ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態や生息環境を研究し保全活動をしていますが、様々な昆虫や美しい日本の四季
自然風景の写真も撮っています。

キトンボ(連結飛翔)

2017-10-12 23:11:53 | トンボ/アカネ属

 キトンボ Sympetrum croceolum (Selys, 1883)は、トンボ科(Family Libellulidae)アカネ属(Genus Sympetrum)。前後翅の基半部全面と翅端までの前縁が鮮やかなオレンジ色で体全体は橙黄色。斑紋はなく、成熟しても背面の赤味が少し増すくらいで真っ赤にはならないアカトンボの仲間である。6月中旬から12月中旬に出現し、平地から丘陵地の水面が開けた池沼に生息している。
 日本では、北海道、本州、四国、九州に分布するが、かなり減少傾向にある。環境省カテゴリに記載はないが、東京都、神奈川県、埼玉県では絶滅、群馬県、茨城県、静岡県、愛知県のRDBでは、絶滅危惧Ⅰ類に選定している。生息環境の悪化や消失よりも採集者により乱獲が減少原因のトップであり、2010年に数回にわたって撮影した埼玉県の多産地は、採集により激減し、現在では2~3頭見られるかどうかの状況だと言う。

 キトンボに限らず、採集による激減や絶滅は後を絶たない。採集者は、「採集で絶滅した例はない」であるとか「環境破壊をたたかずに虫屋(採集者)を叩くのはけしからん」等と勝手な事ばかり言うが、私に言わせれば、採集は「悪」である。特にチョウ類やホタルにおいては、悲しい事例が多い。確かに、環境の悪化や破壊、あるいは保全方法に問題もあるが、それ以上に、毎年繰り返される採集は大きな打撃を与える。環境省や自治体のRDBには法的効力を持たせ、記載のある種については採集を禁止すべきだろう。

 かつて、岐阜県においてオオゴマシジミを撮影していた時の事。次々に採集者が現れた。撮影者に気を遣ってくれるが、撮影が終わるとすべての個体が網の中へと消えていくのである。今年同じ場所を訪れてみたが、発生はゼロで採集者もいなかった。おそらく絶滅であろう。また、東京都内のメスアカミドリシジミの多産地においても、多くの採集者が採れるだけ採る。三角ケースには、何十頭ものメスアカミドリシジミが収まっているのである。美しい種や希少種であればあるほど、採集者の的になる。ホタルの乱獲は、販売が目的だ。その販売先は、ホテルや旅館、ホタル保存会や学校だから、開いた口が塞がらない。ただし、違法ではないから、始末が悪い。
 私も、40年以上前は昆虫採集の明け暮れていた。志賀昆虫で買った大きな捕虫網でチョウやトンボを捕り、桐の標本箱に並べた。その標本は、いまでも大切に保管しているが、今では、網ではなくカメラに持ち替えて写真を撮っている。コレクションのための採集はやるべきではないと思っている。一度だけ採集者に怒鳴ったことがある。「ここのチョウは採らせないぞ!」その輩は、ビックリして退散していったが、他の場所では、声に出さなくても「熊に食われろ!地獄に落ちて五寸釘に刺されろ!」などと心で思いながら、睨んでいることが多い。

参照:キトンボキトンボ(ペア)キトンボ(成熟

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キトンボ(連結飛翔)の写真

キトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 320 +1/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.08)

キトンボ(連結飛翔)の写真

キトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/640秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.08)

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マダラナニワトンボ(連結飛翔)

2017-10-11 22:06:12 | トンボ/アカネ属

 マダラナニワトンボ Sympetrum maculatum Oguma, 1915 は、トンボ科(Family Libellulidae )アカネ属(Genus Sympetrum)であるが、成熟しても赤くならない。体長は、35mmほどでアカネ属最小のヒメアカネとほぼ同じだが、細いのでヒメアカネよりも小さく見えるトンボである。
 周囲に疎林があるミズゴケ湿原やイネ科の植物が生えている池などに生息するが、 生息地は極めて局所的で、2015年現在、山形県、福島県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、兵庫県の全国約20か所で確認されているだけである。環境省カテゴリでは、絶滅危惧ⅠB類(EN)に、自治体のRDBにおいても絶滅危惧Ⅰ類に選定され、極めて絶滅が危惧される種である。

