ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

誰でも見やすい印刷物の表現を 浜松工業高デザイン科生がMUD講座

2011年10月20日 01時59分30秒 | 障害者の自立
適切な行間や字間学ぶ

 印刷物に見やすさや読みやすさを求めるメディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)を学ぶ講座が18日、浜松市北区初生町の浜松工業高校であった。デザイン科1年生42人が、色覚障害者や高齢者らでも分かりやすい表現方法を学んだ。 

 生徒のポスターや広告作品作りに生かそうと、印刷業の杉山メディアサポート(東区丸塚町)のデザイナー、村松美希さんと鈴木早苗さんを講師に招いた。

 MUDは、誰もが利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)の考え方を、印刷物などのメディアに取り入れる試み。村松さんは「高齢者や白内障患者は、文字の太さや形によって見えづらい」と説明。適切な行間や字間を取り、写真やイラストを有効に使うべきだと紹介した。

 MUDを採用したモニターに線路図を映し出し、採用しないケースとの違いも見せた。村松さんは「障害者を気遣いすぎると目立たなくなってしまう。誰もが見やすいメディアにすることを意識すべきだ」と指摘。普段の生活でも物の見方を考えるように配慮して「自然にMUDができるように心掛けて」と呼び掛けた。

2011年10月19日 中日新聞


高所の看板、木の枝との距離認識 視覚障害者向け機器開発

2011年10月20日 01時57分25秒 | 障害者の自立
 北海道函館市の公立はこだて未来大の岡本誠教授(情報デザイン学)の研究グループが、看板や木の枝など高所の物体を認識し、距離を測る手のひらサイズの機器を開発した。実用化されれば、白杖で足元の安全を確かめる視覚障害者が、より安心して街を歩けると注目されている。

 機器はアルミ製で縦10センチ、横2・5センチ、幅2・5センチ。手で握り、上部にあるレバーに人さし指を置いて上方に向ける。歩行中、赤外線で障害物との距離を測り、近づくほどレバーがせり上がる。

 岡本教授によると、半径1メートル以内なら、振り子の動きや格子戸の凹凸といった細かな動きや形も認識できる。ただ、機器が出す以外の赤外線に反応するなどの問題もあり、実用化には改善が必要という。

2011.10.19 09:58 MSN産経ニュース

県内初となる、県営住宅を活用した障害者グループホームが開設されます

2011年10月20日 01時39分14秒 | 障害者の自立
佐賀県では、「佐賀県総合計画2011」に掲げる10年後の佐賀県の目指す姿“安全安心地帯 さが”を目指し、障害のある方が地域で自立して暮らすことのできる環境づくりを進めています。

その一環として、平成22年3月に高倍率の物件を含む全ての公営住宅について、グループホーム等の運営法人にも入居資格を与えるよう特区提案を行い、平成22年8月には、国土交通省より全ての公営住宅で抽選の対象としない優先枠を設けるなど、福祉事業に活用してよい旨の通知がなされました。

このようなことから、11月1日(火曜日)には県内初となる、県営住宅を活用した障害者グループホーム(共同生活援助)が下記のとおり開設されることとなりましたので、お知らせします。
また、佐賀県では、重度障害者も地域で安心して生活できるような設備を備えたグループホームの開設を促進しており、11月1日(火曜日)からは、県内2番目となる重度障害者グループホーム(共同生活介護)も開設されますので、あわせてお知らせします。



1.県営住宅を活用した障害者グループホーム
(1)利活用する県営住宅
 【県営石貝団地】
 ・住所   三養基郡みやき町大字白壁2900番地
 ・間取り 1室 4DK(73.36平方メートル)
 ・建築時期 昭和38年

