ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態や生息環境を研究し保全活動をしていますが、様々な昆虫や美しい日本の四季
自然風景の写真も撮っています。

SIGMA 15mmでの昆虫撮影

2017-11-03 18:00:24 | その他昆虫と話題

 SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE は、デジタル一眼レフカメラに対応したオートフォーカス対角線魚眼レンズ。最大撮影倍率は1:3.8で最短撮影距離は15cm。その短い撮影距離と被写界深度の深さを利用して、周りの状況も写し込んだ昆虫のクローズアップ撮影が楽しめる。(シグマのホームページより)

 SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE を購入した目的は、水中にいるホタルの幼虫を陸地の風景と共に収めたかったからである。画面構成では、画面半分が水中で半分が陸上という構図である。この絵を撮るには、画角が広く、しかも短い撮影距離と被写界深度の深い魚眼レンズでなければならないので、迷わず SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE を選んだ。試行錯誤を繰り返し、何とか思い描く画像を得ることができた。その撮影技法は、他にも色々と応用できる可能性があると思う。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、すべて1024*683 Pixelsで掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ゲンジボタルの生息環境の写真

ゲンジボタルの生息環境
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F18 1/30秒 ISO 200 -1EV(撮影地:東京都 2011.1.22)

ゲンジボタルの幼虫の写真

ゲンジボタルの幼虫
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F20 1/20秒 ISO 2500 +2/3EV(撮影地:千葉県 2011.3.19)

ゲンジボタルの幼虫の写真

ゲンジボタルの幼虫
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F20 1/20秒 ISO 3200 +2/3EV(撮影地:千葉県 2011.3.19)

 自然風景写真においては、作品作りのために使用することはないが、スナップ撮影用としての使用頻度は高い。対逆光性が高く、大変シャープで切れの良い描写が得られるが、APS-Cサイズの Canon EOS 7D との組み合わせでは、いかにもデジタル的な写真であり、空気感までは表現できない。

池の写真


Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F5.6 1/1000秒 ISO 200 -1 1/3EV(撮影地:新潟県 2017.5.27)

木々の緑の写真

木々の緑
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F3.5 1/320秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:東京都 2017.9.18)

 ホタル以外の昆虫写真においては、まずは図鑑的な絵を目標に撮っているため、使用するレンズは必然的に単焦点300mmや望遠マクロ、90mmマクロレンズであるが、 周りの状況も写し込んだ写真を撮ろうと、昨今、少しずつ SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE を使うようにしている。
 SIGMA 15mm は、前述のように対角線魚眼レンズであるが、昆虫撮影には APS-Cサイズの Canon EOS 7D を専用機としているので、実際はフルサイズ換算では24mm相当の画角になる。それでも、短い撮影距離と被写界深度の深さは有効なので、周囲の環境とともに昆虫を写すことができる。
 ただし、昆虫との距離、絞り値等によっては背景はボケる。また背景まで写したとしても、環境状況によっては「うるさい」絵になってしまうという特性を把握しきれておらず、撮影は、いつも「おまけ」的にシャッターを切るだけで、結果も駄作ばかりである。本気で撮影するならば、Canon EOS 5D Mark Ⅱ に Carl Zeiss DISTAGON T*2.8/25mm という組み合わせも良いかも知れないが、新レンズの購入は来年度にして、今のところは、SIGMA 15mmの使用頻度を上げて、絵作りに挑戦していきたいと思う。

アオヤンマの産卵の写真

アオヤンマの産卵
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F2.8 1/250秒 ISO 200 +1EV(撮影地:千葉県 2014.5.24)

スギタニルリシジミの写真

スギタニルリシジミ
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 200 +1EV(撮影地:東京都 2017.4.15)

ルリイトトンボの写真

ルリイトトンボ
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F8.0 1/10秒 ISO 200(撮影地:長野県 2016.7.10)

ムカシトンボの羽化の写真

ムカシトンボの羽化
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F11 1/100秒 ISO 200 -2/3EV(撮影地:東京都 2017.4.23)

マダラナニワトンボの連結飛翔の写真

マダラナニワトンボの連結飛翔
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 200 +1/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.8)

