ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態や生息環境を研究し保全活動をしていますが、様々な昆虫や美しい日本の四季
自然風景の写真も撮っています。

モノサシトンボ科

2016-09-25 22:42:14 | トンボ/モノサシトンボ科

 モノサシトンボ科は、日本国内に以下の3属6種1亜種が分布しており、本記事では、南西諸島に分布するルリモントンボ属(未撮影)を除いたモノサシトンボ属とグンバイトンボ属のトンボを紹介したい。

モノサシトンボ科(Family Platyenemididae

  1. モノサシトンボ属(Genus Copera
    • モノサシトンボ Copera annulata (Selys, 1863)
    • オオモノサシトンボ Copera tokyoensis Asahina, 1948
  2. グンバイトンボ属(Genus Platycnemis
    • グンバイトンボ Platycnemis foliacea sasakii Asahina, 1949
    • アマゴイルリトンボ Platycnemis echigoana Asahina, 1955
  3. ルリモントンボ属(Genus Coeliccia
    • タイワンルリモントンボ Coeliccia flavicauda Ris, 1912
    • リュウキュウルリモントンボ Coeliccia ryukyuensis Asahina, 1951
    • リュウキュウルリモントンボ(奄美亜種) Coeliccia ryukyuensis amamii Asahina, 1962

モノサシトンボ Copera annulata (Selys, 1863)

 モノサシトンボは、北海道から九州まで分布し、平地から丘陵地の木陰の多い池沼や流れの緩やかな河川において、5~8月頃に見られる。体長は45ミリ内外とやや大型で、雌雄ともに腹部にモノサシの目盛のような環状白斑があり、これが和名の由来となっている。成熟個体の環状白斑は、オスは水色で、メスではやや黄褐色であるが、稀に黒化型のオス(写真3~4)やオス型のメスも出現する。
 新潟県では、オオモノサシトンボとの種間雑種も確認されている。最新の研究では、モノサシトンボとオオモノサシトンボのDNAに差がないことが分かっており、オオモノサシトンボは、 モノサシトンボの特異個体群ではないかという意見もある。
 羽化したばかりの未成熟個体は発生地周辺の林縁で過ごし、成熟すると池沼等に戻って、オスは水辺の草に止まり縄張りを作る。産卵は連結静止型で、主に連結態で水面付近の植物組織内に行う。その際、オスはメスの前胸を尾部付属器でつかんだまま肢を縮めて直立した姿勢をとる。
 普通種であり環境省RDBに記載はないが、個体が減少している地域もあり、千葉県のRDBでは絶滅危惧Ⅱ類に、神奈川県と高知県のRDBでは準絶滅危惧種に選定されている。

オオモノサシトンボ Copera tokyoensis Asahina, 1948

 オオモノサシトンボは、昭和11年に東京都葛飾区水元で新種として発見された学名にトウキョウの名がつくトンボである。モノサシトンボによく似ているが体がやや大きく、雄の腹部第9節背面が黒いこと、雌の腹部第10節背面に黒い部分があることで区別される。6月頃から9月頃にかけて見られ、  関東では8月頃に多い。日光の良く当たるヨシやマコモ・ガマなどが繁茂した泥深い腐植栄養型の池沼に生息するが、生息地は限られている。
 当初、学名の通り東京を中心とした関東地方の利根川水系と新潟県の信濃川水系の下流に広がるデルタ地帯だけに生息地が発見されていたが、その後、神奈川県多摩川下流域や宮城県でも分布が確認され、東京都の他、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、宮城県、新潟県で生息が確認されていた。しかしながら、すでに既知生息地の79%は失われており、かつて126ヶ所の生息地が知られていた関東地方でも、現存するのは24ヶ所のみであると言われている。環境省RDBで絶滅危惧ⅠB類に選定され、神奈川県RDBでは絶滅、東京都、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、新潟県、宮城県のRDBで絶滅危惧Ⅰ類に選定されている。

グンバイトンボ Platycnemis foliacea sasakii Asahina, 1949

 グンバイトンボは、体長約30mmでモノサシトンボよりも小型である。オスの中・後脚の頸節が白色で軍配状に広がる特異な形をしていることが、和名の由来になっている。主に丘陵地から低山地の湧水が流れ込む沈水植物や挺水植物が繁茂するゆるやかな清流域に生息しており、幼虫は、水草の茎や根際につかまって生活している。
 日本特産亜種で宮城県以南の本州、四国、九州に分布しているが、生息場所は局所的である。東京都武蔵野市にある井の頭池で採集された標本が基で新種となったように、かつては、東京都の井の頭公園や石神井公園にも生息していたが、環境の悪化とともに姿を消し、東京都では絶滅してしまっている。西日本では数多く見られる地域もあるが、全国的には減少傾向にあり、環境省RDBで準絶滅危惧種、東京都RDBでは絶滅、その他23の府県で絶滅危惧Ⅰ類や絶滅危惧Ⅱ類、準絶滅危惧種に選定している。

アマゴイルリトンボ Platycnemis echigoana Asahina, 1955

 アマゴイルリトンボは、新潟県の朱門岳にある雨生ヶ池(まごいがいけ/別名:雨乞ヶ池)で発見されたことから和名が付いており、学名にも「エチゴニア」と付いている。5月下旬から出現して9月中旬頃まで見られ、成熟したオスは深い瑠璃色を呈し、コバルトブルーの複眼が何より印象的で美しい。
 山中の樹林に囲まれた挺水植物(ヒツジグサ、ジュンサイ、ヒルムシロなど)の茂っている水のきれいな池沼に多く、また開けた湿地の脇を流れる小川や人工の池等に生息している地域もあるが、アマゴイルリトンボは、青森県、福島県、山形県、新潟県、長野県の5県のみに分布し、生息地も極めて局所的で、環境省RDBに記載はないが、長野県では絶滅危惧Ⅱ類に、 山形県、新潟県では準絶滅危惧種に選定している。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

