京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

源氏物語執筆地

2017年09月26日 03時38分46秒 | 風景・和菓子

↑廬山寺

ここは、廬山寺(ろざんじ)もとは平安時代前期に創建された天台宗圓浄寺系の本山で、京都の北、船岡山の山麓にあったと伝えられます。しかし、たびたび兵火に遭い、1573年、豊臣秀吉の都市計画に従って、現在の場所に移りました。



この廬山寺の場所は、元々紫式部の邸宅跡だったそうです。ここで『源氏物語』を著し、子供を育てたのでしょう。府立病院も近いし・・・その頃はなかったか。
きっと静かな所だったのでしょうね。
この廬山寺、節分の時は来たことがあるけど、お庭の所は入ったことがないです。


↑廬山寺近くにあるお地蔵さん




↑なかじま(食堂)、小さく感じる。小さくなった?

このお店は「なかじま」。昔、来ていたことがあります。食べに入ろうかと思ったけど、量が多かったら困るのと、ネコを飼っておられたのか、オシッコの匂いが嫌でいかなくなった。今は違うかもしれません。学生食堂っぽい感じのお店で、安くて量が多かったと思います。


↑長久堂「月読みの道」


↑「月夜見・月読み」は月の異名または、月の神。『万葉集』の670、3245にでてきます。


↑みじん羹、栗入り道明寺

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

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おはようございます (すー)
2017-09-26 04:34:32
廬山寺は前を通ったことはありますが、入ったことがありません。そんな歴史が・・

長久堂「月読みの道」何とも素敵なネーミングとデザインですね。
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>すーさん、おはようございます (京男)
2017-09-26 07:04:10
昨日は夜中に蚊の飛ぶおとで目が覚めて、二度寝状態になりました。
廬山寺は、私もそうなんです。節分の時ぐらいかな、入るのは。それでも庭のところまではいきません。
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こんばんは (cox)
2017-09-27 04:42:03
1000年も前の「○○の住んでいた場所」というのが分かるのが凄いですね。
そう思ってそこに立つと不思議な気持ちになりそうです。

長久堂さんの「月読みの道」、ぼんやりとした透明感が素敵。
もうすぐお月見ですね。
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>coxさん、おはようございます (京男)
2017-09-27 06:54:52
1000年という時間がへだたっているだけというのが不思議な感じなんです。物理的には越えられないけど、意識では越えられるような感じがしてね。
生菓子きれいでえしょ。店頭でめだっていました。

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