正さん日記

世の中思いにつれて

「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産に登録決定

2015-07-06 15:50:05 | 世界

 ドイツ西部ボンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は5日、日本が推薦した「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県23施設)を世界文化遺産に登録することを決定した。登録は「富士山」(山梨、静岡)、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬)に続いて3年連続で、これで日本の世界遺産は文化15件、自然4件の計19件となった。

 審査は当初、4日午後に予定されていたが、審査の場での韓国側の発言内容をめぐる日韓の調整が難航したため、最終日の5日に先送りされた。  

 韓国の主張は、八幡製鉄所など7施設で「戦時中に朝鮮人労働者が強制徴用されていた」というもので、一時は朴槿恵大統領が訪韓したユネスコのボコバ事務局長に登録反対を直訴するなど取り持ちならない状況になっていたが、その後、仲介者が入ったのか、思い直したかは分からないが、6月の日韓外相会談で両国が双方の推薦案件が登録されるよう協力することで一致した。

 しかし、肝心の本番になって何やら話がまとまらず、日韓を除く委員国19か国が両国に早期の合意を促していたが、一日間の協議したところでようやく合意に至ったようだ。

 どうやら、外相会議では重要部分が詰み切れていなかった感じで、日本側が韓国のいう強制徴用や賃金差別などの問題で譲らなかったようだ。しかし、最終的には日本が妥協せざるを得なかった感じだ。

 韓国は、ようやく登録に賛成したが、7施設での朝鮮人労働者の強制徴用の事実については、確実に表記するよう求めている。

 このような経緯を経て「明治日本の産業革命遺産」の登録が決まったが、もし決戦投票に持ち込まれたとしたなら日韓の亀裂はますます深くなったろうし、反面、今回の合意を日本が確実に実行しないようなことになったなら、その後の日韓関係はさらに悪化することになろう。

 何はともあれ、日韓国交正常化50周年の年でもあり、この問題を契機に悪化している両国の友好関係が回復することを願いたい。

 今回の「明治日本の産業革命遺産」23施設の中で、郷土伊豆の国市韮山の「韮山反射炉」がめでたく登録されることになったことは喜ばしい。「関連:7月5日

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サッカー女子W杯、日本敗れ連覇逃す。勝ったアメリカは3度目のV

2015-07-06 15:42:48 | スポーツ

 

 サッカー女子ワールドカップカナダ大会決勝は、連覇を狙う日本(世界ランク4位)と前回2位で雪辱を期すアメリカ(世界ランク2位)との間で、今日、日本時間午前8時にキックオフ、日本は前半5分に相手にゴールを許すと、その後もアメリカの猛攻にあい、日本のミスも手伝って立て続けに得点され前半16分で絶望的ともいえる4点を与えてしまった。

 日本も前半27分に大儀見が1点を返し、後半7分にはオウンゴールで2点目を得た。しかし、その直後の9分にアメリカに5点目を決めら2−5となったところで試合は決した。

 2011年W杯ドイツ大会決勝戦では、日本がPK戦を制して初優勝を決めたが、今大会は雪辱に燃えるアメリかが始めから日本を圧倒し、4大会ぶり3度目の優勝を決めた。大会MVPには日本戦で3点をあげたロイドが選ばれた。

 日本は、アメリカと前回のW杯、2012年のロンドン五輪に続いて、世界的大会の決勝戦では今回で3度目の対戦だったが、敗れたロンドン五輪に続く敗戦となった。

 今大会、アメリカは完璧な守りで相手に1点しか与えていなかったが、この試合日本は2点を上げた。しかし、戦前から実力的にもアメリカの優位が伝えられていたが、日本はその予想を覆すことができなかった。

 日本の主将宮間あやは、全試合とおして2得点を上げなど攻守にわたり健闘、大会優秀選手に選ばれた。(写真:表彰式で喜ぶアメリカイレブン)「関連:7月2日

 

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世界遺産登録審査、日韓の合意得られず今日22時以降に持ち越される

2015-07-05 13:56:38 | 世界

 昨晩、ドイツのボンで開かれている世界遺産委員会で決定され喜びに沸くはずだった「明治日本の産業革命遺産」の審査が、日本時間の今日22時からの審査に持ち越された。

 韓国が、この遺産群23の内7か所が、過去に朝鮮半島から徴用された労働者が働かされていたことを歴史の事実として示していないことにクレームをつけているためだ。

 この問題については、イコモスが「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に推薦した後、韓国が登録反対を表明していたが、6月、4年ぶりに開かれた日韓外相会議で、過去に朝鮮労働者が徴用されていた事実を何らかの形で示すことで折り合いをつけた筈だった。合わせて、韓国が登録を目指す「百済の歴史地区」の世界遺産登録について、日本側が協力することになっていた。