モノサシトンボ

モノサシトンボ / オス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/250秒 ISO 500 -1 1/3EV(2010.9.5)

モノサシトンボ

モノサシトンボ / メス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/800秒 ISO 200(2011.8.27)

モノサシトンボ

モノサシトンボ / 連結態
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/80160秒 ISO 800(2011.8.27)

モノサシトンボ

モノサシトンボ / 連結態(黒化型オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F7.1 1/125秒 ISO 640(2013.6.16 新潟県)

モノサシトンボ

モノサシトンボ / 産卵(黒化型オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F13 1/400秒 ISO 3200V(2016.6.16 新潟県)

オオモノサシトンボ

オオモノサシトンボ / オス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/640秒 ISO 3200(2011.6.12)

オオモノサシトンボ / メス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 250(2011.6.12)

グンバイトンボ

グンバイトンボ / オス
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.30 1/80秒 ISO 320(2012.6.23)

グンバイトンボ

グンバイトンボ / メス
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/840秒 ISO 250(2012.6.23)

アマゴイルリトンボ

アマゴイルリトンボ / オス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/800秒 ISO 200 +2/3EV(2014.7.6)

アマゴイルリトンボ

アマゴイルリトンボ / 交尾態
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/500秒 ISO 200 +1EV(2014.7.6)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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アオハダトンボ属

2016-09-24 09:12:53 | トンボ/カワトンボ科

 日本国内にカワトンボ科は5属7種が分布しており、これらのうちカワトンボ属については、過去の記事で紹介した。また、ミヤマカワトンボについても当ブログにて単独で紹介しているが、今回は、アオハダトンボ属としてまとめて紹介したい。尚、ハグロトンボについては、以前はアオハダトンボ属(Genus Calopteryx)に含められていたが、DNA解析の結果、ハグロトンボ属(Genus Atrocalopteryx)が新設され、Atrocalopteryx atrata (Selys, 1853)となっている。本記事においては、形態的に似ていることからアオハダトンボ属2種とともに掲載した。

アオハダトンボ属(Genus Calopteryx

  1. アオハダトンボ Calopteryx japonica Selys, 1869
  2. ミヤマカワトンボ Calopteryx cornelia Selys, 1853

ハグロトンボ属(Genus Atrocalopteryx

  1. ハグロトンボ Atrocalopteryx atrata (Selys, 1853)

アオハダトンボ Calopteryx japonica Selys, 1869

 アオハダトンボは、本州と九州に分布し、成虫の出現期は5月中旬頃から7月上旬頃までであり、近似種ハグロトンボと混生する生息地では、本種の方が出現期が早目である。カワトンボ科で最も生息地が限られる種で、平地や丘陵地の河川中流域でバイカモなど(水生植物の種類は問わない)が生える砂底の清流に生息し、"清流の天使"あるいは"湧水の使者"などと呼ばれるが、水質や周囲の環境に敏感で、河川の水質悪化による水生植物の減少が本種の生息環境を著しく狭めている。
 環境省RDBでは準絶滅危惧に選定、東京都、千葉県で絶滅、青森県、群馬県、兵庫県で絶滅危惧Ⅰ類、神奈川県、新潟県、長野県、鹿児島県で絶滅危惧Ⅱ類、その他、多くの県で絶滅危惧種として選定している。

ハグロトンボ Atrocalopteryx atrata (Selys, 1853)

 ハグロトンボは、本州・四国・九州に分布し、平地から丘陵地の水生植物(特に沈水植物)の茂る安定したゆるやかな流れに生息し、幼虫は水中で植物にしがみついて生活している。住宅地近くの用水路等にも生息し、アオハダトンボに比べて分布域が広く生息地も多い。アオハダトンボと同所的に生息している所もあるが、薄暗い林が隣接した環境がなければならない。羽化後の若い個体は薄暗いところを好み、水域から離れて林の中で生活するためである。成熟すると再び水域に戻り、明るい水辺の石や植物などに止まりナワバリをつくる。形態もアオハダトンボによく似ているが、メスのアオハダトンボには白い偽縁紋があるが本種にはない。
 環境省RDBに記載はないが、東京都で絶滅危惧Ⅱ類、青森県で準絶滅危惧種として選定している。

ミヤマカワトンボ Calopteryx cornelia Selys, 1853

 ミヤマカワトンボは、日本特産種であり、北海道南部から鹿児島県屋久島にいたる本州・四国・九州に分布している。体長は62~78mmほどで日本に生息するカワトンボ科の中では最大の大きさである。主に丘陵地や山地の渓流に生息し、前2種とは生息環境が異なっている。発生期間は長く5月中旬~9月頃まで長い間見ることができる。翅全域が一様に淡褐色に透けており、後翅の先の方にやや濃い褐色帯があるのが特徴であり、最も美しいといわれるカワトンボである。
 環境省RDBに記載はないが、長野県で準絶滅危惧種として選定している。

アオハダトンボ属(Genus Calopteryx)の Calo- は美しい、pteryx は翅を意味している。3種ともに太陽の光に当たった時の翅の輝きは特別であり、また、オスの腹部の金属光沢のある緑色も美しく、清冽な流れの上を翅をヒラヒラと優雅に飛ぶ姿に魅了されるトンボである。
 今後(来年)は、特にミヤマカワトンボが最も美しく見える写真と産卵シーンの撮影を目標としたい。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

