ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

食品規制値の目安 障害で“100ミリシーベルト”

2011年10月28日 02時29分12秒 | 障害者の自立
食品中の放射性物質の健康への影響を評価していた食品安全委員会はきょう、食品の規制値の目安として「生涯でおおよそ100ミリシーベルト以上で健康に影響が出る」と判断しました。食品中の放射性物質をめぐっては、福島の原発事故を受けて、暫定的な規制値が定められ出荷制限などに適用されてきました。食品安全委員会ではきょう新たな規制値を作る目安として自然に浴びる放射線量以外で食品からは「生涯おおよそ100ミリシーベルト以上で健康に影響が出る」との判断を示しました。一方で、子どもについては「小児の期間は感受性が成人より高い可能性がある」として、具体的な数値は示しませんでした。今後は、この「生涯おおよそ100ミリシーベルト」という目安にあてはめながら、厚生労働省が各食品ごとの新たな規制値について来週から検討を始めます。

10月27日 テレビ東京

チャンピックスで意識障害、再度注意喚起- 厚労省

2011年10月28日 02時26分45秒 | 障害者の自立
 ファイザーの禁煙補助薬チャンピックスについて、厚生労働省が添付文書の「使用上の注意」の改訂を7月5日に指示した後も、自動車を運転中に意識障害を発現し、事故を起こした症例が6例あったことが、同省が10月26日に公表した医薬品・医療機器等安全性情報284号で分かった。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が20日、ホームページ上に「医薬品適正使用のお願い」を掲載したのに続き、同省も安全性情報284号で改めて安全対策の経緯や内容などを詳細に紹介し、注意喚起した。

 安全性情報284号の「チャンピックス錠による意識障害に係る安全対策について」によると、同薬は2008年5月8日から今年4月21日までに因果関係が否定できない意識障害の副作用が6例報告され、このうち運転中に意識障害を発現した症例が3例あった。これを受け、厚労省は7月5日、添付文書の「使用上の注意」の「副作用(重大な副作用)」の項に意識障害を、「重要な基本的注意」の項にはめまい、傾眠に関する記載に意識障害を加え、「自動車事故に至った例も報告されているので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること」を追記するよう指示した。

 しかし、添付文書改訂を指示した後も、9月30日までに運転中に意識障害を発現し、事故を起こした症例が6例報告されており、中には医療従事者が注意喚起を行っていたにもかかわらず、服用者が運転し、事故に至った症例もあったという。
 このため、同省は医療従事者に対し、自動車の運転などを行わないよう指導を徹底することや、服用者に理解が得られたことを確認することを求めている。

( 2011年10月27日 21:46 キャリアブレイン )

(3)届かぬ支援/復旧優先、対応後手に

2011年10月28日 02時22分53秒 | 障害者の自立
第5部=震災
(3)届かぬ支援/復旧優先、対応後手に
 玄関の間口はわずか50センチだった。石巻市に建設された応急仮設住宅。荷物を持っていると、大人でも出入りに苦労する。

<車いすは通れず>
 重い意識障害があり、全介助の必要な石巻支援学校中学部1年の新田綾女(あやめ)さん(13)は、7月末から家族4人でこの仮設住宅に暮らす。
 綾女さんが使っている車いすの幅は58センチ。玄関は通れないので、車いすよりも2センチ広い居間の窓から出入りする。
 9月下旬、私たちが仮設住宅を訪ねると、綾女さんが学校から帰宅したところだった。母親の理恵さん(41)が車いすを押す。9月中旬に居間の窓に取り付けられたスロープを登り、3回前後させて室内に入った。
 玄関側にも、建物の完成当初に設置されたスロープがある。幅120センチ。玄関の間口と不釣り合いなほど広い。「スロープがあれば車いすを使うと考えるのが自然だと思うんですが...。役所も建設会社も玄関が狭いと思わなかったのでしょうか」。理恵さんが素直な疑問を口にした。
 新田さん一家は震災で自宅が浸水し、親戚宅に身を寄せた。障害者や高齢者対象の優先枠で仮設住宅の入居を申請したが、抽選に10回漏れた。ようやく入居できた新居では、狭い玄関や段差のある風呂場など介護を阻む障壁が待ち受けていた。

