事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

バイト in マクド

2008-07-26 | 読者レス特集

Quarter_pounder 「バイト in 団地」はこちら

ホリさんと同じ頃に私もマックでバイトしてましたよ。もちろん私は一般的な厨房の「クルー」です。メンテ、と聞いて懐かしいなあと思ったのですが、私たちは最終に残ってもメンテの方とは交流することも無かったので、イメージしか残っていなかったです。何か、裏方のイメージしかなくて、事務所のなんでもノートにメンテの方の書き込みがあったことだけを覚えています。メンテって、警備の役も担っていたのか。

当時のマックは、まだダブルバーガーが無くて、「クォーターパウンド」(?)という大きな肉を焼いていたのを覚えています。滅多に注文は無かったのですが、焼くラインが違ったので効率が悪かった。途中でダブルバーガーに変わって作るのは単純になりました。
当時、あの肉を焼くのは、マニュアル化されているとはいえ、それなりの職人技でして……最初はなかなか上手く作れなかったものです。

私は濃い目が好みなので、私の作るハンバーガーは塩コショウが多かったです。それに、なかなか、上手くならなかったのでよく作り直しさせられました。

ただ、平日の昼間に入る時が何度かあったのですが、その時は高校生が入らないので超人手不足。私でも重宝されて、12時から13時の超繁忙時間帯を厨房一人でやってる時は、どんな出来でもOKで客に出してました。良かったのかな……

692a96a6 ホリさんのメルマガにも詳しく店のことが詳しく載ってましたが、一店舗正社員は4人。あとはバイトが50人くらい登録してそれでまわしていました。月の初めはバイトをたくさん使ってくれるので楽でしたが、月末は使える人数を越しそうだとかで入れてくれないので、そんな時に入ったらしんどかったです。

それから、労務管理はほんとに上手いことやってましたね。
正社員の中でも、店長、厳しく指導する人、お兄さんのような相談役みたいな役と、役割分担していました。やさしい人と閉店に入ると、おすそ分けがあったのでラッキーでした。(ちなみに、8時間入った時には朝昼晩の3食がマックという時もありました!)

あの、学校の部活動の延長のような、でも、仕事はけっこうきつかったですよ(・_・)バイトは賃金とわずかばかりの権限もバイトに与える中で巧妙に管理していて、ほんと、少ない正社員でうまいこと店を運営していました。当時の社員の給料を聞いたらあれだけの拘束時間にかかわらず20万もいってませんでした。ただ、ボーナスが破格(額は忘れました)なので止められんと言ってましたけど。

……クォーターパウンド!(笑)これってパティが100㌘以上あったらしい(1/4ポンドだからあたりまえか)。重ねるより質感があってクルーにはめんどうでも懐かしがるファンは多い。ま、どうしても食べたければアメリカに行くとそっちが売れ線。さすが「スーパーサイズ・ミー」の国。にしても、関西ではクルーとメンテってあんまり交流なかったのかあ。土地によって違うんだねえ。だいたい、最初は「バイトinマック」で特集してたんだけど、関西だからマクドだったと気づいて変更。土地柄。

次回は「バイト in キャンプ

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バイト in 団地

2008-07-26 | 読者レス特集

0605154 「バイトin TSUTAYA」はこちら

さあ読者のバイト体験談特集。みんないろいろとやってたんだなあ。

新聞配達。
中学生の頃
200件朝夕刊配って15000円くらいだったか
団地専門なので5階まで配ってました。
だから今でも階段の上がり降りは誰にも負けません。
配達しながらbe動詞の活用を覚えました。

……でた。バイトといえばなんといっても王道は新聞配達。新聞少年は苦学生のイメージがあって世間うけもいい。be動詞の活用をつぶやきながら配達する姿は心洗われる。が、新宿の新聞販売店で働いていたわたしの大学時代の友人からきいた話はどす黒いものばかりだ。

 俗に『インテリがつくってやくざが売る』と称される新聞の拡販競争は、公取委の指導もあってひところよりも沈静化したはず。しかし現在も“押し紙”(販売店に新聞社が一方的に押しつけ、卸代金を徴収するシステム。押された方はそのまま古紙業者に流すしかない)や闇の拡販軍団“セールスチーム”など、問題は山積している。

