JR北海道は釧網本線と石北本線沿線の住民調査を行い、
両線区とも日常的に「全く使わない」との回答が最多を占めました。
北海道新聞電子版が伝えています。
→ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/983063/?ref=top
それによると釧網本線では80%、石北本線では61%が日常的に「全く使わない」が最多でした。
そりゃそうだろうよ、両線とも日常的に使うのは通学生と車を使えない高齢者だけでしょう。
さすがに北見市と網走市を沿線に抱える石北本線は出張や通勤客などがいるのでしょう。
それが80%と61%の差になっているのだろうな。
私も両線の沿線に住んでいたら日常的にJRを使うということはないと思われます。
普段は何があっても車を使うに違いないのです。
私は「乗り鉄」ですが、沿線に住んでいたとしても利用するのは年に数回ですね。
それを“日常的利用”とするかは微妙ですが。
それ程、両沿線に限りませんが車社会が浸透しています。
その沿線の住民に鉄路を利用してもらうようにしてもらうのは難しい。
沿線の住民の利用が見込めないのであれば、外から呼び込むしかありません。
それがインバウンドなのか国内客なのかはわかりませんが、その知恵が試されます。
沿線の住民に乗ってもらおうという従来の発想の転換が必要ですね。
どんなことをしても、今のままでは地元民は乗らないのですから。