サロベツ湿原センター見学のあとは海岸に出て、海沿いをひたすら北上しました。
天気はあいにくの曇り、利尻島(利尻富士)は見ることができません。
その行き着いた先がノシャップ岬で、夕陽の名所とされています。
付近には稚内灯台、ノシャップ寒流水族館、青少年科学館や土産屋などがあり、
晴れていれば利尻島、礼文島を望むこともできます。
行った日はとにかく風が強く車のドアを開けるのも一苦労、コートも吹き飛ばされそう。
何とか展望台の先端まで行って証拠写真をパチリ。
風にあおられて何回か撮り直したよ。
さて本当の岬近くにあるのが稚内灯台。
点灯は1900年、塔高は42.7mで出雲日御碕灯台(43.65m)に次いで全国2位とされ、
映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地になっています。
相変わらず風が強く、まともな画像を残すことはできなかったのですが何とか1枚。
一緒に写っているのがノシャップ寒流水族館と青少年科学館です。
それにしても強烈な風、岬の前後ではそれ程でもなかったのですがここではマックスに。
これが冬ならばどれほどの吹雪なのか、それでも人が営みをするという環境。
人の適応力は半端ない、そんなことを思ったノシャップ岬でした。
ところで、そんな下界から丘の上を見ると不思議な人工物が見えます。
これは陸自稚内分屯地などの施設群です。
能天気に観光をしている間際で、国際情勢の最先端の情報戦が繰り広げられています。
稚内は国境の街でそれが世界に影響を与えているのだな。
国防、それが垣間見ることができる観光地のノシャップ岬です。
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