奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

十勝地域の農協取扱高過去最高、4年連続

2014-12-28 06:22:45 | 農業を考える
十勝地域の農畜産物の農協取扱高が4年連続で過去最高になりました。
27日付朝日新聞朝刊道内版が伝えています。

記事によると今年の取扱高は2798億円で前年比5%アップ、
「十勝農業ビジョン」で目標にしている2900億円にあと少しとなりました。

畑作は前年対6%アップ、酪農が同じく5%アップとなっています。

私は毎年末に全道を回りいろいろなお話を聞きますが、
停滞する他地域をよそに十勝地域はいつも元気がいい。

その元気の源が農業生産にあることは間違いないのですが、
それがこの記事で裏付けられました。

4年連続で過去最高とはすごいことですね。

十勝地域の本当の農業の強さは単に農畜産物の取扱をするだけではなく、
それを域内や他地域で6次産業化し付加価値を高めていること。

このことは私のブログでも書いています。

「JA士幌町」 → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/6ec89d9cb998da41c173535fe3d797ca
「中札内村の枝豆」 → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/d9de92b409713e3f0c2a5536971abed4

農畜産物の取扱高だけ見れば2798億円でしょうが、
そこから派生する2次・3次産業分の売上高を入れると数字はもっと膨れ上がる。
それが地域に循環し経済を潤している。

十勝農業のこの取り組み、他地域でも見習ってほしいものです。
コメント
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