 マダラナニワトンボは、2011年に福島県で撮影し、ホタルの独り言(PartⅠ)の記事「マダラナニワトンボ」に掲載しているが、今回、新潟県の生息地を訪れた。
 普段は、池の周囲の林内で生活し、午前11時頃になると池に集まり、14時頃まで繁殖行動をするが、この日は、10時頃には池に集まり始めた。産卵は、連結打空産卵で、雌雄が連結しながら飛翔し、空中から卵を落とすというものである。産卵場所は、水際から数10cm離れた池畔の乾いた土の上や草の上等である。11時頃になるとペアの数が増え、半径1mの範囲で10組以上のペアがふわふわと上下動を繰り返してながら連結打空産卵しているという光景が見られた。網を一振りすれば、そのすべてを採ることができるであろう。各地におけるマダラナニワトンボの減少の原因の1つが「採集」であるから、マナーの悪い昆虫採集愛好家と業者による乱獲から守るため、撮影場所については記載しない。

 福島県においては、本種の生息確認と図鑑的写真(静止)の撮影が目的であったが、今回は、生態的写真としての連結飛翔と打空産卵の撮影に挑戦である。個体数が多く、しかも至近距離で飛翔するので、連結飛翔の撮影は難しくないが、メスの腹部先端から小さな卵塊が落ちる瞬間を写すのは容易ではない。ファインダーを覗いていると、卵が落ちていくのを確認できるが、確認してからシャッターを押したのでは遅い。当然、連写での偶然を期待するしかない。5~7枚目は、ピンボケではあるがとりあえず落下する卵が写った写真である。

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マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 320(撮影地:新潟県 2017.10.08 10:57)

マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 640 +2/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.08 10:53)

マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 640(撮影地:新潟県 2017.10.08 10:59)

マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 640(撮影地:新潟県 2017.10.08 11:00)

マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結打空産卵)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 320 +1EV(撮影地:新潟県 2017.10.08 9:57)

マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結打空産卵)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 1250 +1/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.08 10:08)

マダラナニワトンボ(連結飛翔)の写真

マダラナニワトンボ(連結打空産卵)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1250 +1/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.08 10:10)

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アキアカネとワレモコウ

2017-09-12 21:13:42 | トンボ/アカネ属

 アキアカネが少しずつ色づいてきた。写真は、先日標高1,600m付近の高原で撮影したものであるが、まだ避暑を楽しんでいるかのように多くのアキアカネが見られた。麓の水田では、稲が頭を垂れるように実っていたが、稲刈りはもうすぐ先のようである。あと半月もすれば、成熟して腹部がもっと赤くなったアキアカネが麓で見られるようになるだろう。
 アキアカネの生態等については、以下に記した過去ののブログ記事をご参照いただきたい。

参照:アキアカネアキアカネ(産卵)

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アキアカネの写真

アキアカネ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 500(2017.9.10)

アキアカネの写真

アキアカネ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200 +1/3EV(2017.9.10)

