気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢の小正月

2018-01-15 21:48:12 | Weblog

こんばんわ。

今日、1月15日は小正月。大相撲初場所二日目。稀勢の里、先場所、不覚をとった北勝富士に完勝。初場所、初白星。

稀勢の小正月。おめでとうございます


高安の小正月。おめでとうございます。


東京タワー、還暦の小正月。おめでとうございます。

百合っぺ(高砂百合)の小正月。おめでとうございます。

みなさんの小正月、おめでとうございます。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

玉三郎の京鹿子娘道成寺

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初日の相撲をみての、初場所星取り予想

2018-01-15 10:08:04 | Weblog

最近、ぼくの大相撲星散り予想ははずれてばかりいる。もう、5連敗くらいしているのではないかと思う。ここらで心機一転、巻き返しをはからねばと思う。そのためには、まず、北の富士さんや舞の海さんの話には一切、耳を塞ぐ。だから、稽古総見では、鶴竜や豪栄道が好調で、調子が良さそうだとか、白鵬が張り手、かちあげを禁じられ、迷いが生じるのではないか、それでも優勝候補のトップであることは間違いない、とか、稀勢の里はまだまだでもう一場所休んだ方が良かったのでは、とかいう話は聞かなかったことにする。

 

では、なにを基準に判断するのか。今朝の空模様で占います!占いなんて、馬鹿にする人がいるけど、予想はすべて占いの中である。どこかで聞いたようなフレーズだなと思う人がいればお教えします、藤村の”木曽路はすべて山の中である”でアル。”夜明け前”に起きて、しらじらと明け行く東の空をみた。晴れていれば、眉毛のように細くなった月が昇ってくるはずなのに、そこには暗雲が立ち込めていた。

そうか、そうだったのか。お空さまは”初日は暗雲、すなわち黒星”とお告げ下さっていた。稀勢の里の初日、黒星は定められた運命だったのだ。

 

では、そのあとの命運はいかに。ぼくは空を東から西へ頭をぐるりとゆっくり回した。すると、暗雲のあとは晴れていて、中日あたりに黒い雲がひとつあり、さらに千秋楽の西の空の目をやると、なんと富士山が薔薇色に輝いているではないか!これを、何と見る。お空さまは、千秋楽は白鵬に勝ち、優勝だとお告げ下さっているのだ!


優勝賜杯まで用意して下さっている。

ということで、お空さまのお告げ通り、稀勢の里、13勝2敗で優勝と予想致しまする。北の富士さんと舞の海さんの鼻をあかしたいと思います。二番手は高安、12勝3敗。白鵬、鶴竜は5敗。豪栄道と御嶽海は6敗。新鋭は今場所は苦戦。阿武咲8勝貴景勝、北勝富士、逸ノ城は負け越し。ベテラン、嘉風、玉鷲は勝ち越し。力の差がほとんどないので、星のつぶし合い。稀勢と高安だけが、お空さまのご加護で白星を拾いつづける。

以上でござりまする。文句あっか。

。。。。。

星取り予想(前頭3枚目以上を対象とする) 

稀勢の里13勝2敗、高安12勝3敗、白鵬10勝5敗、鶴竜10勝5敗、豪栄道9勝6敗、御嶽海9勝6敗、玉鷲9勝6敗、嘉風8勝7敗、阿武咲8勝7敗、貴景勝7勝8敗、北勝富士6勝9敗、千代大龍6勝9敗、逸ノ城6勝9敗、琴奨菊5勝10敗、栃ノ心5勝10敗

優勝争いをする稀勢の里と高安

初日の黄昏富士もちょっと気にはなるが・・・。がんばってほしい、稀勢の里。

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横山大観/東京画壇の精鋭

2018-01-15 08:22:48 | Weblog

おはようございます。

お正月には東博(黒田清輝記念館を含む)に初もうでに行っているが、特別展としては、1月7日の山種美術館が初めてとなりまする。

横山大観の生誕150年を記念して、当館所蔵の全40点が展示されるという、またとない豪華な展覧会。さて、どういうふうに紹介したらよいか、行き当たりばったりでいこう。 今回は、ミニ図録を買ったので、作品の紹介ばかりでなく、その中に散りばめられている大観の言葉も添えておこう。

会場に入ると迎えてくれるのがこの作品。ちょっと前、見たようだな、と思ったら、うちの山種美術館カレンダーの1、2月の絵画だった。

霊峰不二(昭和12年)

大観といえば富士山、というくらい多数描いている。なんと生涯2000点に上るという。ここでも、5点ほど。そのいくつかを。

心神(昭和27年)

心神とは魂のことだが、私の富士観といったものも、つまりはこの言葉に言いつくされている。むかし、世界最高峰のエベレストを見たが、富士を仰ぐときのような、何と言うか清々とした感情はわかなかった。富士は、そういう意味でも、たしかに日本の魂だと、そのときも思ったことだ。(大観)

富士(昭和10年頃)

さて、いつものように一点だけ撮影可能の作品があった。左右衛門の家(大正5年)

牧草を刈って家路につく農夫。馬小屋では主人の足音を聞きつけ、耳を立て待つ。木の葉のタッチは南画を思わせ、鮮やかな緑色はやまと絵風、という解説。地には絹の裏側から金箔を張りつける”裏箔”の技法が用いられ、ほの明るさを表現している、とのこと。

その隣りには、琳派を思わせる金地屏風。陶淵明(大正2年頃)

裏箔技法を使った、竹(大正7年) 等伯の松林図の竹版(笑)。

私が竹で一番好きなのは”此君”といわれる竹で、此の家を建てたときは、多摩川の方から1500本の真竹を引いてきて、家の周りを藪にしたものだ。(大観)

玉堂と栖鳳の三人で松竹梅を描いている。大観はもちろん竹。

吉祥画もよく描いた。

蓬莱山(昭和14年)

天地悠久(昭和18年)

花鳥画

春朝(昭和14年)

山桜(昭和9年)

木兎(みみずく)(大正15年)

叭呵鳥(はっかちょう)(昭和2年)

中国旅行の記念として描いた画巻がふたつ。

楚水(そすい)の巻(明治41年) 揚子江沿岸の風景を理想化して描く。朝、昼、雨、夕の四場面。


燕山(えんざん)の巻(明治43年) 

私ほど絵巻物を描いたものはありますまい。世間に知られているものとしては、”生々流転”をまず上げなければならない。最も古いものでは、楚水の巻、そして、燕山の巻、淀川の巻、東海道絵巻など、十指に余ります(大観)。

その他、副題の東京画壇の精鋭(古径、靫彦、青邨、蓬春、魁夷など)の名作も併せて鑑賞できる、素晴らしい展覧会であった。

 

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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