ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

香りの桜「春めき」を植樹

2015年03月26日 02時33分18秒 | 障害者の自立

  神奈川県ライトセンター=二俣川=で3月6日、花の香りの強い早咲き桜「春めき」の植樹式が行われた。

 同施設は視覚障害者を支援するため、県が設置し日本赤十字社が運営する施設。今回の植樹式は、同施設に通う視覚障害者の人にも、花の香りが豊かな「春めき」で春を感じてもらおうと行われたもの。

 「春めき」は、南足柄市で農業を営む古屋富雄さんにより品種登録された桜で、同施設に2本が寄贈された。植樹式には、同施設を利用する視覚障害者の人たちが参加。2メートルほどの若木の根元にスコップで土をかけ、幹や枝を触り感触を確かめていた。

 同施設の工藤孝志所長は「利用者の皆さんには、桜が大きくなっていくのを今後の励みにしてほしい」と語り、参加した女性は「幹を触ってみたけど、すごく細かった。花が咲いたら匂いを楽しみながら、友達とシートを敷いてお茶を飲みたい」と話した。

土をかぶせるセンター利用者

2015年3月26日    タウンニュース


盲学校舞台の恋愛映画「イマジン」、視覚障害者参加の上映イベント開催

2015年03月26日 02時01分17秒 | 障害者の自立

[映画.com ニュース]盲学校を舞台にした映画「イマジン」の公開を記念し、東京・渋谷の青山学院アスタジオで、視覚障害者とともに映画を楽しむイベント「耳でみる 音をみる」が3月24日開催された。

上映会では、イヤホンを通じて字幕の朗読と映像の説明の音声ガイドが、スクリーンの映像と同タイミングで流される。視覚障害者は頭の中で映像をイメージすることができ、また、晴眼者も同じ映画体験をできるよう、アイマスクが配布された。

上映会を主催した「虹とねいろプロジェクト」の松田高加子氏は、「視覚障害がある人もない人も一緒に映画を見ることを考えて主催している」とプロジェクトの目的を説明。上映後は視覚障害者と他の参加者がいくつかのグループに分かれ、それぞれの感想を語り合うなど、活発な意見交換が行われた。

ポーランド映画界の新鋭アンジェイ・ヤキモフスキによる本作は、盲学校の教師と美しい教え子が恋に落ちる恋愛映画。主人公の教師イアンは、白杖を持たず、自らの舌や指を鳴らし、周囲のものたちに反響する音を聞いて行動する「反響定位」(エコーロケーション)という手法を用い、車や行き交う人を避けながら道を歩いたり、物の位置を見事に探り当てたりする様が描かれる。

この日参加した、図書館司書の女性は「盲学校に通っていた時でも、エコーロケーションについてはあまり知らなかった」といい、「白杖を持つこと、抵抗すること以前に、人間として冒険心のある男の子を描いているのが面白かった。視力で見ているものがすべてではないと監督は表現したかったのかも」と感想を語る。視覚障害を持ちながらも、フリークライミングの世界大会で優勝経験のある小林幸一郎氏は「字幕の読み上げが男女一人づつだったので、一生懸命に聞かないと混乱してしまうことがあった。(映画の原語のような)英語の抑揚があったら、聞き手として楽しいと思った」と意見を述べていた。

イマジン」は4月25日から渋谷シアター・イメージフォーラムで公開。5月22日までの間、毎週月、水、金曜日に音声ガイド付き上映を行う。無料音声ガイドを先着順で各回10人に貸し出す。

 

映画イベントの感想を述べる参加者

2015年3月25日  (映画.com速報)エイガドットコム

~『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』のお知らせ~

2015年03月26日 01時51分26秒 | 障害者の自立

産業用自動機械の設計・製作・販売を行うスズキ機工株式会社(所在地:千葉県松戸市、代表取締役:鈴木 豊)は、障がい者の自立支援事業を運営する社会福祉法人まつど育成会(所在地:千葉県松戸市、代表理事:海津 節子)と共同で、障がい者の経済的自立を目指す『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』を開始いたしました。

『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』
http://www.suzuki-kikoh.com/ayuru.html

■障がい者にとって経済的自立が困難
知的障害者や精神障害者は、法的整備の遅れもあり、就労していても簡単な箱作り作業などの内職仕事を1個1円程度の安価な作業工賃で請負うことが多く、家族の援助なくして経済的な自立が望めない現状です。
そこで、スズキ機工株式会社と社会福祉法人まつど育成会は共同で、障がい者の経済的自立を支援する『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』を開始することにいたしました。これは、右から左への安価な内職仕事でなく、最終製品の箱詰め作業やオリジナル製品の製造販売を障がい者に任せて、製品にオリジナルシールを貼ることにより、障がい者が携わっていることに付加価値をつけて彼らの作業工賃に還元するという仕組みになっています。

