祇園祭のハイライト、昼間の山鉾巡行そして夕方の八坂神社の神幸祭の神輿巡行を終えた、その翌朝、日本中をおどろかせ、またよろこばせた、なでしこジャパンのワールドカップ優勝が決まった。
その日、ぼくらは京都の山鉾町の右端にひっかかる位置にあるホテルに泊っていた。午前4時に起きるとすぐに試合は始まった。米国の攻撃がすさまじく、あわやというシュートがいくつもあった。GK梅堀の好セーブが、なんとか失点を防いでいてくれた。しかし、後半戦、米国に点を入れられ、正直、負けかと思った。それが、追いつき、延長戦へ。そして、また、米国が先制点。ああ、これで駄目だと、思ったら、終了直前、沢のシュート。・・・・やったあああああ。
そしてPK戦。これで勝てると確信した。ぼくの、京都に旅立つ前のブログ日誌でもPK戦で日本の勝ちを予想していたからだ(汗)。はじめのPKが一番大事。米国選手のボールが飛んでくる。海堀が見事、合わせる。はじくーーーー。ボールはネットの外に。ビデオでみると、ななななんと、足ではじいている。すばらしい。このセーブが日本の勝利を呼び込んだ。海の日には、やっぱり海堀だ(爆)。MYPの沢選手は当然だけど、海堀選手にもあげたかった。いや、チーム全員にあげたかった。
そして、見事、W杯世界一。夢のようだ。あとでテレビニュースをみたら、大震災の被災地の人々が、元気をもらったと喜んでいた。いや、日本中が歓喜の渦に。まるで、前日に観た、祇園さんの大神輿渡御を囲む人々のように笑顔がいっぱいの日となった。
ありがとう、なでしこジャパン。