正さん日記

世の中思いにつれて

広島市で豪雨による土砂崩れ、死者、行方不明者31人

2014-08-20 14:55:41 | 社会

 

 8月19日夜から20日未明にかけて広島市内で局地的な豪雨が降り、同市安佐南区八木で土石流などの土砂災害が複数箇所で発生した。

 広島県警や消防などによると、2歳の男児を含む18人が死亡、13人が生き埋めになるなどして行方不明になっている。このうち1人は救助活動中だった消防隊員で、土砂崩れに巻き込まれて死亡した。広島県は午前6時半、自衛隊に災害派遣を要請した。消防が救出活動を続けている。

 広島地方気象台によると、20日午前3時50分ごろ、安佐北区で1時間に120ミリを超える雨量を観測したため、「記録的短時間大雨情報」を出した。午前4時半までの3時間の降雨量は観測史上最多の204ミリに達し、平年の8月1カ月分の雨量を上回った。

 広島県と広島市はそれぞれ災害対策本部と災害警戒本部を設置。同市は午前4時15分と4時半に安佐北区と安佐南区の一部地域に避難勧告を出した。(毎日新聞)

 土石流や山崩れによる被害については、昨年10月15日から16日に掛けて大型台風26号が伊豆大島を襲い、死者40人行方不明者3人を出しのたが、それ以来の大災害となった。

 テレビ画像で観る土石流の模様は、大島の災害状況をほうふつさせる。安佐南区八木地区は新興住宅街のようで、山を切り開き多くの住宅が林立しているが、多分、地盤は軟弱で山の砂防は万全だったのか。後からいろいろ言っても致し方ないが、まだ1年も経たない伊豆大島の教訓が生かされていない感じだ。

 それにしても、ここ一週間ほどで日本列島の西側を豪雨が襲っているが、まさか、このような大惨事になるとは想像できなかった。(写真:大雨による土砂崩れで、泥で埋まる市街地=広島市安佐南区八木で=毎日新聞)「関連:2013年10月16日

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W杯サポーターへの称賛は誇りとしても、日常の日本人の公徳心は?

2014-08-19 13:59:16 | 社会

 先にブラジルのリオデジャネイロで行われたサッカーW杯で、サムライジャパンは1勝もできず第一次予選落ちをしたが、サポーターが試合後に予め準備したビニール袋を用いスタンドに散乱するゴミを拾う姿は世界中の称賛を受けた。

 サッカー試合ともなると、負け試合後のサポーターの傍若無人ぶりは、世界共通のものとしてつとに知られているが、そんな中で、日本人サポーターの模範的な行為は驚きに似た感じで世界のニュースとなった。

 この行為が、日本国内においても、サッカーに限らず野球などのスポーツ全体に共通し、日常的に行われているとしたら、どんなに素晴らしいことだろうか。

 否、スポーツ観戦に限らず、日本人の日常生活の中で、全国的に道路、公園などの公共の場所にゴミを捨てず、ゴミがあったら誰かれなく拾うという習性を享受できていたのなら、日本は公徳心の旺盛な国として世界から尊敬され信頼を受けることになろう。

 しかし、実際はどうなのか。多分一部の例外的な町を除けば、日本の町も世界中の凡その町と同じように、道路にはタバコの吸い殻や紙くずが放置され、ポイ捨ての空き缶が転がっていることだろう。

 特に、祭りの後などは、道路に食い残した食べ物の袋や飲み終えたペットポトルが投げ捨ててある。悪質なのは、時によってタバコの吸い殻をまとめて自動車から路上に投げ捨てたり、ゴミ出しのルールを無視して収集日以外の日に、しかも他地区から自動車で持ち込み放置してあることが度々だ。

 毎日のゴミ拾いをしていても、狭い地域にも限らず、必ず同数同量のタバコの吸い殻や汚いゴミが落ちているのは、もしかしたら、一定の人間が毎日のように同一行動を取っているのかもしれない。

 このような状態は、多分日本のどこにでもある光景のように思われる。そんな時に脳裏に浮かぶのが、サッカーブラジル大会の際の日本人サポーターに寄せられた世界からの称賛の声である。

 あれはあれで良いのだ。という考え方もあろうが、彼らサポーターの行為は称賛に価するにしても、それが日本の美徳を象徴するものとして世界から受け止められたのならば、残念ながらそれは大きな買い被りに過ぎない。

 