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アカネ属の連結飛翔と産卵

2016-11-14 20:06:58 | トンボ/アカネ属

 アカネ属の連結飛翔と産卵について、すべての種類ではないがその様子を紹介したい。
 トンボは、雌雄が連結したまま飛翔するという他の昆虫にはない技を見せてくれる。連結は、その様子から「タンデム」(バイクで二人乗りすること)と呼ばれ、必ず前の個体がオスで、そのオスが腹端の付属器でメスの頭部を挟むことで形成されている。朝のうちに交尾を終えると、種類によっては連結態のまま産卵へ移行する。これが、アカネ属ではしばしば目にする連結飛翔産卵である。
 トンボは、メスが他のオスに奪われてしまうと、メスの生殖器に入っている精子を掻き出して自分の精子を渡すと言われている。オスは自身の精子の受精を確実なものとするために、交尾後、メスが産卵するまで他のオスから守らなければならない。そのため、オスとメスが連結したまま産卵するのである。
 トンボ類の産卵の仕方には、大きく分けて二通りある。一つは、植物の組織内に産みこむもので、もう一つは、飛びながら産むものである。アカネ属は後者で、連結飛翔しながら打水産卵、打泥産卵、打空産卵を行うが、種類によっては2~3種類の産卵スタイルを使いこなす。稀に途中で連結を解いてメスの単独産卵に移行することもある。その場合、オスは上空でホバリングしながらメスの産卵を見守ることが多い。
 連結飛翔産卵は、雌雄の見事な飛行技術による。トンボの飛翔の安定性は、黄金バランスによるものと考えられている。体長、翅の長さが黄金比に近く、翅は、フラクタル(入れ子)構造をしており、毎秒約20回程度の羽ばたき運動における翅の”剛性”を高めている。また、翅の先端はカテナリー関数の形をしており、風の抵抗を最小限度にする構造であり、4枚の翅にそれぞれ専用に付いている筋肉を使い、4枚の翅を巧みに操り重心をとりながら、ホバリング・急旋回・高速飛行などの様々な飛翔を可能にしている。
 雌雄の連結飛翔産卵は、トンボの飛行技術の極みと言えるだろう。雌雄の息の合ったコンビネーションにも見えるが、瀕死のメスとの連結飛翔が観察されていたり、オスの体温がメスより高いとも言われており、実際はオス主動で行われていると考えられている。

参考:東海大学橋本研究室/バイオインスピレーション手法に基づく飛翔昆虫の運動メカニズムの解明

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ネキトンボ

ネキトンボ / 連結打水産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/1000秒 ISO 200(2010.9.26)

アキアカネ

アキアカネ / 連結打泥産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 250(2016.11.6)

ミヤマアカネ

ミヤマアカネ / 連結飛翔
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F9.0 1/250秒 ISO 800 +2/3EV(2010.11.6)

キトンボ

キトンボ / 連結飛翔
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400(2010.10.23)

ムツアカネ

ムツアカネ / 連結打泥産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/640秒 ISO 200(2016.8.20)

マユタテアカネ

マユタテアカネ / 連結打泥産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 500 +1/3(2014.10.4)

マユタテアカネ

マユタテアカネ / 連結飛翔
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.0 1/500秒 ISO 2000(2014.9.23)

ノシメトンボ

ノシメトンボ / 連結打空産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.0 1/500秒 ISO 320 +1(2014.10.11)

ナツアカネ

ナツアカネ / 連結打空産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 640 +2/3EV(2014.10.18)

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アキアカネ(産卵)

2016-11-08 21:11:22 | トンボ/アカネ属

 アキアカネ Sympetrum frequens (Selys, 1883)は、記事「アキアカネ」として紹介したばかりだが、その記事では飛翔ばかりの写真を掲載したので、今回は、雌雄ペアの連結飛翔と打泥産卵の様子を紹介したい。後日、アキアカネを含む「アカネ属の連結と産卵」についての記事を掲載したいと思うので、産卵等についての記述は、この記事では省くことにする。

 11月上旬になると、関東の平野部でも紅葉がはじまり、正午を過ぎると陽の光の弱々しさに若干の寂しさを感じる。すっかり刈り取りの終わった水田に残る僅かな水たまり。そこでは、最盛期を過ぎて数も少なくなったアキアカネが何頭か飛んでいる。畦に座り込んで見ていると、連結したオスとメスがやってきた。どちらも腹部が赤く色付いている。しばらくすると、あたかも1頭のトンボであるかのように息の合った飛翔で産卵を始めた。
 次の世代に命をつなげようと産卵している姿は、昆虫の生態の1シーンにしか過ぎないが、それは壮大なドラマの1シーンでもあり、晩秋の陽を浴びながら雌雄が飛ぶ様は、郷愁さえ覚える 日本の原風景の1つでもある。

