京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

瞬間の雪景色

2014年01月20日 06時00分57秒 | 社寺・和菓子


今日1月20日は、大寒です。
酒造関係では、大寒の寅の日(今年は31日かな)に仕込みをするという話を聞いたことがあります。
年間で一番寒い日に仕込むといいお酒が造れるらしい。
気温が低いとそれだけ雑菌が繁殖する可能性が低いから、いい状態で発酵するのかもしれませんね。



寅の日というのは吉日。
虎は一瞬で『千里を行って千里を帰る』ということから、この日に旅行に出かけると安全に帰ってくることができるといわれています。
黄色のシマ模様の虎さんは金運と密接な関係があり、寅の日に財布を新調すると「お金を使っても呼び戻してくれる」効果が期待できるんだとか。
ホワイトタイガーは・・・違うのかな?





この寅の日、やってはいけないことがある。
・婚礼(元の家に戻ってしまう→離婚につながる)
・葬儀(死者が戻ってきてしまう)
でも遺族からすると戻ってきて欲しい場合もあるかも。
離婚を寅の日にしたら、お相手が戻ってきやはるのかな・・・。


↑鶴屋義信「吉祥椿」

この雪、午前中には融けてしまいます。
京都市内の雪は、この程度。
でも寒さは、雪国より寒いかもしれません。
体感的にという意味で。


↑焼皮製、黒つぶあん

この時期でいつも思い出すのが、京女のお父さんの告別式。
寝ずの番とか立礼をしていました。
特に屋外でもモーニング姿での立礼は寒かったです。
日頃、スーツなんて着ませんからね。
滝行で1時間ぐらい滝に打たれたことがあります。
それに次ぐ冷えでした。
それらに比べて、この部屋の16度は天国です。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otokon
コメント (6)
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