 ところが、「百済の歴史地区」」については、一足先に日本も賛成し、全員一致で世界遺産に登録が決まったのに「明治日本の産業革命遺産」については日韓の話がつかず、各国委員から両国の合意がなければ審議に入れないと指摘されたが、結局、話がつかず、一日審議が延ばしされた。

 外相会議では、日本側も70万人を超す朝鮮人労働者が、7施設で働いていたことは認めており、多分、その実態をどのように表現するのかで双方に隔たりがあるのではなかろうか。

 日本側は、強制性は無く、賃金も日本人労働者と変わりなかったと主張、韓国側は、強制的に動員され、差別もあったと主張しているように思われる。

 このように推測すると、何やら慰安婦問題と類似している。韓国にとっては、日本の植民地支配によって総てにおいて強制性があったとの思いが浸み込んでいる感じだ。

 そうなると、現地で事務方だけで話がつく問題ではない。外相会議で話がついていた筈だが、肝心なところで重要事項を先送りしていたのでは、切羽詰まった段階でこじれるのは当たり前だ。

 最悪の場合は、決選投票に持ち込まれ、三分の二の賛成があれば登録が決定するが、他の委員国にとっては、いやでも日韓のどちらかに肩を持つ形となり、政治性を入れないことを旨とする世界遺産委員会にとっていい迷惑だ。

 政府は、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領による初の首脳会談を今年秋に行うことを目指しているが、もしも両国の合意ができず決選投票に持ち込まれた場合は、首脳会開催に向けた動きに水を差すのは避けられず「日韓関係への影響は計り知れない」だろう。「関連:6月22日

 

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拉致問題、じらす北朝鮮の目的は何か

2015-07-04 13:30:31 | 世界

 岸田文雄外相が7月3日午前に記者会見し、北朝鮮による拉致被害者らの再調査の報告期限の「1年」を4日に迎えることに関し、2日夜、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮から「全ての日本人の包括的な調査を誠実に行っているが、今しばらく時間がかかる」と連絡が入ったことを公表した。

 昨年5月末、スウェーデンのストックホルムで開かれた日朝政府間協議後、北朝鮮が日本に対し、ピョンヤンへ行って直接特別調査委員会に聞いて欲しいとの要請を受け、安倍晋三首相の決断で、伊原純一外務省アジア大洋州局長らが北朝鮮へ出向き、特別調査委員会の徐大河委員長(国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長)ら8名が対応、10月28日、29日の両日に亘り協議を行った。

 しかし、大物と言われる徐大河委員長らが対応した割にはほとんど成果を得ることができず、高齢化が進む拉致被害者家族の焦燥はもはや限界に来ている。

 これまで、安倍晋三政権は、客観的にみて北朝鮮に振り回されている感じだ。事実、政府は北朝鮮の意図をはかれず、「北は何をしたいのか分からない」といったところが正直なところだろう。

 常識的に考えても、それほど広くない国土で、しかも専制国家の北朝鮮が拉致した日本人の動向が分からない筈はないとみるのが普通だろう。

 それがこれだけ日本政府をじらし、翻弄しているのは、北朝鮮にとって日本の制裁はさして痛手ではなく、もしかしたらその他の目的があってこのようなじらし戦法を取っているしか考えられない。

 安倍首相がどうしても果たさなければならないと思っている1つが拉致問題と言われている。しかし、安倍首相にとって、拉致問題を解決するための環境は決して整っていない。

 このところ、日米ロ中韓5か国と北朝鮮による6ヵ国協議は北朝鮮が金正恩政権になってから1度も行われていない。加えて、安倍政権になって、北朝鮮の情報聴取や交渉に欠かせない中国、韓国との協力関係が、長期に亘り滞っている。したがって日本は直接北朝鮮と交渉せざるを得ない状況だ。

 さらに加えるならば、安倍首相が戦後70年を機会に出すと言う談話について、これまでの村山談話、小泉談話を完全に継承するか否か、現段階では不透明になっている。

 過去の侵略や植民地支配を認め謝罪した日本の首相の談話は、韓国だけでなく北朝鮮にとっても極めて重要な問題だ。つまり、北朝鮮も、安倍談話には、村山、小泉談話をそのまま継承することを望んでいる筈だ。

