気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢、4敗 白鵬、休場

2018-01-18 21:49:21 | Weblog

こんばんわ。

波乱の初場所。序盤で、稀勢がはやくも4敗目、白鵬は休場という異常事態となった。

嘉風は昨日の白鵬戦につづき、稀勢を破り、連続の金星。

無念の表情、稀勢の里。

”白鵬休場”はNHK9時のトップニュースに。

そんな中、鶴竜、御嶽海が5連勝。高安、豪栄道の両大関が1敗で追走。稀勢の弟分、高安に期待したい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日は上野へ行ってきました。駅構内にシャンシャンの写真がいっぱい。

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京鹿子五人娘道成寺をシネマ歌舞伎で

2018-01-18 10:13:19 | Weblog

シネマ歌舞伎の”京鹿子五人娘道成寺”がはじまったというので早速、みてきた。娘道成寺は歌舞伎舞踊の中でも最高峰に位置するもので、これを歌舞伎座で公演できるのは女形としては最高の喜びと、いつか玉三郎が語っていた。もちろん、自身でも何度も演じているが、今回は、花子が玉三郎ひとりでなく、五人で踊り分けるという特別なもの。平成28年12月に歌舞伎座で上演されたものでぼくは見逃している。

シネマでは舞台だけではなく、舞台裏の様子や玉三郎をはじめ出演者のインタビューなどもあり、とても面白く見させてもらった。玉三郎が、こうして若手役者と一緒に舞台に上がるということは、もちろん稽古も一緒だし、楽屋でも、あるいは食事などもと、同じ空気の中で過ごすこと、それが大事なんですね、そうすることによって、自分が若手に伝えたいことも自然とわかってもらえるし、逆に自分が思いもしなかったことを感じてくれて吸収してくれることもある、と語っていた。まさにこの舞台は、玉三郎師匠が若手へだいじなものを伝達する恰好の場なのである。もちろん、若手も心得ていて、玉三郎の言葉、仕草、すべてを吸収しようと必死にがんばったようだ。こうして映像にも残してもらい、こんな体験はめったにないと感激していた。

桜の花が咲く道成寺の鐘供養のために訪れた白拍子の花子は、実は叶わぬ恋の恨みから僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊。だから、ときには、清姫の恐い表情が現われる、この辺りが一番の勘所で、玉三郎はその微妙な演舞を”でも、白拍子の花子を超えてならない”という言葉で表現する。

五人の花子が、代わる代わりに現れ、時には五人一緒に、花笠や鞨鼓(かっこ)、手踊りなどで華やかに踊り継いでゆく舞台。フィナーレは鐘が落ち、そこには蛇体となって姿を現す五人娘。

もし、歌舞伎座で玉三郎らの五人娘道成寺の再演があれば、ぜひ駆け付けたいものだ。

玉三郎

七之助と児太郎

梅枝と勘九郎

 

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北斎と肉筆浮世絵/氏家コレクション

2018-01-18 06:08:58 | Weblog

おはようございます。

新春恒例の氏家コレクション展を八幡さまの国宝館に見に行ってきた。今年の売りは、昨年のロンドンの大英博物館の”北斎展”に出展した3点。ちょっとはしゃぎすぎか思うけど、キャッチコピーが”大英博物館を熱狂の渦に巻き込んだ北斎作品が凱旋”。なお、同コレクションはすべて肉筆画というのが特徴である。

というわけで、その凱旋将軍三点(笑)をまずご覧じろう。いずれも、北斎70年間画業のうち晩年30年のもの。

桜に鷲図 晩年期を代表する作品。84歳の作。

若衆文案図 81歳の作。恋文でも書こうとしているのか。大英博物館所蔵の”若衆図”の対幅ではないかと言われている。

雪中張飛図 三国志の張飛。晩年期の武人画の傑作とされる。 

この三点以上に、ぼくが気に入っているのが以下の二点。

酔余美人図 北斎美人画の傑作と言われている。ぼくは(美人画が得意な)娘さんの応為が描いたのではないかと思っている(笑)。

鶴鸛図屏風

 

北斎以外の美人画もいっぱい。

月岡雪鼎/しだれ桜三美人図と菱川師宣/桜下遊女と禿図

奥村正信/当流遊色絵巻(上巻)

鳥文斎栄之/御殿山花見絵巻


いつもながら、とても楽しめた展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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