アオハダトンボ

アオハダトンボ / オス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 640(2012.6.24)

アオハダトンボ

アオハダトンボ / 交尾態
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 400(2012.6.24)

アオハダトンボ

アオハダトンボ / 産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800(2012.6.24)

ハグロトンボ

ハグロトンボ / オス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.5 1/320秒 ISO 800(2011.8.20)

ハグロトンボ

ハグロトンボ / メス
EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 100 -2/3EV(2010.9.25)

ハグロトンボ

ハグロトンボ / 産卵
EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/15秒 ISO 100 -2/3EV(2010.9.25)

ミヤマカワトンボ

ミヤマカワトンボ / オス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 800(2016.6.12)

ミヤマカワトンボ

ミヤマカワトンボ / メス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 500 +2/3EV(2016.6.12)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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キベリタテハがいない?

2016-09-20 21:20:50 | チョウ/タテハチョウ科

 キベリタテハが今年は極端に少なく、各地でほとんど見かけないと言う。一体、何故なのだろうか?

 キベリタテハ Nymphalis antiopa (Linnaeus, 1758) は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)/ヒオドシチョウ属(Genus Nymphalis)で、和名にあるように翅表外縁に黄色の太い縁取りがある。翅全体は小豆色でベルベットのような光沢があり、黄色の縁取りの内側には、青色の斑紋が一列に並ぶ。そのシックな色合いから日本では「高原の貴婦人」とも呼ばれており、アメリカでは、Mourning Cloak(喪服のマント)と呼ばれ、イギリスでは、Camberwell Beauty(キャンバーウェルの美人)と呼ばれている。飛翔は素早いが、また雄大に滑空もするのでたいへん優美なチョウである。
 キベリタテハは、世界的に見るとユーラシア大陸と北アメリカ大陸をほぼカバーする広大な分布域を持っている。ヨーロッパやアメリカでは市街地の林でもよく見られる 身近なチョウで、しかも北米ではコロラド州の低地やカリフォルニアの海岸線では年に2化、バージニア州では年3化もすると言われている。このような広域分布を可能にしているのは、「酷寒と乾燥には非常に強いが、高温と多湿の組み合わせを嫌う種」であることが理由として挙げられている。日本国内においては、本州中部(標高約1,000m以上の山岳)以北に限って分布し、年1回7月下旬頃からようやく発生する。成虫で越冬し、翌年4月頃まで見られる。
 食樹は、カバノキ科のダケカンバやシラカンバ、ヤナギ科のオオバヤナギ等である。成虫は、訪花することはほとんどなく、樹液や腐った果実、獣糞などに好んで集まる。

お願い:キベリタテハの写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

キベリタテハ

キベリタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F11 1/160秒 ISO 200(2012.8.25)

キベリタテハ

キベリタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 640V(2013.8.10)

キベリタテハ

キベリタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 200(2013.8.17)

キベリタテハ

キベリタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 800 +1 1/3EV(2013.8.17)

キベリタテハ

キベリタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F7.1 1/160秒 ISO 200(2012.8.25)

キベリタテハ

キベリタテハ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/160秒 ISO 200(2012.8.25)

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 さて、冒頭にも記したが、今年2016年は、キベリタテハが極端に少ないと言われている。他にもクジャクチョウやエルタテハも同様に少ない。 その基本的な理由として

  1. 生息環境の悪化や破壊
  2. バキュロウイルス等のウイルスによる感染の拡大
  3. 異常な気象条件による成長の悪化
  4. 気象条件による高地への移動変化
  5. 毎年の採集者による乱獲

以上の5つが考えれるが、キベリタテハにおいては、その生息地に訪れたところでは環境の変化は見当たらないし、開発が行われたという話もない。ウイルス感染については、可能性としては考えられるが、現状では研究がなされていないので不明である。では、気象についてはどうだろうか?
 まず、キベリタテハのある生息地における4月から8月までの毎月の平均気温と平年値を気象庁のデータより調べてみた。(グラフ1.)その結果、2016年の気温は4月から6月が平年よりも若干高めであることが分かる。一部愛好家に「幼虫の時期に気温が高かったので、幼虫の生育に支障があったのかもしれない。」という意見があるが、キベリタテハは高温を嫌うから、可能性はあるかも知れない。温暖化による高温が原因ならば、今後、本州中部地方から姿を消す可能性も考えられる。
 次に、4月から8月までの毎月の降水量を見てみると(グラフ2.)、標高1,000mの地区の6月が平年よりも若干多く、また8月が極端に多くなっているが、それ以外の月は平年を大きく下回っているのが分かる。今年は、関東において異常な水不足であったことは記憶に新しいが、乾燥ストレスに対して強いシラカンバ(食樹)と本種であるから、少雨であったことが、幼虫の生育に悪影響を及ぼしたとは考えにくい。
 では8月の1ヵ月間の降水量について、キベリタテハの発生が多かった2012年と2013年、そして極端に少ない本年(2016年)を比較してみると(グラフ3.)になる。2016年は、8月7日から15日を除くほとんどの日に雨が降っているのが分かる。グラフには表していないが、降雨の時間帯は夕立の場合もあるが、ほとんどの日が朝から夕方まで断続した降雨になっている。
 キベリタテハの生活史を見ると、標高1,000m前後の発生地において、7月下旬から8月中旬、9月上旬頃の3回くらいに分かれて羽化する。7月下旬から8月中旬に羽化した個体は、涼を求めて標高1,500m以上の高山へある程度の集団で移動し、9月中旬前後には標高1,000m前後の発生地に戻り越冬の準備をする。9月に羽化した個体は、移動はしないものと移動するものがおり、 高地へ移動した個体の中には、そのまま高地で越冬するものもいる。また、冷夏の年は、ほとんどの個体が高地へ移動することがないと言われている。
 つまり、以上のことから推察できるのは、本年は、幼虫の時期に気温が高く、幼虫の生育に何らなの悪影響があり、羽化までに至らなかったこと、もしくは7月下旬から8月中旬に羽化した個体が、雨のために高地への移動を妨げられたのではないかということである。キベリタテハの観察や写真撮影をする方の多くは標高の高いポイントに訪れるため、キベリタテハが高地へ移動していなければ、当然、見ることはできない。

