今日は、気温も高く天気も良かったので、絶好のギフチョウ日和であった。友人と9時半頃から山を登り始めたが、麓や尾根、山頂でも数頭のギフチョウに出会うことができた・・・続きはこちら。
先月下旬に誠文堂新光社から「水生昆虫大集合」という子供向けの本が発売された。ゲンゴロウ、タガメなどの水生昆虫や、幼虫時代に水生のものや水面で暮らすアメンボなどをわかりやすい解説で紹介している。ホタルについても少しだけ触れられており、ゲンジボタルの幼虫の写真は、私が提供したものである。水辺、特に池などが減少している昨今、水生昆虫もかなり減ってきている。私自身、池で泳ぐゲンゴロウは見たことがないし、タガメは30年以上前に鳥取県で見ただけである。(最近では、両種ともペットショップで売られているが・・・)彼らについて学び、環境を保全していかなければ、ホタル以上に絶滅の危険性が高い。子供向けではあるが、たいへん良い本である。
水生昆虫大集合 水辺に生きる昆虫たち
子供の科学★サイエンスブックス
著者/訳者名 築地琢郎/著
出版社名 誠文堂新光社
目次
第1章 水生昆虫の暮らす世界(水生昆虫とは 水生昆虫の種類 水辺の環境)
第2章 水生昆虫たちの姿(タガメ コオイムシ オオコオイムシ ほか)
第3章 水生昆虫の採集・飼育(基本的な採集方法 飼育方法 飼育の仕方)
水生昆虫大集合 水辺に生きる昆虫たち
子供の科学★サイエンスブックス
著者/訳者名 築地琢郎/著
出版社名 誠文堂新光社
目次
第1章 水生昆虫の暮らす世界(水生昆虫とは 水生昆虫の種類 水辺の環境)
第2章 水生昆虫たちの姿(タガメ コオイムシ オオコオイムシ ほか)
第3章 水生昆虫の採集・飼育(基本的な採集方法 飼育方法 飼育の仕方)
午前9時、家の直ぐ近くの松の木でクマゼミが鳴いているのを聞いた。JR中央線国立駅からおよそ400mの場所である。国立で聞くのは初めてである。勤め先の渋谷区では、5〜6年くらい前から神宮前6丁目で鳴いているのを聞いているが、国立までその範囲が広がってきたのであろうか。最近では、杉並区で光ファイバーに卵を産み付け、断線するなどの被害がでている。
そもそもクマゼミは西日本に生息するセミであるが、最近では千葉県や茨城県でも生息が確認されている。原因は、成虫が自分で飛んで生息地域を広げているのではなく、公園などの植栽と一緒に幼虫や卵が持ち込まれるという人為的なものが大きいようだ。ただ、クマゼミが定着し、繁殖し始めた背景には、都内の気温上昇が大きく関与しているようだ。国内の樹木の移動は昔から行われていたので、かなり以前から都内にもクマゼミの幼虫が持ち込まれていたはずだが、東京の冬の低温を乗り切れなかった。近年、クマゼミが都内で繁殖するようになったのは、ヒートアイランド現象や地球温暖化の影響で、幼虫や卵が冬を越せるようになったためだろうと考えられる。また、大都市を中心に、クマゼミが増殖しているのは、乾燥化や気温上昇、公園整備などで地面が固くなり、他種のセミの幼虫が地中に潜り込めなくなったのが原因だとの結果を、大阪市立大の沼田英治教授(動物生理学)らがまとめている。
きれいに整備された公園や運動場などでクマゼミが多いのに対し、アブラゼミは、うっそうとした林や落ち葉が多い公園に目立つことから、固さを3段階に変えた地面を作り、卵からふ化したばかりの幼虫が、1時間以内に地面に潜り込む成功率を比較した。地面の固さが「普通」ではクマゼミが約8割なのに対し、ニイニイゼミやツクツクボウシが2−3割、アブラゼミは1割強。「固い」では、クマゼミの1割が成功したのに、ほかのセミは1匹も成功しなかったという。