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GDP6.8%の落ち込み、これでデフレ脱却ができるのか

2014-08-18 14:54:11 | 政治

 先に発表された4〜6月の国内総生産(GDP)は、年比率で6.8%下落、東日本大震災の発生時以来の下げ幅(6.9%減少)に次ぎ大幅な下落となった。

 1997年に消費税が5%になった時には、4〜6月のGDPは年率で3.7%下落したが、今回はその時の凡そ倍に近い大幅な下落だ。

 民間の各シンクタンクは1〜2カ月前、4〜6月期の実質GDPは年率4〜5%減程度にとどまるとの見通しを示していた。しかし、その後に発表された経済指標で改善の遅れが明らかとなり、7%前後の減少に相次いで修正。結果は6.8%の減少だった。

 しかし、GDPの足を引っ張った個人消費は、反動減が和らぐ夏場から盛り返し、景気は持ち直すとの見方も強い。ただ、ガソリンや食品の値上がりで家計は圧迫され、実際には回復の足取りは鈍い。

 また、輸出は緩やかに伸び、民間の設備投資も上向きとはいえ、消費の落ち込みがそれを上回り、GDPを押し上げるまでにはいかないと言う見方が強い。

 安部晋三首相が頼みとした賃上げも、中小企業を含め経営者はそれなりに応じたが、物価上昇からみるとすずめの涙程度のもので、逆に実質賃金の低下は止まらない。

 そんなことを考えると、政府や一部のエコノミストが言う、7〜9期は今回の寄り戻しで消費は回復すると読んでいるが、そう上手くいくのかと懐疑的だ。

 現在1%の物価上昇で、デフレ脱却の路線に乗ってはいるが、日銀の目指した2%の物価上昇は難しく、政府、日銀公約のデフレ脱却はいばらの道だ。

 一方、安倍晋三首相は、2015年10月に消費税率を10%に再増税するかを7〜9月期の景気動向を基に年末に決めるとしているが、今の見通しでは、難しい決断を迫られそうだ。「関連:8月1日

 

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肝心な国に行けないのでは。首相の訪問国歴代1位に思う。

2014-08-17 11:07:09 | 政治

 安倍晋三首相が49カ国を訪問、歴代首相では最も多くの国を訪問したとのことだ。彼がこれだけの国を訪問した目的は何だろうか。

 考えられるのは中国に対抗しているのではないかと思われることだ。中国は、特にアフリカを中心に首脳外交を進め、これらの国への影響力を強めている。これに比して日本は、昔かアフリカや中南米諸国には余り接触を持たず外交面でも中国に大きく水をあけられている。

 中国に対する凄まじい対抗意識を持つ安倍首相は、何とか劣勢を挽回しようと足げく訪問を重ねているが、その成果については現段階では定かではない。

 余り首相の外国訪問の数をピーアールしているので、言いたくなるのが、肝心の隣国中国、韓国、ロシアへ行っていないことだ。行っていないというよりも行けないことだ。

 安倍氏は、訪問した49カ国では、集団的自衛権行使容認について理解を受けたとしている。しかし、肝心の周辺国で政治的、経済的つながりが深い中韓ロに訪問できないことは、49カ国訪問が20点とすれば80点の赤点を取っていることにならないだろうか。

 つまり首相の外交は、点数に見立てると非常に低いと言わなければならない。単に外国へ行った数を誇るとすれば、観光客が何カ国へ行ったよと友人に自慢する程度のものになってしまう。

 そうじゃなくて、多くの国を訪問することによって、将来へのこましを撒いてきたのだから、それなりに評価できるとする見方もあるが、まあそれを是認するにしても、国民には目に見えない。

 加えて、ウクライナ問題でアメリカの言うことを聞かざるを得なく、ロシアへの制裁に加担したことによって、プーチン大統領を怒らせ、北方領土問題はまた波の彼方へ遠ざかってしまった。これで秋に予定されていたプーチン氏の訪日は困難になった。

 また、終戦記念日に3閣僚が靖国神社に参拝、安倍氏本人は私費で玉串を捧げたが、これについてまた中韓を苛立たせ、両国との首脳会談は、今の段階では難しい。

 首相が何カ国を訪問したなど数を誇るのは、観光客の自慢話と似たか寄ったかの話とそう違わない。

 

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難しい丘陵地帯、クブチ沙漠の植林、 活発な中国の植樹

2014-08-16 14:25:48 | 世界

 中国内蒙古自治区恩格貝「クブチ沙漠」は、20数年にわたる日本人ボランティアによるたゆまない植樹活動によって、砂漠が止まり、周辺は畑や牧場、ハウス、遊園地などができ、中国各地から観光目当てに来訪者が増えている。

