退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「好日」について

2011-11-06 01:41:39 | Weblog
くもりのち雨。傘は持たずにやり過ごす。

久方ぶりのソウルバーは二十周年。

ソウル好きの若者が帰った後で年嵩のカップルが二組。
そのうち一組から彼女の誕生祝いのケーキを御馳走になる。

彼は非常に「いいヤツ」なのだけれどそれはあくまで「男目線」での上のこと。
結構酔った「はず」の彼女は「うれしい」と言いつつこちらと絡もうとする。

とりあえず笑って済ませておく。
彼の思いが彼女に通じることを祈りつつ。

吉行淳之介「麻雀好日」を再読。

昔通っていた大学は坂の上にあって
その「ふもと」におばちゃんが経営する雀荘があった。

お決まり通りに「ふもと」にたむろする時間が増え
やがては店番まで任せられるようになり。

阿佐田哲也の「麻雀放浪記」や麻雀小説も読み「Aクラス麻雀」も押さえて。
雑誌「近代麻雀」などきちんと読んでいたもの。

将棋の「棋譜」同様「牌譜」もあれこれ楽しんで
今から思えば熱中していたのだろう。

その熱は冷めてしまったものの「余韻」はいまだに残っていて
ときどき「人生がギャンブルなの」と照れたりもする。

普段はもっぱら「地道」に暮らしているので
小説や映画の発端のように「何か」が起きることもなく。

相撲で言うならどうにか「八勝七敗」で行ければOK。
それ以外は「ご縁があれば」とあくまで受身のままに。

もし「何か」が呼ぶようなことがあったらいつでも「馳せ参じる」用意だけはある。

「いざ鎌倉」などと「御家人気取り」は相変わらず。
「予定寿命」がひとケタになった今日この頃のこと。
コメント
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