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アキアカネ

アキアカネ/連結飛翔
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/500秒 ISO 200(2016.11.6)

アキアカネ

アキアカネ/産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 250(2016.11.6)

アキアカネ

アキアカネ/産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320(2016.11.6)

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オオキトンボ

2016-11-05 18:12:30 | トンボ/アカネ属

 オオキトンボ Sympetrum uniforme (Selys, 1883)は、トンボ科アカネ属で、体色は全体が橙黄色で目立つ斑紋はなく、翅全体も薄い橙色になり成熟しても赤化しない。未成熟のショウジョウトンボに似るが、本種には前胸に長い毛があり、腹部が扁平ではないことで区別できる。また、キトンボにも似ているが、翅の色の着き方やメスの産卵弁の形状で区別できる。
 オオキトンボは、遠浅で抽水植物が繁茂して岸辺が湿地状に広がり、また秋に池底が露出する平地や丘陵地にある比較的大きなため池に生息する。成虫は6月下旬頃に羽化し、夏は池から離れて草原や林などで過ごし、9月下旬頃に再び池に戻ってきて繁殖活動を行う。風も穏やかで良く晴れた日は、午前10時頃になるとオスは草むらからでてきて水際の草の上に止り、10時半頃になると水面をパトロールし始め、水面上でホバリングしながら、メスがやってくるのを待つ。ペアができると、池底が露出してできた湿地状の部分で産卵する。産卵は、晴れた日の午前11時頃から昼過ぎまでの間に行われる。

 オオキトンボは、北海道から九州まで分布するが、現在の確実な生息地は青森県、兵庫県、愛媛県、香川県、大分県にあるが、いずれも極めて局所的である。

  1. 比較的大きなため池であること
  2. 樹林や草原が隣接していること
  3. 秋に水が落とされて水際が後退し、池底が露出してできた湿地状の部分ができること

等が生息の必須条件になっており、生息環境の悪化等により全国各地で減少が著しい。2000年の環境省RDBカテゴリでは、絶滅危惧II類に選定されていたが、2012年の環境省RDBカテゴリでは、絶滅危惧ⅠB類(EN)にランクが上がっている。関東地方では1970年代から減少が著しくなり、千葉、茨城、東京、神奈川の各都県では絶滅。さらに岐阜、三重、福井、滋賀、奈良、広島などの各県でも絶滅したようである。

 筆者が単独で4年間探し回って、兵庫県内に生息地を見つけたのが2013年。しかも兵庫県に4回訪れた後に、ようやく撮影できた。
 兵庫県はため池の数が全国第一位で大小4万以上の「ため池」があるが、生息条件を満たす「ため池」は多くはない。しかしながら、秋にため池の水を落とすように行政が指導していることや、農家の方々が積極的に水落を行っていること、また、オオキトンボは、繁殖環境を求めて分散移動する性質があるために、現在でも絶滅することなく、その姿を見ることができる。
 今年は、雌雄の連結飛翔と打水産卵の撮影が目的で、2013年の時と同じ場所に訪れた。3日の午前2時に自宅を出発して、生息地に午前9時に到着。驚いたことに、生息池に水がほとんどない。大きな池の中央部近くまで歩いていけるほどであった。2013年では、岸近くまで水があり、水際の湿地帯で産卵が行われていたが、今年は、あまりにも水が少なすぎる。オオキトンボは、 オスが2頭、岸辺の茂みで確認できたが、時刻になってもホバリング等は行わなかった。かなり成熟しているのか、暗い褐色がかった色であった。また、11時過ぎに隣接する別の池で、1ペアが連結産卵を行っているのを確認できたが、撮影までには至らなかった。
 尚、掲載した写真1~3は、本年に撮影したもので、写真4~6は2013年に撮影したものである。

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オオキトンボ

オオキトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/800秒 ISO 200(2016.11.3)

オオキトンボ

オオキトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 200 -2/3EV(2016.11.3)

オオキトンボ

オオキトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200(2016.11.3)

