退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「呪縛」について

2013-06-20 03:04:39 | Weblog
雨。ようやく梅雨らしくなる。

キャリル・マクブライド「毒になる母親」を読む。

自己愛の強すぎる母親の「呪縛」から逃れた著者による
具体的な「脱洗脳プログラム」。

「不幸の連鎖」を断ち切ろうとする姿は
「輪廻」を終わらせようとする「悟り」に似ているのかどうか。

それにしてもあれこれ出てくる「実例」は凄まじい。
とはいえ「どうにかなること」も少なくないことを忘れずに。

さて。

ある種の人々は「ひとつのこと」についての理解を求められても
なぜかついついそれとは違うことが気になって仕方がないらしい。

その結果「土台」となるべき「ひとつのこと」が
いつまでたってもあいまいなままに終わる。

たとえば九九を思い出そう。

「2×3=6」であることはたいていの人にとっては「自明」だが
それさえ「あやしく」なってしまう。

もちろんこれはあくまで「単純化」しているのであって
さまざまな分野における「土台」となる「知識」のことだと理解してほしい。

彼や彼女にはあらゆることが「だいたい」でしかわからない。
「なんとなく出来たりなんとなく出来なかったり」を繰り返す。

当人がその「原因」を突き詰めることも出来ないままなので
結局状態は何も変わらないままで終わる。

この「呪縛」の正体はいったい何なのだろう。

とりあえず推測するなら「家族」。
今のところそれ以外に思い付かないので詳細を知っている人がいたら教えていただきたい。
コメント
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