それにしても、国立で鳴いていたクマゼミは、成虫が飛んできたのか?羽化したものなのかは分からないが、このままいけば、東京都内もクマゼミが大増殖していくことだろう。
クマゼミに限らず、北上している昆虫は多い。ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ・・・。モンキアゲハは、30年頃前に千葉県の南房総で見られたが、今では私の実家のある千葉県鎌ヶ谷市でも普通に見られる。
そもそもクマゼミは西日本に生息するセミであるが、最近では千葉県や茨城県でも生息が確認されている。原因は、成虫が自分で飛んで生息地域を広げているのではなく、公園などの植栽と一緒に幼虫や卵が持ち込まれるという人為的なものが大きいようだ。ただ、クマゼミが定着し、繁殖し始めた背景には、都内の気温上昇が大きく関与しているようだ。国内の樹木の移動は昔から行われていたので、かなり以前から都内にもクマゼミの幼虫が持ち込まれていたはずだが、東京の冬の低温を乗り切れなかった。近年、クマゼミが都内で繁殖するようになったのは、ヒートアイランド現象や地球温暖化の影響で、幼虫や卵が冬を越せるようになったためだろうと考えられる。また、大都市を中心に、クマゼミが増殖しているのは、乾燥化や気温上昇、公園整備などで地面が固くなり、他種のセミの幼虫が地中に潜り込めなくなったのが原因だとの結果を、大阪市立大の沼田英治教授(動物生理学)らがまとめている。
きれいに整備された公園や運動場などでクマゼミが多いのに対し、アブラゼミは、うっそうとした林や落ち葉が多い公園に目立つことから、固さを3段階に変えた地面を作り、卵からふ化したばかりの幼虫が、1時間以内に地面に潜り込む成功率を比較した。地面の固さが「普通」ではクマゼミが約8割なのに対し、ニイニイゼミやツクツクボウシが2−3割、アブラゼミは1割強。「固い」では、クマゼミの1割が成功したのに、ほかのセミは1匹も成功しなかったという。
それにしても、国立で鳴いていたクマゼミは、成虫が飛んできたのか?羽化したものなのかは分からないが、このままいけば、東京都内もクマゼミが大増殖していくことだろう。
クマゼミに限らず、北上している昆虫は多い。ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ・・・。モンキアゲハは、30年頃前に千葉県の南房総で見られたが、今では私の実家のある千葉県鎌ヶ谷市でも普通に見られる。
先日、「日本ホタルの会」の主催で「ぐんま昆虫の森」見学会が開催された。30名ほどの参加で、親子ずれも目立った。観光バスで園に到着すると矢島稔園長が出迎えてくれた。関係者専用の通用口から入り、通常では見ることの出来ない標本室をはじめ、さまざまな施設を矢島園長の案内で見学させていただいた。安藤忠雄氏の建築もさることながら、広大な敷地は里山そのものであり、世界に希に見る昆虫園である。群馬県議会やマスコミに批判されながらも、信念を貫いて10年という歳月をかけて完成した。現在でも新聞等でたたかれているそうだが、矢島園長の夢と情熱は、すばらしいと思う。今度は、夏の季節に訪れたいと思う。別れ際に私だけ矢島園長のサイン入り図書(新刊)をいただき、感激した1日であった。
見学会の様子は、「日本ホタルの会」のホームページに載っている。
見学会の様子は、「日本ホタルの会」のホームページに載っている。
ヘラクレスオオカブトのオスが急死してしまった。休眠あけから1年くらいは生きるらしいが、僅かな命だった。原因は分からない。ガラス蓋付きの桐の標本箱に入れた。メスは相変わらず元気であるが、繁殖の機会を失ってしまった。飼育は2度目で、しかも立派な成虫にすることができた。もう飼うことはないだろう。