 一方、北朝鮮と中国の関係は、何やかや言っても、輸出入を中心に濃密な状態は変わりないという。その中国と日本の関係は好ましくない。このように考えると、70年談話で素直に謝罪しそうもなく、就任以来、中韓首脳会談を1度も開かれていない中で、北朝鮮が安倍首相の功績にさせたくないため、拉致問題にブレーキをかけていることも考えられないことではない。もしそうとすれば、安倍氏が首相をやっている間は、拉致問題の進展はむずかしい。「関連:4月4日

 

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集団的自衛権行使と存立危機事態新3要件は矛盾しないか

2015-07-03 16:12:47 | 政治

 今日、衆議院安保法制特別委員会の審議についてテレビ中継があった。安倍晋三首相は、安倍首相を応援するために開かれた自民党若手議員の勉強会で、自民党議員のメヂィア批判や作家百田直樹氏の沖縄に対する一連の発言について見解と責任を問われ、該当議員を処分したことや自身の責任を容認し遺憾の意を表したが、作家百田尚樹との親密性についてはあいまいな答弁で逃げた。

 本題の安保法制については、相変わらず野党に対する答弁が噛みあわなかった。特に、野党側は安保法制の多くが集団的自衛権を行使しなくても、従来の憲法解釈による個別的自衛権で対応できるのではないかと主張したが、政府の答弁はこれを避け、あくまでも集団的自衛権行使による対応に固執した。

 注目されたのは、ホルムズ海峡の機雷を除去する場合、戦闘が行われていれば機雷掃海ができないので存立危機事態は続くことになるのではないか。との問いに対し、政府の答弁は、それは止むを得ないというニャンスののだった。

 また、米艦が攻撃された場合、存立危機事態の内、3新要件の「他に適当な手段がない場合」に当たらず、アメリカと共に戦うことができないので、結局、存立危機事態を放置することになるのではないか。との意見に対し、政府の答弁は、それはアメリカに任せるしか方法がないというものであった。

 つまり、政府のいう存立危機事態の場合、集団的自衛権行使に必要な3要件があるために、かえって個別的自衛権が行使できず、その結果、我が国が存立危機を脱することができないという矛盾を生じることが浮かび上がった。

 逆にいうと、我が国が存立危機事態に陥った場合には、従来から憲法で認められているとしている個別的自衛権行使の方が適切に危機に対処できることになる。

 こう見ると、政府・自公が何でもかでも押し通うそうとしている集団的自衛権行使は、結局、アメリカの要請に応えるための何物でもないことがよく分かる。「関連:6月24日

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なでしこJが2大会連続、決勝でアメリカと対戦=サッカー女子W杯、

2015-07-02 15:57:34 | スポーツ

 サッカー女子ワールドカップカナダ大会準決勝日本(世界ランク4位)対イングランド(世界ランク6位)は、今日、日本時間午前8時にキックオフ、日本代表のなでしこジャパンは2−1でイングランドを破り決勝に進出、既に勝ち残ったアメリカ(世界ランク2位)と2大会連続で優勝を争うことになった。

 決勝戦は3日開けた日本時間の7月6日午前7時に開始される。前大会では日本がアメリカを2−2からPK戦で破り初優勝を遂げた。日本が連覇を遂げるか、アメリカが3大会ぶりに3度目の優勝を果たすか。2012年のロンドン五輪では、決勝戦で日本はアメリカに1−2で敗れておりその雪辱戦にもなる。

 準決勝の相手、イングランドは、前回W杯ドイツ大会で唯一黒星を喫した相手。日本は前半33分PKで主将の宮間あやがゴールにけり込み先制したが、その7分後に逆にPKを与え前半は1−1で折り返した。後半に入り、イングランドは再三日本ゴールを攻め、日本は何とか防御していたが、後半25分には岩渕真奈が大野忍に代わって出場したところから流れが日本に変わった。

 そうして、後半アディショナルタイム3分の内2分に、川澄奈穂美が右サイドから入れたクロスをイングランドがオウンゴール。劇的な勝ち越し点をあげ、そのまま逃げ切った。(写真:前半、先制のPKを宮間が決めて喜ぶ日本代表の選手たち)「関連:6月14日

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新幹線初の車内放火事件、男性は自殺、女性乗客は犠牲に

2015-07-01 13:59:47 | 社会

 