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ハンミョウ

2017-09-06 21:15:56 | その他昆虫と話題

 ハンミョウ Cicindela chinensis japonica Thunberg, 1781 は、オサムシ科(Family Carabidae)ハンミョウ属(Genus Cicindela)の甲虫。本州、四国、九州、対馬、屋久島に分布し、国内に生息する24種の内、もっとも大きく美しい。成虫は春から秋まで見られ、日当たりがよくて地面が湿っている林道や川原などで見られるが、幼虫は河川近くの暗い場所で湿って固くしまった粘土質の土壌中に生息している。
 人が近づくと飛んで1~2m程先に着地し、近づくたびに何度も繰り返すため、その様から「ミチシルベ」「ミチオシエ」という別名もある。ただし、延々と先に飛んでいくことはなく、ある程度の距離まで飛ぶと、途中でUターンして戻っていく。これは、生息地内でも生育場所が限定されているために、その場から離れないようにしているのだと言われている。
 ハンミョウの特徴は、何といっても体の色彩であり、そして鋭い大アゴではないだろうか。成虫が鋭い大アゴで獲物を捕らえる様子は、まるで猫のようであり、斑猫(ハンミョウ)という和名の由来となっている。環境省と各都道府県のRDBに記載はないが、出会う確率は多くない昆虫である。

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ハンミョウの写真

ハンミョウ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 3200 +2/3EV(2017.9.03)

ハンミョウの写真

ハンミョウ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 2500(2017.9.03)

ハンミョウの写真

ハンミョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F5.6 1/60秒 ISO 3200(2010.09.20)

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知見を得ただけの大遠征

2017-07-12 22:07:48 | その他昆虫と話題

 一年の半分が過ぎたが、昆虫の撮影はあと2~3か月くらいで終わってしまう。総まとめは、恒例の年末に行うとして、ここで自身に喝を入れておこうと思う。
 今期、昆虫撮影での大遠征は4回行ってきた。今年10月に一回目の車検に出す愛車の総走行距離は80,000kmを超えた。この大遠征の中には、それに費やす体力、時間、費用に見合うだけの成果がなかったものがある。今年だけではなく、毎年、心折れる大遠征が必ずある。現地ごとに知人はいないから、行ってみなければ分からないし、行けなければ観察することも撮ることもできない。綿密な計画を立て、休日と天候、他の予定との調整をして決行するが、得られるのは「未発生」という知識だけ。片道450kmや600kmを走っても、一回もシャッターを押さずに帰るのは辛い。
 こうした挫折経験が続くと、マイナス思考になってしまう。目標とする被写体が近くに生息地していれば、いつでも行けるが、数100kmも遠くに行くとなるとダメな理由を探して止めようと考える時もある。
 何となく 中途半端な気持ちを引きずったまま出かけると、やはり良い結果が得られない。9日は、ネアカヨシヤンマの産卵の様子を撮影して気持ちは晴れたが、前日は、 会津若松までゼフィルスの撮影に行っている。しかし、「時、すでに遅し。」ハヤシミドリシジミのメスの翅裏とボロのウラミスジシジミの翅裏だけを撮って終了している。オスの開翅写真が目的であったから、「タイミングが遅かった」という知見だけの大遠征であった。
 昆虫との出会いに感謝したり、観察の重要性も忘れてはいない。ただし、毎年同じような写真を繰り返し撮っていては、いつまでも「こんな種に出会いました」的な日記写真で終始してしまう。昨今は、撮影難易度の高い種やシーンばかりを目標にしているため、それにとらわれるばかりに「初心」を忘れていることもあるが、どんな場合でも、観察をし「特徴が分かる図鑑写真、生態写真を極上の美しさで」撮り、紹介したいのである。いわゆる証拠程度の写真やスナップ的な写真は掲載したくない。
 全体的に見れば、大きな成果を挙げて帰ることのほうが多い。心折れる大遠征は、次への大切な知見を得ることができたものとして理解し、自身の理念を貫くために、今後も懲りずに出掛けて行こうと思う。
 この週末(3連休)は、ヒメボタルの観察と撮影で岩手県二戸市へ。その後は、群馬、栃木、山梨、静岡、長野の小遠征と兵庫、高知、和歌山の大遠征を計画している。狙う被写体は、「今年の撮影目標」を参照いただきたい。以下の写真は、ここ数週間の間に撮影した未掲載のチョウとトンボである。

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ベニシジミの写真

ベニシジミ(夏型)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1/1250秒 ISO 200(2017.6.24)