オオキトンボ

オオキトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X / 絞り優先AE F9.0 1/1000秒 ISO 2500(2013.11.2)

オオキトンボ

オオキトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X / 絞り優先AE F9.0 1/1000秒 ISO 1000(2013.11.2)

オオキトンボ

オオキトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X / 絞り優先AE F9.0 1/800秒 ISO 2500(2013.11.2)

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アキアカネ

2016-10-30 15:48:28 | トンボ/アカネ属

 アキアカネ Sympetrum frequens (Selys, 1883) は、日本に生息する18種類のアカネ属に分類されるトンボの一種で、ロシア、中国、朝鮮半島、日本に分布する普通種である。平地または丘陵地、低山地の水田、池沼等で繁殖するが、6月頃に羽化した成虫は、しばらく周囲で過ごした後、日中の気温が20~25℃程度の標高の高い高原や山岳地帯へ移動して、7月~8月の盛夏を過ごす。アキアカネは、低温時における生理的な熱保持能力は高いが、高温時の排熱能力が低いため暑さに弱く、気温が30℃を超えると生存が難しくなることから、高地へ移動すると考えられている。(同属のナツアカネ Sympetrum darwinianum (Selys, 1883)は、夏でも低地から姿を消さないため、ナツアカネの和名が与えられている。)
 アキアカネは、高地において盛んに餌を食べ体重が2~3倍に増加し、十分成熟したオスは腹部が橙色から鮮やかな赤に変化する。そして、およそ秋雨前線の通過とともに山を降り、平地や丘陵地、低山地へと移動するのである。関東地方では大群で移動するのが観察されており、筆者も、空一面がアキアカネで覆われるほどの光景を何回か目撃している。
 平地では繁殖活動を行うわけだが、ある「特定の」水田等に集まる。産卵に選ぶ典型的な場所は、稲刈りの終わった水田に出現する水溜りのような場所で、雌雄が結合したまま水面をたたくように産卵する連結打水産卵、或いは泥の部分をたたくように産卵する連結打泥産卵を行う。そして卵で越冬し、翌春、代搔きが行われる頃に孵化し、6月頃に羽化する。アキアカネは、水田耕作の営みに見事に一致した生活史を送っているのである。

 「アキアカネ絶滅のピンチ」という記事が数年前の新聞に掲載された。普通に見られる「赤とんぼ」が絶滅に向かう恐れがあるというものだ。環境省RDBに記載はないものの、大阪、兵庫、三重、富山、長崎、鹿児島の6府県では絶滅が危惧される種として選定しており、鹿児島県ではほとんど見ることが出来ない種として、2014年から「絶滅危惧種」に位置づけ、三重県でも2015年の3月に、新たに「準絶滅危惧種」に加えている。
 水田を繁殖の場とするアキアカネは、水田の減少と殺虫剤が大きく影響する。石川県立大の上田哲行名誉教授によると、1990年代に認可されたイミダクロプリド、フィプロニルといった成分を使った新しいタイプの農薬の出荷量が増加した地域とアキアカネ減少の地域が一致し、それら地域では、2000年ごろから急激に減少が始まり、2009年時点では半数以上の府県で、1990年の1000分の1以下に減少しているという。一方、従来の農薬(パダン)を使った場合は、農薬を使用しなかった場合と同程度の羽化が見られることから、最近のアキアカネの急激な減少は、フィプロニルなど新農薬(殺虫剤)の増加によるものと考えられている。
 これらの新農薬は「浸透性殺虫剤」と呼ばれ、イネの育苗箱用殺虫剤として広く使われている。イネが地中から農薬を吸収し、イネの葉などを食べた害虫を殺すというものだ。田植え後の農薬散布の手間が省け、成分が環境中に撒かれないことから“エコ”な農薬ともいわれているが、ネオニコチノイド系殺虫剤よりもトンボ類に対して強い影響を示すことが判明している。農作物の栽培において殺虫剤は、害虫の発生をコントロールするために必要な資材であるが、生態系や生物多様性に対する影響に配慮しながら活用していくことが望まれる。

