ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

脳性まひ障害の3人、福祉学ぶ学生と交流

2010年07月15日 01時07分11秒 | 障害者の自立
 在宅の身体障害者への理解を深めてもらおうと、介護福祉専攻の学生30人を対象にした講演会が14日、佐賀市の佐賀女子短期大学で開かれた。先天性脳性まひの障害がある同市の北古賀雄三さん(26)、平林達巳さん(45)、池田元気さん(21)が「障害者と接し、それぞれの生き方を知って」と呼び掛けた。

 池田さんは電動車いすのバッテリーが切れた時のことをユーモアたっぷりに話し、会場を沸かせた。電動車いすサッカーチームのキャプテンを務める平林さんは通常の1・5倍の大きさがあるボールを示しながら、競技の魅力を紹介。北古賀さんはバス旅行の際、周りの人の協力で行動範囲が広がったことに触れ、「とりあえず声を掛けて」と笑顔で語った。


 介護福祉士を目指している古川知江美さん(19)=神埼市=は「障害があっても、わたしたちと何も変わらない」と感想。学生たちは手作りの写真立てを3人に贈り、学食で一緒に昼食を取って交流を深めた。


佐賀新聞 ひびのニュース

駐車禁止除外標章を悪用

2010年07月15日 01時04分18秒 | 障害者の自立
違反100回以上、男摘発   
 歩行障害のある家族が申請した身体障害者の駐車禁止除外指定車標章を不正に使用し、駐車違反を繰り返したとして、大津署と県警交通指導課が、大津市の60歳代男性を道交法違反(駐車禁止)で摘発していたことがわかった。男性は昨年7月から100回以上の違反を繰り返していたとみられる。同標章にかかわる駐車違反の摘発は県内初。

 捜査関係者によると、男性は今年6~7月の3回、大津市坂本のJR比叡山坂本駅前ロータリーの市道に設置された時間制限駐車区間で、申請目的外で標章を利用し、料金を払わずに駐車した疑い。県警は男性に反則切符を交付した。

 駅利用者から「標章を掲げた車が長時間駐車している」と県警に通報があり、捜査員が調べていた。

 標章は、障害を持つ男性の家族の「通院」を目的に、車を家族の軽乗用車に、運転手を男性に限定したうえで、2年前に申請。男性は標章を車内に掲げて同区間などに駐車し、電車で職場に通勤していた。週2~3回、1日に10時間近く駐車していたという。

 調べに対し、男性は「駐車料金がもったいなかった。標章を使えば駐車違反はとられないと思った」などと話しているという。県警は男性に標章を返納させる方針。

(2010年7月14日 読売新聞)

“九州初の介助犬”目指した「ノーブル」、病死までの3年間を1冊に /福岡

2010年07月15日 01時01分52秒 | 障害者の自立
 ◇「介助犬を知ってほしい」--糸島市の訓練士・桜井さん
 糸島市志摩井田原のNPO法人「九州補助犬協会」副理事長で、介助犬訓練士の桜井昭生さん(54)が、“九州初の介助犬”を目前にして死んだ「ノーブル」との3年間を記録した「ノーブルとの約束」(主婦と生活社刊、1300円)を出版した。

 介助犬は身体障害者の手足となり生活をサポートする。盲導犬訓練士だった桜井さんは「質のいい介助犬を育てたい」と06年8月、妻の恭子さん(47)を理事長とし、現在の協会を設立した。

 初めて訓練したのが当時1歳のラブラドルレトリバーの雄、ノーブル。桜井さんは「陽気で、訓練が大好き。粘り強くあきらめない犬。介助犬に適していた」と振り返るが「初めて電車に乗せた時、震えてしまい、無理かなと思った」という。

 それでも電車にも慣れ、生前、2人の障害者との合同訓練に臨んだが、認定機関の基準に合致しなかったり、健康上の理由で辞退されたりしたため、断念した。更に訓練を再開した09年2月、リンパ腫を発症。手術のかいなく2カ月後に息を引き取った。