 
(2)運営法人等
  ・設置者   特定非営利活動法人 ピア・サポートかだん
  ・代表者   瀬 利江
  ・住所    鳥栖市幸津町984-1
  ・障害福祉サービスの種類
          共同生活援助(グループホーム)
・事業所名 しゃぼん
  ・利用定員 4名
  ・運営開始 平成23年11月1日(火曜日)
  ・その他   当該法人は就労継続支援B型事業を運営中(鳥栖市、H22.2.1)



(3)これまでの経緯
・平成22年3月、高倍率の物件を含む全ての公営住宅について、グループホーム等の運営法人にも入居資格を与えるよう、佐賀県が国に対して特区提案を行いました。
・平成22年8月、国土交通省において運用を見直し、全ての公営住宅で抽選の対象としない優先枠を設けるなど、福祉事業に活用してよい旨、各都道府県等へ通知が行われました。  
・平成23年2月、国土交通省通知に基づき、優先枠の設定方法等について「社会福祉法人等による佐賀県営(公営)住宅の使用等に関する取扱要綱」を改正のうえ、プレスリリースを実施しました。(「すべての県営住宅がグループホーム等に使用できるようになりました。」)
・平成23年3月より、事業者からの使用申込みの受付を開始。
・平成23年4月、グループホーム等開設予定の事業者等に対して、公営住宅活用を呼びかけました。
・平成23年5月、三養基郡みやき町の石貝団地地区の地元説明会開催を開催し、区長をはじめ、住民の方々に障害者グループホームとしての利活用に賛同していただきました。



(4) 参 考
 今回開設されるグループホームでは、各利用者から月額2,500円の家賃を徴収する予定となっていますが、今回、障害者自立支援法の改正により、家賃助成制度が創設されましたので(上限1万円、平成23年10月1日施行)、利用者の家賃負担は実質ゼロとなります。




2.重度障害者グループホーム
(1)所在地
 鳥栖市養父町28番地


(2)運営法人等

設置者 株式会社 てらす
代表者 大島 由香
住所 鳥栖市養父町28番地
障害福祉サービスの種類 共同生活介護(ケアホーム)
短期入所支援

【事業所名:てらす やぶ】

利用定員 共同生活介護(ケアホーム)8名
(うち、重度障害者 定員4名)
短期入所支援 1名 
運営開始 平成23年11月1日(火曜日)


(3)これまでの経緯
〇 「総合計画2007」において、重度障害者が地域で暮らすことのできる設備・体制を備えたグループホームを保健福祉圏域ごと(計5か所)に整備することを目標に掲げる。

〇 上記促進策として、開設のための設備・備品購入経費の助成制度を創設【補助限度額250万円(県10/10)】。
〇 平成21年1月、県内初となる重度障害者グループホームが開設。
  ・所在地:佐賀市高木瀬東1-17-7
  ・運営法人:社会福祉法人スプリングひびき(理事長 山中 直人 氏)
  ・サービス種別:共同生活介護(定員6名)
            短期入所支援(定員1名)



(参考)重度障害者グループホーム
〇重度障害者グループホームとは、特に法律等に規定はなく、法律上はケアホーム(共同生活介護)に分類され、本県の場合は、設備整備費補助(250万円)要件として、以下のとおり規定しています。

 ・「重度障害者」とは、・・・
  障害者自立支援法(平成17年法律第123号。以下「法」という。)第21条の規定により認定される障害程度区分が「4」以上に該当する者であって、身体、知的、精神いずれかの障害を持ち、身体介護が必要な者であること。

 ・「重度障害者グループホーム」とは、・・・
  法第36条の規定により指定を受けた共同生活介護事業所(一体型指定共同生活介護事業所等を含む。)であって、以下の要件を満たすものとする。
  (1)入居者はすべて重度障害者とし、医療的ケアが必要な者も受け入れ可能となるよう、看護師等の配置体制の充実に努めること。
  (2)入居する重度障害者が使用する医療的ケアに係る機器及びその他重度障害者であることで特に必要となる設備、備品を備えていること。
  (3)短期入所事業所を併設することとし、短期入所専用居室を1室以上設けること。

