退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「マグニチュード8.0」について

2016-12-09 03:25:41 | Weblog
深夜付けっぱなしのTVから地震のニュース。

「マグニチュード8.0」という表示に驚く。

震源はソロモン諸島らしいがここまで大きな地震が近年あっただろうか。
相当広範囲に津波が襲ってきそうなのが怖ろしい。

オーストラリア、ニュージーランドのオセアニア地域はもちろんのこと
太平洋の島々への影響を考えると。

「世界規模の大惨事」が予想される。
できるだけみんなが無事でありますようにと祈るのみ。

映画の中でしか観たことのなかった「現実」がやってくる。

それにしてもNHKが臨時ニュースで続報を伝えないのはなぜ。
おそらく「錯綜する現実」をまとめきれないのだというのはわかるものの。

おまけに気象庁は根室の小さな地震を「最新情報」にしていて。
「ニュースバリュー」について考え直していただきたい。

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「上智と下愚」について

2016-12-09 02:44:25 | Weblog
晴れ。寒さはそれほどでもなく。

白川静「文字講話Ⅱ」を読む。

「原始の宗教」「祭祀について」「国家と社会」「原始法について」「戦争について」。
それぞれの考察にふむふむ。

「中国は『国家』なのかということ」「共産主義を受け入れる素地は『礼記 霊運編』にあること」
「わが国にはそもそも『法』という考え方がなかったこと」。

あるいは孫子を引いて「戦わずして勝つこと」が最上であることをあらためて指摘した上で
日露戦争は「義戦」でもあったはずなのに満州出兵によってその「意味」が失われてしまったことなど。

著者の「射程の広さ」には感嘆するのみ。
この種の「見通し」を持つためにはやはり「歴史を知ること」が必要なのだと再認識する。

それとは全く別に。

相談を持ちかけてきた職場の上司にちょいと意見する。

当人は現場がそれなりにうまくいっているという認識だったよう。
実は相当に「問題を抱えている事実」を指摘したのだけれど。

ただし「頓珍漢な言葉」が返ってきたところからすると
こちらの意見の「意味」を十分に理解しているかは疑わしく。

要は「木を見て森を見ず」の類い。
目先の事に囚われていて「将来」を考えていない趣き。

残念だけれどさまさまな「現場」でよくあることではある。
繰り返すが「リーダーの資質」によって集団の在り様は大きく影響を受ける。

さて。

安倍首相と蓮舫の国会でのやりとりをニュースで見る。

ひと言で表すなら「不毛」。
「ごまかす男」と「ごまかしを追及しきれない女」の「対話」よ。

「ごまかす男」がそこそこうまくやっているのに比べて
「追及する女」はどうでもいい「流行語」など使って何事かを言っているつもりに。

「いずれ菖蒲か杜若」のまさに「正反対」の好例。
「政界における人材の払底ぶり」があらためて浮き彫りになった次第。

もっとも「男女間のコミュニケーションの至らなさ」を確認するための格好の教材にもなり。
この「反面教師の氾濫」にはいささかウンザリしているのだけれど。

そして自らの「代表」として彼ら彼女らしか選べない「われわれの民度」よ。
「圧倒的な貧しさ」をきちんと噛みしめたいもの。
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