正さん日記

世の中思いにつれて

ガザ長期侵攻、イランとの対立、元凶はネタニヤフ首相か

2024-04-15 16:30:31 | 世界

 イランがイスラエルに対し報復攻撃を行った。ミサイル、ドローンなど300発がイスラエル各地やイスラエルが占領するゴラン高原に発射されたが、イスラエル側はこれをほとんど撃ち落とし被害は僅少だったと伝えている。

 イラン側は4月1日にイスラエルがシリアにある大使館を攻撃、将官を殺害されたことに対する報復としているが、反撃が約2週間後であり、しかもイスラエルの主要都市ではなく郊外だったことから、余り、戦争を拡大したくないとする意思が見え隠れする。

 これに対し、イスラエルもアメリカを始め周辺各国が戦争の拡大を抑止する意向を示し、自国もガザのハマス攻撃に手いっぱいでイランに対抗する余裕がないことから反撃を躊躇しているようだ。

 従って、最初はイスラエルが火をつけ、これにイランがメンツ上からも苦肉の策で反撃したが、例えは悪いが「この勝負1勝1敗の引き分け」に終わった方が双方の身のためになる。

 しかし、そうは言っても、ハマスのイスラエル攻撃にしても、イランの反撃にしても「火種」はイスラエル側にあるのではなかろうか。

 その元凶は、汚職を摘発され首相を下りれば「手が後ろに回る」可能性があり、そのため戦争を引き延ばし首相の座を死守しているネタニヤフ首相にある。

 自己保身のため、こんな不条理をいつまでも続けているネタニヤフ首相が早期に退陣しない限りイスラエルのガザ攻撃が終わらないし、イランとの危険なにらみ合いも続くだろう。「関連:4月14日

 

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