奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

新函館北斗

2014-06-14 04:24:25 | 鉄道
北海道新幹線に新しくできる駅名が決まりました。

奥津軽(仮)が「奥津軽いまべつ」、新函館(仮)が「新函館北斗」と、
既に決まっていた「木古内」と比べて何となくピンとこない駅名になっています。

地元の方以外は「いまべつ」や「北斗」という地名に馴染みがなく、
これで首都圏の方々にアピールできるのか甚だ疑問ではあります。

私でも北斗はともかく、「いまべつ」という名前からイメージできるものはない。

とにかくおらがマチの名前を何がなんでも付けてもらわねば困るという、
全く我がことのしか考えていないごり押しの結果、私にはそう見えます。

一番考えなければいけなかったのは利用者にとって何が最善なのか、ではなかったのか。

その結果地元の地名がつかなくてもより集客につながるのなら、
廻りまわって地域が活性化し地元経済も潤うのではないか。

大局が見えていないのである。

私が首都圏に住んでいたなら「奥津軽」の方が旅情が掻き立てられるだろうし、
「函館大沼」とでもした方が旅行の行き先としてイメージしやすかったろうに。

上越新幹線の「燕三条」や東北新幹線の「那須塩原」にみられるように、
新幹線の駅名はいろいろなドラマを生みだします。

ですが月日が経てばそれなりに受け入れられるのも事実で、
「那須塩原」は平成の大合併では新しい市の名前にもなりすっかり定着しましました。

北海道新幹線の新駅名が今後どうなるかわかりませんが、
決まったからには後々収まるところに落ち着くのだろうな。

そういうものだと、私は納得もしています。

そうそう、そういうものです。
コメント
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