ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

晩夏の栃木を歩く:/2 ココファーム・ワイナリー 太陽浴びて素朴な味 /栃木

2011年08月23日 01時03分32秒 | 障害者の自立
 足利市田島町の山あいに広がるブドウ畑。半世紀以上前、特別支援学級に通う障害のある子供たちと教師らが険しい斜面を開拓し、ブドウの苗木を植えた。その後、障害者支援施設「こころみ学園」とワイン醸造場「ココファーム・ワイナリー」が誕生し、現在では年間15万本のワインを醸造、県外からも多くの観光客が訪れるようになった。

 「子供たちの丁寧な作業がおいしいワインのもとなんです」。こころみ学園の牛窪利恵子・理事会事務局長が言う。今年も太陽の光をたっぷり浴びたブドウの実が収穫にむけ順調に熟している。ワイナリー内のカフェからブドウ畑を眺めながら味わうと、ワインはこれほど素朴な味がしたかと再発見した。ココファーム・ワイナリー(電話0284・42・1194)。

毎日新聞 2011年8月22日 地方版


ろうそくともし 節電呼びかける 国分寺

2011年08月23日 00時59分41秒 | 障害者の自立
 国分寺市のJR国分寺駅周辺の飲食店が22~24日、店内の電気を消してろうそくで照らす「国分寺キャンドルナイト」を初めて開催する。お客さんに節電を呼びかけるとともに、障害のある人たちが作ったろうそくを使うことで地元の福祉施設を応援する。


 キャンドルナイトには居酒屋、ビアガーデンなど9店が参加、午後6時から午前0時までろうそくのみで店内を照らす。約700本のろうそくは、同市と中野区の障害者福祉施設に通う人たちが、結婚式場で使われたものを再利用して製作した。


 企画したのは飲食店を営む重藤大介さんら若手経営者3人。東京電力福島第一原発の事故による電力不足を受けて、「自分たちにできることは何か」と思い立った。期間中に各店で出す料理にも、障害のある人たちが作業に参加する市内の農園の野菜を使う。


 重藤さんは「お客さんたちがエコや節電に興味を持つきっかけになってほしい」と話す。


 問い合わせは「うさぎ亭」(042・323・2940)、「猿酔家」(042・324・2555)、「魚しげ」(042・324・8199)へ

朝日新聞

誰でも乗れるヨット体験

2011年08月23日 00時57分36秒 | 障害者の自立
 「老若男女を問わず、ハンディキャップがあろうとなかろうと、すべての人が楽しめる」が売りのヨット「アクセスディンギー」を使った体験会「B&Gアクセスディンギーフェスタin江の島」が9月17、18の両日、藤沢市の江の島ヨットハーバーで開かれる。


 通常のヨットは風をはらんで傾いた際、転覆しないように上体を船外に出してバランスを取る必要がある。だが、アクセスディンギーは船の下につける板(センターボード)が35キロ前後と、通常の約5倍の重さがあって安定性が高い。傾きが小さく、船上での体重移動が困難な障害者や高齢者、子どもでも楽々と操縦できる。


 指導者と2人で前を向いた状態で横に並んで座る。シートはハンモックのようになっており、長い時間座っても疲れが少なく、障害者や子どもの参加も多い。


 参加料は大人千円、中学生以下と障害者・付き添い者は500円。募集は各日50人で先着順。申し込みはB&G財団海洋クラブ課(eメール club@bgf.or.jpか、FAX03・5521・6745)。問い合わせも同課(03・5521・6744)へ。


障害者でも楽しめるアクセスディンギー=藤沢市の江の島ヨットハーバー

朝日新聞

仮想現実探索記-『都条例ぷんすか』でネットを風靡したはるかぜちゃんの『五百体不満足』発言が話題に-

2011年08月23日 00時51分18秒 | 障害者の自立
Twitter上では日本語ハッシュタグが大いに流行っている。ハッシュタグとは、これを使用してTwitter上でツイートすれば、そのタグをつけているツイートを一覧することが出来る機能である。今までは英字ハッシュタグしかなく、盛り上がりに欠けていた。だが、日本語でハッシュタグを作成することが出来るようになったことで、質問の題材や大喜利の題目などに利用されている。そんな日本語ハッシュタグのひとつである”#タイトルを100倍にすると盛り上がる”との大喜利ハッシュタグに対して、はるかぜちゃんは『五百体不満足』とツイートした。

あるツイッターユーザーが「子どもの冗談として許されるものではない。謝罪すべき」と反応。はるかぜちゃんは、この反応に対して「謝る必要は無い」とした上で、「乙武先生の本のタイトルの意味を知らないのでは」と指摘。「乙武先生が不自由なのは四肢で4つ、5つの部分が不満足だという意味では無い。”五体満足”ではないとの意味」と主張した。

