名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

ダイヤモンドダストが舞った飛騨の朝

2012年02月19日 | セカンドルーム

 

風邪の症状はいくらか軽くなったが、まだ微熱があり咳が続いていいて本調子ではない。
それに追い討ちをかけるように、今朝の冷え込みは厳しかった。
窓の内側に氷の結晶が厚く張り付き、凍結防止をしてある水栓金具も湯沸かし器もすべて凍結して動かない。
石油ストーブからダクトで温風を吹きかければ復旧するので、その間にユキをつれて散歩に出かけた。
久しぶりの快晴で、東の山から昇る太陽が眩しかった。

空中には宝石を散りばめたような光の粒が漂っていたので、一瞬風花が舞っているのかと思ったが、快晴で雪が舞うことはないので、すぐにダイヤモンドダストであることがわかった。


ダイヤモンドダストは、気温が10度以下で、風のない晴れた早朝に見られる現象で、水蒸気が冷やされて小さな氷晶となり、それが空中を漂う状態をいう。
カメラを向けて、空中に舞う何百万カラットのダイヤを狙ったが、数カラットほどしか捉えられなかった。
飛騨でも気象の3条件が揃う日は少ないので、幻想的な風景を見る機会は少ない。

寒さが厳しく風邪の回復を遅らせそうだが、抜けるような青空と、七色に輝くダイヤをゲットして、リッチな気分を味わうことができた。

コメント (2)
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