京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

減塩の塩?

2020年12月01日 05時59分32秒 | モノ
いつもの京男のブログと内容が違いますね。
父親が退院し、日常生活が始まります。
かわった点があります。
食べ物です。
腎臓の状態が悪くなり、透析以外に方法がないのですが、高齢なこともあり食べ物に注意をしながら生きることにしたのです。
入院中に栄養指導を受けました。父親が聞いても要領をえないので私がいっしょに聞きました。
問題は、塩分とカリウムです。
他の腎臓病の人なら、それにタンパク質を制限となります。
父親は、そこまでの制限はいいようです。
意外に難しいのが「カリウム」ですね。
カリウムってなんでも含まれている。生野菜や根菜、キノコや海藻なんかも多く含まれている。コーヒーだってお茶にだって含まれる。
父親の好物だった野菜ジュースやトマトジュースもだめ、果物なんかもだめなんです。

塩分対策で調味料をすべて減塩対応に置き換えた。
これらがどれぐらい有効なのかはわかりません。
減塩の塩という不思議なものまであります。

↓上左から、減塩コンソメ、減塩中華だし、ケチャップ

↑下左から、減塩の塩、ぽん酢、ウスターソース、焼肉のたれ、減塩だしつゆ、しょうゆ

マヨネーズだって食塩不使用がある。
カリウムの問題は悩みます。運動するとカリウムがないと筋肉が痙攣したりしますね。マラソンの時、バナナが有効なんだけど、父親にとって天敵状態になります。
もし父親が運動したら、こぶらがえりなんかになるのかも。


↑食塩不使用マヨネーズ

カリウムは、水溶性なので、茹でた野菜ならOKらしい。
蒸した状態ではだめみたい。
ビタミンCの摂取は難しくなるのかな。
キノコもだめだからビタミンDもだめか。
免疫力が落ちるかも。


↑スプレー式醤油・ソース入れ

濃い味が好きな父親は、醤油をよく使う。
だからスプレー式の醤油入れを手に入れた。
いまは、小皿に醤油を入れて使っています。
それをスプレー式にすればたくさん醤油を使うのが防げる。
ソースもそうです。



それから食塩入れも手に入れた。
これに減塩の塩?を入れて使う。
その他、七味とかカレー粉なんかも使う。これは塩分がないものなら問題ない。
酢なんかもうまく使うといいらしい。
餃子なんか食べる場合、水餃子にして酢と胡椒で食べるという方法ならまだましということになる。
ラーメンなら酸辣湯的・・・つまり酢と胡椒のラーメンならいいのかも。汁はいけませんけど。
可哀想なのが漬物がだめなこと。父は好きなんですよ。

昼食と夕食は、減塩・減カリウムのお弁当を届けてもらうようにした。この方が安全ですからね。
朝食は、パンにします。塩分があるけど仕方ない。
お粥が意外とだめなんです。誤嚥のリスクがあるらしい。
そうなんだ。
誤嚥で肺炎ということもありますからね。

こんな話しを栄養士さんからレクチャーしてもらうと私も食欲がなくなってくる。
何気なく外食なんてできないですよね。
私は関係ないけど、つられてしまいます。
あまり考え過ぎないのも大切かも。
カスミでも食べて暮らすのが理想だけど、父親では無理。
いっそ即身成仏を目指すのもいいかもね。(悲)

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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