 昨日正午過ぎ、東海道新幹線のぞみ下り列車が小田原駅まで約7キロ付近を通過中、乗客の男性が油のようなものをかぶり着火し炎上、煙が車内に充満したため新幹線は緊急停止した。

 男が炎上したのは1号車の2,3列目の通路だったため、車両を止めた運転手が備え付けの消火器で火を消し止めたが男は死亡、1,2号車の乗客は4号車へ避難、その中で煙を吸ったか女性1人が死亡した。その他、20名ほどの乗客が重軽傷を負った。

 当初の報道では、1,2号車の間にあるトイレから煙が出ていたということだったので、もしかしたら、男女が共謀してテロ行為に走ったかと思ったが、男は自殺、女性は男とはまったく関係なく煙を吸っため死亡した犠牲者だった。

 このところ、中東、欧州でテロが続発、新安保法制で普通の国になろうとしている日本にもいよいよテロの脅威が迫ってきたと思ったが、まったくの邪推で、どうやら個人的な自殺だったようで、やや先入観を持ちすぎたようだ。

 しかし、なぜわざわざ新幹線内で焼身自殺を図ったのか。そのため1人の女性が尊い命を失ってしまった。数十人の乗客が負傷し、この新幹線に乗っていた800人ほどの乗客はもとより、新幹線の遅れのため、なん万人、なん十万人の人が予定を狂わされ多大な迷惑を被った。

 この男がなぜ自死に至ったかはこれから分かるかもしれないが、これだけ大きな社会的、経済的な影響を残す死に方を選んだことは余りにも理不尽だ。

 51年間、事故の無い安全な新幹線として、日本が世界に誇る文明の利器だが、この事件により今後の安全性をどのように確保するのか。空港のような手荷物チェックやボデーチェックは、1日に何百両が行き来する新幹線ではとうてい無理だという考え方が多数の感じだが、今後どうするのかは、検討せざるを得ないだろう。

 新幹線に限らず、在来線を含めた鉄道輸送、航空機、バス、船舶など運送手段が多岐にわたる中で、これが安全だという決め手は見出せない。

 来年は、三重県伊勢志摩でG7サミット、2020年の東京オリンピックなど、国際的イベントが控える中で輸送手段に限らずセキュリティが注目されてくる。

 今度の、新幹線車内における大迷惑な人身事故は、安全が普通になっている日本人の感覚を、覚醒させる事件になったかもしれない。(写真:煙が充満する新幹線内)「関連:6月30日

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東海道新幹線で焼身自殺か、男女2名死亡、2人重症、20人が軽傷負う

2015-06-30 14:03:10 | 社会

 

 30日午前11時40分ごろ、神奈川県小田原市上町付近を走行中の東海道新幹線下り「のぞみ225号」(16両編成)で火災が発生し、緊急停止した。県警や市消防本部などによると、先頭車両で乗客の男女2人が全身やけどを負い、死亡が確認された。そのほかに煙を吸うなどして乗客2人が重傷、20人が軽傷を負っている。

 死亡した男性は先頭車両1号車の一番前のデッキで油のようなものをかぶって火をつけたという。また女性は先頭車両の後ろ側のデッキで倒れており、その後方のトイレ当たりで大きな音がしたらしい。重軽傷を負った乗客は推測だが、火災が起きた1号車の乗客のようだ。

 JR東海によると、のぞみ225号には約1000人の乗客がいた。車内にスプリンクラーはなく、デッキに消火器が備え付けられている。運転席の真後ろのデッキで火災が発生したとみられ、乗務員が消火したという。同消防本部によると、1号車のトイレからも火が出ていると通報があり、推測だが、死亡した女性に関係がある感じだ。

 また、車内は正午現在、停電が続いている。同社は乗客を後方車両に移動させた。同市消防本部は重傷者らを近隣の病院に搬送した。

 現場は新横浜駅と小田原駅の間で、小田原駅まで約8キロの地点。この影響で、東海道新幹線は東京−新大阪間の上下線のほか全線で運転を見合わせた。JR東海は現場検証終了後、車両を小田原駅に移動させ、乗客を降車させた。

 前のデッキで男性が油をかぶり、後ろのデッキではトイレから煙が出て女性が倒れていたというから、なにやら関連性がある感じだ。

 事故が無い新幹線51年の歴史の中で、このような焼身自殺絡みで2人が死亡したことは初めてではなかろうか。変な想像をするが、まさかイスラム国絡みの自爆テロでなければよいが。