 桜井さんは「九州初の介助犬を目指した犬、ノーブルが精一杯生きた証を残す(中略)約束するよ。いつか、街の自然な風景として介助犬を見かけるような、世の中にしてみせる」と書いている。

 現実に「九州初の介助犬」が誕生したのは、その年の12月。レイク(3歳、雌)が宮崎県の男性に貸与され、今年5月にはロータス(4歳、雄)が福岡県初の介助犬になった。

 協会は現在、桜井さんら5人のスタッフで、10匹の訓練犬を育成中。3匹は障害者との合同訓練の準備ができているが、介助犬の認知度が低いため、パートナーが現れるのを待っている。

 桜井さんは「介助犬が無償で貸与されることなど、十分に知られていない。本を通して多くの人に介助犬を知ってもらい、パートナーに手を挙げてほしい」と話している。九州補助犬協会(092・327・0364)。

毎日新聞 2010年7月14日 地方版

大石順教尼:一生つづる 映像演出家・小幡さん、DVDを制作中 /和歌山

2010年07月15日 00時59分19秒 | 障害者の自立
 ◇完成は今月末ごろ
 障害者の心の母と慕われる大石順教尼(1888~1968)の一生を美しい映像でつづる「映像詩 大石順教尼」の制作が進んでいる。順教尼は高野町高野山で得度し、九度山町の「萱野家」で書画の制作をするなど縁が深く、大石順教尼記念館もある。制作に当たるフリーの映像演出家、小幡正悳(まさちか)さん(69)=千葉市在住=が、大石順教尼かなりや会顧問の萱野正巳館長(74)=同町九度山=を訪れて打ち合わせ、ゆかりの地の取材もした。

 テーマは「障害者は自立せよ」。順教尼は、亡くなる寸前まで障害者のことを気に掛け、映像の中で「心にささりますのは、これから増えこそすれ、決して少なくならない体の障害の人たちのことでございます…どうぞ、明るく、楽しく、清く、そして自分に与えられた職業だけを全うしていただきたい」と肉声で語りかける。

 小幡さんの妻典子さん(62)は順教尼の孫。33回忌記念として99年に作った「無手の法悦-大石順教尼の一生」(27分)は、順教尼のエピソードが中心。今回は離婚後の生き様など順教尼があまり話さなかったことも含め年譜に忠実に描くという。約15分のDVDで、日本語版と英語版を作る。今月末ごろ完成予定。同館でも来館者に紹介する。小幡さんは「障害がなくても自立できていない人も多い。今なぜ順教尼なのか。何を問いかけているのかを知ってほしい」と話した。

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 ◇大石順教尼
 大阪・道頓堀の出身。舞妓(まいこ)をしていた17歳の時、養父である料亭の主人による一家6人殺傷事件で両腕を失ったが、カナリアがくちばしでヒナを育てている姿に一念発起。口筆による書画を学び、芸術活動とともに身体障害者の社会復帰に献身的に尽くした。

毎日新聞 2010年7月14日 地方版

ファミリーマート/視覚障害者や高齢者の道案内を支援

2010年07月15日 00時57分36秒 | 障害者の自立
ファミリーマートは、視覚障害者などの道案内情報活動を支援している。

視覚障がい者や視力の低下した高齢者の自立支援のためNPO法人ことばの道案内(通称:ことナビ)が実施する「ことばの道案内」の作成に協力する。

ことばの道案内協力店舗は、東京の4店舗で、江東橋三丁目店やサンシャイン南店など。

同社は、ことし3月から、NPO法人ことばの道案内(通称:ことナビ)と、社員によるボランティア活動により、ファミリーマート店舗の道案内の作成に協力してきた。今後も順次協力店舗を広げる考えだ。

ことばの道案内は、おもに視覚障がい者や視力の衰えた高齢者のために、地図などの画像でなくことばによって、目的の施設まで案内する道案内情報の提供する活動。

ことばの道案内利用者は、音声ガイダンス付きのパソコンや、携帯電話等を使って、ことばの道案内のサイトからアクセスすることによって、最寄りの駅やバス停などからファミリーマート店舗までの道筋を理解することができる。

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