■『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』概要
(1) 障がい者が作業している証となるオリジナルのシールをデザイン作成する。
(2) シールを無償で請け負った製品に貼り、委託した企業に製品の営業販売活動に活用してもらい、その付加価値を障がい者の作業工賃に還元してもらう。
(3) 消費者はその製品の購入を通じて障がい者の経済的な支援が出来る。
(4) このスパイラルをもって障がい者の作業収入の向上及び地域経済の活性化を図る。

■『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』特長
このプロジェクトの特長は、障がい者の作業そのものの付加価値向上を目指しているところ、また、従来の支援と違い、障がい者が通っている自立支援事業所にて経済的自立を目指しているところです。

■今後の展開 ~松戸市の地元企業と連携して広めていく~
本プロジェクトの第一号案件として、スズキ機工株式会社が開発した食品工場などでドリル穴開け作業をする際に使用する特殊形状の掃除機ノズルの最終箱詰め作業を立ち上げました。販売価格5,500円(税抜)の製品の最終箱詰め作業を1個500円で請負い、現在、大きく事業所の収益改善に寄与しています。
また、スズキ機工株式会社は展示会などを通じて多くの大手食品メーカーに製品及びお仕事シールをPRして売上を順調に伸ばしています。

社会福祉法人まつど育成会では近日中に、第二号案件を受託する予定です。今後この新しいビジネスモデルの告知や受託作業の拡大に努めることにより、障がい者の仕事の付加価値を高め、経済的な自立を目指しています。

スズキ機工株式会社も松戸市の地元企業と連携して、出来るだけ多くの地元企業にプロジェクトへ参加してもらい、地域経済の発展と共に障がい者の経済的な自立支援を目指してます。

最終的に松戸発祥の『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』を全国の障がい者支援事業所に広め、出来るだけ多くの障害者の経済的自立を支援することを目標としています。

また、社会福祉法人まつど育成会では、平日の月曜日~金曜日10:00~15:00に実際に障がい者が作業している事業所『あゆーる』の現地見学を受付けております。
お気軽にお問い合わせください。

■現地見学会に関する問い合わせ
社会福祉法人まつど育成会
生活介護事業所『あゆーる』
担当   : 支援課長 松下 さつき
所在地  : 千葉県松戸市松飛台286-9
TEL / FAX: 047-375-8738
E-mail  : matusita@pinecone.or

お仕事シール

2015.3.25       SankeiBiz


もう一つの五輪に選手挑む 聴覚障害のデフリンピック ロシアで28日開幕

2015年03月26日 01時35分27秒 | 障害者の自立

 2020年東京五輪・パラリンピックに関心が高まる中「もう一つの五輪」に挑む選手たちがいる。ロシアで28日開幕する、聴覚障害者の祭典「デフリンピック」第18回冬季大会。知名度はまだ低いが、これから20年にかけて障害者スポーツが注目され、大会への理解が進むことを関係者は期待している。

 「実は伝統ある大会なんです」と日本選手団の粟野達人総監督。デフリンピックは第1回の夏季大会が1924年にフランスで、冬季は49年にオーストリアで開催された。当時は「世界ろう者競技大会」と呼ばれていたが、2001年に国際オリンピック委員会(IOC)の公認を受け、現在の名称になった。

 障害者スポーツでは、主に肢体や視覚に障害がある人を対象にした最大の国際総合大会、パラリンピック(60年に第1回夏季大会)が有名だが、デフリンピックも徐々に規模を拡大。一昨年のブルガリア夏季大会では90の国・地域の約2900人が、水泳や柔道など18競技で熱戦を展開した。日本は夏、冬とも60年代半ばからほぼ毎回参加している。

 競技のルールは五輪と同じで、異なるのは「競技開始の音や審判の声などの合図を、照明や旗で代用する点くらい」(粟野総監督)。健常者の国内大会に出場し上位に入る選手もいるという。

 今回、アルペンスノーボード日本代表のコーチを務める鶴岡剣太郎さん(40)は、06年トリノ冬季五輪スノーボード男子パラレル大回転代表。「聞こえない中で 、(私たち健常者と同様に) 高い技術やスピードが求められる競技をする姿に驚き、感動することも多い」と実感を込める。