 本年、キベリタテハが極端に少ない理由が、高地へ移動ができなかったという事だけならば、来年は、気象条件次第では、多くのキベリタテハが見られるかも知れない。しかしながら、標高1,000m前後の発生地において、温暖化の影響で多くが死んでしまった可能性もある。しずれにせよ、標高1,000m前後の発生地において検証したわけでもなく、単なる机上論の仮説でしかない。勿論、他の理由があるかも知れない。(クジャクチョウとエルタテハについては、未検証。)

グラフ1.キベリタテハの生息地における月別平均気温の推移(気象庁のデータより作成)

グラフ2.キベリタテハの生息地における月別降水量(気象庁のデータより作成)

グラフ2.キベリタテハの生息地における8月の降水量(気象庁のデータより作成)

 一番、心配なことは、毎年繰り返される採集者による乱獲である。個人の標本コレクション、あるいは標本の販売が目的の乱獲が横行しているのである。一人が1頭採集しても、100人が来れば100頭いなくなる。しかも、一人が1頭ではなく、捕れるだけ捕るのだから激減するのは当たり前だ。実は、毎年の採集者による乱獲が減少の一番の原因かも知れない。

参考文献等
森下和彦, 1992. 世界のヒオドシチョウ属. Butterflies 3: 36-45
気象庁 過去の気象データ検索

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無伴奏フルートのための ラ・フォリア

2016-09-19 16:46:12 | 音楽

シリーズ:自演クラシック音楽1.~バロック・フルート

マラン・マレー作曲 スペインのフォリアによる25の変奏曲(無伴奏フルートのための ラ・フォリア)

 フォリアは、イベリア半島起源の舞曲。15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定まっていない。 サラバンドと同じく3拍子の緩やかな音楽。フォリアとは、「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味があり、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことが窺われるが、 時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化し、変奏曲形式で演奏することが広まった。
 この動画は、私の自演で25年前のライブ録音。1年ほど前に1分ほどのものを当ブログにて公開していたが、主題と25の変奏曲から成るこの曲を抜粋し、日本各地で撮影した風景写真とともに9分20秒に編集し直して、再度公開した。

 9月の長雨。静かに冷たく降っている。夏が終わり秋の到来を告げる季語でもある。そして、もうすぐ秋。芸術の秋。静かにクラシック音楽に 耳を傾けながら、夜を過ごしたいと思う。

関連ページ:J.S.バッハ/フルート・ソナタ集(フルート:古河義仁)

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ゴイシシジミ

2016-09-18 18:06:07 | チョウ/シジミチョウ科

 ゴイシシジミ Taraka hamada hamada (H. Druce, 1875) は、アシナガシジミ亜科/ゴイシシジミ属のチョウで、日本産のアシナガシジミ亜科のチョウは本種のみである。日本では北海道から九州にかけて広く分布し、平地から高地(標高1,600m)の笹薮等に生息する。多化性で、年4~6回(北海道や寒冷地では1~2回)、5~11月頃にかけて発生し、幼虫で越冬する。白地に黒の斑点を持つ翅の模様が、囲碁で使う碁石のようだという事から和名が付いており、英語圏では、その斑紋から"Forest Pierrot (森の道化師)"と呼ばれている。雌雄での違いは、メスの前翅の頭頂部が丸みを帯びる程度で、斑紋や色彩に違いはほとんどない。
 ゴイシシジミは、メダケ・クマザサなどのタケ科植物につくタケノアブラムシ・ササコナフキツノアブラムシの群の中に産卵し、孵化した幼虫はアブラムシそのものを食べて成長する。肉食性のチョウの幼虫は、他にアリの巣内に入り卵や幼虫を餌として食べて育つゴマシジミオオゴマシジミなどが知られているが、成長段階の後期においての行動であるため、ゴイシシジミは、日本国内では唯一の純食肉性のチョウと言われる。成虫はアブラムシの分泌物を吸い、花に止まって蜜を吸うことはまったくない。
 こうした特異な食餌のため、生息地は局部的な傾向が強く規模も小さい。アブラムシに依存しているため、アブラムシの多い期間には高い率で成虫まで生育し、大発生することが知られており、群れを成すこともある。しかしながら、アブラムシの少ない期間では、孵化した幼虫が成虫まで生育する個体は極めて少なく、1シーズン中にアブラムシの食い尽くしによる生息地の消滅も頻繁に見られるようである。ゴイシシジミは不安定な食物に依存し、生息地の消滅と出現を繰り返しながら個体群を維持していると考えられる。発生数の増減と時期については、地域差があると思われ、今回、標高およそ1.600m付近の林道脇では、範囲は狭いが、かなり多くの成虫が発生し、しかも羽化したばかりの個体が多く、蛹も見られた。 
 ゴイシシジミは、環境省RDBにも記載はないが、宮崎県と奈良県では、準絶滅危惧種として選定している。(掲載写真は、長野県、福島県など4か所で撮影している。)

