アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

婚活進学をするにしても…

2016年11月23日 | 大学生活
とても顔出しで語れないようなディープな本音を、ブタの人形になってもらって語らせるという、「ねほりんぱほりん」という番組があって(なんとNHK)、

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「ハイスペ婚の女」というテーマが…

これのメインで登場する方は、
「東大以外は人間じゃない」と思い込み(注: 現在はそんなことないってわかったそうです)
「東大卒男性と結婚するにはどうしたらいいか」を高校生時点から真剣に考え、
合コンとかで東大卒男性から好かれる大学はということを高校の進路相談で尋ね
先生は応援してくれて(!)「3S1Fがいい」とアドバイス。

ちなみに、「3S1F」とは、「聖心、白百合、清泉、フェリス」だそうです。そうなの?

で、そのどれだか知らないけれどどれかに入って、大学一年から合コンしまくった。

大学一年のときから東大卒、会計士年収1500万の方をつかまえ…それキープで…
ほかの人もいろいろ見た上で(o_o) 結局その会計士さんと結婚。現在、結婚後七年経ったとこ(子どもはナシ)

んで、合コンに行くのはいいけれど、どうやって自分に男性を引き付けるのかということについては、
「マナーの本を読みまくって勉強」

ハンカチ三枚(おほほ用、(なんかこぼれたとき)貸す用、ひざにかける用)
懐紙(機会があればさりげなく使ってお嬢様度up)
けなし言葉の言い換え(「のろま」→「おっとりとした方ですね」)

「バイオリン」ってのもあったんだけど…
バイオリンは下手なの。
でも彼氏に聞きに来てもらうときはオケのコンサートで自分の音はわからないから安全(笑)

えっとまぁ、早期から目標を定め、それに向かってコツコツと努力をする態度は、目標はともかく決して悪いもんじゃないとは思うのですが…

現在、「愛がなくお金だけ」の結婚。目標を見失ってさまよう状況。

人生の頂点は、結婚式のときに、新郎の紹介で「東大卒」ってのが出てきたとき(!)。そこから下り坂。

人生、何に価値をおくかは人それぞれなので、それが正しいとか間違ってるとか他人がいっても詮無いことなんですが、結果(しかもそれがうまくいったのに)不幸になるなんてのはやっぱ間違ってるとしかいいようがありません。

私は、この人とたいへんよく似た部分があるので、他人ごととは思えない面もあるのですが…
つまり、私も高校生のころから、婚活進学を組み立てていたわけですね。
「3S1F」でなくてストレートに内部からいったところが戦略の違いというかそれはまぁおいとくとして

自分が専業主婦になるために相手の安定した収入を求めているのは同じで、
ただまぁ私の場合はセレブな生活とかブランド品とか海外旅行とか興味ないんで
特に高収入を狙ってなかったですけど(ふつうの生活ができればいい。そして子供はひとりの予定)

いちばん違うところはね…

この人、だんなさんと接点というものがないんですって。共通の話題とかなんにも。なんだそりゃ

結婚式でダンナの大学名を読み上げてもらう「点」を目指してたわけね。そりゃダメでしょ
結婚後には長い長い生活が続くわけで、そこでどう過ごすかという「線」を目指すべき。

私は婚活のために大学に行ったけれど、一番、力を入れたポイントは
「(サシで)いくらしゃべっていても飽きない」
ということ。この線は譲れない。

そういう選び方をしたいのだから、合コンというシチュエーションは適さない。サークルなり授業なりいっしょに長い時間過ごすほうがいいわけ。別に「東大じゃなきゃ」(あるいは「東大のほうがいい」)と思ってたわけじゃないので、自分が進学するのが早稲田なら早稲田、慶應なら慶應、同じ大学の人と結婚してたと思う。

この人も、「3S1F」まではまだいいとして、インカレとかで趣味の合う彼を見つけたらずっとよかったのにね

…あ、けどこの人は、即結婚できる相手を探していたため、現役学生は相手にせず、東大卒の社会人とばっかり合コンしてたのよね。そりゃはじめっから話が難しいわ。それに、東大卒を捕まえるための方策(ハンカチ三枚作戦とか)が、自分好みの人をつかまえる戦略になってないところがイタイ。そんな「えせ」お嬢様風にひっかかる東大卒ってかなりつまんないヤツのにおいぷんぷんしない??

一般的に、すごい努力家で目標達成もできてるのに幸せになれてない人ってのは、
「点」を目指してることが多くないですか?

たとえば、「大学合格」とかそういうの。合格できたら終わっちゃう。
あるいは、結婚できたら終わっちゃう。

ピアニストだって、コンクールで優勝目指したりするのは、そこから続く長い演奏家生活が送れるようにするためで、別に優勝の瞬間の気持ちよさを求めてるわけじゃないでしょ。優勝で終わっちゃうんじゃ困るよね。

と、まぁもっともなことを言ってみましたが…その実、私が専業主婦になっていないことをなんとしよう…
(専業主婦、子ども一人 → 共働き、子ども三人)
人生なかなか予定どおりにはいきません(^^;; ただ、柔軟に目標変更ができるのも、「線」で考えていたからこそ、というか。ま、そういうことにしておこう。

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コメント (3)
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