ハヤシミドリシジミの写真

ハヤシミドリシジミ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 3200 -2/3EV(2017.7.08)

ウラミスジシジミの写真

ウラミスジシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 640 -2/3EV(2017.7.08)

セスジイトトンボの写真

セスジイトトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1/800秒 ISO 200(2017.6.24)

モノサシトンボの写真

モノサシトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1000 -2/3EV(2017.7.08)

クロスジギンヤンマの写真

クロスジギンヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.0 1/500秒 ISO 3200(2017.7.02)

コサナエの写真

コサナエ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 2100 -2/3EV(2017.7.08)

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「横沢入り」里山保全の実態

2017-03-27 22:26:11 | その他昆虫と話題

 「横沢入り」は、東京都あきる野市のほぼ中央部、JR五日市線の武蔵増戸駅と武蔵五日市駅の中間辺りの北側に位置する「里山」である。48.6haほどの起伏に富んだ丘陵地で、7つの小谷戸と中央湿地から構成されている。それぞれの小谷戸の奥からは湧水が流れを作り、それらが集まって小川となって秋川に注いでいる。
 長年放棄放置されていた横沢入りをJRが宅地開発を行おうとしたが、地元住民の反対で中止。2000年9月には、あきる野市都市計画マスタープランで 「自然とのふれあいゾーン」として位置づけられることになり、地権者であるJRの理解の元、横沢入の保全管理を担おうとする団体・個人が協議会をつくり、保全管理を行うことになった。その後、2005年3月にはJRから東京都に譲渡され、2006年1月に「東京における自然の保護と回復に関する条例」によって「横沢入里山保全地域及び野生動植物保護地区」(里山保全地域 東京都第1号)に指定されている。

 東京都環境局によれば、保全地域は、人の立入りを前提とした公園等と違い、自然の保護及び保全を目的として指定している。つまり、良好な自然の生態系を保護するため、また現在残されている良好な自然を保ち、次代へと引き継いでいくための制度とし、次の5種類がある。

  1. 自然環境保全地域
  2. 森林環境保全地域
  3. 里山保全地域
  4. 歴史環境保全地域
  5. 緑地保全地域

 里山保全地域に関しては、雑木林、農地、湧水等が一体となって多様な動植物が生息し、又は生息する良好な自然を形成することができると認められる丘陵斜面地及びその周辺の平坦地からなる地域で、その自然を回復し、保護することが必要な土地の区域としている。

 横沢入りが里山保全地域に指定されてからは、NPO法人、地域住民、農林業団体、地元市と都等で構成する協議会を設置して、基本的には都の定める保全地域保全活動ガイドラインに基づいて保全事業を進めていると言うが、「里山保全地域」に指定される前よりも昆虫や両生類の種数が確実に減っている。
 絶滅したと思われていたヤマトセンブリが発見されるという嬉しい話題もあるが、かつては中央湿地を含む谷戸全体を乱舞していたゲンジボタルは、小谷戸の一つでしか見ることができなくなった。モリアオガエルトウキョウサンショウウオの産卵数は激減し、アカハライモリもほとんど見かけなくなった。オツネントンボやモートンイトトンボも減少しているのである。一時期、アライグマの食害によってトウキョウサンショウウオが被害を受けていることがニュースになり、筆者も食いちぎられた成体を見たことがあるが、根本的な問題は違う。生態系が年々貧弱になっているのである。
 2006年以前のままでは、当然、里山全体の荒廃が進むが、現在の保全事業の内容は、中央部の湿地を水田に戻し、一部の雑木林を萌芽更新のために伐採することが中心となっている。このことは保全のためには良いことであり、水田が戻ることで、生態系が豊かになるはずである。しかしながら、現状は生態系が年々貧弱になっている。そもそも、昆虫や両生類等は以前から棲み分けをするように、それぞれの生息環境に適した周辺部の小谷戸や林縁に多く生息している。にも関わらず、周辺の小さな谷戸は現在も放置状態に近く、荒廃の一途を辿っている。保全地域の指定を受けているから、手を付けられない場所もあるのだろうが、このままでは生息している昆虫や両生類等は消えていく。
 ガイドラインに基づいて保全事業を行っていると言っても、いくつのも団体から構成されている協議会は、内部で考え方や意見が分かれ、まとまりがない。また、協議会の知見不足も要因であろう。更には一部のボランティアや観察指導者のマナーの悪さも指摘されている。かつて、中央湿地の最下部には、ゲンジボタルの幼虫が多く生息する流れがあったが、ボランティアによって流れが途中から変えられて、現在は渇水し藪となっている。ゲンジボタル減少の一番の原因である。また、中央湿地の最上部には、ヨツボシトンボやマルタンヤンマが生息する小さな池があったが、現在は草原に近い状態になっているのである。過去の状況やどんな昆虫や両生類がどの場所に生息していたのか、そしてそれらの生息条件には何が必要で、何をしなければならないかを知り、実行しなければ、今後姿を見ることはないだろう。

