室温は、 27.5度(6:00)。
こんな棺は見たことがありませんでした。
台風13号の影響か、今日も蒸し暑いが何とか、夕方まで雨が降らずに済んでホッとする。
夜中に友人の夫からラインがあったが気がつかず、4時頃眼が覚めて「 妻の訃報をお知らせします。昨日9月7日12時10分、83年11ヶ月の人生を閉じました。死の間際まで楽しい人生を送りました。ありがとうございました」というラインにビックリ。
朝早かったがそのまま友人、知人たちにラインを送りました。
夕方通夜に小雨の降る中、娘や友人達と式場に出かけました。
会場に入ると、この1年間の夫婦や家族のにこやかな、楽しい写真がいっぱい飾ってありました。
彼女は肝臓ガンで24年間手術を何度も繰り返して、治療を続け、緩和ケアにも何度も入退院を繰り返し、この1年は治療の仕様もなく、在宅医療で家族や医師、看護婦ヘルパーの看護で1年生きてきました。
特にこの1年は彼女の体調の良いときは京都や奈良にも出掛け、嬉しそうな夫婦や家族の写真が並んでいました。
こんな嬉しそうな彼女の顔は見たことがありませんでした。
夫や家族の愛がつまった写真ばかりでした。
棺の上には、花が大好きだった彼女のために、孫娘が名古屋の花屋に頼んで飾ってもらったものでした。
こんな棺は見たことがありませんでした。
キレイに化粧をして貰って、幸せそうな顔で眠っているようでした。
若いときは二人の子供を育てながら働き、夫の母親を介護して見送り、その後は自分の肝臓ガンの病と闘いながら、グチは言わず、いつもにこやかに人の話を聞いてくれる人でもありました。
とても我慢強い人でもありました。
しかし、最後は家族に愛され、囲まれて生涯を送れたことは幸せなことです。
長い間本当にご苦労様でした。安らかにお休み下さい。
今日の万歩計は、2,360歩でした。