 しかし、ゴビ砂漠の一体であるクブチ沙漠は、あくまでも広大であり、鳥取大名誉教授であった故遠山正瑛会長が率い、日本各地から集まった日本沙漠実践協会のボランティアによって350万本を有に超すポプラの木主体の植林をしても、まだまだ砂漠は懐を広げ、人の手による植林を心待ちに待っている感じだ。

 沙漠に木を植えそれが育てば、砂の流れを食い止め、そこに畑ができ、人々が集まりオアシスのような集落が生まれることは、既に今までの恩格貝が実証している。

 しかし、今までができたから、これからも同じように成功するとは限らない。初期から中期の植林は、比較的平地の沙漠で、植樹をした後の給水などケアーがしやすかった。

 それが、段々、平地から丘陵地に植樹場所を伸ばしていく内に、平地とは違った弊害が出てくる。1つは風雨によって沙漠の砂が滑り落ち幼樹を無残にも押し流してしまう。1つは、丘陵地は地下の水流が乏しく、人力によって給水をしないと、幼樹は育つのが難しくなることだ。

 現地沙漠では、枝などを集めて砂止めを敷いてはいるが、これが自然の猛威にどれだけ耐え得るかは未知数であろう。

 今日的に問題視されているのが、給水をする人手の枯渇である。皮肉にも恩格貝は植林によって、農業が活性化したため、人力はこれに取られ丘陵地帯の水やり作業が滞っている感じだ。

 このままで行くと、遠山正瑛先生が「やればできる、やらなければできない」という不屈の精神で、クブチ沙漠に営々と進めてきた植林活動が、窮地に立たされる恐れは無きにしも非ずだ。

 しかし、今まで草も生えなかった恩格貝の沙漠に緑の森を作ることに成功した。そうして、これに触発されたかは定かではないが、今、中国政府は地球温暖化防止の目的か、各地で植林が盛んだ。高速道路周辺は途切れることなく若い木が植えられている。

 今日の悪化している日中関係や中国の経済発展の中で、何故、「わざわざ中国まで行って植樹をするのか」と、いぶかしく問われることがある。その際は躊躇なく、「中国の砂漠から日本に飛来する黄砂を少しでも防ぐため」と答える。

 これからの恩格貝「クブチ」沙漠の植樹は、前述したように丘陵地帯に植えなければならなく、給水などが思うに任さないと活着率は確かに少なくなりそうだ。

 しかし、初期に植えたポプラの苗1本と、今植えたポプラの苗1本と、ボランティアの想いや、使う労力は全く同等だ。

 今後も、地球温暖化防止や日本に飛来する黄砂を少しでも食い止めるため、中国沙漠における植林ボランティアは、困難を克服しながらまだまだ続くだろう。「関連:8月14日

 

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戦争の愚かさ、悲惨さを再認識すべき、今日、69回目の終戦記念日

2014-08-15 10:08:40 | 政治

 今日は69回目の終戦記念日、正午に全国でサイレンが鳴らされ黙とうが捧げられる。敗戦から年が経つごとに段々あの戦争の愚かさ、悲惨さが風化している。

 それどころではなく、一部近隣国との軋轢が深まる中で、まだ一部ではあるが戦争も辞さずという勇ましい掛け声が上がっている。

 その機運と数の力によって、安倍晋三政権は特定秘密法の制定、集団的自衛権行使容認の閣議決定など、世界の戦争に加わり易い方針を進めている。

 戦後69年、不戦を誓った憲法第9条が形骸化され、平和憲法はぎりぎりのところで喘いでいる感じだ。今後、憲法改正派がもう少し増えてくれば、自主憲法と称して第9条を葬り、戦争ができる国にするための憲法改正が行われるかも知れない。

 歴史は繰り返すと言うが、戦争を経験しその惨たらしさを実感した人たちが少なくなり、戦争を知らない戦後生まれが増えてくると、どうしてもナショナリズムが勃興し、戦争に対する抗体が薄れ、勇ましい戦争に無我夢中になり易い。

 現在の国会議員は90%が戦後生まれで、与野党問わず、いわゆる非戦を心に刻むハト派がぐっと減っている。それだけ、戦争に陥り易い環境が復活していると見なければならない。

 だからこそ、終戦の日に当たり、先の戦争の歴史を振り返り、その無謀さと敗戦の惨たらしさをあらゆる手段を駆使して、戦後生まれで戦争を知らない人々に伝えていかなければならない。

 

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ゴミを拾う官制の清掃員、綺麗な表道路 笑顔少ない空港職員