参考文献
伴野 英雄 ゴイシシジミおよびササコナフキアブラムシ個体群間の関係 蝶と蛾 48(2), 115-123, 1997-06-15

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/2500秒 ISO 3200(2012.06.30)

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1250 +2/3EV(2013.07.13)

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 500(2011.7.23)

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 6400 +1/3EV(2016.9.10)

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ / 開翅
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 6400 +1/3EV(2016.9.10)

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ / 交尾態
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 8000 +1/3EV(2016.9.10)

ゴイシシジミ

ゴイシシジミ / 蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 640 +1/3EV(2016.9.10)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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スジボソヤマキチョウ

2016-09-13 20:12:05 | チョウ/シロチョウ科

 スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia niphonica Verity, 1909 は、シロチョウ科(Family Pieridae)/ヤマキチョウ族(Tribe Gonepterygini)/ヤマキチョウ属(Genus Gonepteryx) に属するチョウで、国内に生息している3種の内の1種である。 (タイワンヤマキチョウは、国内では八重山諸島に分布)
 ヤマキチョウに関しては、現段階ではリンク先の記事を参照頂き、今回は、本種について写真を追加してまとめたのでご一読頂きたい。

ヤマキチョウ属

  1. ヤマキチョウ Gonepteryx maxima maxima Butler, 1885
  2. スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia niphonica Verity, 1909
  3. タイワンヤマキチョウ Gonepteryx amintha formosana (Fruhstorfer, 1908)

 スジボソヤマキチョウは、近縁種のヤマキチョウとは、前翅先端の突起が強く、翅に赤系の縁取りがないことで形態的に区別できる。また、本種は、紀伊半島を除く本州と四国、九州にに分布し、生息範囲は、高原、疎林、渓流沿い、林縁から落葉広葉樹林の内部まで、地形も平坦地、緩斜面や急斜面など広範囲に及んでいる食樹は、クロツバラの他にクロウメモドキも食べる。
 大きさは55~62mmと日本産のシロチョウ科の仲間では大型である。オスの翅はあざやかな黄色で、各翅の中程に赤橙色の点が一つずつあり、メスの翅の色は、白色に近い色である。年一化で、7月頃に羽化し、しばらく活動後、夏眠する。そして9月頃になると再び現れ、ヤマキチョウ同様にそのまま成虫で越冬し、春に産卵し、5月頃まで生き続けるのである。冬は湿った場所で越冬すると言われ、越冬後は翅の綺麗な黄色が抜けて染みだらけになってしまう。
 スジボソヤマキチョウは、環境省RDBに記載もなく、長野県や栃木県等では比較的多くみられるが、香川県で絶滅、宮崎県、大分県、三重県、愛知県では絶滅危惧Ⅰ類に、鳥取県、大阪府では絶滅危惧Ⅱ類に、山口県、奈良県、京都府、滋賀県では準絶滅危惧種に選定しており、近年、減少傾向にあるチョウである。混交林の繁茂により食樹であるクロウメモドキの生育不全が原因と言われている。
 ちなみにヤマキチョウは、環境省RDBでは絶滅危惧IB類に選定され、分布は極めて狭く、青森県と岩手県、長野県と山梨県の一部地域にしか生息していない。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.0 1/500秒 ISO 200 +1EV(2014.7.12)

スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.0 1/640秒 ISO 200 +1EV(2014.7.12)

スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウ / 雌雄の飛翔
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/1000秒 ISO 200 +1EV(2014.7.12)

スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウ / 雌雄の飛翔
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 250 +1/3EV(2015.9.11)

スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウ / 越冬後
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/640秒 ISO 200 -1/3EV(2014.5.3)

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マダラヤンマ

2016-09-11 19:47:47 | トンボ/ヤンマ科

 マダラヤンマ Aeshna mixta soneharai Asahina, 1988 は、ヤンマ科ルリボシヤンマ属である。ルリボシヤンマ属は、国内には以下の4種が生息しており、2種については既に紹介しているが、今回はマダラヤンマについて、先日、かなり近距離での長いホバリングとやはり近距離での静止、そしてオスと同じ瑠璃色の腹部斑紋をもつメスを撮影できたので、過去に撮影した写真と合わせてまとめた。

  1. マダラヤンマ Aeshna mixta soneharai Asahina, 1988
  2. ルリボシヤンマ Aeshna juncea juncea (Linnaeus, 1758)
  3. オオルリボシヤンマ Aeshna crenata Hagen, 1856
  4. イイジマルリボシヤンマ Aeshna subarctica Walker, 1908

 マダラヤンマは、体長約65~70㎜とルリボシヤンマ属の中では小型だが、成熟したオスは腹部斑紋と複眼が瑠璃色となり、とても美しい。メスは、地色は淡い褐色で胸部と腹部には黄緑の紋があるが、本州に生息するものには、複眼と腹部斑紋がオスと同じ瑠璃色となる個体もいる。
 日本特産亜種であり(原名亜種はヨーロッパからシベリアにかけて分布)、北海道西南部、東北地方全域と関東地方の一部、石川県、長野県に分布しており、カンガレイ、ヌマガヤ、フトイ、ヒメガマ、ヨシなどの抽水植物が繁茂する池沼に生息するが、生息地は極めて局地的である。成虫は、7月下旬から8月中旬の間に羽化し、その後、未熟な個体は羽化場所を離れて林などで生活し、およそ一ヵ月で成熟すると池沼に戻ってきて繁殖行動を行うため、池沼は産卵基質であるヒメガマが豊富に生育し、未熟期間を過ごす林(長野県においては、果樹園)に近いことが、生息環境の必須条件となっている。
 環境省RDBで準絶滅危惧種として選定されており、埼玉県、群馬県では、絶滅危惧Ⅰ類、岩手県、山形県、新潟県、富山県、石川県で絶滅危惧Ⅱ類に、栃木県、長野県では準絶滅危惧種に選定している。また、栃木県や長野県では、市の天然記念物に指定している所もあり、ある時期に水を抜いて池干しし、幼虫(ヤゴ)の外敵となるフナを駆除する等の保護・保全活動が行われている。