 アキアカネを撮影した場所は、ホタルをはじめ、イトアメンボ、コオイムシ、モートンイトトンボなどの貴重な昆虫が多く生息しているが、秋深くなりつつある10月末においても、アキアカネは盛んに飛び回り、繁殖行動を行っていた。

参考論文

  1. 上田哲行,神宮字寛 (2013) アキアカネに何が起こったのか:育苗箱施用浸透性殺虫剤のインパクト.TOMBO, Fukui, 55: 1–12.
  2. 平成26年度 農薬の環境影響調査業務 報告書 - 独立行政法人 国立環境研究所
  3. 実験水田を用いた農薬の生物多様性への影響評価~浸透移行性殺虫剤がもたらすトンボへの影響~ - 独立行政法人 国立環境研究所

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アキアカネ

アキアカネ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 200 -1EV(2016.10.29)

アキアカネ Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 200 -1EV(2016.10.29)

アキアカネ

アキアカネ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 640(2016.10.29)

アキアカネ

アキアカネ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 600(2016.10.29)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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ムツアカネの産卵

2016-08-21 22:39:47 | トンボ/アカネ属

 ムツアカネ Sympetrum danae (Sulzer, 1776) は、トンボ科アカネ属であるが、オスは成熟しても赤くならず黒色化する「黒い赤とんぼ」である。体長は3cmほどで、最小のヒメアカネより少し大きい。北海道、秋田、岩手、福島、群馬、新潟、長野、岐阜の各県にのみ分布し、北海道と東北では、平地の 挺水植物の茂っている池や湿地にも生息するが、本州では生息場所が限定され、標高1,500メートル以上の山岳地帯の高層湿原や池沼に局地的に生息しており、成虫は7月下旬から10月中旬まで見られる。
 和名の「陸奥」は、陸奥(青森県と岩手県の一部に相当する地域)のような寒冷地に多く生息していることに由来すると言われているが、青森県では1942年を最後に記録がなく、 絶滅したと考えられる。環境省RDBに記載はないが、群馬県RDBでは絶滅危惧Ⅰ類、福島県と秋田県、岐阜県のRDBでは準絶滅危惧種に選定している。

 ムツアカネは、羽化水域を遠く離れることはほとんどなく、羽化直後の若い個体は湿原周辺の草むらや木立のあいだに静止しており、成熟すると高層湿原や池沼にて交尾、産卵が行われる。交尾は、午前中に行われ、産卵も午前中からお昼過ぎにかけて行われる。連結打泥産卵である。
 今回訪れた池では、一週間前には1頭も見られなかったが、今回はたくさんのペアが産卵を行っていた。降雨量が少ないためか一週間で水位が下がり、岸から水際の間に泥の部分が露出したことでそこがムツアカネの格好の産卵場所になっていた。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ムツアカネ

ムツアカネ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 250(2012.9.22)

ムツアカネ

ムツアカネ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 200(2016.8.20)

ムツアカネ

ムツアカネ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/640秒 ISO 200(2016.8.20)

ムツアカネ

ムツアカネ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200 +2/3EV(2016.8.20)

ムツアカネ

ムツアカネ(産卵)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 200 +2/3EV(2016.8.20)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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日本のアカネ属

2015-10-03 19:09:46 | トンボ/アカネ属

 アカネ属、俗に言う「赤とんぼ」は、日本で22種見ることができるが、その内4種、タイリクアキアカネ(Sympetrum depressiusculum)、イソアカネ(マンシュウアカネ)(Sympetrum vulgatum imitans)、スナアカネ(Sympetrum fonscolombii)、オナガアカネ(Sympetrum cordulegaster)は、中国大陸等から飛来したもので、日本国内での繁殖は確認されていないため、日本に生息するアカネ属は、18種類になる。
 北海道にしか生息していないエゾアカネとヒメリスアカネ(リスアカネの亜種)を除く16種について、本年も今シーズンの区切りとして、分類と撮影した写真をまとめた。
 撮影したアカネ属の中でも、環境省RDBに記載がある絶滅危惧3種については、下記の和名に、その生態や撮影記を知るした記事へのリンクを貼ってあるので、参照いただきたい。