2014-08-14 13:47:05 | 世界

 中国のマンションの値段が高騰しているが、その原因の1つに土地代が高いことがある。中国は社会主義国であり、個人の土地所有は原則的に認められていない。従って、どのマンションでも土地は国から借りている形になり、必然的に土地代は国に収めなければならない。

 国は土地の貸与をコントーロールすることができ、そこに土地代を吊り上げ、場合によってはリベートを課すことになる。今問題になっている公務員の汚職の源の1つになっていることは想像に難くない。

 日本の場合は、マンション1戸購入すれば、土地も分割して所有することができるが、中国の場合は、土地は借り物で、部屋だけが自己の所有物となる。前述したようにマンション価格も日本と大差はないようなので、どちらかというと中国のユーザーの方が資産価値としても割りが悪い。

 

 中国の道路は常に汚れていると思っていたが、フフホト市にしても首都の北京にしても、主要な個所にダイダイ色のベストを着た清掃員が居て、盛んに道路に落ちているゴミを拾っている。また、道路の至る所にゴミ箱が置いてある。従って、道路は意外に綺麗になっている。

 北京五輪開催を契機にこのような公衆衛生に身を入れている感じだ。ダイダイ色のベストを着た清掃員は、年配者が多いように見受けられ、多分、自治体が雇用政策として、雇い入れているのかも知れない。

 ただ、一般市民がこれに応じて街を綺麗にするため、いわゆるポイ捨てなどは絶対やらないところまで、公衆道徳が啓蒙されているかはよく分からない。また、表面道路から裏道路に入った場合、同じように道端にゴミが落ちていないかどうかは定かではない。

 

 どうしても気にさわるのが、中国人のサービス精神の問題だ。公務員と思われる人に接触するのは、空港の出入国手続きの時になるが、男女を問わずじゃけんとも思われる対応に心が沈む。空港の事務なので緊迫感は当たり前と言えばそれまでだが、もう少し外国人に対し親切心を持てないものだろうか。

 このような顔に笑みの無い対応は、多分、外国人にだけではなく、自国民にも同じように接していることが想像される。また、このような対応は、空港の職員に限らず、多くの公務員が木で鼻をくくったような応対をしているのではないかとついつい疑ってしまう。

 それは民間の従業員にも同じような傾向が見られるためで、中国がビジネスの一環として接遇を重要視するのはまだまだ」これからの感じだ。「関連:8月13日

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中国、1%の層が富の90%を独占か

2014-08-13 13:28:55 | 世界

 中国各地でマンションブームが起きているとしても、全土で13億人を超す膨大な人口からみれば、まだまだ供給過剰の状態とは言えない。

 中国で圧倒的多数の人は、依然として、昔からの土嚢などで造った狭くて、汚れている一戸建ての家に、三世代の家族が同居しているのが実態だ。特に、北京をはじめ都会に行くと、これらの昔からの住まいがメイーン道路の奥に隠れていて、表面上はよく分からない。

 個人所有のマンション以外に、公的な高層建築の賃貸住宅があり、マンションを買えない人たちは、この公的賃貸住宅に入っている。この辺は日本も一時期同じような状態だった。ただ、公的賃貸住宅の数は、社会主義の国らしく相当ウエイトが高い。

 つまり、中国の住宅事情をザックリ分ければ、高額の個人所有マンション、公的な高層の賃貸住宅、昔からの劣悪とも言える一戸建て住宅になろう。

 それでは、日本でいう庭付きの屋敷を所有している人がいるのかと言えば、居るにいるが、値段は6億とも7億とも言える高価なもので、所有者は極限られているとのことだ。

 現在、中国で言われているのが、1%の人が中国全体の富の90%を独占しているとの話だ。ただ、1%と言っても約1300万人で、日本の人口に換算すると10%に当たる。

 言ってしまえば、この1%の高額所得層が、中国経済を担っている分けで、いびつな感じは免れない。これらの高額所得者が、マンションや自動車などの耐久消費財を買いつくし、物質的に充足状態になってしまうと、当然、消費が低迷し、景気後退に陥ることが考えられる。「関連:8月11日

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持ち家万能の中国人のくらし

2014-08-12 16:37:19 | 世界

 北京で目立つのは、やはりマンションの林立ぶりだ。その数はおびただしいという表現が当てはまるかもしれない。

 人々は、できるだけ都会で学校が近い所のマンションを求めるようだ。一人っ子政策により、かけがいのない一人の子供にできるだけ高度の教育を受けさせるため、親たちは大金をはたいて学校に近い街中のマンションを物色しているようだ。

