妙な事が起きるとお祓いしてもらうが、外国だとどうするんだろう?
悪魔払いとかするのかな?
何せ、気持ちが悪いような事が何度も起きていて、極めつけが大爆発シーンをとった写真に、炎の手がタンクローリーをつかもうとしているのが映り込んでいたのだった。
偶然の産物だとは思うが、合成にしてもあれはちょっとびっくりな写真。
さぞかし、撮影時は気味悪かっただろうなあ~と思ってしまったのだった。

ティモシー・ボンドはこの作品で終了。
ショーン・コネリーの降板に抜擢されそうになるが、20代の彼は断ってしまったのだそうだ。
そして、今回は第一候補者のスケジュールが合わずに彼へ依頼があったらしい。

こんな骨太の人間くさいボンドはもう1作品みてもいいかな?と思えたが、
ボンド映画にしては、やはり規模が小さすぎな感じで、あまりヒットもしなかった様子。(自分はこの作品の存在を知らなかった)

なので、次回の路線から、前回の路線が復活する。
個人的にはこのボンドは好感が持てたんだけどね。

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