座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

「おっさん貸します」

2014-01-07 | おしゃべり
「あれやこれや」の続き、順不同! です(笑)。

夕刊の社会面に 「しあわせ小箱」という
小さな囲み記事のコーナーがあります。

12月(16~20日)には
「おっさん貸します」という連載がありました。

「おっさん」は、なんでも、46歳のイケメンだそうです。

                
               職業:ファッションプロデューサー



この人は、
「おっさんレンタル」というホームページを作って、
自分自身を 1時間 1000円で貸し出します。



曰く、

   遊ぶのも良し、話すのも良し、
   パシるのも良し、働かせるも良し、
   ファッション相談するのもよし、
   暇つぶしにいかがですか?

ですって。

注文方法は、HPで ショッピングカートに入れるだけ!(笑)






「おっさんってさ、すぐ説教するし、いやだよね。

 見た目も近寄りがたいし」

という電車内での 女子高生の会話がきっかけだそうです。



調べてみると、

「腹が出ている」

「説教ばかりする」

「最近の若者は、が口癖」

などなど、「おっさん」のイメージは最悪のようでした。



おっさん世代と 積極的にコミュニケーションを図ろうとする若者なんて、
皆無!



「なあ、おっさんが 自分のために働いてくれたら、
 少しは見直してくれるか?」

という思いつきから 「おっさんレンタル」は始まります。







今朝の凍りは 分厚かったです! 






「おっさん」は 真面目に、真正面から 仕事に取り組みます。



最初の依頼人は、「一人で墓に行くのが 心細い」という20代の若者。

ほどよくおせっかいな(笑)おっさんは、
一緒に母親の墓参りに行くという男性に付き添います。



依頼者の女性に代わって なかなか結婚に踏み切らない男性に
「本当に彼女のことが好きなんですか?」
と迫る事もありました。

「大好きです。結婚します。」とその場で結論が出ました。



亡き父と よく出かけたという釣り堀で 
父親の代理として 並んで釣り糸を垂らした事も。

依頼者の男性は 「結婚することになりました」と。

どうしても父親に 結婚の報告をしたかっのだとか。







5日の夕方の風景です。






「おっさんレンタル」の依頼者は、
雑用よりも 相談を持ちかける人の方が多いのだそうです。

「困っている若者の救世主に、おっさんは なってみせる。」と願い、

「ウザイだけが おっさんではない、とわかってもらえる日が来る」
と信じる<おっさん>は、

「依頼者に共通しているのは、
 直接会って 話を聞いてほしいという思いがある事」
と分析しています。

インターネットを通じたコミュニケーションではなく、
人間同士の<生のつながり>を求めている?






寂しいじゃありませんか。

近所に「おっさん」なんか、いくらでもいるのに(苦笑)。

それに、話を聞くくらいなら、
お寺のオバチャンだって、できると思うのよ(笑)。




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