はるかぜちゃんとは、平成13年生まれ、現在、10歳の子役だ。ドラマではフジテレビの『CONTROL~犯罪心理捜査~』にて片桐怜奈役を演じ、バラエティではテレビ東京の『ピラメキーノ』にて活躍している。3歳でブログをはじめ、9歳でTwitterをはじめた少女でもある。本業である子役に関してもブログでの本音暴露がきっかけで前の事務所を辞めた。今の事務所ではその個性を認められる。その分、仕事を見つけるのは難しいがやりがいを感じているとのことだ。そうした仕事に関するツイートは「ぼくは子役の落ちこぼれ」にて、まとめられている。都条例に関して言及した「都条例ぷんすか」では、臭い物には蓋をする都条例の”悪いものは全部禁止”方式の問題点を指摘していた。文体は年相応の子どもらしさが感じられるが、その考え方は大人顔負けであり、また意見がブレない芯の強さが話題になっている。今回の『五百体不満足』発言に関する主張も筋が通っているように見受けられた。その一連のツイートに対して、乙武氏自身も発言しているのが面白い。

乙武氏は7つのツイートに分けて、意見を表明した。要約すると、「はるかぜちゃんの五百体不満足に対して不謹慎との反応が多く寄せられた。しかし、どこか不謹慎なのかというのが率直な感想。それどころか笑った。そもそも”障害者を家族に持つ人に対して失礼だ”との意見があったが、実際にこの意見をした人物が障害者を家族に持っているとは思えない。また、今回の発言によって傷つけられたように思えない。当事者ではないのではないか。被災者にも同じ感覚があったように思う。確証の無い正義をまとって他者を糾弾しているに過ぎない。今回の彼女の発言にて傷ついた人が居れば、その人は彼女に対して苦情を述べればいい。関係の無い周囲が謝罪を要求するのはお門違いだ。はるかぜちゃんがこのような反響を予測していたかはわからないが、彼女はそれを予測していたとしても、今回の発言をしていたように思う。彼女は障害に対して、まっすぐに飛び込む人物だからだ。ちなみに、「障害をネタにする」のは僕は主張している。しかし正解だとは思っていない.あくまで一つの意見として参考にしていただけたら幸いだ。」とのことである。乙武氏の主張を見れば、はるかぜちゃんに対する乙武氏を代弁していたネットの人々の反応が如何に見当違いであったのかは一目瞭然だ。

今回の一連は乙武氏の手によって『『五百体不満足』は不謹慎?』というTogetterにまとめられている。このまとめの反応に「障碍があることを”可愛そうである、不幸である”と決めつけている人が多い。個人で思う分には勝手だが、他人に押しつけてよいものではない」「不謹慎の免罪符を御旗に相手を非難しようとする人が増えているように感じる」「正義の名の下に炎上の口火を切ろうとする人はいつも関係の無い人」との乙武氏やはるかぜちゃん側に対して肯定的な意見が多かった。

しかし、反応の中には「この件で勘違いして欲しくないのは、乙武さんが払拭したいのは”障碍者をネタにしている”を理由に”不謹慎である”とする空気が作られることだ。全ての障碍者をネタにしてもいい、馬鹿にしてもいいって空気を作ることではない。嫌がる人には言わない、健常者同士でも当然のこと。」との意見があった。これは乙武氏自身も何度となく語っていることであり、ここは決して勘違いしてはいけない部分だと筆者も言いたい。

なお、筆者が【しょうがいしゃ】を基本的に【障碍者】と表記しているのは、それが伝統的表記だからである。筆者は伝統を重んじる立場にありたいと考えている為に、【障碍者】を採用している。このように、きちんとした理由付けを自分なりに持った上での言葉であれば、それは基本的に差別なりえないはずなのだ。安易な言葉狩りは【障害】は差別とされるので【障がい】や【障碍】としちゃいましょう、といった本質的差別の解決にはなんら結びつかない結果を生む危険性を秘めている。そのことをきちんと理解する必要があるだろう。

震災をきっかけに生まれた不謹慎ブームは、ようやく収束を迎えつつある。そんな時期だからこそ、何故、安易に不謹慎を叫ぶことが問題視されているのかを見つめ直す必要があるのでは無いだろうか。

日刊テラフォー

盛岡でスポーツ支援イベント 有森裕子さんら指導

2011年08月23日 00時49分06秒 | 障害者の自立
 スポーツで生きる力を―。被災地の知的発達障害者をスポーツで支援する「がんばれSO!スポーツキャラバンin岩手」(NPO法人スペシャルオリンピックス日本主催)は21日、盛岡市みたけ3丁目の県営武道館で開かれた。沿岸地区の知的発達障害があるスポーツ活動参加者「アスリート」が陸上競技を通じ、家族や内陸の仲間との触れ合いを楽しんだ。

 アスリートやその家族ら約200人に加え、同法人の理事長でバルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さんが参加。アスリートたちと一緒に汗を流した。

 参加者は、体操やミニゲームでウオーミングアップをした後、スタート練習や4チームに分かれてのリレーを実施。大人数で行う久しぶりの運動を満喫した。


【写真=参加者と一緒にリレーで汗を流す有森裕子さん(左)】

岩手日報