退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「気候変動と壁の建設あるいは検察の圧倒的な劣化」について

2019-01-10 01:30:13 | Weblog
晴れ。風強く冷える。

ナオミ・クライン「これがすべてを変える 資本主義vs気候変動(上)」を読む。

すでに「ティッピング・ポイント=急激に変化する時点」を超えているかもしれない一方
「既得権益」を手放したくない大企業は金をかけまくる反論の嵐で煙に巻き。

「敵を変える」はずだった環境団体はその意見を翻すことに。
「豊かさ」とはほど遠い生活をする国では常に「それどころではない」。

「人類の結末」を仄めかすためにわざわざ「ナウル島」を持ち出さずとも
中学の教科書に載っている「イースター島」で十分だと思いつつ。

今のところ「これがすべてを変える」とはとても思えない感じだけれど
明日読む下巻でどうなるのかが気になるところ。

かつて「ツバル」について書いた神保哲生に「現状報告」をお願いしたいもの。
かの国はさらにひどいことになっていると思われるのだが。

こんなものがあったので載せておく。

それとは別に。

トランプがTVで国民に「壁の建設」を訴えたのだけれど。

「万里の長城」を思い出せば「壁」には必ず「抜け穴」が出来る。
あるいは「ベルリンの壁」を思い出しても結構。

「鉄板の支持層」が40%弱あるとしてそれは実現に至るのだろうか。
今後の展開が気になる次第。

日産元会長のカルロス・ゴーンについて
マスメディアは昨日大騒ぎしたものの今日は音も無し。

「有罪を信じる社員」は「これ以上恥を晒すな」などと。
本当に有罪であるかどうかの「チェック」のないままに。

「冤罪」を繰り返し続けてきた検察を無意味に信じられる方が不思議。
その反省もなく今回もまたというのが「本当」じゃないのか。

それにしても。

「確実に有罪に出来る」と判断した根拠の「不確かさ」を思えば
実は「どうしようもない劣化」がそこに見えてくる。

フランス政府にはこれをいい機会に
わが国の「中世並み」の「人質司法」をぶち壊していただきたい。

「外圧」でしか動けないわが国の「事情」ゆえ。
何とも情けないことではあるが。
コメント
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