金山落し「今井の桜」。一週間前に訪れた時は、曇りで3分咲きだったため、撮り直しの再訪である。場所や桜の詳細については、掲載済みの記事「今井の桜」を参照いただきたい。
4月9日の天気予報は、朝から晴れ。午前2時半に自宅を出発し、中央道、首都高、常磐道(柏IC)経由で現地に4時着。まだ、誰も来ていなかったが、30分ほど車内で待機していると、次から次へと車がやってきた。皆、目的は同じである。桜は満開で、一輪も散っていない。まさに見頃である。私を含めて10人ほどが橋の上に三脚をセットし、金山落しの
下流方向(日の出方向)へレンズを向ける。前回のロケハンで、「今井の桜」の特徴である土手と菜の花、そして川面に伸びた桜に朝靄を加えて逆光で撮るには、この橋が一番良い撮影ポイントであることは分かっていたが、他にも行くことができない。なぜなら、下流方向へ農道を歩いて行く者は邪魔者になり、上流に行けば橋の上の者が邪魔者になるからだ。それでも、無神経な人は歩いて行く。皆のフレームに収まった所で三脚を立てようものなら大変である。すぐに呼び戻されるのだ。
集団の中にいても、上下左右の違いでレンズ越しの絵はかなり変わるので、限られたスペースにて少しずつ移動しながら構図を決め、日の出を待つ。日の出時刻は、5時16分。5時を過ぎると、空がピンク色に染まり始めた。朝焼けとまではいかないが、川面に映る光景が美しい。日の出後は、また光景が違う。幾分、朝靄も発生して柔らかな光となる。前日が雨ならば霧も出て幻想的になるのだろうが、先週の曇り空にはない感動がある。やはり「光」は重要だ。
6時頃になると、皆、思い思いの場所に散らばってパシャパシャ。私は6時半に引き上げ8時には帰宅した。
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今井の桜
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/8秒 ISO 100(撮影地:千葉県白井市 2016.4.9 5:39)
今井の桜
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/20秒 ISO 100(撮影地:千葉県白井市 2016.4.9 5:52)
今井の桜
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:千葉県白井市 2016.4.9 6:13)
今井の桜
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.0 1/250秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:千葉県白井市 2016.4.9 6:13)
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夜明けの桜がお見事です。堪能させていただきました。
仕事でrの早起きは毎日辛いですが、
遊びとなると、眠いことは眠いのですが、きっちりと起きられます。
段々とそんな毎週末になりそうです。
今井の桜は、一週間前が曇りで三分咲き、
少々悔しい思いがありましたので、天気が良くて満開とあれば、行くしかありません。
これまで見たことのない光景でした。
今井の桜をアップしていらしたのは
知っていたのですが、じっくり鑑賞できないでいました。
光の変化によって桜の木の姿が異なって
印象がずいぶん違ってくるものなのですね。
前回の撮影時とは、桜の咲き具合も天候もまったく違っていたので、行った甲斐がありました。
朝霧がもっと出れば、幻想的なのでしょうが、幾分、朝靄もかかってくれたので、イメージに近い絵が撮れたかなと思っております。
「光」があるとないとでは、随分違うと私自身も改めて感じております。