 とはいえ大会への社会の関心は低い。スポンサーを見つけにくく、遠征費などの工面に苦労する選手も多い。手話ができる指導者は少なく、練習できる環境も限られる。アルペンスノーボード選手で、過去2度の大会で金メダルに輝いた栃木県日光市の原田上さん(39)は「少しでも多くの人に大会を知ってもらい将来、若い聴覚障害者が活躍できるよう頑張りたい」。

 過去の開催地は北欧など障害者福祉の先進国が目立つ。日本選手団を派遣する全日本ろうあ連盟にとって国内開催は長年の悲願だ。東京五輪・パラリンピックに向けて「国内外の聴覚障害者も楽しめるよう、手話通訳や字幕サービスなど情報格差を減らす環境整備を訴え、日本開催につなげたい」と粟野総監督。

 筑波技術大の及川力教授(聴覚障害者教育)は「外見上分かりにくいとされる聴覚の障害に対する理解が深まってゆけば、 日本開催の可能性も高まり、 誰もがスポーツを楽しめる暮らしやすい社会づくりにもつながる」と期待を寄せる。

 今回大会は4月5日まで、ロシア中部のハンティマンシースクなどでアルペンスキーなど5競技が行われる。

手話でコミュニケーションしながら練習する、デフリンピック日本代表の原田上さん(右)

(共同通信)   2015/03/25 10:47


人に優しい花見山 車椅子で楽々 遊歩道ゆずりあい

2015年03月26日 01時13分14秒 | 障害者の自立

 「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、福島市の花見山が体の不自由な人に優しい名所になる。遊歩道の一部を車椅子でも散策できる「ゆずりあいコース」とし、介助ボランティアが同伴して同コースを回る「散歩ツアー」を始める。自らも車椅子を利用しNPO法人で活動する佐藤由香利さん(39)が企画した。障害者や高齢者を、「桃源郷」で温かくもてなす。
 花見山のゆずりあいコースは、車椅子などの障害者が通る際、健常者が道を譲り、通行の妨げにならないよう気を配る。急な坂道を避けており、車椅子の障害者も楽に通れる。福島市のNPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター長の佐藤さんが市など関係機関と協力して設けた。「体の不自由な人が観光地を楽しめるよう、必要な支援を提供したい」。佐藤さんは障害者の目線で花見山の下見を重ね、既存の遊歩道から選んだ。
 コースは約2キロの行程で出発は花見山公園前の観光案内所になる。舗装された遊歩道から花見山を眺めながら、チューリップ畑やトウカイザクラ、ボケ、菜の花などが咲き誇る道を散策する。お土産などを販売する物産広場を通り、シャトルバスが発着する花見山本部を終点とする。途中、車椅子専用のトイレは二カ所ある。観光案内所では車椅子と、介助者が障害者を乗せた車椅子を楽に引っ張れる道具を無料で貸し出す。
 散歩ツアーは福島市観光コンベンション協会と連携し4月4日から26日まで実施する。公募した介助ボランティアや「ふくしま花案内人」の手助けを受けながら花見山を巡る。駐車場から観光案内所までの「ウオーキングトレイル」と「ゆずりあい」の両コースを約2時間かけてゆっくりと散策する。

■佐藤さん障害者の目線生かす 「旅を楽しんで」

 「体が不自由な人たちにも旅を楽しんでほしい」。佐藤さんは、平成21年にふくしまバリアフリーツアーセンター長に就き、これまでバリアフリーに対応した観光施設や宿泊施設の紹介、旅行に同伴して入浴補助をする介護ヘルパーの手配など、きめ細やかな支援を続けてきた。
 中学3年で重いリウマチとなり、身体障害者の認定を受けた。発症する前はバスケットボールに打ち込むスポーツ少女だった。車椅子が必要となる生活に深く落ち込んだ。20歳の時、両膝を人工関節にする手術を受け、ゆっくり歩けるようになった。しかし周囲に迷惑を掛けたくないと自宅に閉じこもりがちだった。
 26歳の時に当時の職場で海外への社員旅行があった。同僚が車椅子を手配し、熱心に誘った。きれいな景色が広がる中、仲間が交代で車椅子を押してくれた。初めての海外旅行が忘れられない。
 センターで活動するようになってからは「昔の私と同じような気持ちの人に楽しい思い出を作ってもらいたい」と精力的に各地を回り、障害者に便利な観光情報を集めている。「これから本格的な春を迎え花も見頃になる。障害のあるなしにかかわらず多くの人に魅力ある福島を訪れてほしい」

花木のつぼみが膨らみ始めた花見山を下見する佐藤さん

( 2015/03/25 11:01 カテゴリー:主要 , ふくしまデスティネーションキャンペーン )