トンボ科アカネ属(Sympetrum属)

  • アキアカネ(Sympetrum frequens
  • タイリクアカネ(Sympetrum striolatum imitoides
  • ナツアカネ(Sympetrum darwinianum
  • マユタテアカネ(Sympetrum eroticum
  • マイコアカネ(Sympetrum kunckeli
  • リスアカネ(Sympetrum risi
  • ヒメアカネ(Sympetrum parvulum
  • ミヤマアカネ(Sympetrum pedemontanum elatum
  • ノシメトンボ(Sympetrum infuscatum
  • コノシメトンボ(Sympetrum baccha matutinum
  • ネキトンボ(Sympetrum speciosum
  • キトンボ(Sympetrumcroceolum
  • オオキトンボSympetrum uniforme)絶滅危惧ⅠB類
  • ムツアカネ(Sympetrum danae
  • ナニワトンボSympetrum gracile)絶滅危惧Ⅱ類
  • マダラナニワトンボSympetrum maculatum)絶滅危惧ⅠB類
  • エゾアカネ(Sympetrum flaveolum) 未撮影
  • ヒメリスアカネ(Sympetrum risi risi) 未撮影

アキアカネ(撮影地:富山県 2015.9.21)

タイリクアカネ(撮影地:兵庫県小野市 2013.11.02)

ナツアカネ(撮影地:東京都あきる野市 2014.10.18)

マユタテアカネ(撮影地:東京都あきる野市 2010.10.10)

マイコアカネ(撮影地:栃木県真岡市 2010.10.11)

リスアカネ(撮影地:富山県氷見市 2015.9.20)

ヒメアカネ(撮影地:東京都あきる野市 2010.11.03)

ミヤマアカネ(撮影地:山梨県山中湖村 2013.08.14)

ノシメトンボ(撮影地:千葉県袖ヶ浦市 2014.10.11)

コノシメトンボ(撮影地:東京都町田市 2011.9.25)

ネキトンボ(撮影地:東京都八王子市 2010.09.18)

キトンボ(撮影地:埼玉県秩父郡 2010.10.23)

オオキトンボ(撮影地:兵庫県小野市 2013.11.02)

ムツアカネ(撮影地:長野県茅野市 2012.09.22)

ナニワトンボ(撮影地:兵庫県小野市 2013.09.14)

マダラナニワトンボ(撮影地:福島県会津若松市 2011.10.08)

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北陸で出会ったトンボたち

2015-09-23 19:18:09 | トンボ/アカネ属

 6年ぶりとなる秋の5連休。20日(日)午前1時半に自宅を出発し、北陸へ向かった。目標は、あるチョウ(後日、掲載)を撮るためであるが、中国大陸からの飛来種であるトンボも見たい。そこで、氷見市宮田にある乱橋池を訪ねた。

 乱橋池周辺で確認されたトンボの種類は67種を数えており、その数は静岡県桶ヶ谷沼の70種に劣るものの、単位面積あたりの多さでは日本一を誇っているという。実際に訪れてみると、谷戸の上部から湿地、水田、溜池が連なっており、自然環境は素晴らしい。平成16年に発足した「乱橋池周辺のトンボと自然を守る会」の保全活動の努力が伺えるが、トンボがいない。ほとんど見当たらない。スナアカネ、アイリクアキアカネ、オナガアカネ等の飛来種は愚か、普通種のトンボも飛んでいない。時間か、それとも時期が早いのか。期待を裏切られてしまった。

 この遠征で唯一出会えたトンボは、ギンヤンマ、リスアカネ、アキアカネだけであった。(とは言っても、メインのチョウにほとんどの時間を費やした。)

ギンヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 3200 -1/3EV(2015.9.20)

リスアカネ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 640 -1 2/3EV(2015.9.20)

アキアカネ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/400秒 ISO 3200 -2/3EV(2015.9.21)

アキアカネ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 3200 +1EV(2015.9.21)

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