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EU、ギリシャへの金融支援延長を拒否、緊縮要求の是非に対する国民投票実施に反応

2015-06-29 15:16:34 | 世界

 EUが堪忍袋の緒を切って、ついにギリシャに対する金融支援を打ち切ることになった。ギリシャに対するEUの要求は、欧州の中でも高いとされる年金水準の引き下げ、財政再建のための増税などであるが、ギリシャ政府はこれに難色を示し、EUの反対を押し切って財政緊縮策の賛否を問う国民投票を7月5日に実施することを決めたことでEU側は金融支援打ち切りを決断した。

 ギリシャは、6月30日に、IFM(国際通貨基金)に15億ユーロ(約2,100億)を返済しなければならず、これができなければデフォルト(債務不履行)に陥ることになる。

 このため、週明けの金融市場は波乱含みの展開となり、ギリシャ国内では、取り付けぎみの様相を呈し、預金流出が加速している。同国は早晩、預金の引き出しを制限する資本移動規制の導入や、銀行窓口の閉鎖を迫られるとの見方が強まっている。

 一方、7月5日に行われることになった国民投票の結果によっては、ギリシャのEU脱退も現実のものになり兼ねない。ただ、事前の世論調査では国民レベルではEU離脱の意見は少数のようだが、新たに決まったEUの金融支援打ち切りに対する反発から離脱に進む可能性も否定できない。

 欧州メディアによると、EUなどの債権団は現行支援を5カ月間延長する案を準備、合意がまとまれば総額で153億ユーロ(約2兆1000億円)規模の支援が可能になり、11月末までの同国の資金需要を満たし、デフォルトを回避できる計画だった。

 しかしこの計画は頓挫し、ギリシャ危機以来、初めてのEUによる金融支援打ち切りが、ギリシャの破たんを現実化し、これがリーマンショクのように世界経済に大きな影響を及ぼすか否かについては、現段階で判断が難しいようだ。「関連:2012年3月10日

 

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粗悪な議員や、無謀作家を頭に乗せるのは有権者や読者の責任

2015-06-28 15:55:08 | 政治

 昨日、自民党の若手議員らが立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」で、何人かの議員と講師に招かれた作家の百田尚樹氏が言論弾圧的な発言をしたことは、正に自民党の体質を暴露したものとして批判が沸き上がっている。

 このような体質を持つ自民党に、安保法案のなかで存立危機事態、重要影響事態などを判断させてよいのか危うさを禁じ得ない。

 26日の国会で、この問題で野党が安倍晋三首相を追及したのに対し、安倍氏は「議論をすることは自由で、それを遮断することは言論の自由を損ねる」などと甘い答弁をしていたが、さすがに、ことの重大さに気が付き、今日、勉強会を主宰した木原稔党青年局長を更迭、1年間の役職停止の処分にした。

 また。「(圧力を加えるには)広告収入をなくすのとスポンサーにならないことだ」などと発言した井上貴博氏(福岡1区)、「沖縄の特殊なメディア構造を作ったのは戦後保守の堕落だ。沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくためには、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られているなか、大事な論点だ」などと述べた長尾敬氏(比例近畿)、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないと思うが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」などと述べた大西英男氏(東京16区)を厳重注意処分とした。

 ちなみに大西英男氏は、2014年4月の国会で当時維新の党の上西小百合氏の質問中に「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」というヤジを飛ばすなど自民党名うてのヤジ常習者という。

 一方、講師の百田尚樹氏は、「沖縄の2新聞は潰すべき」「普天間飛行場は。もとは田んぼで誰も住んでいなかった」「地主はみんな何千万円の収入がある」など述べたとのことだが、検証の結果、「田んぼだったとか年収何千万円」は事実に反していることが分かったとのことだ。

 このように、今回の安倍首相を激励するために開いたと言う勉強会で、言いたい放題の能弁を吐いた連中は、谷垣貞一自民党幹事長が言うような「品位」はまったく感じられないその辺のクレーマー如き人間で、選挙で当選したいわゆる選良とはかけ離れた人物たちと言わざるを得ない。

 最近の国会議員は、与野党を問わず、このような品格の無い人間が少なからずいるように見受けるが、これらを選ぶのはわれわれ選挙民だ。国の政治のレベルは、選挙民のレベルとイコールだいうから、これらの粗悪な議員を選んだ有権者は大いに反省しなければならない。「関連:6月27日

 

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