 横沢入りは、現在では様々な整備が施され、“観光地的”な雰囲気さえ漂っている。ボランティアが苦労して作業を行っても、観察指導者が雄弁を振っても、このままでは、更に生態系は貧弱になり、生物多様性も失われていくだろう。

 以下に、2000年頃に横沢入りで撮影した写真を掲載したいと思う。全てリバーサル・フィルム(ポジ・フィルム)で撮影したもので Canon Scan でスキャンして掲載した。
1枚目の小川は、ゲンジボタルが多く生息していたが、ボランティアによって潰されたものである。(現在の様子との比較は、あえて避けるものとする)

参考
東京都環境局/東京都保全地域
東京都保全地域保全活動ガイドライン

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小川(現在は、藪の中で湿地になっている)
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / FUJICHROME Velvia100 Professional

小川(流れだけは現存)
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / FUJICHROME Velvia100 Professional

モリアオガエルの卵塊(この池での現在の産卵数はゼロ)
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / FUJICHROME Provia400X Professional

トウキョウサンショウウオの卵嚢(この池での現在の産卵数はゼロ)
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / FUJICHROME Provia400X Professional

トラフシジミとベニシジミ(トラフシジミは激減)
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / FUJICHROME Provia400X Professional

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ビロウドツリアブ

2017-03-26 17:00:22 | その他昆虫と話題

 ビロウドツリアブBombylius major Linnaeus, 1758)は、ツリアブ科(Bombyliidae)に属する体長 8~12mmの小さなアブである。北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布し、日当たりの良い林縁などで見られ、都市郊外にも生息する。ビロード状の毛で覆われ、長い口吻で花の蜜を吸う普通種である。ホバリングが得意で、空中静止している様子が、吊下げられたように見えることが和名の由来になっている。ビロウドツリアブの成虫は、3月下旬~5月上旬頃の春にのみ現れるが、スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)とは呼ばない。

 久しぶりに自宅から小一時間で行ける里山を訪れた。東京都あきる野市にある「横沢入り」である。特に目的の被写体はなく、カメラをぶら下げての里山散策である。吹く風は冷たい。ただ、日当たりの良い林縁では日差しに「春」を十分感じることができた。
 地面ではオオイヌノフグリが一面に咲き、その中を小さな茶色の毛玉が飛び交っている。早春限定のビロウドツリアブである。吸蜜したり、ホバリングしたり、地面で日向ぼっこしたり何とも愛くるしい存在であるが、これまで様々な地域で何度も見ていながら、一度も写真に撮ったことはなかった。
 カメラを向けたが、なかなか良い位置でホバリングしてくれない。のんびり屋かと思いきや、意外とすばしっこい。小さいので見逃すと何処に行ったか分からない。10頭ほどいたので、おとなしく吸蜜している様子を収めた。写真は、オスとメス。オスは、複眼の間がくっついており、メスは離れているので区別ができる。

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ビロウドツリアブの写真

ビロウドツリアブ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/800秒 ISO 200(2017.3.25)

ビロウドツリアブの写真

ビロウドツリアブ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 200(2017.3.25)

ビロウドツリアブの写真

ビロウドツリアブ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F6.3 1/200秒 ISO 200(2017.3.25)

ビロウドツリアブの写真

ビロウドツリアブ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200(2017.3.25)