<交流仲間が物資>
 新田さん親子ら「石巻重症心身障害児(者)を守る会」は7月下旬、石巻市役所を訪れ、仮設住宅のバリアフリー化などを求める要望書を亀山紘市長あてに提出した。重い意識障害があり、石巻市湊小の避難所に身を寄せた伊勢知那子さん(14)と、母親の理加さん(44)も一緒に出向いた。
 「復旧、復興作業が落ち着いてからになると思いますが...」。応対した市幹部の言葉は、障害者への支援は後回しになるとも受け取れた。
 「もっと待たなければならないの?」。理恵さんは回答に落ち込んだ。居間の窓にようやくスロープが付いたのは、要望の1カ月半後だった。
 守る会は、市の災害時のマニュアル作りに重度の障害児・障害者の意見を反映させることも求めた。「障害者の生活目線なら、必要な支援がどのようなものか、行政職員にも理解してもらえる」と考えた。
 綾女さんら被災地の障害者には、携帯電話のつながり始めた震災1週間後から、経管栄養のパック、たんの吸引用のチューブ、子ども用のおむつなど、不足していた物資が次々と届いた。送り主は、日ごろから交流している保護者仲間、医療機関、障害者支援団体などだった。
 一方、被災した自治体は一時、機能不全に陥った。落ち着きを取り戻した後も復旧対応に忙殺され、災害弱者に十分な公的支援の手を差し伸べることはできなかった。
 今は石巻市内の借り上げ仮設住宅に住む伊勢理加さんが、震災後の生活を振り返って話す。
 「避難後の支援や配慮が届かず、苦労を強いられたり、命を落としたりすることがあれば、それは人災です」
 石巻市は現在、復興計画の策定を進めている。災害対策に絡み新田さんや伊勢さんの意見を聞きに訪れた職員はいない。

(2011/10/27) 河北新報

特別支援学校を企業担当者が見学

2011年10月28日 02時20分07秒 | 障害者の自立
厳しい雇用情勢が続く中、障害がある生徒の就職先を一つでも増やそうと学校現場である取り組みが行われた。その取り組みとは企業の担当者を学校に招いての見学会だ。鳥取市にある県立白兎養護学校では、100人の生徒が高等部で学んでいて、27日は40社の担当者が、作業の様子を見て回った。生徒はそれぞれ障害があるが、陶芸や木工、農業にクリーニングといった10種類の実習を通して、得意分野を伸ばしながら、自分に出来る事を広げる努力もしている。白兎養護では、毎年、卒業生の半分にあたる15人前後が、一般企業への就職を希望しているが清掃や介護の補助など分野が限られ、ニーズにマッチしていない面もある。県立白兎養護学校進路指導担当原康浩先生は「出来ない事はあるが、出来る事もたくさんあることを見てもらって、雇用を増やして欲しい」と話した。参加した企業の多くは職場体験で、毎年、生徒を受け入れているが、学校での様子を見るのは初めての事で、黙々と実習に取り組む姿を見て、感じる事も多かったようだ。特別支援の学校は鳥取県東部に5つあり、企業と生徒の接点をそれぞれ増やしていきたいという。


[ 10/27 16:24 日本海テレビ] 特別支援学校を企業担当者が見学(鳥取県)

支局長からの手紙:なくそう心の段差 /兵庫

2011年10月28日 02時17分16秒 | 障害者の自立
 録音したキーボード演奏にあわせて童謡などを熱唱し、オカリナや三味線の演奏も披露する。車椅子の音楽家、榎本匡笑(まさえ)さん(51)は、宝塚の福祉施設などで、そんな楽しい演奏活動を続けています。

 榎本さんは、大阪音楽大学声楽科卒。約5年前、ブレーキとアクセルを踏み間違えてトラック2台が関係する事故を起こします。幸い、相手方にけがはなかったそうですが、榎本さんは3カ月入院。車椅子の生活になりました。

 事故の前から、宝塚のボランティア支援センター「ぷらざこむ1」などでボランティアの演奏を続けており、現在も障害者施設や認知症の高齢者の方の前で定期的に演奏会を行っています。

 榎本さんとの出会いは、今年7月でした。11月に宝塚市内である「第20回障害者週間記念事業・第13回身体障害者補助犬シンポジウム」のミニ・コンサートへの出演を依頼するため、市内の自宅を訪ねました。

 このイベントは、国際障害者デーが定められたことなどをきっかけに始まった記念事業と、介助犬啓発キャンペーンの一環でスタートしたシンポジウムを、03年から合同で開いています。主催は記念事業実行委と宝塚市、毎日新聞社。メンバーは6月から定期的に集まり、準備を進めてきました。

 今年は11月27日、阪急逆瀬川駅前のアピアホール一帯で開きます。メーンテーマは「なくそう心の段差」。「障害者問題に関わりのなかった人にも来てもらいやすい場所を」と会場選びから話し合い、下見もして決めました。

 当日は駅前の広場やデッキで介助犬デモンストレーションや屋台なども予定しています。カルチェヌーボーではバザーなどもあり、一帯でイベントを展開します。

 榎本さんのコンサートはアピアホールで、補助犬シンポジウム(午後2時から)に続いて行います。参加者全員で合唱するなど、楽しい趣向を考えています。

 入場無料です。みなさんもぜひ、お越し下さい。問い合わせは、阪神支局(右ページの上段に電話やメールアドレスを書いています)か、宝塚市障害福祉課(0797・77・2077)へ。今年の補助犬シンポの内容も当日までに紙面でお伝えします。【阪神支局長・香取泰行、イラストも】


〔阪神版〕毎日新聞 2011年10月27日 地方版