馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

初難産2023は尾位

2023-01-23 | 繁殖学・産科学

朝、4時半、あと30分ほどで難産が来ます。

肢が来てるけど、頭が触れない、ということなんで・・・との電話。

エネルギーチャージして、準備体操してから出かける。

          -

枠場に入れて、腕を入れたら「後肢ですね」とのこと。

牧場では飛節までは触れなかったらしい。

産科チェーンをかけて、尾位のままひっぱりだす。

破水から3時間経っていたが、子馬は生きていた。

結果的には牧場で引っ張らなかったのがLuckyだった。

本当は、尾位ならそのまま後肢から引っ張り出した方が好い。

尾位で産道に入ると早くに臍帯が切れるので急ぐのだ。

急がない難産ってあまりないけど。

というわけで、この繁殖シーズン最初の難産は子馬が生きて出てきた。

さいさき好いぞ、と思うことにしよう;笑

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今シーズン5日目のスノボ滑走。

朝はマイナス12℃で、寒いし手足の指が凍えた。

平日はあいかわらずガラガラ。

怪我や故障しないように頑張る;笑

 

 



2 コメント

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Unknown (はとぽっけ)
2023-01-23 06:52:02
 鏡餅より蹄餅で年明けっぽさを感じるのでは?おめでとうございます。
 牧場の方も先生方も自身の体調管理もぬかりなくがんばってくださいますよう。

 お天気いいと硬そうですがここを何本くらい滑るのですか?
 平日のお休みのいいところですね。
>はとぽっけさん (hig)
2023-01-24 05:11:46
まだ生まれるな、まだ生むな、まだ生ますな、の気持ちの方が強いです;笑
あまりに寒いので、乾くまで入院厩舎に滞在してから帰っていきました。

下から3本目のリフトまで動いていて、これは一番上です。でもこの上級者コースはガリガリで私には手強く、1回滑っただけでした。

平日休みの仕事もいい点があります。世の人のかなりがそうだと思うのですが、土日祝日ばかりにぎわうのは・・・学校がある子どものため?

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