アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(32)

2013年08月06日 | 小学生活
ポイントをしぼって、極力具体的に「お約束」すれば効くこともある。たいてい一時力(いっときぢから)だけどね。

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* * *

2000年5月22日(月):お支度がんばる?

またろうにいいたいことは「人の話を聞け―(-_-#)」ということではあるが、それをいっても突然聞けるようにはならないので、パパがまたろうとしたお約束は「帰りのしたくをがんばって、クラスで一番か二番か三番か四番か五番で終わるようにする」としました。

で、小学校の連絡帳にもその「お約束」のことを書き、あと、6月後半に予定されている個人面談を可能なら早めに行ってほしいことを依頼。

すると、担任のT先生から早速電話があり、「私の方でもなるべく早くお話ししたいと思っていましたので」。あぁ、やっぱし。。今週の木曜日に面談を設定してもらいました。また、「お約束」のことにふれて「今日はまたろうくん本当にがんばっていたんですよ。やはりお父様お母様にお話ししていただくと違いますねー。国語のプリントが、クラスで3番目くらいに終わって、ほめてあげたらまたろうくんもうれしそうでした」

おや?がんばれっていったのはプリントじゃなくてお支度なんだけどなー。ま、いいか。

と、思ったらよかないのだった。学童の連絡帳によれば「今日学童に来たらランドセルがからっぽだったので、いっしょに取りに行きました」(-_-##


2000年5月23日(火):学童でもやっぱり&こじろう家出?

学童から帰ってきたまたろう、「きょうはかざっちも5時がえりだったから遊びに行ってもいい?」と、おやつもそこそこに飛び出していった。

昨日、小学校のT先生と電話でお話ししたばっかりなのだが、今日は学童のK先生から電話。

「今日帰るときに、いつもの道の保育園側の門の方へいかないで、逆の校庭の方へいくんですよ。それで呼びとめたら、『みんながまたろうのこと悪くいうから』っていうんですね」おぉっ??

「悪くいう」の内容ですが、要するにみんなで集まったりなにかするときにまたろうがいっつもはみ出して勝手なことして遊んでいるという関係で、注意をされる(クラスメイトだけではなく、上級生含む)ということのようです。

「またろうくんが気にしかけているんだったらチャンスなのかなと思って、みんなといっしょに遊んだら楽しかったとかそういう体験を積み重ねていけたらと考えています」。うーん、それねぇ、、もう保育園でも繰り返しいわれてたんだよな。実際、またろうはみんなといっしょに遊んだり、がんばったりして楽しかったという体験はほんとにてんこもりにしてきたんだけど、、それでもって、日常、周囲に合わせててきぱき動くという方面にはまったく結びついてこないのだ。

いちおう、K先生には、2歳児クラス以来「集団についていけない」ことを言われつづけていること、親や先生方が取ってきた工夫の数々や、土曜日の参観の様子まで含めてざっとお話ししました。また、学校の個人面談を早めてもらったのでその内容をK先生にもお知らせすることをいうと「なにかよい知恵があったらぜひお知らせ下さいねー」。あたしも知りたいよ。とほほ。

電話している最中に、こじろうが消防自動車(乗用玩具)に乗って脱走してしまった。外に出ていつも遊びに行く団地内のぐるぐる公園あたりを見に行ったがみつからない。まだ外も明るいので別にそう心配ということもないけど、5時すぎて3歳児がひとりでうろついていると、見かけた大人が心配するので(つまり迷惑)ちょっとまずい。

遊んでいるしおちゃんとけいぼうに尋ねてみると「さっきまでそこのスロープで遊んでたよ。いなくなっちゃった」とのこと。

あきらめていったん家に戻ってしばらくすると、がらごろがらごろと消防自動車の音、、外をみると、しおちゃんがこじろうを発見して自動車ごとエレベーターへ誘導してくれているところ。やれ、ありがたや。

しおちゃんにお礼をいってこじろうを引き取ったが、こじろうは「ままといっしょにおうちかえらないの」「こじろうひとりであそびにいくの」と抵抗して家に入ろうとしない。

「こじろう今ひとりで遊んできたじゃない。ぐるっと」というと、「あそびにいってない(涙)」つまり、お兄ちゃんを追ってかざっちくんちに行きたいのに到達できなかったということをいいたいらしい。「こじろうがひとりで遊べるのは団地の中だけだよ。かざっちくんちはいけないよ」というと、への字口。

「お兄ちゃんだって、三歳児クラスのときはひとりでお外いっちゃいけなかったんだよ。くやしい?」ときくとへの字口のままうなずく。「今度、かざっちのうちに前もって遊びにいっていいか聞いておいて、ママといっしょにいこうか。いきたい?」ときくとうなずくが、やっぱり「かえらない」とテコでも動かない。

ビデオで誘ってもダメ。これは重症だ。しかたなく、「パパに電話して、くやしかったよ、悲しかったよ、っていおうか」。といってみた。これでうなずいて家に入ることに成功。パパに電話がつながって「こじろうはね、またろうがね、、」とだけいいかけたらわーっと涙がぽろぽろ出てきてしまい、あとは言葉にならなかったこじろうでした。

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コメント (4)
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