京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

医院はしごと五大力

2017年02月25日 05時54分42秒 | 風景
23日は、父親と外食をする日(父親が勝手に決めた)だった。
実家に行き、実家でのPC作業がちょっとあった。
終わってから「まず最初に病院に行こう!」と提案。
病院といっても、病的なものではない。耳鼻科で耳垢掃除と皮膚科で爪水虫と皮膚乾燥用の薬(ワセリン程度ですが)を処方して貰うためです。
耳鼻科に行き、耳垢掃除。私も先日したのですが、自分でできない作業なんです。私の予感は当たっていた。右の鼓膜に耳垢がへばりついていた。それを画像で見せてもらい、父親は納得。とる作業は痛かったでしょうね。私も痛かった。
でも、それが耳が聞こえにくくなっているなら行く必要があります。
ドクターは、半年か一年に一度は来なさいとのこと。「遠慮は禁物」とのこと。
耳の穴って人によって違うんです。「耳かきや綿棒を使うと押し込むだけなのでやめなさい」とのこと。


↑今日の写真は、智積院です。本当は、耳垢とかジジイの耳の穴とか、爪水虫アップとかとかがいいけど、本ブログに人が来なくなる可能性もあるし(いやマニアが増える可能性もあるけど)やめました。

次ぎにタクシーに乗り皮膚科へ。
父親が靴下を脱いだ足を見て、爪が伸びすぎていた。
思わずドクターに「爪を切ってやってください。この爪は素人が切るにはちょっと難しいのです」と。
その時、大きな魚の目を発見!「これ痛くない?」と私。
ドクターも「歩いていて靴に小石が入った感じでしょ」と父親に行った。
「ハイ、歩き難いです」と父。
もっと早く言って欲しかったなぁ・・・。
爪と魚の目はきれいにしてもらいました。
ただ皮膚科では、魚の目の表面はきれいにできるけど、芯の処理はしていませんね。
鍼灸の岡田先生ならお灸で温め、芯を軟らかく浮かびあがらせてとるだろうな。その点では、鍼灸の方が優秀やね。芯をとらないとまた魚の目ができてくるのです。





以上、病院のハシゴでした。
この作業、大学病院では絶対にできないだろう。
両病院は、私の顔見知りなので気が楽でした。
待たされないしね。
所要時間は、移動や薬局含めて1時間半!なかなかいいタイムでしょ。
父親に感謝されました。(笑)



移動しながら、ちょうど23日は聖護院門跡で五大力法要をやっていた。有名なのは、醍醐寺で大きなお餅を持ち上げるのをやる日です。
父親に「五大力ってなんだかあかる?」と質問。
近所なのに知らなかった。そんなもんなんです。
私の頭の中では、
「重力・電磁力・原子核をまとめる弱い力・強い力・第5の力としてのダークマター」
「愛・許し・信じる・進化・創造」
なんてことが浮かんでいたけど、父親には理解されないからやめました。
以下のような説明をした。



仏教を敬い、三宝(仏・法・僧)を護持する国王の国を守るために派遣される5人の菩薩。23日はその5人の菩薩の縁日。

菩薩/如来を目指して修行中の者。
如来/修行完成者。修行をして悟りを開き、真理に達した者。

如来>菩薩>明王>天部>その他(荒神、閻魔王、権現)>我々

順位が上にいけば行くほど、服装が質素、スッピンになる。
コンピュータに例えると、如来がコンピュータ本体、菩薩は基本OS、明王は応用ソフト、天部は支援ソフトです。我々はウイルスレベルなのかもしれませんね。
ただし、この順列は、高次元(4次元から11次元)の話。3次元では、肉体を持ったわれわれ人間の方が実行力があるのかも。

逆の視点から見るというのもある。
我々>その他(荒神、閻魔王、権現)>天部>明王>菩薩>如来
我々の可能性は、無限にある。また最低でもある。
Newtonの別冊『「無」の物理学』を眺めていたら、次元の話が出てきた。6次元以上の次元は、素粒子の内部空間にあるというのです。つまりわれわれの奥の奥の奥の中に神仏の世界も内包しているのかも・・・もちろん、自覚はないのですが。





高次の存在からしたら、なにも見えない、聞こえない、触れない、感じない人間ですが、われわれがいなければ、高次の存在は存在というか、活動できないのかも。
なら自信をもって、前に進めばいい。いちいち社寺に行って「すんません。この件をなんとかしておくんなはれ」とお願いする必要もないのかも。
人間が、衣食住を整えてやらないと存在できない。
かといって不遜になってはいけません。自分の中にすべてが存在しているように思う。あなたもわたしも神仏を内包している生き神様。その神様があまりえぐいことをしてはいけませんね。



※耳垢には注意した方がいいですよ。私が大学の時、耳が聞こえ難くなり、初めて耳鼻科に行ったら、耳垢がものすごく溜まっていた。ドクターから「耳垢大王」と命名された。我が次女も昨年、同じような状態になった。「耳垢姫」という称号を与えたい。
高齢者の耳垢や爪水虫、魚の目なんかも要注意です。高齢で耳が遠くなった・・・なんていったら、まず耳垢掃除かも。耳垢が鼓膜に癒着したり、耳と鼻の間のパイプに細菌が繁殖したり、副鼻腔に細菌の巣になり、原因不明の病気になった人もいます。
爪水虫は、痛くも痒くもないけど、歩けなくなる。爪が脆くなり、細菌感染で大変なことになります。しかも家人に移る。義母がそれが元で高熱が出て、救急車で病院に行きました。気を付けてあげてください。
脚のホクロが皮膚癌だったという騒ぎも聞いたことがあります。
ご注意ください。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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2 コメント

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おはようございます (すー)
2017-02-25 08:16:19
魚の目、痛かったでしょぅね。良かったですね。大喜びされたのではお父様!

五大力さんでしたね。でも、一回も見たことありません。
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>すーさん、おはようございます (京男)
2017-02-25 09:27:21
痛いなら、そう言えばいいのに・・・。我慢はいけません。対応策があるのですからね。それで歩き方が悪くなり、腰や膝が悪くなっていったりするのです。
五大力のイベント、わざわざ行くという気にならない、なんでしょうね。遠いからかな。
返信する

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