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キイロテントウ

2016-11-15 21:47:16 | その他昆虫と話題

 キイロテントウ Illeis koebelei Timberlake, 1943は、テントウムシ科(Family Coccinellidae)/カビクイテントウ族(Tribe Psylloborini)/キイロテントウ属(Genus Illeis)のテントウムシである。北海道、本州、四国、九州、南西諸島に分布し、4~11月にかけて山地や平地、市街地で普通に見かける普通種である。体長は4~5mmとたいへん小さく、ナナホシテントウの1/4程度しかない。鮮やかな黄色い翅が特徴で、白い胸部にある一対の黒紋と先端が透けた胸部から見える黒い複眼によって、黒い点が4つあるように見えるのも面白い。成虫で越冬する。
 テントウムシの仲間は、世界でおよそ4,500種、日本国内では約200種が生息しており、その多くはアブラムシやカイガラムシを食べる益虫であるが、ジャガイモの葉を食べるニジュウヤホシや、ウリ類の葉を食べるトホシテントウ等は害虫として扱われている。本種とシロホシテントウは、植物に寄生するウドンコ病菌などの菌類を食べる益虫である。
 ちなみにナナホシテントウやナミテントウ等の肉食性のテントウムシは、化学薬品などの農薬を使わずに農業害虫を退治する生物農薬としても積極的に活用されており、ガーデニングの盛んな欧米では、園芸店でテントウムシが販売されている。

 テントウムシは、世界各国で「幸せを呼ぶ虫」と言われている。日本では「天道虫」と書き、天道は太陽を表し太陽に向かって飛ぶ縁起の良い虫とされ、アジアでは、テントウムシは人の言葉がわかり、神に祝福された生き物であると考えられ、とても大切にされている。欧米においても、体に止まるとどんな心配事も一緒に飛んで行ってしまうとか、一年以内に結婚できるとか、斑点の数だけお金が舞い込むとも言われ、幸運の象徴とされている。
 テントウムシの中でも、特に「ナナホシテントウ」と「キイロテントウ」が幸福を呼ぶと言われており、愛車と私の体に止まってくれた「キイロテントウ」に、ほのかな期待を寄せたいと思う。

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キイロテントウ

キイロテントウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 800 -2/3EV トリミング(2016.11.14)

キイロテントウ

キイロテントウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 1000 -2/3EV トリミング(2016.11.14)

キイロテントウ

キイロテントウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 1250 -2/3EV トリミング(2016.11.14)

キイロテントウ

キイロテントウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 640 -2/3EV トリミング(2016.11.14)

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心が折れる2016年の秋

2016-10-16 21:58:58 | その他昆虫と話題

 2016年の秋の撮影目標は、ミルンヤンマの産卵とカトリヤンマの産卵である。どちらも「静止写真」においては満足できるものを撮影しているが、産卵シーンは証拠程度のものしか撮れていないため、何とか美しく撮りたい。
 ミルンヤンマの産卵シーンの撮影は、9月から合計6回にわたって生息地に通った。産卵しそうな朽木の近くで、ひたすらメスが飛来し産卵するのを待つのだが、毎回飛んではくるものの 落ち着いて産卵することなく、のべ25時間の待機時間にも関わらず、結局、未だに産卵シーンは撮影できていない。最後に訪れた生息地では、1頭も飛来しなかったことから、もうシーズンも終わりになってしまったようである。
 一方、カトリヤンマの産卵シーンの撮影は、天候不順の影響で稲刈りが遅く、したがってカトリヤンマのメスは刈られていない稲の中に潜っての産卵のため撮影不可能。それならばと、 300km遠征して2011年に見つけたカトリヤンマの多産地に行ってみた。当時、水の抜かれた池縁の土の斜面に何頭ものメスが産卵に来ていた(当時は撮影していなかった)のだが、5年経ってみると、環境は一変。アメリカザリガニが大量に繁殖し、池は藪と化していた。昼から夕方まで待機したが、オスのホバリングは勿論、メスも1頭も飛来することはなかった。

 長雨と記録的な日照不足である2016年の秋。心が折れる毎週末を経て10月半ばでようやく晴れの日が多くなってきたが、時すでに遅しの感がある。ヤンマの産卵に限らず、昆虫のシーズンも全体的に終盤だ。次の週末にミルンヤンマとカトリヤンマのリベンジを予定し、11月上旬にサツマシジミ、中旬にルーミスシジミとヒナカマキリ、 これを最後に、今年の昆虫撮影は終了予定である。その後は、カメラを持ち替えて自然風景撮影に尽力したいと思う。
 ブログ記事では、昨今の記事内容でお分かりのように、過去に撮影し個別に掲載していた昆虫の写真を種毎に選別し、1つの「まとめ」として紹介しているが、今後しばらくは、そのような記事も掲載し、私自身の課題抽出と次年度の目標設定の材料としたい。