※詳しくは
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kisha/_57429/GH.html


【お問い合わせ】
障害福祉課 地域生活支援担当
電話:25-7064
E-mail:shougaifukushi@pref.saga.lg.jp

2011年10月19日 15時45分 佐賀県庁

被災者装う「卑劣な犯行」

2011年10月20日 01時36分30秒 | 障害者の自立
詐欺初公判で検察側が指摘 被告は事実認める
 東日本大震災で被災した障害者を装い、通行人から交通費や宿泊費などの名目で金をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた住所不定、無職正楽一重被告(64)の初公判が18日、秋田地裁(馬場純夫裁判官)であった。正楽被告は起訴事実を認めた。検察側は、人々の良心につけ込んだ巧妙な手口を詳細に明らかにし、「親切心を踏みにじる卑劣な犯行」と厳しく指摘した。

 起訴状などによると、正楽被告は今年7月、JR秋田駅などで通行人に対し、言語障害を装い、「言葉が話せません。気仙沼で震災にあい、津波で家を流された。宿泊費がない」などと書いたメモを見せ、通行人3人から計1万1500円をだまし取った、とされる。

 検察側の冒頭陳述や論告などによると、正楽被告は盛岡市で所持金がなくなったことから、かつて装ったことがある言語障害だけでなく、被災者も装うことで、「同情した通行人から、簡単に金をだまし取れる」と考えついた。

 学生風の人には「札幌まで。1000円から5000円」、会社員風の人には「東京まで。5000円以上」と書いたメモを示すなど相手によって使い分け、怪しまれないよう10~20分ごとに場所を変えていた。

 言語障害だけの場合、10人中1人が現金を渡す程度だったが、被災者も装うと10人中5、6人が応じたという。

 検察側は、起訴した秋田市の事件だけでなく、同様の手口で、仙台市や盛岡市、山形県など各地の主要駅周辺で犯行を繰り返したと指摘した。

 また、法廷では、失業中にもかかわらず1万円を渡した被害者の調書が朗読された。この被害者は「ハンデを負い困っていると思い、同情して金を渡した。少しでも力になりたいと思った」と述べていた。岩手県出身の別の被害者は「頑張っている被災者の思いを踏みにじるものだ」と怒りをにじませていた。

 白髪交じりの短髪で細身の正楽被告は、時折うつむいて聞いていた。被告人質問では、小声で「迷惑をかけた。反省しています。少しでも償えれば」と話した。

 検察側は論告で懲役4年を求刑し、結審。判決は今月31日に言い渡される。

(2011年10月19日 読売新聞)

障害者施設の商品 22、23日「ときめきマーケット」 キャナル

2011年10月20日 01時34分40秒 | 障害者の自立
 障害者施設で作られた魅力的な商品を紹介する「ときめきマーケット」(福岡市主催)が22、23の両日、同市博多区のキャナルシティ博多で開かれる。障害者施設商品コンクール「ときめきセレクション」の入賞商品販売会や、雑貨作りのワークショップもある。

 同市は昨年度、障害者施設の商品をPRする「ときめきプロジェクト」を開始。商品のブランド力を高めて売り上げを伸ばし、障害者の生きがいづくりや工賃アップを目指す狙いだ。一般企業を招いた今年1月の商談会では、木工玩具やペットフードなど7件の商談が成立し、雑貨店などで継続的に販売されている。

 本年度の商品コンクールには、29施設が73商品を出品。「箱崎翔店」(同市東区)の「マンゴーチーズぷりん」など6商品が金賞を受賞した。市障がい者在宅支援課の町宗博さんは「施設の商品を身近に感じてもらうことで、障害者20+ 件に優しいまちを目指したい」と話している。

 開催時間は午前11時-午後5時。ワークショップは両日の午後1時から。22日午前11時半から、障害者20+ 件のバンドのライブもある。同課=092(711)4248。

=2011/10/19付 西日本新聞朝刊=