「バイト in 団地」はこちら。
ホリさんと同じ頃に私もマックでバイトしてましたよ。もちろん私は一般的な厨房の「クルー」です。メンテ、と聞いて懐かしいなあと思ったのですが、私たちは最終に残ってもメンテの方とは交流することも無かったので、イメージしか残っていなかったです。何か、裏方のイメージしかなくて、事務所のなんでもノートにメンテの方の書き込みがあったことだけを覚えています。メンテって、警備の役も担っていたのか。
当時のマックは、まだダブルバーガーが無くて、「クォーターパウンド」(?)という大きな肉を焼いていたのを覚えています。滅多に注文は無かったのですが、焼くラインが違ったので効率が悪かった。途中でダブルバーガーに変わって作るのは単純になりました。
当時、あの肉を焼くのは、マニュアル化されているとはいえ、それなりの職人技でして……最初はなかなか上手く作れなかったものです。
私は濃い目が好みなので、私の作るハンバーガーは塩コショウが多かったです。それに、なかなか、上手くならなかったのでよく作り直しさせられました。
ただ、平日の昼間に入る時が何度かあったのですが、その時は高校生が入らないので超人手不足。私でも重宝されて、12時から13時の超繁忙時間帯を厨房一人でやってる時は、どんな出来でもOKで客に出してました。良かったのかな……
ホリさんのメルマガにも詳しく店のことが詳しく載ってましたが、一店舗正社員は4人。あとはバイトが50人くらい登録してそれでまわしていました。月の初めはバイトをたくさん使ってくれるので楽でしたが、月末は使える人数を越しそうだとかで入れてくれないので、そんな時に入ったらしんどかったです。
それから、労務管理はほんとに上手いことやってましたね。
正社員の中でも、店長、厳しく指導する人、お兄さんのような相談役みたいな役と、役割分担していました。やさしい人と閉店に入ると、おすそ分けがあったのでラッキーでした。(ちなみに、8時間入った時には朝昼晩の3食がマックという時もありました!)
あの、学校の部活動の延長のような、でも、仕事はけっこうきつかったですよ(・_・)バイトは賃金とわずかばかりの権限もバイトに与える中で巧妙に管理していて、ほんと、少ない正社員でうまいこと店を運営していました。当時の社員の給料を聞いたらあれだけの拘束時間にかかわらず20万もいってませんでした。ただ、ボーナスが破格(額は忘れました)なので止められんと言ってましたけど。
……クォーターパウンド!(笑)これってパティが100㌘以上あったらしい(1/4ポンドだからあたりまえか)。重ねるより質感があってクルーにはめんどうでも懐かしがるファンは多い。ま、どうしても食べたければアメリカに行くとそっちが売れ線。さすが「スーパーサイズ・ミー」の国。にしても、関西ではクルーとメンテってあんまり交流なかったのかあ。土地によって違うんだねえ。だいたい、最初は「バイトinマック」で特集してたんだけど、関西だからマクドだったと気づいて変更。土地柄。
次回は「バイト in キャンプ」