馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

ここ数日

2006-04-11 | 日常

 朝食をとっていたら開腹手術が必要な疝痛だと言われ、トーストを牛乳で流し込んで手術に行く。小腸捻転だったが、幸いなことに腸管は壊死しておらず、切り始めてから縫い終わるまで37分で終わった。

「手術はレースではない。絶対に時間を競うようなことはしてはいけない。」

しかし、急がず、結果として早いのは良いじゃないか。

その後、外傷縫合。

その後、致命的骨折のx線撮影。

その後、予定していた腰痿のx線撮影。

午後も、外傷の馬が来たが、ま、平和な日曜日だった。

 今日は午前中、子馬の肢軸異常の手術、もちろんシングルスクリュー法。

午後、来客の後、競走馬の関節鏡手術。

その後、喉嚢炎馬の内頚動脈結紮とプラチナコイル栓塞術。

 最近、閑だ。

 と思ってる私はどうかしているだろうか?