 マダラヤンマは、地域差もあると思うが、午前7時頃から活動を開始し、成熟したオスは、抽水植物群落の内部や外縁に沿って静止飛翔(ホバリング)を交えた飛翔をしながら探雌する。ホバリングは、長いと1分近くにも及ぶ。メスを見つけると交尾態となり、その後メスは、水際の枯れたヒメガマ等に産卵する。
 午前9時を過ぎると、葉上に静止する個体も出てくる。通常ヤンマ科は枝等にぶら下がる姿勢で止まるが、マダラヤンマは葉上に身体を水平に近い角度に保って止まるのが特徴である。 活動時間と行動は、その日の天候や気温によって変わるようである。晴れて暑い日は、午前10時を過ぎると抽水植物群落の内部に隠れて姿を現さなくなり、夕方近くになると、再び活動を開始する。曇りで気温の変化の少ない日は、午前の活動時間が長くなるようである。

特記事項:当ブログでは、すべての記事において保護・保全上、撮影場所は明記しておりません。本種の場合は、撮影場所は私有地であり、地主様のご厚意により立ち入りが許可されておりますが、マナーの悪い撮影者もいるため、今後、撮影や観察ができなくなる可能性もあります。また本種は、生きた個体や標本が数万円で取引されており、採集が絶えません。絶滅危惧種であるマダラヤンマの保護・保全のためにご理解いただきたくお願い申し上げます。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 静止飛翔(ホバリング)するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 200(2016.9.10 8:19)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 静止飛翔(ホバリング)するオス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F4.5 1/250秒 ISO 200(2012.9.16 10:35)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 静止飛翔(ホバリング)するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F5.0 1/400秒 ISO 800 +1/3EV(2016.9.10 9:24)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 静止飛翔(ホバリング)するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 1250 +2/3EV(2016.9.10 7:45 逆光気味の斜光で撮影)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 静止飛翔(ホバリング)するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 1000(2016.9.10 7:56 逆光気味の斜光で撮影)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 抽水植物群落の内部で静止飛翔しながら探雌するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 320(2016.9.10 7:57)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 葉上静止するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 100 -2/3EV(2013.9.28 13:08)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 葉上静止するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 1250 -1EV(2013.9.28 13:15)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 葉上静止するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 400 +2/3EV(2016.9.10 9:19)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 葉上静止するオス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F4.0 1/500秒 ISO 250(2016.9.10 9:21)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 交尾態(メス型のメス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO + Kenko Teleplus PRO 300
絞り優先AE F4.5 1/250秒 ISO 2000 -2/3EV(2010.10.11 9:55)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 交尾態(オス型のメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 2000 +2/3EV(2016.9.10 7:18)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 交尾態(オス型のメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 200(2016.9.10 8:46)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 交尾態(オス型のメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 400 +2/3EV(2016.9.10 8:49)

マダラヤンマ

マダラヤンマ / 交尾態(オス型のメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 1250 +2/3EV(2016.8.14 8:52)

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ルリボシヤンマ

2016-09-08 22:58:12 | トンボ/ヤンマ科

 ルリボシヤンマ Aeshna juncea juncea (Linnaeus, 1758)は、ヤンマ科ルリボシヤンマ属で、日本では、北海道、本州、四国に分布している。7月頃より羽化し10月頃まで多く見られる大型のヤンマで、同属のオオルリボシヤンマより、やや細身で地色の茶色味が強く、胸部の模様と腹部斑紋の形状が若干異なっている。斑紋の色彩には地理的変異があり、寒冷地ではオオルリボシヤンマのように斑紋の大半が水色や緑色になる個体も現れると言われている。

 ルリボシヤンマは、主として寒冷地や標高の高いやや暗がりの湿原や挺水植物の繁茂する浅い池等に主に生息しており、 明るく開けた池沼で繁殖するオオルリボシヤンマとは棲み分けをしているようである。実際に信州のオオルリボシヤンマが多産する池等において本種を見かけたことはない。ただし、東京都内多摩西部では、隣接する池と湿地において両種が見られる所もあり、北海道においては両種が混在する場所もあり、棲み分けはそれほど明確ではないようである。また、ルリボシヤンマは、オオルリボシヤンマに比べて平地性が低いと言われる(北海道では、両種ともに平地で見られる)が、東京都内では、標高200mの多摩西部の池や谷戸において見ることができ、青梅市では、開けた防火用のため池においてコンクリートに生えたコケに産卵をしている様子も見られる。ただし、幼虫は成長が遅く、成虫になるまで2-4年を要するので、長期間安定した環境でなければ生息は不可能であるから、オオルリボシヤンマのように飛来しただけという可能性も考えられる。

