足利市田島町の山あいに広がるブドウ畑。半世紀以上前、特別支援学級に通う障害のある子供たちと教師らが険しい斜面を開拓し、ブドウの苗木を植えた。その後、障害者支援施設「こころみ学園」とワイン醸造場「ココファーム・ワイナリー」が誕生し、現在では年間15万本のワインを醸造、県外からも多くの観光客が訪れるようになった。
「子供たちの丁寧な作業がおいしいワインのもとなんです」。こころみ学園の牛窪利恵子・理事会事務局長が言う。今年も太陽の光をたっぷり浴びたブドウの実が収穫にむけ順調に熟している。ワイナリー内のカフェからブドウ畑を眺めながら味わうと、ワインはこれほど素朴な味がしたかと再発見した。ココファーム・ワイナリー(電話0284・42・1194)。
毎日新聞 2011年8月22日 地方版
「子供たちの丁寧な作業がおいしいワインのもとなんです」。こころみ学園の牛窪利恵子・理事会事務局長が言う。今年も太陽の光をたっぷり浴びたブドウの実が収穫にむけ順調に熟している。ワイナリー内のカフェからブドウ畑を眺めながら味わうと、ワインはこれほど素朴な味がしたかと再発見した。ココファーム・ワイナリー(電話0284・42・1194)。
毎日新聞 2011年8月22日 地方版