きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

アラジンで煮炊き*今年の冬

2024-04-05 | 汁・シチュー・スープ
札幌の我が家でも、アラジンを消す
時間がさすがに長くなってきた


関東時代は、筍を買いに行く序でに
桜吹雪ん中を散歩してた頃だったな

一生分の花見が出来たのも、お暇な
主婦だったおかげ、おっとのおかげ

が、そんな楽しい経験の数々でも
上書きできない辛い思い出のほうが
多く、心臓が絞られるような記憶も
未だ生々しく、この時期は切ない
・・転勤族の妻の宿命だけど

今となっては、そんな事ですら幸せ
になるはずなのに、今年の春も胸が
ギューッとなって涙が滲んでくる
のは、闘病の辛さも上書きできない
すでに遅しの深い溝となって、心の
奥底に定着してしまったのだろうか


わたしはもう卒業したけれど
今春も、たくさんの転勤族の妻が
頑張っていることだろう

辛いぶん、心がけ次第では
想像以上の楽しさも味わえる
それが転勤族の醍醐味だもんね


頭のアルバムはしまって・・・




この冬も、アラジンで煮炊きを
たくさんした、助けてもらった

残り野菜を詰め込んで煮たものが
一番多かったかな、あとはお任せして
うつらうつら寝ていたら春だった・・
ってかんじほんとに・・・




煮込まないときは、薬缶の湯が沸い
てたけど、蒸し鍋をのっけて次々と
思いつくまま蒸したり、お鍋に湯を
移していろいろと茹でたり・・・

じゃが芋は、皮つきの丸ごとを
煮立てずに、1時間くらいかけて
茹でると、甘くてとても美味しい



先週は、滑り込みセーフで大豆を
茹で、自家製味噌を仕込めた


ここも春めいてきたけれど
まだまだアラジンは現役だ


コメント
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