 ルリボシヤンマは、環境省RDBに記載はないが、三重県、高知県で絶滅危惧Ⅰ類、奈良県、和歌山県で絶滅危惧Ⅱ類、東京都、埼玉県、その他6つの県で準絶滅危惧種として選定されている。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ルリボシヤンマ(ボバリング)

ルリボシヤンマ(オスのホバリング)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F4.0 1/500秒 ISO 800 +-2/3EV(2014.9.15)

ルリボシヤンマ(ボバリング)

ルリボシヤンマ(オスのホバリング)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(2011.7.23)

ルリボシヤンマ(ボバリング)

ルリボシヤンマ(オスのホバリング)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 1000(2013.9.1)

ルリボシヤンマ

ルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/100秒 ISO 400 ストロボ使用(2011.9.19)

ルリボシヤンマの産卵

ルリボシヤンマ1(産卵)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.0 1/400秒 ISO 2500(2014.9.23)

ルリボシヤンマの産卵

ルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.0 1/500秒 ISO 1000(2014.9.21)

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アサギマダラ

2016-09-06 22:39:18 | チョウ/タテハチョウ科

 アサギマダラ Parantica sita niphonica (Moore, 1883) は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)/ マダラチョウ亜科(Subfamily Danainae)/アサギマダラ属(Genus Parantica)にに分類されるチョウで、日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布する。分布域の中で下記のようにいくつかの亜種に分かれているが、日本に分布するのは亜種 Parantica sita niphonica とされる。

アサギマダラ属(Genus Parantica)

  1. アサギマダラ Parantica sita niphonica (Moore, 1883)
  2. ヒメアサギマダラ Parantica aglea maghaba (Fruhstorfer, 1909)
  3. ルソンアサギマダラ Parantica luzonensis luzonensis (C. Felder et R. Felder, 1863)
  4. タイワンアサギマダラ Parantica swinhoei (Moore, 1883)
  5. シロアサギマダラ Parantica vitrina vitrina (C. Felder et R. Felder, 1861)

 アサギマダラは、翅の水色の半透明な部分には鱗粉が少なく、名前の「アサギ(浅葱)」とは青緑色の古称で、この部分の色に由来する。気品のある色合いと優雅な飛び方に癒されるが、幼虫の食草となるガガイモ科植物はどれも毒性の強いアルカロイドを含んでおり、アサギマダラはこれらのアルカロイドを取りこむことで毒化し、敵から身を守っていると言われている。体内に毒を持っているため、一度食べた鳥は食中毒症状を起こして二度と食べなくなるという。
 また、成虫が好んで吸蜜するフジバカマやヒヨドリバナには、ピロリジジンアルカロイド(PA)が含まれ、オスは性フェロモン分泌のために ピロリジジンアルカロイドの摂取が必要と考えられている。ちなみにフジバカマ(藤袴)は、秋の七草の一つで「源氏物語」の巻立てがある花であり、環境省RDBにて準絶滅危惧種に選定されている。アサギマダラは、境省RDBに記載はないが、千葉県RDBでは準絶滅危惧種として選定されている。

 アサギマダラは、日本で唯一「渡り」をするチョウとして知られているが、最近の調査では、夏に日本で羽化したアサギマダラは、秋になると南西諸島や台湾まで南下し、そこで繁殖した子孫が春に北上し、日本に再び現れるという行動が明らかになっている(その逆のパターンもある)。 マーキング調査では直線距離で2,000km以上移動するものや、1日あたり200km以上も移動した個体もいるという。
 2012年8月に山梨県のある林道にて何十頭ものアサギマダラが乱舞する光景にであったことがある。谷から吹き上げられる気流に乗り優雅に舞う姿は、未だに忘れられない。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

アサギマダラ

アサギマダラ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/250秒 ISO 200 +2/3EV(2011.9.10)

アサギマダラ

アサギマダラ(フジバカマでの吸蜜)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/400秒 ISO 200(2011.9.10)

アサギマダラ

アサギマダラ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 800 +1/3EV(2015.9.11)

アサギマダラ

アサギマダラ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F11 1/200秒 ISO 200(2012.8.25)

アサギマダラ

アサギマダラ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 200(2012.8.25)

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ゼフィルス(2016)

2016-09-01 23:10:11 | チョウ/ゼフィルス

 ゼフィルス(Zephyrus)とは、ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス(Zephyros)が語源で、同義語にゼファー、セフィーロ等があるように 「そよ風の精」の意を持っているが、昆虫のシジミチョウ科(Family Lycaenidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)の呼称であり、日本国内には、以下に記す25種7亜種が生息している。(水色は未撮影種)