 そのため、学校に近いマンションならば、相当古くてもかなり高額で売買がされているとのことだ。

 従って、中古を含め、これらのマンションの値段はうなぎのぼりの高額で、それでも手に入れるのは大変だという。その値は新築の場合、日本的に言えば億ションと言えるもので、普通のサラリーマンでは手が届きそうもないのが実態のようだ。

 また、若者が結婚しようと思っても、マンションを持っていない者は、先ず結婚は無理だと言う。相手の親が許さないと言うから、ちょっと異常な感じだ。最も、日本の若者の場合、非正規社員では賃金が少なく、結婚は無理な状態になっているので、中国の場合は持ち家、日本の場合は低賃金で結婚できないことは、どちらも深刻さには変わりない。

 新築マンションの場合、延べ面積は、25坪ほどで、ここに両親と夫婦、子供の5人が住むのが平均的らしい。25坪ほどのマンションは、凡そ日本円換算で5000万円ほどのようなので、日本の都会のマンションと余り値段は変わらない。

 しかし、中国の労働者賃金は、日本のほぼ半額なので、マンション購入は一生涯の大事業となる。従って、自分だけの収入では到底賄い切れないため、親や妻の収入を加え、さらに借金をしてようやく手に入れることができる。その借金も一生かけ、家族中で返済するというから、なんともやりきれない。つまり、マイホームのために一生掛けているようなものだ。

 ただ、現在さかんに建設が進んでいるマンションは、どうも入居者が充足していない様子だ。余りにも高額なため、買えない人が多く、売れ残っているためかも知れない。

 この分でいくと、マンションの売れ残りが出て、建設業者の破たんが目に見えるようだが、それでも業者は値を下げて売るつもりはないようだ。

 値を下げると、今まで買った人からクレームが出ることは、日本の場合でも同じだが、中国の場合は、売買に役所が仲介しているため、値を下げると、それまで役人が取っていた破格のリベートがばれることを恐れているためのようだ。

 一部に、マンションバブルで中国経済は破綻すると言う意見があるが、それは無いだろうと言う意見がある。中国は、社会主義の国なので、万一の場合は国がバックアップするから大丈夫との見方だ。  いずれにしても、車や家がないと一人前には見られない中国は、いつかの日本のような感じもある。「関連:8月11日

 

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自動車の走行を制限している北京市内

2014-08-11 13:33:50 | 世界

 北京は、今や世界でもトップクラスの大都市で、人口は約2000万人を超えている。世界の工場と謳われ、DGPは、このところ1桁台に下がったものの、ずっと10%台を続けてきた中国の首都として、市民の顔は自信にあふれている感じだ。

 道路は、環状線が整備され、あらゆるメーカーの自動車が行き交っている。フフホト市と同様、外車は欧州車が多い感じで、その中に日本車も肩を並べて走っている。やはり、高級化が目立っているが、日本製のハイブリット車や、軽自動車はほとんど見当たらない。

 中国は、日本と異なり、先ずナンバープレートを取得した上で自動車を購入するとのことだ。逆に言えば、ナンバープレートを取らなければ自動車は買えない。そのナンバープレートは、月に2000台限定になっていて、取得するには、何十倍の競争に勝ち抜かなければならない。道路事情や、公害対策などのために、市内の自動車数を制限しなければならなくなっているためだ。

 そのため、市内を自由に走行できるのは、京ナンバーをつけた北京市民の自動車だけで、北京市以外の自動車は、一定のルールに従って市内に入れている。

 京ナンバー以外の車は、例えば、ナンバープレ−トの末尾が偶数の車は、月、水、金、奇数の車は火、木、土と言った具合だ。しかも、北京市内へ入る時間も決められており、そのため、北京空港から市内に向かったバズの車窓から、時間待ちの車が多数待機している様子が見られた。

 自動車ナンバープレートのことに話を戻すと、何しろ、数少ないナンバーを取得するための競争が激しく、必然的に高値で取引されているようだ。中には、インターネットのオークションにかけているものもあり、日本円に換算し、何十万円、何百万円の高額になっているというから、自動車購入と合せると、相当な金持でなければ、自家用車には乗れないことになる。

 しかし、そんな難関を潜って、北京には自動車がたくさん走っている。ただ、昔あったような、北京市内の大渋滞は緩和されている感じだ。

 環状線が整備された結果もあるが、やはり、前述したような、自動車を走らせるためのルールが功を奏していることは明白だ。

 やはり、メーカー任せでどんどん自動車が売れる自由主義の国と、自動車の走行に一定の歯止めを掛け、生産も調整できる社会主義の国との違いがあるのだろう。「関連:8月10日」

 

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