 本記事に掲載の写真は、アカスジキンカメムシの幼虫である。ある沢にてミルンヤンマの産卵を狙って待機している時に足元にいたので、退屈しのぎに撮影したものである。カメムシでありながら、幼虫は甲虫の仲間に思える。アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi (Distant, 1883)は、半翅目キンカメムシ科で本州・四国・九州に分布する普通種で、成虫は5月~8月頃に見られ、光沢のある金緑色で淡い紅色の帯紋がとても美しいカメムシである。掲載の写真は終齢幼虫で、このまま越冬する。アカスジキンカメムシの成虫は未見で、幼虫は今回が初見初撮影であり、来年は、成虫も是非撮影したいと思う。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

アカスジキンカメムシの幼虫

アカスジキンカメムシ / 幼虫
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/125秒 ISO 3200 +1EV(2016.10.16)

アカスジキンカメムシの幼虫

アカスジキンカメムシ / 幼虫
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/125秒 ISO 1250 +1EV(2016.10.16)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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ルリモンハナバチ

2016-08-15 21:59:45 | その他昆虫と話題

 ルリモンハナバチ Thyreus decorus (Smith, 1852) は、コシブトハナバチ科ルリモンハナバチ属のハチで、 ルリモンハナバチ属は、日本国内では以下の3種に分類されている。

Thyreus属

  1. Thyreus decorus (Smith, 1852) ナミルリモンハナバチ
  2. Thyreus centrimacula (Perez, 1905) ウスルリモンハナバチ
  3. Thyreus takaonis (Cockerell, 1911) タカオルリモンハナバチ

 本種は、本州(栃木県が北限)、四国、九州に分布し、8~11月頃に見られる。体長10~13mmで黒色の体に瑠璃色の綺麗な胴体が特徴である。 低地の草原や明るい森林縁部に生息し、メスは、ケブカハナバチ属(Anthophora属)などの巣に産卵し、幼虫はその巣に蓄えられた花粉を食べて育つこと(労働寄生)が知られているが、 生態の詳細は不明である。

 ルリモンハナバチは、幸せを呼ぶ青い鳥にちなんで「幸せを運ぶ青い蜂」(ブルービー)としてインターネットを通じて知名度が上がり、昨今、人気があるハチである。しかしながら、環境省RDBでは、情報不足(DD)との位置づけであるものの、生息環境の悪化と減少、宿主であるAnthophora属の減少等が原因で、青森県では、絶滅危惧Ⅰ類(最重要希少野生生物)、群馬県及び京都府では、絶滅危惧Ⅱ類として選定しており、京都府では、見つかるたびに新聞等に取り上げられるほどである。個人のSNSでも「日本では生息数がとても少ない」とか「日本ではなかなか見かけることは出来ない」などと書かれたものが多いが、東京都内西部では花の咲いている草地に行けば、必ず見られるハチである。(同属のウスルリモンハナバチ Thyreus centrimacula (Perez, 1905) は、東京都で絶滅、千葉県では絶滅危惧Ⅰ類に選定している。)本種は、初見ではないが初撮影で当ブログ初掲載の昆虫である。
 参考までに、もう一種の青いハチ「オオセイボウ」Stilbum cyanurum pacificum Linsenmaier, 1951 の写真を並べておきたい。生態等の記載は省くが、個人的にはこのハチの方が 幸せを運んできてくれそうな気がする。

用語解説
労働寄生(kleptoparasitism, cleptoparasitism)とは、生物における寄生のあり方の一つを指す言葉である。宿主の体から直接栄養を得るのではなく、宿主が餌として確保したものを餌として得るなど、宿主の労働を搾取する形の行動を取ることを指す。盗み寄生とも言う。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ルリモンハナバチ

ルリモンハナバチ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 800 +1/3EV(2016.8.14)

ルリモンハナバチ

ルリモンハナバチ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 800 +1/3EV(2016.8.14)

ルリモンハナバチ p>ルリモンハナバチ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 800 +1/3EV(2016.8.14)

ルリモンハナバチ

ルリモンハナバチ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 800 +1/3EV(2016.8.14)

ルリモンハナバチ

ルリモンハナバチ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/320秒 ISO 200 +1/3EV(2016.8.14)