ミドリシジミ族(Tribe Theclini

  1. ウラキンシジミ属(Genus Ussuriana
    • ウラキンシジミ Ussuriana stygiana (Butler,1881)
  2. ウラゴマダラシジミ属(Genus Artopoetes
    • ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri (Murray, 1873)
  3. チョウセンアカシジミ属(Genus Coreana
    • チョウセンアカシジミ Coreana raphaelis(Oberthur, 1880)
  4. ムモンアカシジミ属(Genus Shirozua
    • ムモンアカシジミ Shirozua jonasi (Janson,1877)
  5. オナガシジミ属(Genus Araragi
    • オナガシジミ Araragi enthea enthea (Janson, 1877)
  6. ミズイロオナガシジミ属(Genus Antigius)
    • ミズイロオナガシジミ Antigius attilia attilia (Bremer, 1861)
    • ミズイロオナガシジミ対馬亜種 Antigius attilia attilia yamanakashoji Fujioka, 1993
    • ウスイロオナガシジミ Antigius butleri butleri (Fenton, [1882])
    • ウスイロオナガシジミ鹿児島県栗野岳亜種 Antigius butleri kurinodakensis Fujioka, 1975
  7. ウラナミアカシジミ属(Genus Japonica
    • アカシジミ Japonica lutea lutea(Hewitson, [1865])
    • キタアカシジミ Japonica onoi Murayama, 1953
    • キタアカシジミ北海道・東北地方亜種 Japonica onoi onoi Murayama, 1953
    • キタアカシジミ冠高原亜種 Japonica onoi mizobei Saigusa, 1993
    • ウラナミアカシジミ Japonica saepestriata (Hewitson, [1865])
    • ウラナミアカシジミ周日本海亜種 Japonica saepestriata saepestriata (Hewitson, [1865])
    • ウラナミアカシジミ紀伊半島南部亜種 Japonica saepestriata gotohi Saigusa, 1993
  8. ウラミスジシジミ属(Genus Wagimo
    • ウラミスジシジミ Wagimo signatis (Butler, [1882])
  9. ウラクロシジミ属(Genus Iratsume
    • ウラクロシジミ Iratsume orsedice (Butler, [1882])
  10. ミドリシジミ属(Genus Neozephyrus)
    • ミドリシジミ Neozephyrus japonicus japonicus (Murray,1875)
  11. メスアカミドリシジミ属(Genus Chrysozephyrus
    • メスアカミドリシジミ Chrisozephyrus smaragdinus smaragdinus (Bremer, 1861)
    • アイノミドリシジミ Chrysozephyrus brillantinus brillantinus (Staudinger, 1887)
    • ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus (Nagami et Ishiga, 1935)
  12. キリシマミドリシジミ属(Genus Thermozephyrus
    • キリシマミドリシジミ Thermozephyrus ataxus kirishimaensis(Okajima, 1922)
    • キリシマミドリシジミ 屋久島亜種 Thermozephyrus ataxus yakushimaensis(Yazaki, [1924])
  13. オオミドリシジミ属(Genus Favonius
    • ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus(Staudinger, 1887)
    • クロミドリシジミ Favonius yuasai Shirozu, 1947
    • オオミドリシジミ Favonius orientalis orientalis (Murray, 1875)
    • ジョウザンミドリシジミ Favonius taxila taxila(Bremer, 1861)
    • エゾミドリシジミ Favonius jezoensis jezoensis(Matsumura, 1915)
    • ハヤシミドリシジミ Favonius ultramarinus ultramarinus (Fixsen, 1887)
    • ヒロオビミドリシジミ Favonius cognatus latifasciatus Shirozu et Hayashi, 1959
  14. フジミドリシジミ属(Genus Sibataniozephyrus
    • フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus fujisanus (Matsumura, 1910)

 ゼフィルスにおいては、上記25種7亜種の内、北海道と北東北等に生息する「キタアカシジミ」を除く24種を撮影し、 ブログに掲載し紹介しているが、「ヒサマツミドリシジミ」はオスが未撮影であり、その他においても美しい翅表が美しく撮影できていない種が多い。毎年この時期になると、 私自信の反省の意味で「ゼフィルス」についてまとめているので、今年も掲載したいと思う。
 本年も目標を掲げ、綿密な計画を立てて望んだが、ハードルが高い種では簡単に結果が出せないのが現状で、特に「ヒサマツミドリシジミ」のオスには、今年も出会うことができなかった。 その他の種についても生息地が遠方であったり、週末の天候の関係もあって、今年、まともに撮影できたのは「ウラジロミドリシジミ」だけであり、しかも不満足な結果として終わっている。 従って、本記事に掲載した写真は、すべて過去に撮影したもので、残念ながらこれ以上のものは今年撮影できなかったのである。
 ゼフィルスの撮影では、翅表が金緑色に輝くクリソゼフィルス属、青色が美しいファボニウス属では、翅表を撮らなければ意味がない。そのためには生態の知識がなければ ならないが、それに撮影に適した生息地の選定も重要になる。後は、その年の発生状況とスケジュール、そして天候と運である。来年は、まず未撮影である「キタアカシジミ」の撮影、そして、不満足な写真の種については、これまでの知見を活かして、誰が見ても「これは美しい」というような「最大限の美しさ」を残せるよう頑張りたいと思う。

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ウラキンシジミ

ウラキンシジミ

ウラゴマダラシジミ

ウラゴマダラシジミ

チョウセンアカシジミ

チョウセンアカシジミ

ムモンアカシジミ

ムモンアカシジミ

オナガシジミ

オナガシジミ

ミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミ

ウスイロオナガシジミ

ウスイロオナガシジミ

アカシジミ

アカシジミ

ウラナミアカシジミ

ウラナミアカシジミ

ウラミスジシジミ<

ウラミスジシジミ

ウラクロシジミ

ウラクロシジミ

ミドリシジミ

ミドリシジミ

メスアカミドリシジミ

メスアカミドリシジミ

アイノミドリシジミ

アイノミドリシジミ

ヒサマツミドリシジミ(メス)

ヒサマツミドリシジミ(メス)

キリシマミドリシジミ

キリシマミドリシジミ

ウラジロミドリシジミ

ウラジロミドリシジミ

クロミドリシジミ

クロミドリシジミ

オオミドリシジミ

オオミドリシジミ

ジョウザンミドリシジミ

ジョウザンミドリシジミ

エゾミドリシジミ

エゾミドリシジミ

ハヤシミドリシジミ

ハヤシミドリシジミ

ヒロオビミドリシジミ

ヒロオビミドリシジミ

フジミドリシジミ

フジミドリシジミ

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