アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンレッスン(23): 行きはよいよい帰りは怖い音階練習

2010年04月10日 | バイオリン
先週ざくっとしてしまった指先ですが…

だいたいよくなったので、ほんの小さな絆創膏で割れ目だけ塞いでレッスンへ。

というわけで、今回はちゃんと音階からやりました。この、ハ長調の音階・アルペジオがそりゃもうグダグダで、E線の4の指はふだんシを押さえるところ、えいってその半音先のドまで出張するのがね、微妙に遠いんです。たいていそこまではなんとかなるんですが、そこから戻るときに自分を見失ってわやくちゃになるんですけど。

それでなくても音階は、下がるときに4の指を使うのと、移弦では肘を上げる方向に行かなきゃいけないことから、「行きはよいよい帰りは怖い」になってしまうところ、「出張のド」が挟まるとほんとに、「行きはよいよい、帰りは道がわからない」ということになってしまいます。

初心者のわりに音程をほめられることが多い私ですが、実は絶対音感がないので、いったん変な音を出し始めるとどんどん迷子になっていきます。ピアノでは決して味わえない感触で、とっても不思議なものです。開放弦を弾けばそこで立ち直れるわけですけど、帰りはまた開放弦がないところがね~

それでも、スラーなしならなんとかかんとか…ほんの少しの迷子で留まれるように練習したんですが、スラーありはなんともなりませんでした。でも、先生は何度か修正しつつやり直させたところで、マルくれちゃいましたよ。大胆ですね。ぜんっぜん、弾けてないんですけど。

修正個所は、主に移弦のタイミングです。音階にせよアルペジオにせよ、特に降りるときは早め早めを心がけていないと左手先行になって変な音が出てしまいます。そこの修正はある程度できたけど、音程はなんともかとも。。

イ短調は指のばしがない分、楽というかふつうなんで、こちらはOK(ただしスラーをつけるとやっぱり難あり)。

で、長調短調ともマルをもらったんで、次はヘ長調とニ短調ですよ。もっとも音階・アルペジオの場合、マルもらったからもうやらなくていいって話はないので、先生がマルくれるのは単に、「次のも見てきてね」という意味しかないような(^^;;

まぁいいです。気を取り直してバッハさんのガボットです。前半は、前回に秘策(二弦いっぺんに押さえる)を授けられてクリアしたので自信を持って弾けます。先生も、前半はとても良くなって特に言うことはないとのことで、今回のポイントは後半。ffになるところ。

強くしようと思うとついガジーっと圧力かけて弾いちゃうんだけど、圧力より弓の幅をいっぱい使うイメージでふわーっといったほうが響くとのこと。何度かやってみて感じを掴んだ…ような掴まないような…家で再現できるかな。

それで、教本の本来の位置に戻って(17)、Campagnoliさんの練習曲。この人、どんな人だか知らないけど、ちょうどいじわるする曲書いて「ココ練習してね!!」て感じで、バイオリンをわかってやってるのね…17番の曲は、二弦をいっぺんに押さえる練習です。

2の指はなんとか成功したんだけど、3の指は弦の幅がよけい広くなるのと、まだ痛いところがあるのでどうにもならず。先生がやる形をよく観察だけして、次回にかけることになりました。指を寝かして無理に両方押さえようとするより、こっちの弦を弾くとき、もうひとつの弦を弾くときで指の角度を肘から変えてしっかり押さえられるようにするのかコツだそう。

続く18番は、Campagnoliさんの次の仕掛けは何かしらという感じで弾いていっても、なんの落とし穴もなく終了。先生も「何も事故なく弾けましたね」。私が、「この曲はどこが狙いだったんでしょうか??」と聞くと、先生も「あれ?? 何だったんでしょう??」それで、その前のページの説明を見たところ、どうも「基本的なリズムの練習」らしい。四分音符は十六分音符の4つ分だとかそういうの。いやそれはさすがに問題ないわ。

次の19番は三連符。それと20番、ハイドンのセレナーデが宿題です。


はなひめ昨日の勉強:
計算と一行題 第四回(1)(2)(3)
都道府県名の漢字練習続き、覚えてなかった県から富山・石川・福井。残る県は2つ!!
コメント (4)
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