オオセイボウ

オオセイボウ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 2000 +2/3EV (2013.07.13)

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コオイムシ

2016-07-26 19:36:58 | その他昆虫と話題

 コオイムシ Appasus japonicus (Vuillefroy,1864). は、カメムシ目コオイムシ科に属する水生昆虫で、世界で146種、日本では5種が知られている。体長17から20mm ほどで、扁平な卵のような形をしている。体色は黄褐色や暗褐色で、前脚は鎌のような形の捕獲脚、後脚は遊泳脚になっている。日本全土に分布し、水草などの植物が豊富な小川や池沼、水田、用水路などの浅い水域に生息している。モノアラガイなどの貝類を主食とし、口針を刺して体液を吸う。尚、近縁種である オオコオイムシ Appasus major (Vuillefroy,1864). は、小魚や他の水生昆虫類を主食としている。
 4~7月頃、メスはオスの背中に50~100 個の卵を産みつけ、オスが卵を背負っているように見えることから「子負い虫」という和名が付いている。オスは卵が孵化するまで背に卵を乗せたまま生活を続け、卵に酸素を与える為に定期的に卵を水面よりも上に出すなどしている。
 かつてはどこの水田や池にも見られ、私が子供の頃は江戸川区にも生息していたが、現在は環境悪化によって激減しており、環境省RDBには準絶滅危惧種、東京都、神奈川県、埼玉県のRDBには絶滅危惧Ⅰ類に選定されており、その他、多くの自治体のRDBにも絶滅危惧種として記載されている。

 神奈川県内の水田には、トンボの撮影で訪れたが、水田のほんの一角に8匹ものコオイムシがいるのを観察した。多くは卵を背負ったオスで、 稲の根元に逆さまに捕まっていたり、浅い部分にじっとしていた。ただ、ちょっと刺激を与えただけで、素早く水中に潜ってしまう。卵を守るためなのだろう、かなり敏感である。一方、メスは稲の葉につかまって日光浴をしていた。

 コオイムシは、初撮影の種で当ブログに初掲載である。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

コオイムシ

コオイムシ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/320秒 ISO 1250 +2/3V(2016.7.24)

コオイムシ

コオイムシ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/250秒 ISO 500 +2/3V(2016.7.24)

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春の草原の虫たち

2016-05-14 20:35:27 | その他昆虫と話題

 遅く起きた土曜日の朝。本年計画している昆虫写真のターゲットの数々は今月末からの予定。勿論、大遠征すれば撮り直しできる種もいるが、 来月上旬に行う講演の準備など、色々とやらなければならない事があり出掛けるつもりはなかった。しかしながら、外を見ると予報よりも天気が良い。また、Facebookの諸氏は、日々、昆虫の写真を掲載し続けている中、自分だけ指を加えて見ているわけにもいかなくなり、午前10時半に出発して多摩西部の公園と谷戸を訪れた。
 とは言っても特に撮影目標はない。出会う昆虫も多くはなく、しかも撮影済の種ばかり。昆虫には、それぞれ発生時期があるので、多摩西部ではちょうど狭間。家に閉じこもっているよりは、自然の中を散策するのは気分転換に良いが、撮れないストレスもあり、微妙な精神状態である。とりあえず、公園ではコアオハナムグリとダイミョウセセリを撮り、谷戸ではカワトンボとハラビロトンボと戯れた。カワトンボについては、この春に撮り溜めたものが多くあるので、後日、分類等の話題を含めて記事にまとめたいと思う。
 本記事では、「春の草原」に生息する昆虫の中から、この春に撮影した未掲載の写真に過去に撮影したものを加えて編纂した。各々の生態、その他解説については省きたいと思う。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

キバネツノトンボ

キバネツノトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/8000秒 ISO 6400(撮影地:山梨県北杜市明野町 2014.6.14)

コアオハナムグリ

コアオハナムグリ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/320秒 ISO 200 +1EV(撮影地:東京都あきる野市 2016.5.14)

ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都調布市 2012.4.29)

トラフシジミ

トラフシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(撮影地:山梨県上野原市 2012.5.4)

ツマキチョウ

ツマキチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:東京都あきる野市 2016.4.30)

ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/160秒 ISO 640 +1EV(撮影地:東京都あきる野市 2016.5.14)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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