 さて、その友人は学生時代に販売店に住み込んで読売新聞を配っていたのだけれど、仲間たちが遭遇した(ということにしておく)事件はなかなかだ。

 ある朝、早朝の新宿で配達していると、築地方面の拡販員にいきなり
てめー読売かっ!」
と殴りつけられたそうだ。問答無用って感じ。なんか、あったんでしょうね。

 まあ、そんなつらいことばかりではなくて、巨人戦のチケットを(当時は貴重品だったのよ)ふところに入れることができたり、アパートに集金に行ったとき、ちょいとくずれた感じのお姉さんに“違った形で”代金を支払ってもらえたりもしたとか。うーん、このバイトがおいしいかどうかは微妙ですかね。ネット配信の伸張によって日本独自の新聞宅配制度がいつまで続くかは危ういところだし。純朴な新聞少年はいったいどこへ……。

次回は「バイトinマクド

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「帰ってきた時効警察」('07 テレビ朝日)

2008-07-26 | テレビ番組

「時効警察」篇はこちら

その昔、農家がみんな読んでいた「家の光」という、いわばライフスタイルマガジンがあって……気になって調べてみたら驚いた。今でも発行されていて、しかも部数は66万部!なんだこりゃあ、男性週刊誌と同等かそれ以上に売れているじゃないか。おそるべし農協グループ。ま、それはともかくわたしは「家の光」の兄弟誌「こどもの光」(「キテレツ大百科」はこの雑誌に連載された。宗教系みたいなネーミングだけど今は「ちゃぐりん」と誌名変更)を子どものころ楽しみにしていたのだ。ゆるーいミステリが(今から考えれば本格系だった)よく載っていたので。

時効警察シリーズは、そんな「こどもの光」レベルの無邪気なミステリを根本にしている。しかし見どころは、逆にその徹底したゆるさだ。前作よりも(言い方変だけど)ゆるさがパワーアップしている(笑)。監督の三木聡もここまでオフビートでいいんだと気づいたということかな。あいかわらず岩松了や園子温が監督した回の方が出来はいいが。オダギリジョーと麻生久美子の魅力も倍加(オープニングの北酒場には爆笑)。

まさかその年のうちに二人とも結婚してしまうとは思わなかったなあ☆☆☆★★★

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「時効警察」(’06 テレビ朝日)

2008-07-26 | テレビ番組

0000 「亀は意外と速く泳ぐ」(’05 ウィルコ)
脚本、監督:三木聡 出演:上野樹里、蒼井優、伊武雅刀、松重豊
「イン・ザ・プール」もそうだった。バラエティ出身の三木聡なのに、どうにも間(ま)が悪すぎるのだ。上野(スゥイング・ガールズ+のだめ)樹里演ずる主婦が、スパイになることによって平凡な日常が特別なモノに思えてくる……この露骨なコンセプトはわかりやすいし面白そう。でも今ひとつなんだよなー。ところが……

時効警察」(’06 テレビ朝日)
脚本:三木聡ほか 出演:オダギリジョー、麻生久美子、岩松了
 ……これがテレビシリーズになるとにわかにタイミングぴったしなのだ。麻生久美子が見たくて借りたんだけど大当たりでした。視聴率もよかったようだし、DVDもいつも貸出中。もっとも、三木聡よりも園子温、岩松了が演出した回の方が出来はいい。オダギリジョーと麻生久美子がすぐれたコメディアンとコメディエンヌであることを再確認。すぐ隣に麻生みたいな女性がいたらオレはたまらんなあ。総武署は湾岸署よりもはるかに楽しそうな職場。まことにけっこうである。

だいたい設定がすばらしい。“個人的な趣味で”時効になった事件を解決してしまう無責任さがいい感じ。ナレーションの由紀さおり(なんでこの人を選んだ?)、かんちがいぶりが爆発している豊原功輔、そしてやっぱり岩松了+ふせえりコンビは最強。もっと見たいー。

ということで続篇につづく

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