アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの個別塾、とりあえず始動

2010年07月25日 | 高専生活
またろうの個別塾は、説得までがえらい大変だったけれども、試しに行ってみたらばわりと馴染みやすかったようだ。

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どんな先生がいいかという話のとき、英語を教えるんだから文系?? となりかけたが、よく考えてみれば、別に文学的な英文をモノにしたいってことじゃなし(^^;; 女性よりは男性、文系よりは理系の人のほうが相性がいいかも、と思い直した。英語は「ふつう」にできる人ならそれでよろしい。

のちのち数学や物理で聞きたいことがあったらそのまま聞けるしね。私がそういうと、国立大理系の学生さんを割り振ってくれた。

個別塾に期待するものは、ただ塾にいる間の英語の説明がうまいとかいうことではない。またろうが、母の手から離れ、自分で勉強を組み立てられるようにすること、実施できるようにすることが目標である(←大きく出たな)。勉強全体、中身より勉強の仕方が相談できるほうがいいと思う。

塾の室長先生には
「もちろん、英語は問題ではあるのですが、急いで仕上げなきゃいけないということではないんです。それより、母主導でない勉強のリズムの確立のほうが大きく見れば重要です。塾にいる時間のうち、かなりの部分を割いてもかまいませんから、塾に来ない日にどう勉強するのかを話し合って詰めておくことと、それが実施されたかどうかを次回に確認するというサイクルを作ってください。勉強の中身について進みが遅いということでは私から文句をいうことは一切ありません
とリクエストした。

リクエストの趣旨は、少なくとも室長先生にはしっかり伝わったと思う。またろうは、「これ(個別塾の)宿題なんだ」といってファインマン本の続きの訳文を作ったりしていたし…ただ、どうも週のうち一日しかやっていなかったように見えるが(^^;;

まぁ徐々に、塾へ行ってない日に「母から声をかけられなくても」勉強することが増えてくれれば当面はそれでよい。中身もぶっちゃけなんでもよかろう。

またろうは、個別塾のお兄さん先生がわりと気に入ったようである。体験を含めて昨日が三回目だったが、「あっ(宿題があんまりやってなくて)やべぇ」といいつつ、嫌がらずにでかけていく。

塾の申し込みは、「夏期講習」という位置づけでとりあえず「五回分」だけである。通常、その五回分を連日やったりするのが夏期講習としてのパターンらしいのだが、前述のような趣旨があるため、週一回でまったりと進めてもらうことにした。特に問題(先生の都合とか)がなければ、秋になってもそのペース(週ひとコマ80分)で続きそうだ。

室長先生はなかなかの聞き上手で、またろうの持っているスペシャルニーズについてもよく理解してくれた様子である。私が、音読をさせようとすると極端に流れが悪いことなどについて説明したら、「今うかがった話からすると、基本的な文法事項を理解していないことや、ボキャブラリー不足よりも、視覚情報の処理になにか引っ掛かりがあるかもしれませんね」。えっ、それはまさに私が言いたかったことで、そりゃー長年苦労して間近で見てきたからそう思うんだけど、今日初めて会った先生にずばっといきなりそうは言いにくいじゃないですか。そちらか言ってくださって助かります。

「それだったら…」と先生は席を立ち、「こんなのもありますよ」と「速読」のパンフレットを持ってきてくれた。パソコン上でゲームをするような進め方で速読の練習をしていくシステムで、時間を区切って読ませ、その内容をクイズ形式で聞くようなものやら、目の動かし方を訓練するようなものやら出で来るらしい。メインは日本語なんだけど、少し進むと英語を読む練習も出来るとのこと。

またろうが持つ「何らかのひっかかり」にこのシステムが聞くかどうかはまったくわからない。視覚情報処理にひっかかりがあるということでいうとうちにはもう一人、こじろうがいるが、またろうとこじろうでも、ひっかかりのメカニズムはまったく違っていそうな感じだしね。でも、試してみるのも悪くないか??

またろうは、速読の体験もしてみてなかなか気に入ったようなので、週にもう一日を速読の日として、それは30分くらいで終わるので、あとは一時間くらい、そのときの学校の宿題などの自習をしてから帰らせるように頼んでみた。

こんな感じで結局、週に二回は個別塾に行ってそこで勉強するリズムを作れそうだ。そこをとっかかりに勉強の自立・自律を進めていけたら…。

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コメント (6)
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